セルフジェルネイルをしていると、グリッターが手元にあるという方は多いのではないでしょうか。初心者向けのジェルネイルキットにアートアイテムとして入っていたり、100均では6個セットで販売されていたりするので手に入りやすいアイテムだからです。
しかし、グリッターは使い方やアートでの取り入れ方がわからないので持て余しているということになっている方も多いかもしれません。1回使ったきりでたくさん残っているということにもなりやすいです。
今回の記事では、ジェルネイルでのグリッターの使い方やおすすめのデザインをご紹介していきます。明確な決まりはありませんが、サイズの大きいグリッターと細かい粒子のグリッターでは用途も少し変わってくるので参考にしながらネイルに取り入れてみてください。
グリッターとは
グリッターとはキラキラ光る粒子のパウダーのことです。ラメパウダーやラメとも呼ばれます。粒子の細かいものから大きいものまで様々なものがあり、カラーも豊富です。ジェルやマニキュアの中にもとからラメが入っているものもありますが、グリッターの良さは自分でラメの濃さを調節したり、数種類のグリッターをミックスしたりすることができることです。
グリッターは季節問わずデザインの主役にもサブアートにもできるので使い方を知って、上手に取り入れましょう。
Kingsie グリッター
使いやすいゴールド系カラーのグリッター5色セットです。大小様々な大きさのラメが入っているのでひと塗りで華やかな雰囲気にできます。
4色セット ネイルグリッター
オーロラホログラムの4色セットです。光の加減で色が変わるのがきれいですよ!
iro gel (イロジェル)ネイルアート ニュアンスグリッター
細かい粒子のグリッターで、ラメラインな繊細な雰囲気を出したいときに向いています。
グリッターの種類
グリッターはカラーバリエーションも粒子の大きさも様々な種類があります。単色でも使えますが、いくつかのグリッターをミックスしても使えるのでデザインの可能性は無限大と言えます。ここでは主な種類をご紹介します。
まず、細かい粒子のものはラメグラデーションやラメラインに使用することが多いです。粒子の大きなグリッターと混ぜて、ラメの全面塗りにしても華やかに仕上がります。ゴールドとシルバーの微粒子グリッターは用途が豊富なため、ぜひ1つずつ持っておきたいアイテムです。
細かい粒子のグリッターを筆で使うと毛の中にグリッターが入り込むのでグリッター専用の筆を用意するのがおすすめです。
次に、大きい粒子のものや、乱切りホログラムのようなグリッターは、敷き詰めやデザインのワンポイントとして使用されます。大きい粒子のものはクリアジェルに混ぜて使うよりもクリアジェルを塗ったところにピンセットで1枚ずつ並べていくほうが重ならないので、きれいに仕上がりやすいです。ストーンと違って厚みが出ないのでフットネイルに華やかさをプラスしたいときにも便利です。乱切りホログラムはニュアンスネイルのワンポイントとして数個乗せるだけでもオシャレ度がアップするのでぜひやってみてくださいね。
さらに、オーロラパウダーやミラーパウダー、マグネットパウダーなどの特殊なものもあります。オーロラパウダーは擦り付けるとオーロラのような輝きを楽しめる微粒子のパウダーです。ベースカラーが透けるのでカラーのニュアンスチェンジにも使用できます。ミラーパウダーは擦って付けるとメタリックな輝きを楽しむことができます。
ニュアンスネイルやオフィスネイルのワンポイントとして使用したり、全面ミラーで格好良く仕上げたりするのが人気です。マグネットパウダーは混ぜるだけでマグネットジェルにすることができます。お手持ちのカラージェルに混ぜるとマグネットジェルにすることができるのでマグネットジェルを買う必要がないのが便利なアイテムです。
■凹凸や爪先のザラつきに注意
粒子の大きさに関わらずグリッターネイルで注意することは、表面の凹凸や爪先のザラつきです。グリッターの粒子は1つ1つなら小さく薄いですが、ジェルに混ぜ合わせて重なり合うと厚みが出てしまいます。塗っているときに粒子が立たないように気をつけましょう。
トップジェルでコーティングする際は、横からよく見て全体が覆えているか確認します。それでも硬化した後に確認したら凹凸やザラつきが出てしまうことがあるので、スポンジバッファーで軽く表面を整えてから再度トップジェルでコーティングしましょう。
グリッターの使い方
グリッターの使い方をご紹介していきます
■細かい粒のグリッターの使い方
クリアジェルを出しからスパチュラを使ってグリッターを出します。よく混ぜてグリッター入りのジェルを作りましょう。角が立つくらいの量のグリッターを混ぜ合わせるのがちょうど良い量です。
・ラメグラデーション
平筆にグリッター入りのジェルを取って、爪先から塗っていきます。半分くらいまで塗ったら、筆を拭いてからラメを散らしてグラデーションになるようにします。1度塗りでも完成させられますが、2度塗りで先端をしっかりグリッターで埋め尽くすのがおすすめです。
・ラメライン
細筆にジェルを取ってラインを引きます。ラインを引いてからオレンジウッドスティックや爪楊枝でグリッターの位置を調節してきれいなラインになるようにしましょう。ラメラインを引く時は、粒子が非常に細かいタイプのグリッターを使うほうが繊細なラインに仕上がります。
・ワンカラー
平筆にグリッターを混ぜたクリアジェルを取り、塗っていきます。しっかりグリッターで隙間が埋まっている方がきれいなので、グリッターを混ぜる段階で量を多めに入れましょう。もしくは2度塗りして隙間がないように塗ってもOKです。重ね塗りする場合、表面や爪の先端がざらつきやすいのでトップジェルでコーティングしてから触ってよくチェックしましょう。
■大きい粒のグリッターやホログラムの使い方
・敷き詰めデザイン
ホログラムの敷き詰めする時はクリアジェルを塗ってから、ピンセットを使って1枚ずつホログラムを爪の上に置き、オレンジウッドスティックで位置を調節するのがおすすめです。
・ワンポイントアート
ホログラムフラワーやドットアートのようなワンポイントアートに使っても可愛いです。メインのアートを引き当てるサブアートとして取り入れてみてくださいね。
ミラーパウダーなど特殊なラメの使い方
ミラーパウダーとオーロラパウダーは他のグリッターと違って、クリアジェルに混ぜて使用しません。ミラーパウダーとオーロラパウダーの使用方法を紹介します。
ミラーパウダーやオーロラパウダーを付ける前にノンワイプトップジェルを塗って硬化します。アイシャドウチップかファンデーションスポンジにパウダーを取り、爪に擦って付けます。余分なパウダーは払い落としてノンワイプトップジェルでコーティングして完成です。
ミラーラインやオーロラフレンチをする場合、カラージェルを塗った後にノンワイプマットジェルで全体をコーティングします。マットジェルを塗った部分にはパウダーがつかなくなります。マットジェルで全体にパウダーがつかないようにしてから、アイシングジェルでラインを引いたり、ノンワイプトップジェルでフレンチラインを取ったりしましょう。
おすすめのグリッターネイルのデザイン
グリッターを使ったネイルデザインをご紹介していきます。
・ラメグラデーション
初心者の方でも簡単にできるのがラメグラデーションネイルです。クリアジェルにラメを混ぜて爪先からグリッタージェルを塗っていきます。濃くしたい部分はラメを動かして空白を埋めるようにすれば完成です。シルバーやシャンパンゴールドのラメでグラデーションにすると上品な華やかさになるので大人ネイルになりますよ!
・ニュアンスネイル
タイダイ柄やマーブル柄の上にラメをサッとひと塗りするだけでニュアンスネイルの全体のまとまり感がアップします。塗りかけネイルでもカラーの境目に塗るだけでワンランク上の仕上がりになります。ちなみに、シルバーグリッターだとクールな雰囲気に、ゴールドのグリッターならフェミニンなテイストに仕上がりやすいです。
・ガラスフレンチ
シルバーの細かいグリッター入りのジェルでフレンチラインを引いてこうかしてから、シルバーの乱切りホログラムの乗せ、まるでガラスのような輝きを出せるアートです。ベースカラーはピンクベージュのようなヌーディーで肌なじみの良いカラーを塗ると品が良くまとまります。華やかなデザインなのでパーティーやイベント時のネイルにもおすすめです。
・オーロラネイル
オーロラパウダーを全面に擦りつけたデザインです。うるうるネイルとも呼ばれます。オーロラフィルムやクリスタルストーン、シェルパーツを合わせると夏っぽいデザインになります。オーロラパウダーも他のグリッターの同じくカラーが豊富ですがどれも淡い雰囲気に仕上がるので使いやすいです。
キラキラのネイルで華やかな指先に!
いかがでしたか?今回の記事では、ジェルネイルでのグリッターの使い方についてお話をしてきました。グリッターには細かいものや大きいものが様々あり、カラーバリエーションも豊富です。安価に手に入って長く使えるのでコストパフォーマンスも抜群な優秀アイテムです。
ラメグラデーションネイルやラメの全面塗りのようにアートのメインにもなりますし、部分的なラメがけでサブアートにも使用できます。オーロラパウダーはカラーのニュアンスチェンジにも使えますよ!ミラーネイルはニュアンスネイルとの相性抜群です。
ラメを塗るときに気をつけるのは表面や先端のザラつきです。トップジェルでコーティングした後に触ってザラつきがないか確認し、もしある時はその部分をスポンジバッファーで軽く削ってから再度コーティングするのがおすすめです。
グリッターを上手く使ってジェルネイルを楽しみましょう。