使わないアイシャドウを活用！セルフネイルやレジンアクセにアレンジ

ほぼ毎日のように様々なコスメの情報が更新され、口コミやSNSの投稿で話題になると、ついつい新しく買い足したくなるという方も多いのではないでしょうか。筆者もその一人で、特にアイシャドウやリップなどのポイントメイクに使うコスメは、新しいものを見つけると試したくなってしまいます。するとどうなるかというと、「同じような色のコスメで使い切れていないものがたくさん残ってる・・」という状態になりがち。せっかく購入したのに使い切れていないなんてもったいないですよね。
しかし、アイシャドウやリップは肌につけるものなので、衛生的な観点からもいわゆる「消費期限」を守っておきたいものです。開封してから長期間経過したコスメをつけてしまうと、肌荒れやニキビの原因になってしまいます。そこで、使い切れないアイシャドウをネイルやアクセサリーにリメイクできるというのはご存知ですか？今回の記事では、使わないアイシャドウの活用と、アイシャドウの消費期限はいつなのか、使い切るために意識したいことについてご紹介します。

アイシャドウって使いきれない・・

アイシャドウやリップ、アイライナーなど、ポイントメイクのコスメはバリエーションが豊富ですよね。1つのコレクションやラインでも、カラーバリエーションが5つ以上あることは普通で、大手化粧品メーカーでは10種類以上のカラーバリエーションを一気に発売することもあります。

また、InstagramやTwitterなどのSNSでバズったコスメはすぐに話題になって売り切れてしまいますよね。最近だとKATEのリップモンスターシリーズが象徴的なのではないでしょうか。
リップモンスターは2021年に発売開始された口紅で、マスクをつけてもご飯を食べても落ちにくいリップとして一気にトレンドになった商品です。口紅としては異例の350万本以上の売上を突破しました。SNSでは、「〇〇のお店にあった！」「数量限定のカラーがすぐに売り切れちゃった！」など、リアルタイムな情報があちこちで発信されるなど、まさにバズコスメとして大変な人気を集めました。

リップモンスターのようなバズコスメや、使いやすくてお得なプチプラコスメ、高級感と使用感が人気のデパコスなど、様々なコスメが話題になると、情報をゲットしたり、実際に購入するのも楽しいですよね。しかし、気になるコスメを片っ端から集めても、メイクをするのは基本的に1日1回ですし、ベースメイクもポイントメイクも使う量なんてたかが知れています。コスメをたくさん買ってしまうと、残念なことに「使い切れない問題」が起こるのです。

●使い切れないコスメの定番はアイシャドウ

なかなか使い切れないコスメの定番はアイシャドウです。キレイなカラーと使いやすい色味や、落ちにくい仕様のアイシャドウはプチプラコスメや韓国コスメ、デパコスでも様々な商品が販売されています。新しいラインも頻繁に発売されるので、「このアイシャドウは持っていないから試したい！」と思って、使い切っていないものがあるのについつい買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

また、その時のトレンドでカラーや質感が変わってくるので、同じような色でもマットタイプやシアータイプ、ラメやグリッターがザクザクに入ったタイプでは仕上がりが異なります。気分に合わせて変えられるのがメイクのいいところなので、「今日はマット仕上げでオフィス向けにスタイリッシュにしたい」「おでかけするからグリッター入りでキラキラにしよう」と使い分けをすることもありますよね。そうなると、使わないアイシャドウがどんどん溜まっていったり、パレットの中で1色だけ大量に残ってしまうといったことが起こるのです。

使わないアイシャドウはどうすればいいの？

使わないアイシャドウが溜まってしまうのはあるあるですよね。1つのアイシャドウが残るだけでなく、中間色や締め色など沢山使わないカラーだけが残ってしまい、なんだかもったいなくて捨てられないというパターンも少なくありません。

さらに、アイシャドウをはじめ、コスメは肌に直接つけるものなので、長期間放置しているものは衛生面的にお肌に使うのはおすすめできません。
アイシャドウの場合、未開封なら製造日から3年、開封後は1～2年以内に使い切ることが推奨されています。基礎化粧品やリップなどはさらに期間が短くなるので、消費期限までには使い終えるのが最も安全なのです。

とはいえ、次々気になるコスメが発売されてどんどん買い足したくなるのも事実。そこで、もう使わないアイシャドウは以下のように活用してみましょう！

使わないアイシャドウをセルフネイルに活用！

使わないアイシャドウを活用した、簡単セルフネイルに挑戦してみましょう！
セルフネイル好きの方ならご存知かと思いますが、ネイルのやり方としてパウダーを使うデザインはいくつかあり、粒子の細かいラメはミラーネイルっぽく使うことができますし、アイシャドウを使ってワンカラーを作ったり、グラデーションネイルにすることもできちゃいます。

アイシャドウを活用したセルフネイルはマニキュアでもジェルネイルでも作れるので、ぜひ試してみてください♪以下ではマニキュアでのやり方と、ジェルネイルでのやり方をご紹介します。

マニキュア+アイシャドウでワンカラーネイル

まずはマニキュアとアイシャドウで作る、簡単ワンカラーをご紹介します！

●用意するもの

アイシャドウチップは面がキレイなものを用意してください。汚れているチップは、中性洗剤で軽く揉み洗いするとキレイになりますよ♪
ベースコートやトップコート、ダストブラシはネイリストのおすすめをご紹介します。

JESSICA ベースコート ヘルシー

・アメリカ発の老舗ネイルブランド「JESSICA」のベースコート
・幅やサイズが小さめのハケで小回り◎
・ナチュラルなツヤが使いやすい

マキアージュ トップ&ベースコート

・トップコートにもベースコートにも使える
・爪のデコボコを補正しながらツヤ爪に
・耐久性が良いと口コミで人気

Chimotoネイルアートブラシ

・爪の削りカスやパウダーをはらうためのブラシ
・プチプラで使いやすい
・柄が長いので持ちやすさも◎

●やり方

※マニキュアを塗る前にネイルケアをして、消毒用エタノールなどで爪を拭き取ってから始めましょう。

●キレイに作るコツ

・アイシャドウがはみ出てもマニキュアが乾いた後にウェットティッシュで拭き取ればOK！

・アイシャドウチップを塗る時、ダストブラシを使う時、トップコートを塗る時はふわっと優しく！

・トップコートのハケにアイシャドウがついてしまった時は、ティッシュを使って優しく拭き取りましょう。

・アイシャドウは油分が含まれているので、トップコートから剥がれやすくなることも。気になる方はトップコートを2度塗りしてください。

ジェルネイル+アイシャドウでグラデーションネイル

初心者にはちょっぴり難しいグラデーションネイルも、ジェルネイルとアイシャドウを活用すれば簡単に作れます！

●用意するもの

上記の他に、ネイルケア用品や、ジェルネイル用筆、ジェルネイル硬化ライトも用意してくださいね。ベースやトップに使うクリアジェルは、以下のようなハケがついた商品がおすすめです。

SEED RESIN ノンサンディング ベースジェル ＆ ノンワイプ トップジェル セット

・ハケ付きジェルポリッシュタイプで使いやすい
・安心の日本製ジェル
・定着の良さが口コミで高評価

SEED RESIN ノンワイプ マットトップジェル

・未硬化ジェルが出ないマットトップジェル
・すりガラスのような質感
・LEDなら約30秒で完全硬化

●やり方

※塗る前のプレパレーションと爪表面の拭き取りをしてからスタート

●キレイに作るコツ

・ノンワイプのマットトップジェルに、アイシャドウをこすりつけるように塗るのがポイント。

・爪の断面ににアイシャドウを塗ると、トップジェルが爪先から剥がれやすくなるので注意して。

・パウダー部分の剥がれやすさが気になる時は、トップの前にベースジェルを塗ってみましょう。

・ベースジェルを塗った後に好きなカラージェルを全面塗りすれば、下地ありのグラデーションネイルに！

使わないアイシャドウを活用してレジンアクセ作り

使わなくなったアイシャドウは、割れてしまったものもありますよね。むしろ割れている方が使いやすいアレンジ方法があります。それがレジンアクセサリーの着色料に使う方法です。

レジン液はモールドに入れ込んで、ライトで固めることでクリア感のかわいいアクセサリーやキーホルダーを作ることができます。レジン液自体に色がついている商品も売られていますが、透明のレジン液の方がお得で手に入りやすいです。透明のレジン液に色をつけたい時は、粉々になったアイシャドウをしっかり粉末状にして、透明のレジン液と混ぜてみましょう。

●やり方

アイシャドウを細かい粉末にするには、オーブンシートなどのツルツルとした紙にアイシャドウを出し、シートでしっかり挟んでから、ペンやスプーンの腹などをつかって細かく潰しましょう。

●キレイに作るコツ

・アイシャドウの量は少しでも多いとレジンが固まらなくなるので注意して。

・アイシャドウとレジン液はゆっくり、空気を入れないように混ぜる。

・固まりづらい時は両面で時間長めに硬化しましょう。

アイシャドウはラメやパールが細かく入っているものや、大きなグリッターが含まれているものが多いので、通常の顔料とは異なるテイストのレジンアクセが作れますよ！粉々になったアイシャドウも無駄にならないので、思わず沢山作りたくなっちゃうかもしれません。セルフネイルや手作りアクセで、使わないアイシャドウも無駄なく活用しましょう♪