5月も半ばになるといよいよ紫外線を無視できなくなってきます。顔以外にも日焼け止めを塗りはじめている人も多いのではないでしょうか。ところで手や腕、首など面積の広い部分に日焼け止めを塗る時、どのように塗っていますか?ほとんどの人は日焼け止めを手のひらに出して、ある程度伸ばしてから塗っているのではないでしょうか。たしかにその方法が一番手っ取り早く簡単に塗ることができます。でも塗り終わった後、手のひらが日焼け止めでベタベタするので、そのまま服に触ったりバックを持ったりするのは嫌ですよね。手を洗えばいいのですが状況によっては難しかったり、何よりもせっかく手の甲に塗った日焼け止めが洗って落ちてしまうのは嫌ですよね。このように手のひらが日焼け止めでベタベタしている時、皆がどうしているのか気になりますよね。でも実は、そもそも日焼け止めは手のひらで塗ってしまうとUVカット効果が半減しているのをご存知でしょうか?手のひらの皮膚やシワに日焼け止めの成分が奪われてしまい、40%~50%の効果しか発揮できていない可能性があるのです。そのため日焼け止めの効果を十分に発揮させるためには、手のひらを使わないで塗った方が良いと言われているのです。もちろん手のひらで伸ばしていくのは間違いとは言いませんが、せっかく塗るならよりしっかりとした紫外線カット効果を得たいですよね。今回は日焼け止めの効果を殺さない正しい塗り方、そして最近人気急上昇の手を汚さずに塗ることができる「スティックタイプの日焼け止め」についてご紹介します。
手のひらが日焼け止めでベタベタしたらどうしている?
そろそろ本格的に日焼け止めの塗り忘れはお肌にとって危険な季節になってきましたね。そこで皆が悩むのは「手のひらが日焼け止めでベタベタした時、みんなはどうしているか?」です。乳液タイプであれ、ジェルタイプであれ、日焼け止めを塗る時は手で伸ばしていく必要があります。ベタベタが気になったら手を洗えば良いのですが、手を洗った後にもう一度手の甲に日焼け止めを塗り直すことになります。皆どうしているのでしょうか?
- ウェットティッシュで手のひらだけ拭く
- タオルやハンカチ、ティッシュで拭く
- 手を洗ったら手の甲どうしを合わせるようにして日焼け止めを塗り直す
- 手のベタベタがなくなるまで足や他の箇所に擦りつける
それぞれに色々やり方がありますね!手を洗った後に手の甲を使って日焼け止めを塗り直すのが、二度手間感はありますが一番スッキリしそうですね!ウェットティッシュで拭くのは手っ取り早いようですが、ウェットティッシュがすぐに取り出せるように用意しておく必要がありますね。
手の甲には日焼け止めを絶対塗って!
日焼け止めの塗り忘れが最も多いのが「手の甲」です。腕や足、首は肌の露出度が上がるので意識して塗ることができますが、手の甲は一年中出ています。そのため、ついついUVケアを忘れがちです。しかし手の甲は皮膚が薄くて乾燥しやすく、身体の中でも特にシミやシワになりやすい箇所なのです。手のシミは顔にできるシミと同じくらい、老けた印象を与えます。そしてその原因のほとんどが紫外線によるダメージからくるものです。手は常に動いていて当たり前に使うので、ついついメンテナンス不足になりがちです。家を出る時は手の甲までしっかりと日焼け止めを塗って出かけても、外で過ごしている間に手を拭いたり洗ったり、物に触れたりしている間に手のUVケアのことなどすっかり忘れてしまうのです。皆さんも心あたりがあるのではないでしょうか。しかしそんなことでは、手はどんどん老けていってしまいます。若々しくキレイな印象の人が顔に手を当てた時に、手が黒ずんでシワやシミがあり別人の手のように老けて見える人は多いです。保湿ケアやネイルで指先をキレイにすることも大切ですが、忘れずに行ってほしいのは「UVケア」です。
残念ながら手のUVケアは、よほど意識していないと誰でも忘れてしまいます。しかしシミやシワを回避するには、日々の紫外線対策しかありません。反対に、若い時から紫外線対策を忘れずコツコツと行っていた人の手は、何歳になっても10代のような手肌をキープしている人がほとんどです。これは嘘のようですが、本当です。
もう遅いと諦めず、今から意識した紫外線対策を行い、5年後、10年後の自分のために今の手肌を維持することを目標にしまう!
手のUVケアにはスティックタイプがおすすめ
手のUVケアにはスティックタイプがおすすめです。通常の日焼け止めでもいいですが、気になった時にサッと塗るにも反対の手を使って伸ばさなくてはなりません。その都度ベタベタになりますし、ついつい面倒になってしまうのですが、スティックタイプなら大丈夫です。リップクリームを塗るような感覚で、片手でスッスッと手の甲から指先まで滑らせれば良いのです。スティックタイプの日焼け止めは使用感もサラサラとしたものが多く、軽いつけ心地のものがほとんどです。また持ち運びにも適しているので、ストレスなくいつでも簡単に塗ることができます。手の紫外線対策を考えている人はぜひ使ってみてください。
スティックタイプの日焼け止って実際どうなの?
スティックタイプの日焼け止めは、リップクリームのように固形にした日焼け止めを直接肌に塗っていくものです。このタイプは、ワキの消臭剤として発売されているものの方が見慣れているのではないでしょうか。実は日焼け止めとしても特に新しいタイプではなく、スティックタイプの日焼け止めは以前からありました。すでに海外では一般的でしたが日本ではあまり種類は多くありませんでした。ところが最近、このタイプの日焼け止めが様々なメーカーから発売され、今注目を集めています。しかし長年液体を手に出して塗るスタイルに慣れていると、スティックを直塗りするだけでは塗り残しや塗りムラができそうで心配という人は少なくありません。そうとはいえ、日焼け止めコーナーで見かけて気にはなっている・・・、そんな人も多いのではないでしょうか?ここではスティックタイプの日焼け止めが注目されている理由をお伝えします。
●スティックタイプ日焼け止めのメリット
- 手が汚れない
- ほぼ透明で白くなりにくい
- 密着度が高い
- ベタつきが少ない
- 液垂れしない
- 持ち運びやすい
- 気になった時に片手で塗ることができる
●スティックタイプ日焼け止めのデメリット
- コスパが悪い
- 凸凹した箇所は塗りにくい
- 塗れたかどうかわかりにくい
スティックタイプの日焼け止めは幅が決まっているので、体への使用には向いていないようですが、そうでもありません。メリット・デメリットを見ても圧倒的にメリットの方が多く、デメリットの内容も問題があるようなものはありません。顔は一年を通してUVケアしている人がほとんどだと思います。日差しの強い時期、外出時に意識して日焼け止めを塗って箇所は主に「手、腕、首、足」ではないでしょうか?スティックタイプの日焼け止めは、腕や足のような塗る距離の長い箇所を塗る時、とても便利なのです。通常の日焼け止めは必ず手で伸ばしていくので、日焼け止めを塗り終わった時には両手を使っています。しかしスティックタイプなら、両手のひらを汚さずに手の甲まで塗ることができます。日焼け止めがついた手でお気に入りのバックを持つ必要がなくなるのです。些細なことですが、この差は大きいですよね!
スティックタイプの日焼け止めは、「試しに使ってみたら便利すぎて手放せなくなった!」という人が多く、日本でもじわじわと人気が広がり今に至るのです。
人気のスティック日焼け止めをご紹介
●スティックタイプの日焼け止め
・サイニック エンジョイスーパーアクティブエアリーサンスティック 15g
サイニック エンジョイスーパーアクティブエアリーサンスティックは、サラッとしたテクスチャーで何度重ねても空気のように軽いつけ心地が人気。サラサラとした滑らかな保護膜を形成し、PM2.5の吸着も防止します。7つの植物エキス配合でお肌を優しくいたわる、韓国初の大人気UVスティックです。SPF 50+ PA++++。
・SHISEIDO Suncare(資生堂 サンケア) SHISEIDO(資生堂) クリアスティック UVプロテクター 15g
SHISEIDO Suncare SHISEIDOクリアスティック UVプロテクターは、汗や水に反応して紫外線防御膜が強くなるという「資生堂独自のウェットフォーステクノロジー」を搭載。絶対焼きたくない人に嬉しい安心の日焼け止めスティックです。気になる汗の臭いを爽やかな香りにするハーモナイズ香料も配合でユニセックスに人気。レジャーシーンやゴルフ、外出の多い人におすすめです。SPF50+PA++++。
・HOLIKA HOLIKA ホリカホリカ UVクリアスティック(紫)2022年版
HOLIKA HOLIKA ホリカホリカ UVクリアスティック(紫)は、2022年に美容成分97.6%にUPしてリニューアルした韓国発の大人気UVスティックです。クリアタイプで服に色がつく心配がありません。オイルのようなテクスチャーで滑るようにスルスルと塗ることができます。美容成分たっぷりでSPF50+PA++++。UVカットしながらサラサラの質感と、艶のある美しい肌に仕上がると人気です。
・紫外線予報 さらさらUVスティック 日焼け止め 透明 15グラム
紫外線予報 さらさらUVスティックは、ウォータープルーフなのに石けんで簡単に落とせる、子どもの肌にも使える色素、無香料、ノンパラベン、ノンアルコールのUVスティックです。7種類の植物成分配合で肌の潤いを守ります。顔にも体にも使えるSPF50+、PA++++。塗った後のサラサラな仕上がりが人気です。
●日焼け止めパウダー
もし日焼け止めやスティックタイプの日焼け止めのベタつきが気になる人や、一年中室内にいてランチタイムに外出するだけというような人は、UVパウダーの使用がおすすめ!
ランチタイムだけの少しの外出ならわざわざ日焼け止めを塗り直す必要はありません。日に当たる箇所にパウダーやスプレーをサッとかければOKです。また日焼け止めのベタつきがきになる人も、上からパウダーを重ねればサラサラになります。普通のパウダーでも良いのですが、UVパウダーを使った方が日焼け止めの塗りムラもカバーできるので、日差しの気になる季節はUVパウダーの使用がおすすめです。フェイスパウダーとしての使用ならパウダーのカラーを気にすることはありませんが、ボディーには服に粉がついてしまうので「ルースパウダー」を選ぶようにしましょう!
・Chacott チャコット フィニッシング UVパウダー クール レディース&メンズ用 ジェンダーレスコスメ 15g パフ付 カラー:クリア 762 SPF値 30SPF
・プライバシー UVパウダー50 黒龍堂 プライバシーUVパウダー50
・ETVOS エトヴォス ミネラルUVボディパウダー SPF40 PA+++ 8g
●日焼け止めスプレーもおすすめ
パウダーの粉飛びが面倒な人は出かける前にサッと手や腕にUVスプレーを使用するのもおすすめです。
・紫外線予報 透明UVスプレー SPF50+ PA++++ 顔 150g