ジェルネイルのメリット・デメリット解説│他のネイルとの違いは? | ネイル女子

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ジェルネイルはセルフでも楽しんでいる方が多く、
ネイルサロンに来るお客さんも、9割はジェルネイルをオーダーしています。

しかし、ジェルネイルはどんな人にも向いているのかといえば、そうではありません。
実はマニキュアやネイルチップ、ネイルシールを使ったほうがいいケースもあるのです。

この記事では、ジェルネイルのメリット・デメリットを詳しく紹介し、どんな人にジェルネイルがおすすめなのかを解説します。

そして、マニキュアやネイルチップ、ネイルシールの特徴や、向いている人についてもご紹介します!

プロのネイリストの視点で使い方も解説するので、セルフネイル好きな方も、ネイルサロンに通っている方も、ぜひ参考にしてみてください♪

ジェルネイルのメリット

まずはジェルネイルのメリットについて解説します。

セルフでもネイルサロンでも楽しんでいる方が多いジェルネイルですが、どんなところが人気なのでしょうか?
一つずつ見ていきましょう!

ネイルが長持ちする

ぷっくりアートがついたジェルネイルのアップの写真

ジェルネイルはマニキュアよりも長持ちするのが最大のメリットです。

ジェルネイルの持ちは基本3~4週間とされており、これは他のネイルと比べてもかなり長期間です。
主なネイルの持ちは以下を参考にしてみてください。

  • ジェルネイル:最大で3~4週間持つ
  • マニキュア:最大で1週間持つ
  • ネイルチップ:最大で1日付け続けられる
  • ネイルシール:最大で1~2週間持つ

このように見比べてみると、ジェルネイルが圧倒的に長持ちだということがわかりますよね。

ジェルネイルなら、長持ちするのでこまめに塗り直したり、すぐにオフする必要はありません。

新しいジェルに付け替えるとしたら、3~4週間に1度という頻度になるので、忙しい方でもセルフジェルネイルが続けやすいのではないでしょうか。

すぐに乾く

ジェルネイル硬化用ライトを点けて、爪に塗ったジェルを固めている写真

ジェルネイルは専用のライトに数十秒当てれば固まるので、マニキュアのように乾くまで待ったり、爪に触れないようにそっと過ごす必要はありません。

そもそも、ジェルネイルとマニキュアは以下のように仕組みが異なります。

  • ジェルネイル:ライトを当てて、液中の成分に化学反応を起こして固める。
  • マニキュア:液中の成分を揮発させることで固まる。

このように書くと少し難しく感じるかもしれませんが、ジェルネイルとマニキュアは用途は一緒でも、似て非なるものなのです。

ジェルネイルはすぐに固まる

ジェルネイルは、専用のライトから出る光を当てることで素早く固まります。
基本はどんなジェルでも30~60秒で固まるので、素早く次のステップに進めたり、表面に触れてもよれることはありません。

一方マニキュアは、液の中に含まれている成分が完全に揮発することで完全に固まります。
表面は5分程度で乾いたとしても、内部が乾くまでには30分以上、速乾性が低いものだと数時間かかることもあります。

マニキュアを塗った後に少し作業をしたらよれてしまったというケースは、内部が乾ききっていないから起こるというわけです。

乾かすのを待つという煩わしさがないのも、ジェルネイルが一般的になった理由と言えそうですね。

カラーやデザインにこだわれる

夏らしいラメやシェルのパーツがついた華やかなデザインのジェルネイル

ジェルネイルは、立体感のあるデザインやネイルパーツ、細かい手書きアートもつけられるので、ネイルデザインの幅がとても広いです。

ぷっくりとした厚みや、うるうるなツヤ感はジェルネイルならでは。
これをマニキュアやネイルシールで再現することは非常に難しいです。

また、ライトで固まるという性質を利用して、立体的なネイルパーツやネイルストーンもしっかり固定できます。
キラキラとアクセサリーを付けているかのようなネイルも、ジェルネイルだからこそ楽しめるのです。

そして、ジェルネイルは色混ぜで自分好みのオリジナルカラーを作ることもできます。

マニキュアでも色を混ぜることは出来ますが、混ぜているうちに固まり始めてしまいます。
色混ぜで様々なニュアンスカラーを作るというのは、ジェルネイルだからこそできるのです。

爪を補強できる

透明なジェルネイルをつけた手元の写真

ジェルネイルは、爪に塗って固めることでぷっくりとした厚みを出すことができます。

元々自爪が薄くて、爪がすぐに割れたり、欠けたりしてしまう人も多いのではないでしょうか?
ジェルネイルを塗ることで、厚みを足しながらコーティングできるので、爪が折れたり、割れたりせずに過ごせます。

さらに、ジェルネイルは透明のクリアジェルや、自爪の色に近いピンクやベージュの色味も作れます。

派手なネイルは出来ないという方でも、自爪風の色やクリアを塗れば、ナチュラルに見せつつもジェルで補強することが出来るのです。

ジェルネイルのデメリット

上記でご紹介してきた通り、ジェルネイルには様々なメリットがありますが、残念ながらデメリットもあります。
ジェルネイルが自分に合うのか、デメリットもしっかりと確認しておきましょう。

必要な道具が多い

ジェルネイル用のライトやネイルファイルなど、ネイル道具が並んでいる写真

ジェルネイルはジェルとライトだけでは完成しません。
ネイルケア用品や専用の道具を揃えて、手順通りに使うことで、キレイなネイルが完成するのです。

ジェルネイルを付けるために必要な道具は、以下のようなものがあります。

ネイルケア用品

  • エメリーボード
  • スポンジバッファー
  • キューティクルプッシャー
  • キューティクルリムーバー
  • 消毒用エタノール
  • ネイルワイプ

ジェルネイル用品

  • ベースジェル
  • カラージェル
  • トップジェル
  • ジェルネイル用の筆
  • ネイル用ライト
  • ネイルパーツなど装飾用品

初めてジェルネイルをする場合、最低でも上記の道具は必要になるので、揃えるのが大変そうと感じる人も多いようです。

ジェルネイルはネイルケアが必須

ジェルネイルは、塗る前にネイルケアが必須というのはご存知でしょうか?

ネイルケアで爪の形を整えたり、甘皮周りをキレイにしないと、本来よりもジェルの持ちが悪くなったり、出来上がりがイマイチになりやすいのです。

セルフのネイルケアはやり方がわかりにくい箇所も多いので、うまくいかない、つまづきやすいという人も少なくありません。

オフが難しい

集塵機に指をのせてジェルネイルをオフする写真

ジェルネイルは長持ちしますが、その分簡単には落ちません。
ジェルネイルを落とすにはオフという工程が必要で、セルフだとオフは難しいと感じる人が多いのです。

ジェルネイルのオフでは、ジェルを削ったり、リムーバーで溶かしたりして少しずつ落としていきます。
初めてセルフでジェルネイルオフをしたら、1本の爪でも30分かかってしまったという方がいるほどです。

マニキュアのように除光液で拭くだけでさっと落としたい人や、ネイルチップのように付け外しが簡単なものを求めている方には、ジェルネイルのオフが壁になるかもしれません。

ネイルサロンに通うと高い

ネイルサロンでお客さんがネイルデザインを選んでいる写真

セルフネイルは基本材料費だけで済むので、だいたい数百円ほど、高価なパーツを使っても1,000円くらいでつけられます。
ですが、ネイルサロンでジェルネイルを付けると、セルフネイルよりも高額になってしまいます。

例えば、シンプルな1色のワンカラーだと、ネイルサロンの場合は平均5,000円前後かかります。
プチプラサロンでは、2,000円代や3,000円代のメニューもあったりしますが、使える色やデザインが限られていることが多いようです。

それに、季節やイベントによっては華やかなデザインや、派手なネイルをつけたくなることもありますよね。

凝ったネイルデザインほど代金も高くなるので、つけ放題メニューや長さ出しなどをすれば1回の施術で1万円以上かかると考えましょう。

間違った扱い方で爪が痛むことも

ノートパソコンを打つ手元の写真

ジェルネイルは長持ちしますが、ふとした瞬間にすぐ取れてしまうことも。
すぐに取れてしまう原因には以下のようなものがあります。

  • ネイルケア不足
  • ジェルが薄すぎるor厚すぎる
  • ジェルと爪の相性が悪い
  • 爪が痛みすぎている
  • 日常生活で指先や爪先をよく使う
  • 温泉やサウナによく行く

上記はあくまで一例です。

そして、オフをしていないのにジェルが取れてしまうと、爪の表面が傷つく可能性が高いのです。

特に、日常生活で指先や爪先をよく使うという人は注意が必要です。
ジェルネイルは丈夫とはいえ、ぶつけたり削れるような動きをしてしまうと、爪とジェルにスキマができて、簡単に浮いてしまいます。

浮いてしまった部分はコーティングされていないので、爪が割れやすくなったり、欠けやすくなります。
爪や指の扱いに気をつけないと、ジェルの持ちが悪くなるだけでなく、爪も傷んでしまうのです。







ジェルネイルとマニキュア、どっちがいいの?

部屋の中でセルフネイルを楽しんでいる女性の写真

ジェルネイルとよく比較されるのがマニキュアですが、好みやライフスタイルはもちろん、ネイルをつけたい理由によって、どちらを選んだほうが良いか変わります。

「とりあえずマニキュア」「とりあえずジェルネイル」ではなく、ネイルをしたい理由に合わせて選んでみましょう。

ジェルネイルが向いている人

  • 1度付けたネイルを長く持たせたい
  • 爪に厚みを持たせたい
  • 細かいアートや複雑なデザインのネイルがしたい
  • マニキュアが完全に乾くのを待てない

ジェルネイルが向いているのは、「1度付けたネイルを長く持たせたい」という方です。

マニキュアは爪先から剥がれやすく、キレイな状態を保つには数日ごとに塗り重ねたり、塗り直すしかありません。
ジェルは長持ちなので、3~4週間は塗り直さなくて済みます。

また、厚みを持たせたり、デザインやアートが豊富なのもジェルならではと言えます。
SNSにアップされているネイルは、ほとんどがジェルネイルで出来ているので、トレンドデザインにしたい方はジェルネイルがおすすめです。

マニキュアが向いている人

  • ネイルのオフは簡単にしたい
  • ネイル道具は少ないほうが良い
  • 1日だけなど短期間だけネイルがしたい
  • ジェルの厚みや圧迫感が苦手

マニキュアは、ジェルネイルに比べると持ちは悪いですが、その分オフが簡単で、除光液で拭き取ればすぐに落とせます。

普段はネイルが出来ないけど、休みの日だけネイルがしたい、イベントやデートがある1日だけネイルがしたいという方に向いているのです。

また、付けてから数日しか経っていないジェルをオフしようとすると、爪に負担がかかりやすく、自爪が傷んでしまうことも。

短期間だけネイルをしたい方に、ジェルネイルはあまりおすすめできません。

そして、「ジェルネイルの圧迫感が苦手」という方にも、マニキュアはおすすめです。

ネイルを付けていると爪に違和感がある、圧迫感があって苦手、という人も少なくありません。

これは慣れてしまえば気にならなくなることが多く、爪は皮膚呼吸をしていないので、ネイルを付けているからといって爪が悪くなることもないのです。

ですが、爪の違和感は一度気になるとなかなか拭えないという人もいます。

マニキュアよりもジェルの方が圧迫感がないんで、薄付きを好む方や、軽いつけ心地が良い方はマニキュアを選びましょう。

ネイルチップやネイルシールも活用しよう

ジェルネイルやマニキュアだけでなく、ネイルチップやネイルシールも活用してみませんか?
それぞれにメリットやデメリットがあるので、使い方をしっかり確認してくださいね。

1日だけネイルしたい方はネイルチップがおすすめ

ニュアンスアートが施されたネイルチップが10個並んでいる写真

ネイルチップは、チップにデザインが出来上がっているものを爪に付けるだけで、簡単におしゃれなネイルが楽しめます。

SNSやハンドメイド作品販売サイトでは、かわいいネイルチップがたくさん売られていますよね。

ネイルチップを買って、ネイルグルーやテープ、粘着グミで爪に貼り付ければ、セルフでもあっという間にネイルが完成します。

また、ネイルチップはバラエティショップや、100円ショップでもデザインのついた商品が売られていますし、ネイルサロンでオリジナルデザインのネイルチップをオーダーすることもできます。

楽しみにしているイベントのために1日だけネイルを付けたい!という方や、
普段はネイルができないけど、結婚式や華やかな場ではネイルをしていたい!という方にも、ネイルチップはおすすめです。

ネイルチップは1日で外しましょう

ネイルチップを使う時に特に注意したいのが、何日もつけっぱなしにせず、1日で外さなくてはならないという点です。

ネイルチップはジェルネイルやマニキュアのようにつけっぱなしにするものではありません。

強力なネイルグルーやテープでつければ数日は持ちそうですが、どんなにしっかり貼り付けていても、チップと自爪には小さなスキマができやすいのです。

そこからゴミや雑菌が入ってしまうと、汚れがたまるだけでなく、爪の病気になってしまうことも・・・。

ネイルチップはあくまで一時的に楽しむものなので、1日で取り外すようにしましょう。

ネイルチップを取り外す時は、ウッドスティックにコットンを巻き付けて、除光液を染み込ませ、爪とチップのスキマからゆっくりとてこの原理を使って外す方法がおすすめです。

自爪まで傷つけないよう、少しずつスキマを作りながらそっとチップを取りましょう。

ネイルシールは付けるのもオフも簡単

ブラウンベースのニュアンスネイルのデザインが施されたネイルシールの写真

ネイルシールは、デザインやアートが出来上がっているシールを爪に貼り付けることでネイルが完成します。

接着面に糊がついたシールタイプと、ジェルネイルで出来ていて、ライトで硬化するタイプがあります。
チップのような厚みがないので、爪にぴったりとフィットして、つけ心地が軽いのも特徴です。

ニュアンスアートやグラデーション、細かい手描きアート風といった複雑なデザインも、シールを爪に貼り付けるだけで完成するので、セルフネイル派の方もさらに時短できるのが嬉しいポイントです。

ネイルシールは1週間前後で外しましょう

ネイルシールの持ちはタイプによって異なります。

ライト不要で糊がついているタイプは、水分や衝撃で粘着面が弱くなるので、なるべく数日で取り外すようにしましょう。
筆者としては3~4日ほどで外すのをおすすめします。

取り外したい時は、ぬるま湯などでシールや爪をしっかりふやかして、端っこからゆっくり剥がしてみてください。
無理やり剥がさないように、十分ふやかしてから少しずつ剥がすのがポイントです。

一方ジェルネイルシールは、ライトで固めてジェルの成分を爪に密着させるので、1~2週間ほど持つ商品が多いです。
それでも本来のジェルのように3~4週間は持たないので注意しましょう。

ジェルネイルシールは、爪先や甘皮付近からめくれてくるので、2週間を迎えるまでには外すのがおすすめです。

ウッドスティックにコットンを巻いて、除光液を含ませ、爪とシールのスキマにウッドスティックを入れ込みながら、ゆっくりと剥がしましょう。

まとめ

ジェルネイルは長持ちするというメリットが大きいですが、オフが大変だったり、サロンに行くと高いというデメリットもあります。

マニキュアやネイルチップ、ネイルシールは、セルフでも簡単にネイルがつけられますが、持ちはジェルネイルほど長くありません。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、

・一度付けたネイルを長く持たせたい!
 →ジェルネイルをセルフやネイルサロンで楽しむ

・普段はネイルができないけど、結婚式のためにネイルをつけたい!
 →マニキュアやネイルチップで1日だけネイルを楽しむ

・長期休暇の間だけネイルがしたい!
 →ジェルネイルやネイルシールで楽しむ

上記のように使い分けすることをおすすめします。
爪に優しく、賢くネイルを楽しみましょう♪







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