ジェルネイルの施術時間の平均は?ネイルサロン初心者必見 | ネイル女子

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おしゃれだけでなく、身だしなみの一環としても需要が多いジェルネイルですが、ジェルネイルは時間がかかるイメージからネイルサロンデビューに踏み込めずにいる方も多いのではないでしょうか。

初めてのネイルサロン、忙しい大人女子にとっては、どのくらいの施術の時間がかかるのか把握しておきたいですよね。

そこで今回の記事では、ジェルネイルの施術時間の平均について解説していきます!
ネイルサロン初心者は必見ですよ♪

ジェルネイルの施術はどのくらいかかるの?

冒頭でも触れましたが、「ジェルネイル=時間がかかる」というイメージを持っている方も少なくはないでしょう。
事実、ポリッシュよりも必要な工程が多いジェルネイルを仕上げるには、10〜20分では難しいものです。

では、実際にジェルネイルの施術時間はどのくらいかかるのか解説していきます。

ジェルネイルの施術にかかる平均時間

ジェルネイルの施術にかかる平均時間は、
オフ有り:1時間半~2時間
オフ無し:30分~1時間
が一般的で、オフの有無や選択するコース(デザイン)によって異なります。、
予約に合わせて施術をこなしていくサロンワークでは、時間配分の目安が設けられており、その時間内でネイリストは、次の予約までに施術を終わらせます。

では、具体的に工程別の平均施術時間を確認していきましょう。

■カウンセリング|デザイン決め10~15分

カウンセリングとは、

  • 施術前に予約したコースの確認
  • 仕事柄NGなデザインやカラーがあるか
  • 爪の長さはどうしたいか

などお客様の生活スタイル等を伺いながら、要望を確認し、デザインやカラーを提案していく作業のことです。
通常、初来店のご新規様の場合は丁寧に行いますが、2回目以降の来店時は、施術をしながら確認していくこともあります。

このカウンセリングの所要時間は、平均しておおよそ10〜15分程度です。

■ジェルオフ|30~40分

次に既にジェルネイルがついている方は、ジェルを落とす工程が必要です。
ジェルオフにかかる時間は、30〜40分が平均でしょう。

ジェルの場合、ネイルオフはリムーバーで拭き取るだけのポリッシュとは異なり、多少時間を要しますが、どのような方法をとるかによっても所要時間は変わっていきます。
ジェルネイルのオフのやり方を2点お伝えしていきます。

【アセトンを使ったオフの場合】

一般的なアセトンというジェルリムーバーを使ったオフの場合、上記で解説した通り、30〜40分ほどの時間が必要です。
アセトンを使ったジェルオフの工程は、

  1. ジェル表面をファイルやネイルマシンで削る
  2. コットンにアセトンを含ませて爪の上に置く
  3. 上からアルミを巻いてジェル表面に浸透させる
  4. 10分程時間をおいて、ふやけた箇所から落としていく

という工程が一般的です。

ポリッシュよりも強度があり、頑丈なジェルネイルは簡単には剥がれないため、上記の流れを何度か繰り返す必要があります。
また、大きなパーツや3Dアート、ビジューなどがついている場合は、その分オフにも時間がかかります。

【フィルインでの付け替えの場合】

上記のアセトンオフ以外でここ数年主流になりつつあるのが、フィルインという付け替え方法です。
フィルインは、ジェルを完全にオフせず、ネイルマシンを用いてカラージェルまで削り、ベースジェルを一層残して付け替えます。

フィルインは、ジェルを完全オフする手間が必要ない分、時間の短縮にも繋がり、自爪へのダメージを軽減することができるというメリットがあります。

■プレパレーション|20~30分

プレパレーションとは、

  • ファイリング(爪の形や長さを整える)
  • 甘皮ケア
  • 油分除去

などジェルを塗り始める前に施す施術のことを言います。

プレパレーションの平均所要時間は、20〜30分です。
長さのある爪やなりたい爪の形、甘皮の状態などによってかかる時間が変わってきます。
また、甘皮ケアは「ウォーターケア」と「ドライケア」のどちらかで、ケアの方法はサロンによって違います。

■ジェルネイルを塗布|30分~120分

ジェルネイルを塗布する作業は、30分〜120分の時間が必要です。
ジェルネイルのデザインによって所要時間は大きく変わります。

例えば、ワンカラーやグラデーションであれば、早いネイリストであれば30分程で仕上げることが可能です。
複雑なデザインやパーツを沢山使うアートを施す場合などは、その分時間が必要です。

ジェルネイルの塗布にかかる時間は、担当ネイリストのスキルやスピード、手際の良さによっても異なります。

デザインによって違う!所要時間と料金

上記でデザインによってジェルネイルの施術時間は変わるとお伝えしましたが、デザインごとに項目を分けて所要時間と料金を解説していきます。

ワンカラーやグラデーション

ネイルをした指先の写真

ワンカラーというのは1色の全面塗りのことです。

シンプルですが選ぶカラーによって雰囲気が変わるので、飽きのこないデザインです。
ネイル初心者の方はもちろん、ネイルサロン常連の方からも支持を得ています。

ワンカラーの施術にかかる時間や料金は、以下の例をチェックしてください。

ジェルネイルのオフ 時間 料金
なし 45~60min ¥4,000~5,000
あり 75~90min ¥4,000~7,000

フレンチネイル

フレンチネイルの写真

フレンチネイルは、カラーを全面に塗らず、爪先にゆるやかなカーブを描くようにラインを描くデザインで、ネイルの王道ともいえるデザインです。
アレンジとして、真っ直ぐなラインを描くストレートフレンチや、深く爪の根元近くまでフレンチを入れる逆フレンチ、斜めフレンチなどもあります。

一見シンプルなため、簡単そうに見えるフレンチネイルですが、実は意外と奥が深いデザインなため、施術時間が短いものではありません。

ジェルネイルのオフ 時間 料金
なし 60~90min ¥4,500~5,500
あり 90~120min ¥5,000~7,500

シンプルなデザイン

グレージュとミラーパウダーのシンプルなジェルネイルデザイン

ワンカラーやグラデーションをベースに、一部の爪にアートやストーンを乗せるデザインや、色数少なめのニュアンスネイルといったデザインはシンプル系に含まれ、ネイルサロンでも人気No.1のメニューです。

「ワンカラーやグラデーションだけだと少し寂しい」「ちょっとだけアートが欲しい」という要望にもお答えできるので、幅広い年齢層の方からオーダーされています。

シンプル系ネイルの施術にかかる時間や料金は、以下の例をチェックください。

ジェルネイルのオフ 時間 料金
なし 60~90min ¥5,000~6,500
あり 75~100min ¥6,000~7,500

ちなみに、シンプルなデザインをする場合は、定額メニューがおすすめです!

定額メニューなら金額が決まっているのでそれ以上の費用がかかる心配はありません。

デザインはネイルサロンによって決められていますが、シンプル系でもいくつか種類を用意しているお店がほとんど。
サンプルデザインから選んで、カラーの変更ができるので初心者の方でもわかりやすいはずですよ!

アートの多いデザイン

パープルとピンクのニュアンスアートとステンドグラス風アートのついたジェルネイルデザイン

トレンドのアートをふんだんに取り入れたり、使うカラーがたくさんのネイルデザインはネイルにこだわりたい方におすすめです!

マグネットネイルやミラーネイルはもちろん、フラワーのアートやワンホンネイル、季節感のあるアートなどもたっぷり楽しめますよ。

アート多めネイルの施術にかかる時間や料金は、以下の例をチェックしてください。

ジェルネイルのオフ 時間 料金
なし 75~120min ¥7,500~10,000
あり 90~140min ¥8,500~12,000

ちなみに、アートの多いデザインも定額メニューを選ぶと金額がわかりやすいです。

また、インスタやネットで見つけたデザインをやって欲しいときは、「時間内つけ放題」のメニューを選ぶのがおすすめです!

つけ放題メニューは、120分で8,000円〜10,000円、180分で10,000円〜12,000円くらいが目安。
アートし放題なので、やりたいデザインを叶えられますよ!

痛ネイルやキャラネイル

メキシコの死者の日をイメージしたカラフルな骸骨が描かれている繊細なネイルアート

アニメや漫画、キャラクターを爪に描く痛ネイルやキャラネイルは、推し活需要が高まっていることもあり人気を集めています!

しかし、痛ネイルやキャラネイルは他のネイルデザインよりも特殊なアート技術が要求されます。
メニューとして取り扱っているネイルサロンも限られているので注意が必要です。

痛ネイルやキャラネイルの施術にかかる時間や料金は、以下の例をチェックしてください。
キャラや人物を描く本数は2本、それ以外のネイルデザインはシンプルという想定になっています。

ジェルネイルのオフ 時間 料金
なし 120~150min ¥15,000~20,000
あり 120~180min ¥17,000~22,000

所要時間や料金は、キャラや人物を描く爪の本数や、全体のネイルデザインはどうするかによって変動します。
いずれにせよ長時間の施術になり、料金もお高めなので、予約時やカウンセリングでネイリストとしっかり相談しましょう。

長さ出しやリペア

ボルドーとベージュがメインの1センチ以上長さ出しをしたロングネイル

長さ出しとは自爪にジェルやアクリル、ネイルチップで人工爪を付けて長さを伸ばすことを指します。

自爪から5ミリ程度長さをプラスしたり、1センチ以上長さ出しをしてロングネイルにしたりもできます。

長さ出しの施術にかかる時間や料金は、以下の例をチェックしてください。
10本全ての爪に1センチの長さだしをして、シンプル系デザインをつける想定になっています。

ジェルネイルのオフ 時間 料金
なし 120~150min ¥17,000~25,000
あり 120~180min ¥20,000~30,000

長さ出しをする長さや、ネイルデザインはどうするかによって時間も料金も異なるので、ネイリストとしっかり相談してくださいね。

そしてリペアとは亀裂が入った爪にアクリルやシルクで補強をするメニューです。

折れた爪の長さ出し(リペア)をしたい場合などは1本につき15分くらいかかり、料金は1本あたり600円~800円と考えましょう。

例として、ジェルオフありで90分の7000円定額メニューを選んでいる場合、リペアが1本700円だとしたら時間が105分〜110分くらいになり、料金が7700円になります。

来店してから退店するまでの流れ

ここからはネイルサロンの来店から退店までの流れを紹介します。
サロンによって多少違う部分もありますが、行く前に雰囲気を知っておくことで緊張しにくくなりますよ。

1.来店

お客様をお迎えするネイリスト

ネイルサロンに到着したらスタッフに予約した時間と名前を伝えましょう。
席にすぐ案内されるか、まだ前の方が施術中の時は少し待つように言われるので案内されるまで待ってくださいね。

2.カルテ記入

カルテを記入する女性の写真

待合室で待っている間か席に着いてからお客様カルテの記入をお願いされます。
お客様の好みや要望を知ったり、爪の状態を確認したりするためのものです。
再来された際に担当するネイリストが確認できるようにしています。

3.カウンセリング

カウンセリングをしているネイリスト

席について、ネイリストが自己紹介をした後、好みの爪の長さやデザイン、爪の悩みなどを簡単にカウンセリングされます。

4.施術

ネイリストにネイルケアされる女性

施術はジェルオフがない場合、ネイルケア⇒サンディング⇒油分除去⇒カラーリングと進みます。
ネイルケアは爪の長さと形を整えて甘皮ケアをすることです。サンディングはジェルがより密着するように自爪の表面を軽く削ること、油分除去は自爪表面の油分を拭き取り、ジェルがしっかりくっつくようにすることです。

油分除去が終わるまでにネイルデザインとカラーを決めましょう。
デザインは定額メニューならデザインサンプルから選ぶことができます。
つけ放題メニューの場合は、事前に用意した希望するデザインを見せることになります。

カラーはカラーチャートがあるので好きなカラーを選びましょう。
決められない場合はネイリストにおすすめのカラーや似合いそうなカラーを聞いてみてくださいね。親身に相談にのってくれるはずですよ!

5.お会計・退店

お会計伝票と電卓の写真

施術が終わったらネイリストがお会計を席まで持ってきてくれます。
定額メニューなら金額は予約時にわかっているのでその金額を払って退店です。

基本的にはお会計のみで終了ですが、場合によっては次回予約をしていくか聞かれたり、ポイントカードの説明を受けたりすることもあります。

ネイルサロン初心者:よくある質問

Q&Aの木のブロックの写真

ネイルサロンに関してよくある質問に答えていきます。
疑問をなくして安心してネイルサロンに行けるようにしましょう。

サロンには何分前に着くのがいい?

ネイルサロンへの到着は予約時間の5分前〜10分前がおすすめです。
予約時間に間に合うことは必須ですが、早めに着いたほうが良いのかなと考える方も多いようですが、あまり早く到着しすぎると前の方の施術が終わっていないこともあります。

待合室のあるサロンであれば室内で待つことができますが、プライベートサロンは待合室がないことも多く、外で待つことになってしまうこともあるので注意しましょう。

予約はしたほうがいい?

ネイルサロンのほとんどは基本的に予約制です。
ネイルサロンに行くときは事前に予約サイトから予約をしましょう。

稀に、予約をしないで飛び込みの施術が可能な場合もありますが、十分な時間が取れなかったり、希望のデザインができなかったりすることも多いので、あまりおすすめしません。

爪は切っていった方がいい?

爪を切っていく必要はありません。
初めてネイルサロンにいらっしゃる方で多いのが、爪の長さを短くしてくることです。
ジェルネイルメニューには爪の長さを短くする工程が含まれているため、自分で爪の長さを整えておかなくて平気ですよ。

むしろ自分で短くしていってしまうと長さが足りなくてやりたいデザインができないということもあるので注意してください。

フットネイルは靴で行っていい?

ジェルネイルの場合は靴で行っても大丈夫です!
フットネイルで予約をしている時、サンダルで行かなければならないのではないかと心配になりますよね。ジェルネイルであれば靴で行っても問題ありません。

注意しなければならないのはマニキュアで予約をしているときです。
マニキュアはサロンにいる間に完全には固まらないので靴を履くとヨレてしまいます。
靴で行く場合は帰宅用のサンダルを持っていくようにしてくださいね。

ネイルオイルやハンドクリームは塗っていて平気?

なるべく塗らずにネイルサロンへ行きましょう。
施術前にネイルオイルやハンドクリームを塗ってしまうと、下準備で行う「油分除去」で爪表面の油分を拭き取りきれない時があり、ジェルが弾いたり縮んだりする可能性があります。

まとめ

今回は、ネイルサロンでジェルネイルの施術にかかる時間や料金等について解説いたしました。

当たり前ですが、ネイリストには、新人ネイリストからベテランネイリストまで存在し、経験年数によって施術時間も異なることが多いです。
とはいえ、多くのネイルサロンでは、サロン独自に施術の時間配分を設けており、新人ネイリストは、まずその時間配分や技術のチェックに合格してから入客する流れになるため、新人ネイリスト=施術時間がとても必要、というわけでもありません。

また、ネイルサロンによって何をコンセプトにしているかは異なります。
例えば、

  • 技術が売りのネイルサロン
  • 施術内容が売りのネイルサロン
  • スピードが売りのネイルサロン

などがあり、それぞれで意識している部分が違い、自分がどのようなネイルサロンに行きたいかによって選ぶといいでしょう。
仕事の合間や仕事帰り、とにかく施術の速いネイルサロンが良ければ、スピード売りのネイルサロンを探すとOK◎

今回ご紹介した施術時間は、あくまで一般的な平均値であるため、+ 15分〜30分ほどは余裕を見て、ネイル後の予定を立てることをおすすめします。

また、最後にネイリストの立場から補足させていただきたい点として、ネイルサロン側には予約枠によって決められた時間配分があり、多くの場合、比較的予約は隙間なく入れられています。
そのため、来店時間に遅刻するのはNG。遅刻すると希望メニューを選択できないこともあります。万が一、遅れてしまう際は、早めにネイルサロンに電話をして相談しましょう。

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