ジェルネイルとは|マニキュアとの違いは?よくある質問に回答 | ネイル女子

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多くのネイルサロンで取り扱っており、もはやネイルの主流とも言えるジェルネイルですが、そもそもジェルネイルがどんな特徴で、マニキュアとはどう違うのかをよくわかっていないという人は多いのではないでしょうか。

今回の記事では、ジェルネイルとはどんなネイルなのか、特徴やマニキュアとの違い、さらにネイルサロンでのジェルネイルとセルフでのジェルネイルについてもお話をしてまいります。健康な自爪を保ちながらジェルをするためのポイントも紹介しています。

セルフジェルネイルやネイルサロンでのジェルネイルを始める際の参考にして、楽しくネイルライフを送ってくださいね!

ジェルネイルとは

ジェルネイルをした指先の写真

ジェルネイルとは合成樹脂でできたゲル状の液体を爪に塗り、硬化用のライトを照射し、化学変化を起こして硬化させるネイルのことです。

マニキュアやアクリルスカルプチュアと比べると、ネイルの中では新しい技術ですが、ネイルサロンでは主流になっており、メニューの中心を占めています。

100均でのジェルネイル販売により、セルフネイルでもジェルネイルをする人が増えています。ジェルはバラエティショップやネット通販でも購入することができますよ。

ジェルネイルのメリット

・硬化させれば固まるので乾燥を待つ時間が不要
・耐久性と強度があり、持ちが長い
・凹凸のあるアートなどできるデザインが幅広い

ジェルネイルはライトを照射すれば硬化するのでマニキュアのように硬化を待つ必要がありません。
ライトの照射時間は1分~2分と短いので、固まるのを待っている間に表面を触ってしまってぐちゃぐちゃになってしまうような失敗をしにくいです。

ジェルは耐久性が高くちょっとした衝撃で剥がれてしまったり欠けてしまったりすることがないのもメリットです。
強度もあるので、自爪の補強にもなりますよ。

ジェルネイルの魅力はアートの幅広さにもあります。
マニキュアのできるアートは平面的なものに限定されますが、ジェルネイルなら凹凸のある立体的なアートもできるのでデザインの幅が非常に広いです。

ジェルネイルのデメリット

・マニキュアと比較してオフの手間がかかる
・自爪を傷める可能性がある
・セルフの場合は用意するものが多い

マニキュアと比べるとジェルのオフは削りの工程やアルミホイルを巻いて時間を置くことが必要なので手間がかかります。
ネイルサロンでも30分程度オフには時間がかかりますし、セルフネイルだと1時間程オフの時間が必要になるでしょう。

ジェルネイルをしていると、ジェルを塗る前の下準備のサンディングや、ジェルのオフをする時の削りで、自爪を薄くしてしまう可能性があります。
正しく行えば自爪を傷めることはないのですが、加減の分からないセルフネイル初心者の頃は注意が必要です。

セルフジェルネイルの場合はマニキュアよりも最初に用意するものが多いです。
用意してしまえばそれらを繰り返し使えるのですが、初期費用が高くなるのはどうしても避けられません。

ジェルネイルとマニキュアの違い

ジェルネイルライトとマニキュアの写真

ジェルとマニキュアの違いを解説していきます。
違いを知ることで自分に合っているネイルを見つける参考にしてくださいね。

オフの仕方

マニキュアは除光液で拭き取って落とすことができますが、ジェルネイルは除光液では落とすことができません。

ジェルリムーバーを使って落としますが、リムーバーを使う前にネイルファイルを使ってジェルの表面を削らなくてはなりません。

オフが数分で終わるマニキュアと違い、ジェルはオフに30分~1時間時間がかかるという違いがあります。

乾かし方(硬化の仕方)

ジェルネイルとマニキュアでは乾かし方(硬化の仕方)が異なります。
マニキュアは自然乾燥で固まりますが、ジェルは硬化用のUVライトまたはLEDライトを照射しないと硬化しません。

アートの豊富さ

マニキュアも絵の具によるアートが可能ですが、ジェルに比べるとできるアートは限られます。
マニキュアはワンカラーと平面的なアートが中心となり、ジェルネイルは平面的なアートはもちろん、凹凸のある立体的なアートも楽しめます。

持ち

ジェルとマニキュアは持ちの長さが異なります。
マニキュアの持ちは1週間程度ですが、ジェルネイルはネイルサロンで付けた場合3週間〜4週間、セルフなら2週間~3週間持ちます。

ツヤ

ジェルは高い透明度とツヤが魅力で、しかも付け替えるまで持続します。マニキュアも付けたては美しいツヤに仕上がりますが、時間とともに失われていきます。

自爪への影響

施術をすることで自爪に与える影響がジェルとマニキュアでは違っています。

マニキュアは自爪を削る工程やオフで表面を削ることがないため、自爪が割れたり自爪が薄くなったりすることはまずありません。
一方で、ジェルネイルは施術の仕方によっては自爪が傷んでしまうこともあるので注意が必要です。







ネイルサロンでのジェルネイル

ネイルのデザインサンプルとネイルケア用品の写真

ネイルサロンでのジェルネイルについて費用や所要時間を解説していきます。
初めて行くときは緊張するかもしれませんが、予算通りに施術してもらうためのメニューの選び方もご紹介しますよ!

費用

地域差や使用しているジェルによって違いがありますが、ワンカラーは4000円〜6000円くらいのことが多いです。アートの量が多かったり、長さ出しを行ったりすると15000円〜20000円ほどになることもあります。

予算を決めている時は定額メニューでの予約がおすすめです。
定額メニューはあらかじめ金額が決められており、いくつかのデザインサンプルの中からデザインを選ぶことができます。カラーやアートの指の位置は変更可能なことがほとんどです。

アートのボリュームごとに3種類~5種類の定額メニューを用意していることが多いです。最も安い定額はシンプルなデザイン、真ん中がアートが2本程入ったニュアンスネイル、最も高額なものはトレンドアートをふんだんに取り入れたデザインなどになっています。

所要時間

ジェルオフありで1時間半〜2時間ほどのことが多いです。
スピード重視のサロンだとシンプルなデザインなら60分以内の時短メニューを用意していることもあります。

通う頻度

ネイルサロンで付けるジェルネイルは3週間〜1ヶ月持つので、月に1回行く頻度が丁度よいでしょう。
フットネイルの場合は5週間〜6週間持つので1ヶ月半〜2ヶ月に1回通って付け替える方が多いですよ。

自爪を傷ませないためには


ネイルサロンで自爪を傷ませないためには自爪を削らないジェル「パラジェル」を取り扱っているサロンに行く、もしくはベース1層残しで付け替える「フィルイン」を行っているサロンに行くのがおすすめです。

パラジェルは自爪を削る下準備の工程なしで付けられるノンサンディングジェルです。
このジェルを使っているサロンには認定サロン、登録サロン、取り扱いサロンというものがあります。

認定サロンと登録サロンはメーカーが行っている講習を受けたネイリストが正しい知識のもとジェルを使用しているので安心です。

フィルインはベースジェルを1層残して伸びてきた部分だけをサンディングしてジェルを継ぎ足していく方法です。最低限のサンディングで済むのでやはり自爪に優しいと言うのが特徴といえます。

セルフでのジェルネイル

セルフジェルネイルで必要なものや手順、オフの仕方についてご紹介していきます。
ジェルネイルに必要なものはマニキュアよりも多いのですが、取れにくくするための下準備をするために大事なので始めるにあたってしっかり用意しましょう。

必要なもの

ジェルネイルに使うアイテムの写真

・ベースジェル
・トップジェル
・カラージェル
・ジェルブラシ(ボトルタイプなら用意しなくてもOK)
・エメリーボード(目の粗さは180G程度)
・スポンジバッファー(目の粗さは180G程度)
・メタルプッシャー
・消毒用エタノール
・ワイプ(カットしたキッチンペーパーでOK)

写真に写っている上記のアイテムに加えて硬化用ライトもマストアイテムです。
硬化用ライトはダイソーやキャンドゥで330円で販売されているほか、ネット通販でも2000円~3000円で十分な機能が揃ったライトが購入できます。

手順

セルフジェルネイルをする女性の写真

簡単にセルフジェルネイルをする時の手順を紹介します。

まずは下準備をします。
エメリーボードで自爪の長さと形を整えましょう。

メタルプッシャーを使って甘皮を押し上げます。
プッシャーは力を入れて動かしてしまうと爪の表面を削ってしまったり皮膚を傷つけてしまったりするので力加減に注意します。

スポンジバッファーで自爪の表面をツヤが消える程度で軽く擦ってサンディングします。
サンディングすることで自爪とジェルの密着が高まり、ジェルが取れにくくなります。

ワイプに消毒用エタノールを染み込ませて、自爪表面の油分を拭き取ります。
油分除去をした後は手で爪の表面を触ったり、髪の毛を触ったりしないようにしないようにしてくださいね。

オフの仕方

ジェルオフに使用するアイテムの写真

オフで必要なものは以下の5つのアイテムです。

・ジェルリムーバー
・ネイルファイル
・コットン
・アルミホイル
・メタルプッシャー

まずはネイルファイルでジェルの表面を削ります。
トップジェルとカラージェルを削ってベースジェルが残っている状態にしましょう。

爪より一回り大きいサイズにカットしたコットンにジェルリムーバーを染み込ませて爪の上に置き、アルミホイルで指ごと巻いて15分~20分時間を置きます。

1本ずつアルミホイルを外して、メタルプッシャーでジェルをこそぎ落としていきます。ジェルが落ちにくい場合はもう1度コットンを乗せてアルミホイルで巻きましょう。

自爪を傷ませないセルフでのポイント

セルフジェルネイルで自爪を傷ませないポイントは以下の3点です。

・サンディングの時に削りすぎない
・ジェルオフの際に自爪まで削らない
・ジェルが浮いてきた時に無理やり剥がさない

セルフジェルネイルをしていて自爪を薄くしてしまう可能性のある工程はサンディングとジェルオフの削りです。この2つの工程を慎重に行うことで自爪が傷む可能性はかなり低くなります。

特にサンディングは180Gのスポンジバッファーで爪のツヤが消える程度で良いのでやりすぎないようにしてくださいね。

また、セルフジェルネイルに慣れないうちは2週間程度で端からジェルが浮いてくることが多いです。浮いてきてしまう原因は下準備不足や、塗っている時のはみ出しのことが多いですが、浮きの部分から無理やりジェルを剥がしてしまうと自爪が傷む原因になるのでやめましょう。

ジェルネイルでよくある質問

questionとanswerと書かれたスケッチブックの写真

ジェルネイルでよくある質問にお答えしていきます。

ライトに手を入れたときに熱を感じるのはなぜ?

ライトに手を入れた時に指先が熱くなって痛みを感じることがあります。
これは、ジェルがライトに当たって化学反応が起きている時に発生する硬化熱のせいです。

厚塗りをしているほど熱を強く感じるのでトップジェルの硬化の際に熱く感じることが多いです。
熱いと思ったら一旦ライトから手を出して、熱がひいてから再度手を入れて硬化をしてください。

表面がベタベタしているときがあるのはなぜ?

ジェルは硬化をした際に硬化しきれなかったジェル「未硬化ジェル」が出ます。
この未硬化ジェルがベタベタの正体です。

ベースジェル、カラージェルの未硬化ジェルはジェル同士の密着を良くするために必要なので拭き取る必要はありません。しかし、トップジェルは未硬化ジェルの拭き取り残しがあるとジェルアレルギーになってしまう原因にもつながることがあるので必ず拭き取りましょう。

拭き取りの方法は、コットンに消毒用エタノールをヒタヒタに染み込ませて表面を隅々まで拭き取るだけです。

ジェルが浮いてきたらどうすればいい?

ジェルが浮いてきたら放置せずに「オフの仕方」で紹介した方法でオフしましょう。
つけっぱなしにしていると服の繊維や髪の毛などに引っかかって取れてしまうことがあり、この時に自爪の表面まで一緒に剥がれてしまうことがあるのでよくありません。

また、ジェルと自爪の間に水が溜まって湿度が高くなると、グリーンネイルという自爪が緑色に変色する病気になってしまうこともあるのでオフするのが大切です。

まとめ

ブラウンネイルをした手元の写真

今回の記事では、ジェルネイルとはどんなネイルなのかをご紹介してきました。
ジェルネイルの特徴やマニキュアとの違い、ネイルサロンでのジェルネイルやセルフジェルネイルのことが理解していただけましたら幸いです。
ぜひサロンやセルフでジェルネイルに挑戦してみてくださいね。







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