日本の伝統文化の中でも国内外問わず特に人気のある「茶道」。
みなさんの中には、興味のある方も多いと思います。
ただ、近年はほとんどの女性がネイルをしているので、茶道のお稽古をはじめたり体験したりする時は「ネイルはどうしたら良いのか?」気になりますよね。
茶道ではネイルは禁止なのでしょうか?
今回は茶道を習う時やお茶会にお呼ばれされた時、ネイルはどうしたら良いか?
茶道における「手元のマナー」についてお伝えします。
茶道でネイルはNG?
茶道に興味はあるけど「茶道ってネイルしたままでいいのかな・・・?」
このような疑問を持っている方は多いです。
結論からお伝えすると、「何もしないに越したことはありませんが、近年はネイルしていても大丈夫」です。
ただし、本格的な稽古場では師匠によってNGなこともあります。
そこは確実に稽古場の空気を読んでいきましょう!こっそり先輩に聞いてみても良いかもしれませんね。
とはいえ、現在はネイルをしている人がとても多いです。
そのため昔のように普段のお稽古の時からネイルNGと言われることはかなり減っています。
ただし、お茶会や身内以外の人間が集まる茶道のイベント時などは、ネイルは取るようにしましょう!
ネイルが好きな人からすれば、ネイルを取るのは本当に嫌で「なんで?」と思うかもしれません。
でもせっかく茶道を習っているなら、茶道の精神を重んじていきましょう。
一期一会の出会いの中で、自分がネイルをしていることで不快に思う方がいるかもしれません。
相手に対する思いやりの精神を大切にしていくのもまたお稽古です。
茶道では避けた方がいいネイル
前述の通り、普段のお稽古の時はネイルOKが出ているお稽古場も近年では珍しくありません。
しかし、ネイルをするならデザインには気を使う必要があります。
では、お茶のお稽古をするなら避けた方がいいネイルデザインをお伝えします。
大きなパーツやストーンが付いている
茶道の道具は大変貴重なものばかりです。
ネイルに大きなパーツやストーンなどが付いていて、万が一それらが道具に当たり傷を付けてしまっては大変です。
ネイルが禁止ではなくても、デザインはフラットなものを選ぶようにしましょう!
ロングネイル
爪の長さも重要です。
茶道の道具を扱う時は主に指先を使って行い、握り込むような扱いはほとんどありません。
それは手の脂が極力道具につかないように配慮された扱い方になっているから。
このように道具が傷まないように指先を使うわけですが、ロングネイルでは確実に道具を掴み損ねます。
道具を倒してしまったり、細かな作業が行いにくかったりするので、ロングネイルはNGです。
このように、ネイルが禁止でなくても最低限の配慮は必要かもしれません。
ちなみにお道具を傷つけないために、時計やアクセサリーも外すのもマナーなので覚えておきましょう!