職業柄など様々な事情からジェルネイルができない方に人気な「ネイルチップ」。
ネイルチップは、ジェルネイルとは異なり、自分で簡単に取り外しができるため、結婚式や成人式など大切なイベントごとにもってこいなアイテムです。
そんな便利なネイルチップですが、ネイルサロンで作ってもらうことができるのはご存知でしょうか。
今回は、ネイルサロンでネイルチップをオーダーするときのポイントと注意点をお伝えしていきます!
ネイルチップをネイルサロンで作るメリット
冒頭でお伝えした通り、ネイルチップはネイルサロンで作ってもらうことができます!
ただし、全てのネイルサロンでネイルチップオーダーを受けているわけではないため、必ず確認が必要です。
また最近では、100円ショップやドン・キホーテ、東急ハンズなど様々な身近なお店でも手に入ります。
そんな意外と身近なネイルチップですが、わざわざネイルサロンでオーダーをするメリットと注意点を解説していきます♪
ぴったりサイズで作ってくれる
ネイルチップのオーダーを受けているネイルサロンでは、チップの作成前に必ず「カウンセリング(=事前の打合せのようなイメージ)」を行います。
カウンセリング時に確認することは、
- 希望のネイルデザイン
- 爪のサイズ
- お渡し日の日程
- 料金
などがあります。
爪のサイズは事前に自分で測らなくてもOKです!
カウンセリングでネイルチップを爪に当ててサイズを確認したり、メジャーで自爪の長さを測ったりします。
その後ネイリストがネイルチップを削って、10本のチップをそれぞれの爪に合う形・長さになるよう調整します。
つまりサロンでオーダーすると、自分ぴったりなシンデレラフィットのネイルチップを作成してくれるのです!
既製品だと爪と大きさが合わないこともありますが、自分に合わせたオーダーメイドなのでサイズ調整もいらないのが嬉しいですよね♪
デザイン持ち込みができる
ネイルサロンでネイルチップをオーダーすると「カウンセリング」で事前の打合せを行います。
その時にネイルデザインの要望を伝えることができるので、どんなネイルチップを作成してほしいのか、ネイルデザインの写真やイメージ画像を持ち込んで相談しましょう!
日頃ジェルネイルをできない方がネイルチップを必要とする場面は、結婚式や成人式、推しのライブなど大切なイベントであることが多く、ネイルデザインにもこだわりたい方も多いはず。
そんな方は、既製品ではなくネイルサロンでオーダーをすることで、自分の要望(カラーやアートのデザインからチップの形まで)に合うネイルチップを作成してくれますよ♪
サロンのオーダーメイドネイルチップの注意点
ネイルサロンでオーダーメイドのネイルチップは様々なメリットがありますが、注意点もあります。
完成までに時間を要する
既製品であれば購入後すぐに使用可能ですが、オーダーとなるとカウンセリング+ネイリストが作成する日にちが必要です。
目安として1~2週間後の受け渡しを予定するネイルサロンが多いですが、人気のネイルサロンの場合は、カウンセリングの予約を含め1か月程度の時間を要することもあります。
そのため、ネイルチップを使いたい日から逆算して余裕をもってオーダーしましょう!
オーダーチップの値段は高めなことが多い
既製品のネイルチップは110円~2,000円くらいで購入できますが、ネイルサロンでオーダーするとやはり料金はそれなりにかかります。
ネイルサロンでのオーダーネイルチップの相場は、6,000~12,000円となっています。
また、アートの本数や3Dアート・手描きアートが多いと相場より高くなることも。
予算が決まっている場合は、カウンセリング時に希望するネイルデザインを持ち込み、料金はいくらかかるのかネイリストに聞いてみましょう。
初めてのオーダーネイルチップのチェックポイント
せっかくネイルサロンでネイルチップをオーダーするのなら、満足するネイルチップにしたいもの。
そこでどのようにオーダーしたら失敗がないか、初ネイルチップオーダー時の押さえておきたいポイントをお伝えします♪
参考になる画像を持っていく
ネイルチップの希望デザインがある場合は、参考になる画像を持参することで、ネイリストにも伝わりやすいです!
例えば、結婚式や成人式のためにネイルチップを作りたい方は、当日着るドレスや振袖の写真などを持参するとネイリストもイメージに合わせたデザインを提案しやすくなります。
また、推しキャラやアーティストのグッズやロゴなどを描いてほしい時は、分かりやすい画像を持参しましょう。
ある程度ネイリストにおまかせしたい時でも、参考になる画像の持参は非常に大切!
完全におまかせだと、自分の趣味じゃない色やデザインが入る可能性があるからです。
自分でもイメージが沸かない、伝えづらいという時は、Instagramなどで好みに近いデザインを複数保存しておいて、ネイリストに「こんな感じでお願いしたい」とオーダーするのも有効です☆
口頭だけでデザインやカラーを伝えるのは難しいですが、画像があることでネイリスト側もイメージがつきやすく、カウンセリングがスムーズに進みます。
完成時の「思ってたのと違う・・」という失敗を防止することができますよ♪
チップの使用用途を伝える
上記で軽く触れましたが、ネイルチップをなんのために作りたいのかをネイリストに伝えることも重要です。
特に成人式や結婚式が目的の場合は、その旨を伝えることでネイリストもイメージから提案をしやすくなります。
(例、成人式→振り袖と同じような和柄や色にしたいのか、ネイルを目立たせたいのか等 結婚式→ドレスなのか和装なのかでネイルのイメージが変わる)
他にも、推し活のイベントや日常使いで使用したい場合も伝えましょう!
これらはネイルチップをより素敵なものにするためにも大切な情報です。
使用用途はデザインだけでなく、ネイルチップの長さや形を決めるうえでも重要なので忘れないようにしてくださいね^^
完成品を受け取るまでの納期を確認する
ネイルサロンごとにオーダーネイルチップの納期は異なります。
カウンセリングから1~2週間程でお渡しができるサロンもあれば、それ以上に時間がかかるサロンもあるため、予約時に事前に確認をしましょう!
オーダーしてから即日でネイルチップが完成するネイルサロンは基本的にないので注意してくださいね。
ネイルサロンの場合、ネイリストがお客さん対応をしない空き時間を利用して作成することが多いため、どのくらいの時間がかかるかはその時によっても異なります。
自分の希望受取日を伝えたうえで、間に合うかを確認してからオーダーするようにすると安心です☆
料金を確認する
カウンセリングが終わったらネイリストから料金の案内がされます。
料金は基本前払い制なので、カウンセリング前までに準備しておきましょう。
前述の通り、サロンで作るネイルチップの料金はお店やデザインによって異なります。
シンプル系ネイルデザインなら比較的お得ですが、持ち込みデザインで3Dアートやパーツがもりもりだったり、キャラネイルや痛ネイルを描いてもらうとなると金額も高くなるので注意が必要です。
いくらまでに抑えたいなど希望がある場合は、予約前のメニューで料金をチェックしておいたり、カウンセリングの序盤で大体の料金はいくらになるのかを聞いておきましょう。
ケースがつくか確認する
完成後のネイルチップがどのような状態で受け取れるかはお店によって異なります。
破損防止のためプラスチップのケースに入れてくれるお店もあれば、チップを台紙に貼っただけの状態で渡してくるお店もあるのです。
さらにケースの無料・有料もサロンによって違うので、「必ずケースに入れて渡してほしい!」という時はカウンセリング時に確認しておきましょう。
ネイルチップ装着のグルーやテープは付いているか確認する
ネイルチップを装着するには、ネイル用接着剤や両面テープが必要です。
サロンによっては料金に含まれていることもありますが、別売りだったり、付属は接着剤のみで両面テープは無しというケースも。
ネイルチップを付ける道具にこだわりがあったり、チップと一緒に付ける道具を受け取りたい場合はカウンセリングでネイリストに聞いてみましょう。
また、ネイルチップの付け方は完成品を受け取る時に説明書を付けてくれたり、実際にネイリストがレクチャーしてくれるお店もあるようです。
ネイルチップの付け方はこの記事の下部や、ネイル女子の別記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください♪
サロンでのオーダーチップと通販サイト・ハンドメイドショップとの違い
ネイルチップはネイルサロン以外でもオーダーすることできます!
どのような方法があるのか、いくつかご紹介します^^
ネイルチップ専門通販サイトでオーダー
インターネット通販でネイルチップをオーダーメイドでき、販売しているショップがあります。
ネイルサロンに行く時間がなかったり、ネイルサロンで初めてのネイルチップオーダーは緊張する・・という方は、専門通販サイトを利用してみてはいかがでしょうか?
値段の相場はピンキリで、決まったデザインの中から選ぶセミオーダーチップなら3,000円くらいから、フルオーダーメイドなら7,000円くらいからあります。
金額的にネイルサロンのオーダーチップより安い通販もありますが、納期が1ヶ月以上かかったり、デザイン持ち込みができないフルオーダーメイド不可のショップもあるため、利用する前にしっかり確認しておきましょう!
ネイルチップ作成をしている作家にオーダー
minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイド作品ショップでは、ネイルチップを作成・販売している「ネイルチップ作家」さんがいます!
メルカリやなどのフリマアプリでオーダーを受けている方もいるようです。
ネイルチップ作家さんが自身で価格を設定しているので、フルオーダーメイドでも通販やサロンよりお得に作ってもらえるケースもあるようです。
作家さんによってサイズの測り方やデザインの伝え方、チップやジェルのバリエーションなどが異なるため、不安な方はよく相談ができるところにお願いするのがおすすめです☆
SNSを通じてオーダー
InstagramなどのSNSでオーダーネイルチップを受注しているネイルチップ作家さんも多く存在します。
投稿されている写真でデザインのテイストをチェックできますし、ストーリーなどで制作期間、料金を案内している人が多いようです。
作家によってアートの得意不得意もあるため、自分が気になったところに頼むといいでしょう。
ネイルチップを付ける3つの方法
ここまでネイルチップの注文の仕方をご紹介してきました。
ここからはネイルチップの付け方をご紹介します。
ネイルチップの付け方は、大きく分けて3種類あります。
- チップ用接着剤(ネイルグルー)を使う
- 両面テープを使う
- 粘着グミを使う
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った付け方を選ぶことがネイルチップを楽しむポイントになります!
チップ用接着剤(ネイルグルー)を使う
3種類の中で1番取れにくい方法です。
しっかりくっつくので1日お出かけしていても、手を洗っても、指先の使い方に気をつけていれば外れにくいです。
成人式や結婚式などネイルチップが取れてほしくない時でも1日中ネイルを楽しむことができます。
ですがチップ用接着剤を使うとネイルチップの再利用は難しいので、チップを記念として取っておきたいときは後述する2つの方法のどちらかにしましょう。
使い方は簡単で、ネイルチップにネイル専用のグルーを付けて、チップを自爪にくっつけます。
あとはグルーを自然乾燥させて、爪から外れなければOKです!
ネイルグルーはチップが取れにくい分、爪から外してオフする時は少し大変です。
アセトン入りのリムーバー(ジェルリムーバーでOK)をネイルチップと自爪の隙間に垂らして浸透させ、チップの端からウッドスティックなどを差し込み、ゆっくりと爪から外します。
無理やり外そうとすると自爪を傷めることがあるので、少しずつ空気を入れるように剥がしてくださいね。
どうしても取れない時は、ネイルファイルでチップを削ってオフします。
両面テープを使う
1番手軽に付けられるのはネイルチップ用の両面テープです。
外しやすいのでネイルチップを綺麗な状態のままとっておくことができ、再利用も可能です。
ただし粘着力は弱めで、水やちょっとした衝撃でも取れてしまうことがあるので注意が必要です。
付ける前に自爪を消毒用エタノールや、ノンアセトンの除光液などを染み込ませたキッチンペーパーなどでよく拭き、油分を除去しておくと外れにくくなります。
油分除去後は爪の形に合う両面テープを貼り付けて、ネイルチップを装着しましょう。
チップが割れないようにぎゅっと押さえて、シールとチップの密着を高めればOKです!
成人式の前撮りやフォトウェディングなど、指先をあまり使わない時にネイルチップを付けたい人にはおすすめです。
粘着グミを使う
粘着グミは厚みのある両面テープで、お菓子のグミのように少しぷにっとしています。
強力粘着のものが多く、厚みがあるため爪のカーブにも合いやすいため、両面テープよりも取れにくいのが特徴です。
オフするときはぬるま湯に付けてネイルチップと自爪の隙間を開けて剥がします。
粘着グミのデメリットはネイルグルーより外れやすい点、そしてネイルグルーや両面テープよりも高価な商品が多い点です。
ですが慎重に外せば粘着グミ自体も綺麗に取れるので、使用後のネイルチップを保管したい、再利用したい人にもおすすめです。
まとめ:ネイルチップで指先のおしゃれを楽しもう
今回は、ネイルサロンでのネイルチップのオーダーの仕方と注意点をお伝えしてきました。
簡単にポイントをまとめます!
・ネイルサロンによってはネイルチップのオーダーが可能
・納期や金額はネイルサロンやオーダーの内容によるため、要確認
・希望するネイルチップのデザインのイメージ画像や、使用用途の参考画像を用意すること
・ネイルサロン以外でもSNSやネット通販での購入も可能
日頃ジェルネイルを楽しむことができない方でも、ネイルを楽しめる便利なネイルチップ。
ネイルチップの良いところは、ジェルネイルと違って繰り返し使用することができ、使用後も記念として手元に残すことができる点です!
自分だけのネイルチップをオーダーして、是非指先のおしゃれを楽しんでくださいね☆
ネイルチップ使用時の注意点(つけ方)などは、別の記事で詳しく解説しているのでそちらも是非参考にしてください♪
https://www.nailjoshi.com/80870/
https://www.nailjoshi.com/98395/