スカルプの取れかけが痛い時の対処方法!長さ出しが浮いている時の応急処置 | ネイル女子

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ネイルをつけるときはショートネイルが基本という方も多いですが、ロングネイルも根強い人気があります。筆者も基本はショートネイルで過ごすのですが、クリアフレンチが流行っているのもあって、慣れないながらもクリアフレンチのジェルスカルプをつけたことがあります。ロングネイルはやはりネイルの魅力が全面に出るので、すごくかわいいですよね!爪が長いと指が細く見える効果もあって、すらっとした女性らしい手元になり、なんだか嬉しくなりました。しかし、爪が長い生活に慣れていないと、爪先をものに引っ掛けてしまったり、ぶつけてしまったりと「なんだか扱いづらいな・・・」と思うことが多くなりませんか?筆者は爪が長い状態に慣れていないので、クリアフレンチのスカルプをつけた状態で過ごすのはかなり苦労しました。特にコンタクトレンズを目から外すときが大変で、毎回目に爪が刺さりそうだなと少し怖かったです。このように、扱いに慣れないとなかなか大変なスカルプですが、特に多いトラブルが「スカルプが取れかけで痛い!」というケースです。つけるのにも専門的な知識が必要なスカルプですが、スカルプをつけたあとは過ごし方に注意が必要なのです。今回の記事ではスカルプが取れかけで痛いときは、どのような方法で対処すればいいのか、詳しく解説して参ります。

スカルプ=アクリルやジェルで作るネイルの長さ出し

ネイルのスカルプとは、アクリルやジェルを使って爪先を人工的に長く伸ばすやり方を指します。ネイルサロンで「スカルプ」というメニューが記載されているなら、アクリルを使った長さ出しメニューの可能性が高いです。そして、近年人気が高まっている「クリアフレンチ」や、少々短めで柔軟性がある長さ出しはジェルを使ったスカルプです。スカルプをすることで、自爪よりも長い爪を作り出すことができるので、デザインや特殊なアート、アーティスティックな超ロングネイルまで、幅広く楽しめます。

しかしスカルプが大変人気だったのは主に1990年後半から2000年代前半にかけてで、いわゆるギャルファッションが大流行していたタイミングです。ギャルといえば派手なヘアスタイルとファッション、そしてロングでアートの目立つ爪というほどスカルプが定番でしたが、徐々にナチュラルなファッションがトレンドになり、さらにファッションのテイストが多様化していきます。それに伴いギャルファッションや、それを象徴するスカルプのロングネイルもだんだんと人気が落ち着いていきました。

スカルプはずっと人気!

しかし、2020年代でスカルプを付ける人が全くいないかと言われれば、そうではありません。現在はクリアフレンチや、適度な長さのスカルプが人気を集めており、これまでのような派手な印象のロングネイルだけでなく、様々なデザインのスカルプネイルが楽しまれています。

しかし、スカルプによるロングネイルは、慣れていない人からすると扱いづらく、ふとした瞬間にぶつけてしまい、折れてしまうというケースもあるのです。スカルプは自爪にしっかりと密着しているので、ぶつけたりしてしまうと爪にもダメージが入ってしまいます。さらに日常的に負荷がかかっていると、だんだんとスカルプが自爪から取れかけて、引っかかるような状態に。こうなってしまうと、いつも通り生活していても「痛い!」とつらい思いをしてしまうかもしれません。では、スカルプの取れかけはどのように対処すればいいのでしょうか。

スカルプが取れかけで痛いのはこんな状態かも

スカルプをつけていて取れかけている、しかも痛い!というときは、なるべく早い段階で対処しましょう。痛みがある状態でスカルプが取れかけているなら、以下のようなケースに当てはまるかもしれません。

①自爪とスカルプが一緒に折れている
スカルプの取れかけで一番多いケースが、「自爪とスカルプが一緒に折れてしまっている」です。爪が長いと、ついついぶつけてしまったり、引っ掛けてしまいがち。アクリルやジェルネイルでつけるスカルプは、爪がコーティングされていることもあって、なんだか自爪ごと丈夫になったように思いますよね。しかし、スカルプであっても頑丈で絶対に取れないというわけではありません。衝撃や負荷がかかると、スカルプと自爪が一緒に曲がってしまい、折れてしまうこともあるのです。

特にアクリルでできたスカルプは硬度が高く、持ちが良い傾向にあるのですが、硬いがゆえに自爪にフィットせず、アクリルスカルプの方があまり持たないという人もいます。自爪は多少の柔らかさがあるので、爪と一緒にしなるような素材で出来ていないとネイルと自爪の間にスキマができてしまい、浮いてしまうといったことも起こるのです。

上記のような理由から、爪が弱くなっていたり、もともと自爪が薄い人は、アクリルをつけることで取れかけになりやすい、持ちが悪いという可能性もあります。長さ出しができるジェルなら、アクリルよりも柔軟性があるので、スカルプの素材を変えたほうが良いかもしれません。

②スカルプと一緒に爪の層が取れかけている
想像するだけで痛いですが、自爪が折れるとまでいかなくても、爪の表面の層がスカルプと一緒に取れかかっているかもしれません。爪はもともと3つの層が重なって出来ています。表面の層は特に薄いので、ジェルネイルやアクリルスカルプのオフを雑に行っていたり、ネイルケアで表面を磨きすぎていると、さらに薄くなってしまいます。するとちょっとした衝撃でもスカルプやネイルが取れやすくなってしまうのです。スカルプが自然に取れかけの状態になってしまうのは、爪の表面が傷ついていて、スカルプの定着が悪くなっているからかもしれません。

いずれにせよ、スカルプが取れかけなのは正常な状態ではありません。さらに痛いとなると、自爪にもかなりダメージが入っている可能性があります。では、取れかけのスカルプはどのように対処すればいいのでしょうか。







スカルプが取れかけで痛いときは皮膚科へ

スカルプが取れかけで痛みが続いていたり、出血がある場合は、まずは皮膚科のある病院を受診しましょう。スカルプのことなら、ネイルサロンが一番良いのではと思われる方も多いのですが、ネイリストは医療行為をする資格はないので、具体的な処置ができません。例えば、本当はすぐに爪を短くして塗り薬を塗ったほうがいいのに、ネイルサロンに行ってなんとかして欲しいとお願いしたら、取れかけのスカルプを無理やりコーティングしてくっつけるなど、適切な対応が受けられないという可能性もあります。ネイリストもお客さんからお願いされたらまず断れません。出血やジンジンとした痛みが続く場合は、爪や皮膚が傷ついている可能性が高いので、病院に行って診察してもらい、医師から指示を仰ぎましょう。

スカルプが取れかけですぐにネイルサロンに行けないときは?

痛みも出血もないけど、スカルプが取れかけている、しかもネイルサロンにすぐに行けない・・・という方は、ネイル用グルーを使って応急処置しましょう。

ネイル用グルーとは

ネイル用グルーは、自爪のリペア(亀裂補強)や、ネイルチップをつける時などに使う爪やネイル用の接着剤です。文具店などに売っている接着剤とは成分が異なるので、スカルプの応急処置を行う際は、必ずネイル用グルーを使うようにしましょう。

ネイル用グルーは、ネイルショップだけでなく、バラエティショップや100円ショップでも売られていることが多いです。100円ショップのネイルグルーは、接着力が弱めな商品もあるので注意しましょう。ネットショップで売られている、ベーシックなものがおすすめです。

ネイリストのおすすめポイント:BEAUTY NAILERのネイルアートグルーはプロのネイリストやセルフネイラーなど、幅広いネイル好きから人気のネイルグルーです。定番商品としてネイルショップやバラエティショップで売られていることも多く、接着力や使いやすさも◎

ネイリストのおすすめポイント:ネイルグルーはerikonailの商品も人気を集めています。使いやすいブラシタイプで、自爪の亀裂補強にも使える接着力が特徴です。ネイルグルーは容量が大きすぎると、使い終わらないうちに固まってしまうこともあるので、こちらの商品のような使い切れるちょうどよい大きさがおすすめ。

ネイリストのおすすめポイント:ibdのブラッシュオンネイルグルーは、プロのネイリストから支持を集めている商品です。ibdはプロネイリスト向けのネイル用品を数多く販売しており、ネイルグルーもプロユースできるように強い接着力があります。他のネイルグルーより少しお高めですが、安定して使える商品をお探しの方にぴったりです。

ネイルグルーを使って応急処置のやり方

取れかけているスカルプの部分と自爪を、ネイルグルーでくっつけましょう。ネイルグルーはハケがついているものが多いので、ハケの先にネイルグルーを少量取って、自爪にそっと塗布していきます。スカルプ側につけるとグルーの量が多くなりがちなので、自爪に少し薄めに伸ばしていくのがおすすめ。グルーを塗ったら、乾かないうちにそっとスカルプと自爪を抑えてくっつけましょう。

また、ぺろんと剥がれている状態ではなく、爪からスカルプがちょっとだけ浮いている時は、スキマにグルーを入れ込んで、接着させる必要があります。スキマにグルーを入れ込むように塗布したら、爪とスカルプの境目にもグルーを塗ってくださいね。

ネイルグルーは速乾性がありますが、全体をしっかり乾かすためにも、3~5分くらいはくっつけたまま動かさないように待ちましょう。乾かないうちに指先を使ってしまうと、スカルプとグルーの定着が悪くなってしまいます。

まとめ

スカルプが取れかけているのに放置してしまうと、ふとした瞬間に爪が折れてしまったり、亀裂が入ってしまうかもしれません。痛い思いをする前に、素早く応急処置をしましょう。ネイルグルーは亀裂補強にも使えるので、1つ持っておくと便利ですよ。ネイルグルーがない時は、絆創膏を巻いてしっかり固定させてください。そして、スカルプが取れかけですでに出血があったり、痛い状態が続いているなら、ネイルサロンでは処置ができません。なるべく早めに皮膚科を受診しましょう。







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