ジェルネイルをつけていると爪が伸びるのが気になりますよね。
自爪の状態ではなかなか長く伸ばせなかった爪も、ジェルネイルをしている時ならそのまま長く伸ばせます。
しかし、普段から短い爪で過ごしていたり、なるべく爪は短くしていたいという人からすれば、ジェルを付けていてぐんぐん爪が伸びてしまうのはなかなか厄介です。
ジェルネイルが付いている状態で、爪を短くするのは問題ないのでしょうか?
今回はジェルネイルで伸びてきた爪を今すぐ短くしたいという時の対処方法をご紹介します。
ジェルネイルをつけると爪が伸びやすい?
ジェルネイルを付けていると爪がコーティングされて強度上がるので、長く伸ばしやすいです。
付け替えやオフの時期になると、根元に伸びた分だけのスキマができますが、その分爪先の白い部分も長くなっているはず。
自爪のままだと、伸ばしたくてもすぐに欠けたり、亀裂が入ってしまうという人もいますよね。
ジェルを付けていると伸ばしやすいのは嬉しいことですが、爪が長いのはイヤ、短めにしないとダメと言う人にとっては少々困る現象です。
ジェルネイルをつけたまま爪を切りたい!
普段から短めの爪が好きな人は、ジェルネイルがついていても伸びてきたら切りたくなりますよね。
また、ジェルネイルをオフするタイミングがなかなか無くて爪が伸びすぎてしまったら、なるべく自分で短くしておくのがおすすめです。
ジェルがついたまま4週間以上経った爪はジェルも摩耗しているので、伸びすぎた爪ごと亀裂が入ったり、折れてしまいやすいからです。
では、ジェルネイルをつけたまま爪切りで切ってしまってもいいのでしょうか?
爪切りで切るのは基本NG!
ジェルネイルを付けたまま爪切りで切るのは基本的にNGです。
何故かというと、爪切りで爪を切るのは負担がかかりやすく、付いているジェルも取れやすいからです。
爪切りでバチンと切るのはやめておこう
爪切りは、上下の刃で爪を挟んで、ぐっと力を入れることで爪を断ち切ることができます。
この挟んで断ち切るという行為は、爪先全体にも強い力がかかってしまいます。
一気にバチンと切ってしまうと、爪に負荷がかかってダメージが残ってしまうのです。
さらに、爪切りで切った爪先はパッと見はキレイでも実は断面がギザギザになっています。
断面がギザギザしている爪は空気が入って二枚爪になったり、ジェルだけ浮いてしまったり、自爪に亀裂が入ることも。
ジェルをつけている方はもちろん、爪が弱くてダメージが気になるという方も、爪切りは使わないことをおすすめします。
爪やすりで短くしよう
ジェルネイルがついた状態の爪を短くしたい時は、ネイルファイルやエメリーボードといった爪やすりを使って短くし、爪先をなめらかに整えましょう。
ネイルファイルは、ジェルネイルやアクリルを削るための爪やすりです。
「ファイル」「ウォッシャブルファイル」「ゼブラファイル」とも言います。
厚紙の両面に紙やすりが貼られており、分厚い作りになっています。
力を入れても曲がりにくいので、ジェルやアクリルなど硬い物を削るのに向いているのです。
爪やすりの目の粗さはG(グリッド)数で決まります。
数字が大きいほど目が細かく、数字が小さいほど目が粗いです。
目が粗すぎると爪先がザラザラになるので、ジェルネイルがついた爪を短くするときは、150〜180Gのネイルファイルを使いましょう。
ちなみに、ネイルファイルと似ている物に「エメリーボード」があります。
エメリーボードは自爪に使うことをメインとした爪やすりなので、ジェルがついていると目が詰まりやすいです。
150~180Gのエメリーボードで削ってもOKですが、消耗しやすいのでその点には注意してくださいね。
ジェルをつけたまま伸びた爪を短くするやり方
では、爪切りを使わずに、ジェルにも爪にも優しく、伸びた部分を短くするやり方をご紹介します。
用意するもの
- ネイルファイルまたはエメリーボード(150~180G)
- ダストブラシ
- エタノール入りのウェットティッシュ
やり方
1.やすりで爪の長さを短くする
ネイルファイルやエメリーボードの後ろを指3本で持ち、爪の長さを調整します。
爪先とネイルファイルが垂直に当たるように狙って、一定の方向へ引くように動かしましょう。
やすりと爪の角度は50度くらいで当てると、削っている部分が見えやすいですよ。
2.やすりで爪先の形を整える
好みの長さまで短くなったら、ダストブラシで一度削りカスを払います。
今度は爪の角を削りましょう。
丸い形にしたい方は、爪先と爪の角がつながるように、そして角がなくなるように曲線を意識しながら削っていきます。
四角い形にしたい方は、爪先はまっすぐで、角がなくならないように整えましょう。
3.バリを取って拭き取る
爪の形を整えたら、爪先にバリが付いていないか確認します。
バリは爪やすりを細かく動かして、優しく削り落としましょう。
最後にダストブラシで爪表面と爪先の削りカスを払い、エタノール入りのウェットティッシュで爪全体を拭き取れば完了です。
まとめ
ジェルネイルがついている爪を切りたい時は、爪切りではなく、ネイルファイルやエメリーボードといった爪やすりを使いましょう。
爪切りではジェルや爪に負担がかかりやすく、自爪に亀裂が入ったり、二枚爪ができやすくなることもあります。
そして、爪やすりで短くしても、通常のジェルネイルよりは持ちが悪くなりやすいです。
なるべく早めにオフして付け替えてくださいね。