5月の大型連休が終わりましたが、仕事や学校に戻っても5月病のような症状に悩んでいる方もいるかもしれませんね。そんなときはネイルサロンに行ったりセルフネイルをしてみたりして、気分転換をしてみませんか?春が近づいてきたことから実はじわじわと人気が続いているのが「チークネイル」です。じゅわっと色づいたように見える「チークネイル」は数年前にも人気が出たデザインですが、今は韓国ネイルやワンホン風ネイル(中国のトレンドを取り入れたネイル)の雰囲気を取り入れたものが最近は流行しています。今回の記事では、ジェルネイルでチークネイルをするやり方や人気のデザインをご紹介します。チークネイルではふわっとした色使いにするために、カラーをつける時にスポンジを使用するのがおすすめです。スポンジを使ったネイルアートは他にもあるのでいくつかご紹介します。筆とは違った色づき方を楽しめますよ!ぜひスポンジを使いこなして様々なネイルアートを楽しんでみてくださいね。
チークネイルがじゅわっと可愛い
チークネイルは数年前にも人気を博したネイルデザインで、メイクのチークのように爪の真ん中あたりをふわっと色づかせます。チークなのでピンク系やオレンジ系のカラーを使用することが主流ですが、ブルー系やブラウン系など寒色やダークカラーを使ったデザインも見られます。チークネイル自体は平面的なアートなので、ジェルネイルだけでなく、マニキュアでもチャレンジできるデザインです。
また、今はチークネイルに少しアレンジを加えたデザインで「純欲ネイル」と「ワンホン風ネイル」にするというのが人気になっています。3種類について詳しく見ていきましょう。
●チークネイル
爪の中央あたりを濃く、外側を薄いグラデーションにしたネイルデザイン。メイクのチークのような色づき方なのでこのように呼ばれます。ピンク系やオレンジ系の血色感を出せるカラーを使用するのが特に人気です。マットコートでふわっとさせるよりもツヤ感の出るトップジェルを使ってじゅわっとした質感に仕上げるとよりトレンド感を出せますよ!また逆チークネイルといって、爪の外側の色を濃く、爪の中央に向かって色を薄くするグラデーションにするデザインもあります。また、チークネイルに合わせたいアートとしては、スキニーフレンチ(細フレンチ)やマグネットジェルです。ラメのラインでスキニーフレンチを合わせるとよりエレガントな雰囲気に、個性的なカラーでフレンチラインを入れるとスタイリッシュな仕上がりになるので様々な雰囲気が楽しめますよ!
ちなみに、チークネイルにマグネットジェルを合わせるものを「純欲ネイル」といい、ストーンや大きめのパーツを合わせるのを「ワンホン風ネイル」といいます。
●純欲ネイル
チークネイルにマグネットジェルを合わせて、ラメの輝きを先端に集めたデザインを純欲ネイルと呼びます。春にトレンドになった純欲メイクのネイルバージョンと言ったイメージでしょう。じゅわっとしたチークネイルの色づきにマグネットの繊細な奥行きのある輝きが可愛らしいデザインです。重ね塗りしますが、平面的なので派手な感じになりにくいのでオフィスネイルでも問題なくいける万能なアートと言えます。マグネットをあわせて更にパーツを乗せてワンホン風にするデザインも人気です。
●ワンホン風ネイル
チークネイルに大きな蝶のパーツや、クリスタルストーンを乗せるデザインです。チークネイルのふわっとした色づきに華やかなパーツが付くことで上品ながらも見応えのあるネイルに仕上がります。大きなパーツならイベント時に、小さめのストーンを合わせるならオフィスネイルにも使えるデザインです。
●インスタで見つけたお洒落なデザイン!
インスタで見つけたトレンド感あふれる可愛いチークネイルのデザインをご紹介します。
出典:www.instagram.com(@iozq_s2__)
爪先にライン、小さめのストーンを合わせたちゅるんと感がキュートなチークネイル!血色が良く、肌や指先も綺麗に見える仕上がりになっています。
出典:www.instagram.com(@jill.nail)
チークネイルにマグネットジェルを合わせたデザイン!左手の薬指のハートのアートや、ポイント使いされたストーンが華やかさをプラスしています。
出典:www.instagram.com(@hit0mi.nails)
チークネイルにガラスフレンチとぷっくりフラワーアートを合わせた贅沢でゴージャスなデザイン!フラワーアートの指はチークネイルがお花の色のようになっていてお洒落です。
次の項目ではいよいよジェルネイルでチークネイルをする方法をご紹介していきます。
ジェルネイルでチークネイルのやり方
ジェルネイルでのチークネイルのやり方をご紹介します。ふわっと色づいたような色の付け方にすることで血色感のある可愛らしい指先に仕上げることができます。
●必要なもの
- ベースジェル
- ノンワイプトップジェル
- カラージェル2色(ベースカラーとチークアート用)
- マグネットジェル
- 磁石
- ファンデーションスポンジ
- ストーン
- ピンセット
- 硬化用ライト
マグネットジェル
リーズナブルな価格で、発色もきれいなマグネットジェルです。磁石が別売りなので注意が必要です。今回はシリウスを使用しています。使うときはスパチュラや爪楊枝でよく撹拌してから使用しましょう。
今回は丸い方の磁石を使用しています。
●下準備
まずはジェルを塗るための下準備をしましょう。エメリーボードで自爪の長さと形を整えます。キューティクルリムーバーを爪の根元に塗布して、メタルプッシャーで甘皮を押し上げます。キューティクルニッパーで甘皮を除去してください。180Gのスポンジバッファーで自爪の表面を軽く擦って凹凸を付けます(サンディング)。この工程をすることで自爪とジェルの密着が良くなり持ちが良くなります。ただし、やり過ぎると自爪が薄くなる原因になるので注意しましょう。
●やり方(マグネットジェル)
- ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
- カラージェルを塗ってライトで硬化。肌なじみの良い色をベースカラーにするのがおすすめです。
- チークにするカラージェル(セリアのガーリーピンクを使用)をパレットに出します。
- ファンデーションスポンジにカラージェルを少量取り、爪の真ん中辺りからポンポンと色付けをします。ライトで硬化。
- スポンジで2度塗りしてふんわりと濃淡をつけましょう。ライトで硬化します。
- ガーリーピンクを爪の真ん中に少しプラスして濃淡をしっかり付けます。ふんわり仕上げたい方は飛ばしても大丈です。
- マグネットジェルをよく撹拌し、全面に塗ります。磁石の丸い方を爪の真上から当てます。次に先端から磁石を当てて、ラメを爪先に集めて輝かせます。フレンチのような形に輝いたらライトで硬化してください。
- 最後にノンワイプトップジェルでコーティングしてライトで硬化すれば完成です。
●やり方(ワンホン風)
- ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
- カラージェルを塗ってライトで硬化。肌なじみの良い色をベースカラーにするのがおすすめです。
- チークにするカラージェル(セリアのガーリーピンクを使用)をパレットに出します。
- ファンデーションスポンジにカラージェルを少量取り、爪の真ん中辺りからポンポンと色付けをします。ライトで硬化。
- スポンジで2度塗りしてふんわりと濃淡をつけましょう。ライトで硬化します。
- ガーリーピンクを爪の真ん中に少しプラスして濃淡をしっかり付けます。ふんわり仕上げたい方は飛ばしても大丈です。
※⑥までは同じやり方です。 - ストーンを付けるのでトップジェルを薄く塗ります。
- ピンセットでお好みの位置にストーンを乗せます。位置が決まったらライトで硬化。
- ノンワイプトップジェルで爪全体をコーティングしてライトで硬化すれば完成です。
●チークネイルする時に使うカラーはシアー系がやりやすい!
ジェルネイルでもマニキュアでも、ぼかしてグラデーションにしやすいカラーはシアーカラーです。マットな透け感のないカラーはグラデーションをしにくいので、もし使いたい場合はクリアジェルを混ぜてから使うといった工夫をすると塗りやすくなります。くすみカラーでチークネイルにしたいときは1度塗り目、2度塗り目はクリアジェルで薄めたカラーを使って、最後に中央にそのままのカラーで濃くしてあげると綺麗なグラデーションになりやすいですよ!
●ベースカラーは塗らなくてもOK
今回の紹介ではシアーベージュ(ダイソー)やシアーミルクピンク(ダイソー)をベースカラーに塗りました。しかし、ベースカラーを塗らずにベースジェルを塗った後すぐにチークネイルをしてももちろんOKです。ただしその場合は爪先の白い部分が透けて見えてしまうのだけ注意してくださいね!
スポンジを使ったネイルアート
チークネイルではスポンジを使ってふんわりと色を付けるというやり方がポイントになります。この項目では、スポンジを使ったネイルアートをご紹介します。
●グラデーション
チークのアートもグラデーションの一種ですが、爪先が濃くて根元にいくにつれて淡くなるグラデーションネイルにもスポンジは使用できます。ジェル筆だけでもグラデーションは可能ですが、境目のないきれいなグラデーションにするのは難しいのでスポンジを使うのはおすすめです。1度塗り、2度塗りをスポンジで行って、爪先だけジェル筆で濃く色付けすると濃淡のはっきりした綺麗なグラデーションになります。
●ブランケットチェック
秋冬に人気のブランケットチェックをするときもスポンジを使います。カラージェルを小さくカットしたスポンジに付けてポンポンとスタンプするようにラインを引きましょう。縦と横にラインを引き、更にホワイトのラインやラメラインなどを合わせてみましょう。ブランケットネイルの場合は、マットコートで仕上げると温かみのある雰囲気のブランケットネイル人仕上がります。
●オーロラネイルやミラーネイル
オーロラネイルやミラーネイルにする時は、パウダーをつける際にファンデーションスポンジを使うのがおすすめです。もちろんアイシャドウチップでもOKですが、小さくカットしたファンデーションスポンジは使い捨てできるので常に綺麗な状態で使用できるのがメリットです。より少量でアイシングジェルのラインにだけつけるなどのときはシリコンブラシを使用するのが良いでしょう。
チークネイルで血色感のある指先に!
いかがでしたか?今回の記事では、ジェルネイルでチークネイルのやり方についてお話をしてきました。爪先がじゅわっと色づいたように見えるので血色が良く見えて肌のきれい見えにも繋がりますよ!透明感もあるので暖かくなってきた今の時期にぴったりです。チークネイルにマグネットジェルを合わせたり、ストーンを合わせてワンホン風にしたりするのが特にトレンドです。チークネイルをするときは、ぜひセルフネイルでチャレンジしてみてくださいね。