セルフネイルの持ちが段違い!ジェルネイル前の正しい油分除去の方法とやり方 | ネイル女子

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

セルフでジェルネイルやマニキュアを塗る前には「油分除去」という工程がありますが、きちんと行っているでしょうか?
油分除去を行うのと行わないのとでは、ジェルネイルやマニキュアの持ちが全く違ってきます。

今回の記事ではネイル前の油分除去について、正しいやり方や油分除去に使えるアイテムを紹介します。

しっかりと油分除去を行うことでネイルの持ちが良くなるので正しい方法で行いましょう!

セルフネイルの持ちがよくなる!油分除去の必要性

手元を気にする女性の写真

セルフネイルをする上で、油分除去は欠かすことのできない大切な工程のひとつです。<
ジェルネイルやマニキュアを塗る時は、油分除去をきちんと行うことでネイルの持ちが良くなります。
しかし、初心者のセルフネイラーさんや、なんとなくの知識でセルフネイルをしている方は、油分除去の工程を省いてしまうことがあるようです。
ここでは、油分除去の必要性や基礎知識を解説していくので、今後の参考にしてくださいね。

油分除去とは

油分除去とは、自爪の油分を消毒用エタノールや専用の溶剤(プレプライマー)で拭き取ることを言います。
ジェルネイルとマニキュアのいずれの工程でも行います。

油分除去でネイルの持ちがよくなる

なぜネイルの前に油分除去が必要かというと、
油分除去を行うことで自爪とネイルの密着が良くなり、ネイルが長持ちするからです。

逆に、爪に油分が残っている状態だとジェルやマニキュアを弾いてしまい、ネイルの定着が悪くなります。
特に爪先から剥がれやすい時は油分が残ってしまっていることが多いので、しっかり油分を拭き取ることが大切です

油分除去をするタイミング

油分除去をするタイミングは全てのネイルケアが終わったとき!
セルフネイルでもネイルサロンでも油分除去をするのはこのタイミングです。

爪の長さと形を整え、甘皮処理をし、ジェルの場合はサンディングをした後に油分除去を行いましょう。
ベースジェルやベースコートを塗る直前と覚えてもOKです!

油分除去を正しく行う方法

机に置かれたマニキュアとコットンの写真

正しい油分除去のために必要なアイテムとやり方をご紹介します。
代用できるものをご紹介しているので参考にしてくださいね!

油分除去ができるアイテムで爪の油分を拭き取る

油分除去を行う時には、必ずそれに適したアイテムを使用することが大切です。
セルフネイルの油分除去でよく使用されるアイテムには、消毒用エタノールやプレプライマーなどがあります。
これらのアイテムが手元にない時は、アセトンやネイルクリーナー、ネイルクレンザーなどを代用することも可能です。
ここからは、油分除去で使用できるアイテムの特徴や使用方法などを解説します。

■消毒用エタノールを使う

消毒用エタノールをカットしたキッチンペーパーなどに染み込ませて爪の表面と爪先をしっかり拭き取ります。これだけですが油分除去をするのとしないのとでは持ちが全然違うのでしっかり行いましょう。

消毒用エタノールの代用としてはネイルクリーナーやネイルクレンザーを使用することができますよ。

■プレプライマーを使う

プレプライマーとは、油分除去専用のネイルアイテムです。
マニキュアのボトルのようになっているのでハケで中の溶剤を爪の表面と爪先にサッと塗りましょう。これだけで油分が除去できますよ。

似たものに「プライマー」というものがありますが、これはアクリルスカルプチュアの際に使用するものなので、マニキュアとジェルネイルのときには使いません。
必ず「プレプライマー」を使用してくださいね。

■アセトンを使う

ジェルネイルやスカルプをオフする時に使うアセトンは、油分除去でも使用することができます。
消毒用エタノール同様、カットしたキッチンペーパーに染み込ませて拭き取るだけでOKです。
アセトンは高い脱脂力があるため、爪の水分・油分が多い人の油分除去を行う時に適しています。

ちなみに、ジェルリムーバーや除光液にもアセトンが含まれていますが、これらは油分除去には適していないので注意しましょう。

ジェルリムーバーや除光液には、爪の乾燥を防ぐために保湿成分が配合されていることが多いので、爪に油分が残ってしまう可能性が高いです。
油分除去を行う時は、あくまでも純アセトン100%のものを使用するようにしてくださいね。

■ハンドソープを使って手を洗う

消毒用エタノールもプレプライマーもない場合の最終手段としてハンドソープでよく手を洗うという方法があります。ハンドソープは保湿成分やオイルが入っていない除菌・消毒のできるものを使ってください!

油分除去をしっかりと行うための手順とやり方

油分除去をしっかりと行うためには、油分除去用のアイテムを使ってなんとなく爪の表面をふき取るだけ…というのはNG!
油分除去は正しい手順でしっかりと行う必要があります。

油分除去の正しいやり方

キッチンペーパーにエタノールやアセトンを含ませたもので、爪の表面を拭き取っていきます。
この際、拭き残しがないようにするために

  1. 爪の表面
  2. 爪の両サイド(キワまでしっかりと)
  3. エッジと爪の裏

この順番を身に着けましょう!
特に爪の先端は取れやすい方が多いので念入りに拭き取って下さいね。

油分除去をした後は、絶対に爪に触れないようにして下さい。
万が一、触ってしまった場合は、もう1度油分除去をやり直しましょう。

油分除去をする時に気をつけること

人差し指でバッテンを作っている写真

油分除去をする時には、いくつかの注意点があります。
正しい方法やアイテムを使って油分除去を行わないと、きちんとした効果を発揮することができません。
ここでは、油分除去をする時に気をつけることについて解説します。

間違ったアイテムの使用を避ける

間違ったアイテムを使用してしまうと、しっかり油分除去ができない可能性があります。
セルフネイラーさんの中には、ウェットティッシュや除光液を使って油分除去を行っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これらのアイテムは油分除去に適していないので、使用を避けたほうが良いでしょう。
以下の項目でその理由を解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

■ウェットティッシュではしっかり除去できない

アルコール配合のウェットティッシュで爪の表面を拭き取るというやり方をするのは、アルコールの濃度が低いため、しっかりと爪の油分を除去できません。

さらにウェットティッシュには、保湿効果の高い成分が含まれているものもあります。
すると爪に油分がついてしまう可能性があるため、油分除去のアイテムとしては向いていません。

■除光液を使うと仕上がりが悪くなるかも

除光液を消毒用エタノールの代わりに使用するのもよくありません。
たしかに除光液にはアセトンという成分が含まれているので油分除去はできるのですが、皮膚を乾燥させないために保湿成分として何らかの油分(オイルなど)が配合されていることが多いです。
油分除去では使用しないようにしましょう。

ネイルの後は必ず保湿する

ネイルの施術が終わったら、必ずネイルオイルやハンドクリームを使用して、指先の保湿をするようにしましょう。
前項でも解説した通り、ネイルの施術を行う時は爪の水分・油分を除去する必要があるので、施術後の爪や甘皮周りは乾燥した状態になっています。
そのため、保湿をしないまま過ごしていると、ささくれ等の原因になるので注意が必要です。
また、施術後の保湿を徹底することでネイルの持ちも良くなるので、ぜひ忘れずに行うようにしてくださいね。

ネイルの持ちを良くするための下準備

手元とエメリーボード、マニキュアの写真

ネイルの持ちを良くするためには、ネイルを塗る前に爪の下準備をして、しっかりと油分除去を行うことが大切です。
ここではジェルネイルやマニキュアの持ちを良くするための下準備のやり方についてご紹介していきます。

ジェルネイルの持ちは約3週間、マニキュアなら約1週間程度です。
セルフジェルネイルは最初のうちは2週間の持ちを目指し、しっかりと爪の下準備と油分除去を行いましょう!

用意するもの

  • 消毒用エタノール
  • エメリーボード
  • キューティクルリムーバー
  • メタルプッシャー
  • スポンジバッファー
  • キッチンペーパーまたはワイプ
  • プレプライマー(持っている方)

ネイル前の下準備のやり方

では、ネイルをする前に行う爪の下準備のやり方をお伝えします。

■1.手指消毒する

手には沢山の汚れや細菌がついています。
最初に行う手指消毒は、衛生管理の観点から、また、甘皮処理やサンディングなどを行う際に万が一皮膚を傷付けてしまった時、炎症を起こしてしまうリスクを減らすための大切な工程です。

■2.エメリーボードで爪の長さと形を整える

まずはエメリーボードで自爪の長さと形を整えます。
爪切りを使うとパチンという衝撃が爪にかかり二枚爪の原因になるのでエメリーボードを使うようにしてください。

■3.キューティクルリムーバーを塗布する

爪の生え際にキューティクルリムーバーを塗布します。
キューティクルリムーバーは甘皮を柔らかくする溶剤です。
もしない場合は、お風呂上がりに行うか、指先をぬるま湯に浸けて甘皮をふやかしてください。

■4.メタルプッシャーで甘皮を押し上げる

甘皮をメタルプッシャーで押し上げます。
プッシャーは爪に中央から根元に向かって放射線状に動かしましょう。

ちなみにメタルプッシャーは、綿棒またはオレンジウッドスティックでも代用できます。

■5.スポンジバッファーでサンディングする

ジェルネイルのみの下準備です。マニキュアの場合は飛ばしてください。
180Gのスポンジバッファーを使って爪の表面を軽く削って傷を入れます。
この工程をすることでジェルの密着を高めます。

■6.爪の油分除去をする

最後に爪に付いた削りかすをしっかり払い落としてから、爪の油分除去を行います。
カットしたキッチンペーパーに消毒用エタノールを染み込ませて爪の表面と爪先をよく拭きましょう。
プレプライマーを使用する場合は、ハケで爪先と表面に溶剤を塗ってくださいね。
これで下準備が完了です!ジェルやマニキュアを塗っていきましょう!

油分除去についてよくある質問

Q&Aの写真

ここでは、油分除去についてよくある質問にお答えします。

マニキュアでも油分除去は必要?

マニキュアを塗る時でも、爪の油分除去は必ず行いましょう。
やり方はジェルネイルの油分除去と同じで、プレプライマーや消毒用エタノールを使用して爪の表面を拭き取ればOKです。
爪に水分・油分が残ったままの状態でマニキュアを塗布すると、液体が弾いて色ムラになったり、持ちが悪くなったりする可能性があるので注意してくださいね。

ネイルチップでも油分除去は必要?

ネイルチップを付ける時も、ジェルネイルやマニキュアと同様に油分除去をする必要があります。
爪に水分・油分が残っていると、ネイルチップを付ける時に使用する接着剤の粘着力が弱まり、チップが外れやすくなる可能性が高いです。
1日中ネイルチップが外れないようにするためにも、装着する前は必ず油分や汚れなどを取り除いておきましょう。

セルフネイルで1番おすすめの油分除去剤は何?

油分除去剤として本記事の中で消毒用エタノール、プレプライマー、アセトン、ハンドソープの4種類を紹介しました。
この中で、セルフネイルで1番おすすめの油分除去アイテムは何?と思った方もいるのではないでしょうか。

最もおすすめなのは消毒用エタノールです!
消毒用エタノールは未硬化ジェルの拭き取りや、ジェルブラシを整えることにも使用できるので使い道が豊富です。
また、安価でドラッグストアですぐに買えるという手軽さもあります。

油分除去にはぜひ消毒用エタノールを使用してくださいね!

まとめ

ネイルボトルを3つ両手で掴みこんでいる写真

今回の記事では、ジェルやマニキュアなどを塗布する前に必須の「油分除去」について詳しくお話をしました。

ネイルを美しく仕上げるためには様々な工程が必要で、その全てを欠かすことはできません。
中でも油分除去はプロのネイリストも意識して徹底的に行う、ネイルの持ちに大きく影響する工程のひとつ。忘れずに行うことが大切です!

油分除去を含む下準備をきちんと行い、お気に入りのネイルを長持ちさせてくださいね!

この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター

「セルフネイル」のランキング

一週間で人気のあった記事ランキング

ネイル女子 - Have a nice day tomorrow. [明日をたのしく。]

  • facebook
  • x

公式アカウント