「短い爪はなんだか子供っぽく見える」「あまり綺麗に見えない」と悩んでいる人もいるようです。
自分の爪の形に自信がない人やどんな年代の方も、爪の形のちょっとした工夫でネイル映えする爪や美しい手元は叶います。
そこで今回は短い爪でも綺麗に見える形とその整え方、また、短い爪に似合うネイルをご紹介します。
セルフネイル派の方はぜひ試してみてください。
- 短い爪に似合うネイルの条件とは?
- ・ショートネイルに似合う形に整える
- ・短い爪に似合うデザインを取り入れる
- ・短い爪に似合うカラーを使う
- 短い爪でも綺麗に見える形3選
- ・ナチュラルな印象の「ラウンド」
- ・おしゃれ度アップの「スクエアオフ」
- ・細見えが叶う「オーバル」
- ショートネイルに似合うおすすめデザイン
- 1.ニュアンスネイル
- 2.ピンクやベージュのきれいめワンカラー
- 3.多色使いのポップなネイル
- 4.ラメグラデーション
- 5.マグネットネイル
- 6.ミラーフレンチ
- 短い爪がコンプレックスの人が気を付けること
- ・爪噛み・爪むしりを治すよう心がける
- ・深爪を避け、短くしすぎない
- ・爪先に負担がかからないように過ごす
- ・毎日ネイルオイルとハンドクリームで保湿する
- 短い爪やショートネイルのよくある質問まとめ
- Q1.短い爪のエッジの塗り方がわからない
- Q2.爪が短いとセルフネイルで塗りにくい
- Q3.爪が短くてもネイルサロンに行ける?
- Q4.ショートネイルに向いていないデザインは?
- まとめ:短い爪でも綺麗なネイルは楽しめる!
短い爪に似合うネイルの条件とは?
短い爪や小さい爪は、ポイントさえ押さえればきれいに見せることができます。
各ポイントを分かりやすくまとめてみたので、参考にしてください。
ショートネイルに似合う形に整える
ショートネイルは、爪の形の選び方が重要です。短めの爪だと好きな形にするのは難しいので、自爪に合わせて自然な丸みをつけるのがおすすめ。
オーバルやスクエアオフは、ショートネイルさんに似合いやすい形とされています。
逆にポイントやバレリーナなど、先が細めの形はある程度長さが必要です。
指が太く見えてしまう場合もあるので、無理やり先細の形に整えるのはやめましょう。
短い爪に似合うデザインを取り入れる
短めの爪に似合うネイルは、カジュアルやキュート、ポップといった印象のデザイン。
ボーダーやフラワーモチーフ、リボンなど、アートをしっかり入れても明るく可愛くまとまることが多いです。
目立つかなと思うデザインでも、ショートネイルだと派手になりすぎないので、少し冒険したデザインに挑戦するのも良いかもしれません。
もちろん、シンプルなグラデーションやワンカラーも清潔感のある印象に仕上がるのでおすすめです。
短い爪に似合うカラーを使う
濃い色のワンカラーは、ロングネイルだと派手な印象になりがちですが、ショートネイルの場合派手すぎずおしゃれな雰囲気に仕上がります。
赤やブルーでのワンカラーもカジュアルにまとまるため、デザインがなくても服装に合わせてマニキュアを塗るだけでコーデのランクがアップ!
また、ラメやマグネットなど輝きの強いカラーも、下品にならず華やかに仕上げることができます。
ジェルネイルができない方やセルフネイル派の方は、服装に合わせたり、似合うカラーでマニキュアを楽しむのもおすすめです。
短い爪でも綺麗に見える形3選
短い爪にもおすすめな爪の形と、それぞれのイメージについてお伝えします。
ナチュラルな印象の「ラウンド」
ショートネイルにぴったりな形はオーバルだけではありません。
短さを保てる形に「ラウンド」があります。
ラウンドはオーバルと少し似ていますが、爪先の丸みが違います。
オーバルは爪先が楕円形になるのに対し、ラウンドは爪先が半円になるように作っています。
ネイルをせず、一般的な爪切りで短くしている方は、自然とラウンドになるよう丸く切っているのではないでしょうか。
ラウンドはナチュラルな爪先の形として、幅広い年代の方に愛されています。
先端が丸いので、物を取ったり人を触ったりするときも当たりが強くなりにくいのが特徴です。
そのため、接客業や飲食業、看護・介護をしている方はラウンドに整えている方が多いのです。
そして爪先をぶつけてしまった時も、衝撃による負荷が分散しやすいので爪に亀裂が入りにくくなります。
地爪が弱く、すぐに亀裂が入ってしまうという方にもおすすめな形です。
おしゃれ度アップの「スクエアオフ」
おしゃれに敏感なショートネイル派の人に人気の形が「スクエアオフ」です。
モード感があり、おしゃれで大人っぽい印象になります。
また男性の地爪に多い形でもあるので、クール系ネイルにもピッタリです。
爪先が平なので、負荷が掛かりにくく、爪が割れにくいのが特徴です。
しかしスクエアオフの形にするには、最初にある程度の爪の長さが必要となります。
その理由は爪の形を四角に整えるには「角が必要だから」です。
最低限、爪全体が指よりも長くないと、爪の先を横真っ直ぐに削ったとしても、スクエアにはならず「撫で肩」の形になってしまいます。
爪が短い人のほとんどは指に沿ったカーブ型の爪をしており、元々爪に角がありません。
まずはスクエアオフの形が取れる程度まで、爪を伸ばす必要があります。
細見えが叶う「オーバル」
ショートネイルで、指の細見えも叶えたい!という方は「オーバル」にしてみましょう!
オーバルとは爪の角を削り、先端は丸くし、全体的に少し細長い形に仕上げたものを指します。
爪切りを使う場合は先端だけが丸い形のラウンドや、先端が四角いスクエアになりやすいです。
オーバルは先端がまんまるにならず、楕円形をしているので、爪が縦長に大きく見えます。ショートネイルでも指が細見えしますし、先端が丸いので指先が扱いやすくなりますよ!
ショートネイルに似合うおすすめデザイン
ショートネイルにぴったりなデザインをいくつかご紹介します♪
1.ニュアンスネイル
ショートネイルで特におすすめなデザインはニュアンスネイルです!
ニュアンスネイルとは色やデザインが漠然としたもの指します。
タイダイのような複数の色が混ざったデザインや、曲線や凹凸がポイントになっているデザインなど、様々なデザインがニュアンスネイルと言われています。
ニュアンスネイルはインパクトがあるものばかりなので、ショートネイルでもしっかり映えます♪
ちなみにタイダイ風に2色以上使う場合は、濃い色を少なめに、薄い色を多めにして混ぜましょう。
特に黒はかなり発色の良い色なので、少量にしないと黒が目立ってしまうので注意してくださいね。
2.ピンクやベージュのきれいめワンカラー
シンプルなデザインが好き、オフィスネイルにもぴったりなデザインがいいという人は、ナチュラルピンクのワンカラーネイルがおすすめです!
色は自爪のようなシアー感のあるピンクを使用しましょう!
マニキュアでももちろんかわいいのですが、ジェルネイルにするとよりつるんとした美しいツヤが出ます♪
3.多色使いのポップなネイル
多色使いのポップなデザインもおすすめです。
短い爪だからこそ、色を複数使ってもうるさくなり過ぎず、バランス良くまとまります。
カラフルな色使いでキュートに見せたり、モノトーンでまとめてもシックに決まるので、お好みの組み合わせを楽しみましょう。
4.ラメグラデーション
根本がクリアなデザインが好みであれば、グラデーションにチャレンジしましょう!
特にラメのグラデーションはマニキュアでもジェルネイルでも作りやすいですし、爪の長さを問わずかわいく仕上がります。
作るときはラメを少しずつ動かして、先端は濃い目に、爪の真ん中に向かってだんだんラメが少なくなるようにしてくださいね。
5.マグネットネイル
最近のマグネットネイルは、色や光り方も様々で素敵ですよね。
キラキラ眩しいマグネットネイルも、ショートネイルさんにはもってこいのデザイン。
短い爪だからこそ、ブルーやレッドなど、鮮やかなカラーをしても主張が強すぎずおしゃれにまとまります。
輝きの強いフラッシュタイプのマグネットもおすすめです。
6.ミラーフレンチ
メタリックなミラーフレンチは、ショートネイルだとクールに格好良く決まります。
個性的な雰囲気のファッションをする方や、アクセントがある遊び心のあるネイルにしたい方にもってこいのデザインです。
ゴールドやシルバーのミラーが一般的ですが、最近では赤やピンクなど、カラフルなミラーネイルも流行っています。
お好きなカラーのミラーフレンチで個性を主張してくださいね!
短い爪がコンプレックスの人が気を付けること
短い爪が気になる・コンプレックスと言う方向けに、可愛いネイルをキープするためにも普段から気を付けてほしいことをお伝えします。
爪噛み・爪むしりを治すよう心がける
短い爪も整え方次第で理想の形に近づけることはできます。
しかし、指先を粗雑に扱ったり、爪噛みをしている、長い間深爪にしているといったクセや生活習慣が、爪の形に悪影響を与えてしまいます。
整え方次第で理想の形に近づけるとは言ったものの、ベースになる爪が育たなければ整えることはできません。
自分の爪の形を生かすも殺すも、自分の生活習慣次第と言えます。
もしも普段から無意識に爪を噛むクセがあったり、爪を切る時に深爪気味にカットしているようなら、意識してそれらをやめましょう!
- 深爪や爪噛みを辞められるように意識する
- 指先や爪先を丁寧に扱ってみる
綺麗に見える爪を作るため、まずはここから始めてみましょう。
深爪を避け、短くしすぎない
爪の切る部分=フリーエッジ(爪先の白い部分)と認識している方もいますよね。
フリーエッジをギリギリまで短くしていると、皮膚と密着している爪部分が後退していき、爪が小さく深爪状態に見えます。
深爪は様々なトラブルに繋がる可能性や、見た目的にもコンプレックスと感じる方が多いため、切りすぎには注意しましょう。
ショートネイルの場合、爪は指の先端部分と同じ長さに整えておくのがきれいに見えるため、指先ラインで揃えるのがおすすめです。
爪先に負担がかからないように過ごす
指先に力が入ったり細かい作業ができるのは、爪がその力を受け止めてくれるからです。
爪が脆かったり深爪状態だと、力が入りづらいなど、うまく指先が使えないこともあります。
シール剥がしや隙間掃除のように、爪先を使う場合は手袋をしたり丁寧に作業したり、なるべく負担をかけないような行動を心がけてくださいね。
意識を持つだけでも指先の扱いが慎重になり、欠けや亀裂などのトラブル予防にも繋がります。
毎日ネイルオイルとハンドクリームで保湿する
深爪の方は、爪周りに炎症が起こっている場合が多く見受けられます。
それが指先のコンプレックスとなっている方も多いため、こまめな保湿で肌の状態を安定させることが大切。
オイルやハンドクリームでの保湿をしっかり行い、指先の皮膚を常に整えておくと、爪も健やかに伸びていくはずですよ。
短い爪やショートネイルのよくある質問まとめ
短い爪やショートネイル向けのよくある質問をまとめました!
Q1.短い爪のエッジの塗り方がわからない
A.エッジを塗る時に注意することは以下の4つです。
・エッジ〜爪の裏までしっかりと油分除去する
油分が残っているとジェルが弾いてしまいます。
・ブラシにとるジェルの量に気を付ける
塗布量の多すぎに注意!ジェルは極少量でOKです。
・ブラシの角度に気を付ける
筆(ブラシ)を縦に使い、チョンチョンと軽く塗る
・エッジに塗る圧の強さ
圧が強すぎるとジェルが流れて皮膚につきます。
ショートネイルの場合、指先の皮膚にジェルが付きやすいです。
爪先の下の皮膚をしっかりと指で押さえてスキンダウンしながら、上記の4つを意識してエッジを塗ってみて下さい。
Q2.爪が短いとセルフネイルで塗りにくい
A.爪が短くて塗りにくいと感じる方は、濃いカラーを使わないのも一つの方法です。
濃いカラーは色ムラが目立ってしまうので、きれいに塗るのが難しい場合は、ベージュや薄いピンクなどの透明感のあるカラーを選択するのがベスト。
また、サイドの皮膚にマニキュアやジェルが付いてしまう方は、マスキングテープでサイドの皮膚をスキンダウンして施術をするのもおすすめ。
根元とサイドラインが整っているとネイルがきれいに塗れてるように見えるので、ワンランク上の仕上がりを求めるなら是非試してみてくださいね。
Q3.爪が短くてもネイルサロンに行ける?
A.もちろん行けます。
ネイルサロンは元々爪が美しい方が行くところではなく、爪を整えたいと思う方が行く場所です。
デザインをしたいなら短い爪に合うデザインの提案、爪をきれいに伸ばしたいならお手入れのメニュー、長さを出したいならスカルプのメニューなど、それぞれ悩みに合わせた知識と技術でネイリストは対応してくれます。
今の爪を少しでもきれいにしたいなら、短くても気にせずサロンに行きましょう!
Q4.ショートネイルに向いていないデザインは?
A.王道の白フレンチや大きめのビジューネイルは、ショートネイルだと難しいです。
白フレンチは縦と横のバランスでシャープ&上品に見えるので、縦の長さがないとボテッとした重ための印象になりがちです。
フレンチにしたい場合は、ミラーフレンチなど個性的なデザインの方が似合いやすいでしょう。
大きめのビジューも、乗せるための面積がある程度必要なので、短い爪に乗せれる大きさには限界があります。
『やりたいデザイン=どんな爪でも似合う』わけではないので、ネイリストさんとよく相談して似合うデザインを選択することが自分をより良く魅せてくれるポイントです。
まとめ:短い爪でも綺麗なネイルは楽しめる!
紹介してきた通り、爪が短くても、ショートネイルでも似合うネイルデザインやカラーはたくさんあります!
SNSや雑誌などで見るネイルモデルの爪は縦長で、幅も広すぎず狭すぎず、綺麗な形をしている人ばかりですよね。
ですが実際は元々綺麗な爪の形をしている人は決して多くありません。
生まれながらにハンドモデルのような爪を持っている人は稀で、
ほとんどの人は爪の形の整え方やデザイン、カラーによって女性らしく美しい爪に見えるようにしているのです。
特に女性は、自分の爪があまり好きではない人や、短い爪にコンプレックスを持っている人が多いです。しかし整え方次第で、爪の見え方はガラッと変わります。
そのため短い爪にコンプレックスを持つ必要はありません。
気にしている人はあまり気にしないようにしましょう!
ショートネイルのおすすめデザインについてはこちらの記事をどうぞ♪
https://www.nailjoshi.com/96692/