ジェルネイルのオフで爪がボロボロになる原因|傷んだ爪のセルフケア方法 | ネイル女子

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ジェルネイルのオフをセルフでしていたら、いつの間にか爪がボロボロになってしまった・・・。
こんなお悩みを持つ方は少なくありません。

なぜジェルネイルで爪がボロボロになってしまうのでしょうか?
原因はいくつかありますが、大きな要因はジェルネイルを取る際に行う「オフ」にあります。
ジェルネイルのオフは、初心者だけでなく、少し慣れてきた人でも意外と正しく行われていない場合が多いです。

今回は、ジェルネイルで爪がボロボロになってしまったという方向けに、爪がボロボロになる原因や傷んだ爪のセルフケア方法、セルフオフで気をつけたいポイントについて解説します。

ジェルネイルで爪がボロボロになる原因は?

白いせーたを着た女性の手元の写真

ジェルネイルを続けているうちに、気がついたら爪がボロボロになってしまったという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
せっかく指先を綺麗にしたくてネイルをしているのに、爪がボロボロに傷んでしまうとショックですよね。ジェルネイルによって爪が痛む原因はいくつか考えられるため、まずはそれを知ることが大切です。

ここでは、ジェルネイルで爪がボロボロになる原因を解説します。

無理やりジェルネイルを剝がしてしまう

ジェルネイルを付けていると、根元やサイドが白く浮き上がってくることがあります。
その際、浮いている部分が気になり、思わず剥がしたくなる方が多いようです。
しかし、ジェルネイルを無理に剥がすと、爪の層まで一緒に剥がれてしまう可能性があります。
その結果、爪に大きなダメージを与える恐れがあるので注意しましょう。
ジェルネイルを落とすときは、必ず適切な方法でオフすることが重要です。

頻繁にネイルを付け替えている

一般的にジェルネイルの適切な付け替え周期は、約3〜4週間に1回だと言われています。
これよりも早い周期でジェルネイルの付け替えを行っている場合、爪に大きな負担がかかっている可能性が高いです。
ジェルリムーバーを頻繁に使用したり、プレパレーションで爪を削ったりする頻度が高ければ、当然ですが爪が乾燥する・薄くなるといったトラブルを招きやすくなります。
爪の健康をキープしながらジェルネイルを楽しむためにも、付け替え周期を守ることが大切です。

ジェルネイルを1ヶ月以上つけっぱなしにしている

前項では、頻繁にジェルネイルの付け替えを行うのはNGというお話をしました。
しかし、逆に長く付けっぱなしにしておくことも、トラブルの原因になるので注意が必要です。

ジェルネイルを1ヶ月以上付けたまま放置していると、自爪が伸びてきて根元にジェルが乗っていない状態になります。
爪の中央〜先端部分にはジェルが乗っているものの、根元部分は自爪なので、ストレスポイントに負荷がかかりやすくなり、亀裂が入る可能性が高いです。

また、ジェルネイルを長く付けたままにしていると、根元やサイドが浮きやすくなる傾向があります。
浮いた部分から雑菌が入り込むと、グリーンネイルなどのトラブルに繋がることもあるので気をつけてくださいね。

オフの際に自爪も削っている

ジェルネイルをオフする際はアセトンの浸透を良くするために、ネイルファイルを使用して、ある程度ジェルの表面を削る必要があります。
しかし、オフに慣れていない方の場合、ジェルをどこまで削れば良いか分からず、ついつい削り過ぎてしまうことも・・・。

その結果、ジェルだけではなく自爪まで一緒に削ってしまい、爪がボロボロになる恐れがあるので注意しましょう。
このような状況を避けるためにも、オフに慣れないうちは、ジェルの表面のツヤがなくなる程度まで削った段階でストップすることをおすすめします。

ジェルネイルで爪をボロボロにしないために意識すること

ネイルオフをしている途中の写真

ジェルネイルを継続的に付けていたとしても、意識次第で健康な爪をキープすることは可能です。
ここでは、ジェルネイルで爪をボロボロに傷めないために意識したいことを解説します。

ジェルネイルのオフを正しく行う

ジェルネイルを落とす際、知らず知らずのうちに自爪にダメージを与えてしまう方は多いです。
爪をボロボロにしないためにも、まずは”ジェルネイルのオフを正しく行う”という意識を持つようにしましょう。

ジェルオフの際、特に気をつけたいポイントは以下の2点です。

  • ジェルを必要以上に削り過ぎない
  • プッシャーで無理やり剥がさない

ジェルの削り過ぎで自爪にまで到達していたり、プッシャーで無理に剥がしたりすれば、爪は当然ボロボロになってしまいます。
逆に言えば、爪に負担がかからないように正しくオフができていれば、ボロボロな状態になることは少ないでしょう。

■正しいジェルネイルオフのやり方

爪をボロボロにしないためにも、正しいジェルネイルオフのやり方を今一度チェックしておきましょう!

1.ジェルを削る

ネイルファイルでトップジェルとカラージェルをある程度削っておきます。

2.アセトンに浸す

コットンにアセトンを含ませ、爪の上に乗せたらアルミホイルで包みます。そのまま15分くらい待ちましょう。

3.プッシャーで取る

コットンとアルミホイルを外し、ジェルの溶けた部分だけをプッシャーで取り除きます。

4.ネイルファイルで削る

少しだけ残ってしまったら、ネイルファイルで優しく削りましょう。

ジェルが取り切れなければ、2〜4を繰り返します。
爪表面にジェルが残ってなければオフの完了です!

プッシャーやネイルファイルを使う時は、ジェルだけを取り除いて爪は傷つけないよう、丁寧にオフしていきましょう。

ネイルの付け替え周期を守る

ジェルネイルを短いスパンで付け替えるのも、長期間付けたまま放置するのも、爪にとっては好ましくありません。
前述の通り、ジェルネイルの適切な付け替え周期は約3〜4週間に1回です。
爪の健康をキープするためにも、必ずこの周期を守るように意識しましょう。

自爪の削りすぎに注意する

ネイルケアをしている写真

ジェルネイルの施術を行う際は、下処理としてサンディング(自爪を削って凹凸を付けること)をします。
サンディングはジェルの密着を良くするために必要な工程ですが、爪が薄くなるほど削るのはNGです。
セルフネイルを始めたばかりの方は、ジェルオフ同様にサンディングでも削り過ぎてしまうことがあるので注意しましょう。
なるべく自爪を削りたくない方や、サンディングをどの程度まで行えば良いか分からない方は、サンディング不要のジェルを使用することをおすすめします。

付け替えはフィルインにする

ジェルネイルの付け替えを行う際は、アセトンで完全にオフしてから、新しくジェルをオンするという方法を選んでいる方が多いのではないでしょうか。

この方法が良くない訳ではありませんが、爪への負担を抑えたい場合は、フィルインを選択するという方法もあります。

フィルインとは、今付いているジェルのトップジェル・カラージェルの部分のみを削り、ベースジェルの1層だけを残して、そこに新しいデザインを施す技術です。
爪の表面を削ったり、アセトンに浸したりする必要がないため、自爪への負担を抑えることができます。

ただし、フィルインは自爪を傷つけないようにベースジェルのみを綺麗に残す技法のため、高度なテクニックが必要です。セルフでフィルインをするのは難易度が高いため、ネイルサロンで施術をしてもらうことをおすすめします。

健康な爪を維持するには保湿が大切!

ジェルネイルを続けながら健康な爪を維持するためには、毎日の保湿ケアを徹底することが大切です。
まずは、ネイルの保湿に最適なキューティクルオイルやハンドクリームをこまめに塗る習慣を身につけましょう。塗布する際に軽くマッサージをすると血行が促され、保湿効果アップが期待できるので、ぜひ試してみてくださいね。
なお、キューティクルオイルやハンドクリームを購入する際は、ホホバオイルやアボカドオイル、アルガンオイルなどの高保湿成分が配合されているアイテムを選びましょう。

一方、ジェルネイルをお休み中の場合は、保湿成分入りのベースコートを塗るのがおすすめです。
ベースコートを塗布することで、爪の水分蒸発が防げるため、乾燥対策に繋がります。
さらに、定期的な甘皮ケアを行い、キューティクルオイルやハンドクリームの浸透を促すことも重要です。

爪がボロボロになってしまったらどうする?

ここまでは、爪がボロボロになる原因や、爪の健康を保つためのポイントなどをお話してきました。
しかし、読者様の中には「既に爪がボロボロになって困っている」「気をつけているのに、爪がひどく傷んでしまった」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは爪がボロボロになってしまった場合の対処法を解説します。

ジェルネイルはお休みする

爪がボロボロの状態でジェルネイルを新しくつけるのはおすすめできません。
爪が薄い時ほど、ジェルでコーティングしたくなりますが、次にそのネイルをオフするときに耐えられないかもしれません。
さらに、ジェルをつけても爪自体が強くなったわけではないので、付けている途中で大きな亀裂や欠けが発生する可能性も否めません。
見た目にも強度にも不安があると思いますが、爪がボロボロになっていると感じた時はなるべくネイルをしないで保湿ケアをしながらそのまま過ごし、爪が伸びるのを待ちましょう。

マニキュアのベースコートを塗って見た目をカバーする

ボロボロの見た目が気になる・・・という方は、ベースコートを塗って保護しましょう。

ベースコートを含めてマニキュアは自爪に悪影響を与えにくいアイテムです。
ただし、マニキュアを塗り直す時に使う除光液には気をつけましょう。

除光液にはジェルオフにも使うアセトンが含まれており、アセトンは水分・油分を揮発させてしまいます。

爪を丈夫に保つためにも乾燥は避けたいので、除光液を使わずにベースコートを塗り重ねていく方法がおすすめです。

ベースコートが剥がれてしまった部分はそのまま塗り重ねてOK。
ベースコートの中でも、除光液不要と書かれているコート剤や、強度をプラスする「リッジフィラー」を使うのがおすすめです。

では、おすすめのベースコートをご紹介します。

■ettusais(エテュセ) クイックケアコート

ネイリストのおすすめポイント:艶出しと色補正ができるコート剤が、ettusais(エテュセ)の「クイックケアコート」です。
自爪のような薄いピンクに染まるので、ネイルNGのお仕事でも安心して使えそうですね。

塗りっぱなしOKなので、リムーバーを使わずに塗り重ねていくことができます。

■JESSICA リッジフィラー 14.8ml

ネイリストのおすすめポイント:プロのネイリストも愛用者が多いのが、老舗ネイルブランドのジェシカです。
ジェシカはベースコートの種類が豊富で、爪の状態に合わせて選ぶことができます。
こちらのリッジフィラーは、薄いベージュがでこぼこをキレイにカバーしてくれます。ボロボロの爪の見た目が気になるという方におすすめ。

■ZOYA ゾーヤ ゲットイーブン 15ml

ネイリストのおすすめポイント:マニキュアに含まれる有害物質をカットし、爪に優しいネイルが楽しめるのがZOYA(ゾーヤ)というネイルブランドです。

ナチュラルなツヤ感と速乾性が口コミで人気を集めています。

ネイルオイルを使ってしっかり保湿する

爪は水分や油分をしっかり含んでいる状態になると、柔軟性が増して割れにくくなります。

自爪のまま放置したり、ハンドクリームだけで保湿するのではなく、ネイルオイルを使ってしっかりケアしていきましょう。

ネイルオイルを使うタイミングは、寝る前だけでなく、手を洗った後、乾燥が気になった時など、頻繁に使えば使うほど効果が出やすいです。

爪がキレイに生え変わるのには時間がかかりますが、保湿ケアをしていくことで丈夫な爪も生えやすくなります。
もしもジェルネイルを自分でオフして失敗してしまい爪がボロボロになっても、根気強く対処していきましょう。

おすすめのネイルオイルをご紹介します。

■ウカ(uka) ネイルオイル

ネイリストのおすすめポイント:uka(ウカ)のケア用品は、おしゃれなパッケージとこだわりのフレグランスが人気を博しています。ネイルオイルも種類豊富で、植物性の成分が爪に潤いをプラスします。

■URUNWRAP ネイルケアオイル

ネイリストのおすすめポイント:持ち運びやすく外出時にも使えるネイルオイルがウルンラップのネイルオイルです。

天然シアバター配合で、高保湿な使い心地が嬉しいポイント。
ニオイがないので、香水やハンドクリームなどの香りを邪魔せずに使えます。

■Petit Femme ネイルオイル 10ml

ネイリストのおすすめポイント:頻繁に使うようになると、コスパも気になりますよね。

プチプラで大容量のネイルオイルをお探しの方は、マニキュアの容器のようにハケがついたタイプがおすすめです。

Petit Femmeのネイルオイルは、天然由来成分を98%以上配合しています。しっかりとしたハケで爪に塗りやすいので、デスクやドレッサーに置いてササッと塗るのも◎

ネイルオイルは甘皮に少量をつけて、爪全体と指先まで塗り込むのがおすすめです。

爪がキレイに生え変わるのには時間がかかりますが、保湿ケアをしていくことで丈夫な爪も生えやすくなります。
もしもジェルネイルを自分でオフして失敗してしまい爪がボロボロになっても、根気強く対処していきましょう。

タンパク質(ケラチン)を摂取する

爪を外側からケアすることも重要ですが、食事やサプリメントなどで体の中からアプローチすることも大切なポイントです。
爪はケラチンと呼ばれるタンパク質でつくられています。
そのため、タンパク質が不足すると、健康な爪を育むのが難しくなる可能性があるのです。

健やかな爪を育てるためにも、普段の食事でタンパク質を意識して摂取するように心がけましょう。
タンパク質が豊富な肉・魚はもちろんのこと、大豆製品や卵、乳製品などをバランス良く食事に取り入れてみてくださいね。

なお、忙しくてきちんとした食事が取れない方には、プロテインドリンクや粉末などのサプリメントor健康食品をおすすめします。
その際は、タンパク質の合成を助けるビタミンB群、亜鉛・マグネシウムなどのミネラルも一緒に採ることがポイントです。

よくある質問

よくある質問のイメージ写真

「ジェルネイルで爪がボロボロになる原因」でよくある質問にお答えしていきます!

ボロボロになってしまった爪は伸びるのを待つしかない?

ジェルネイルを無理やり剥がしたり、ファイルで削ってしまったりして薄くなった爪の層は、皮膚のように自己再生することはありません。
爪となって指先についている背爪、中爪、腹爪は、全て細胞分裂を終えている部位なので、今後伸びてくるのを待って、傷ついた部分をカットするしかないのです。

さらに、ボロボロで薄くなってしまった爪にジェルネイルをつけるのはNGなので、ネイルも楽しめなくなってしまいます。
伸びて傷ついた部分がカット出来るようになるのは、3ヶ月から半年以上かかることも。

ネイルが好きな人や、セルフでジェルネイルを続けたい人ほど、自爪を傷つけないようにオフしていくことが大切です。

爪が傷まないネイルの方法は?

爪が傷みにくいネイルの方法はマニキュア、ネイルチップ、ジェルネイルシールなどがあります。
どの方法も手軽にネイルを楽しめます。

ただしネイルチップはネイルグルーで付けた場合には正しくオフしないと自爪を傷つけてしまう可能性がありますので注意しましょう。

まとめ

大切な爪がボロボロになってしまうと、一気にテンションが下がってしまいますよね。
私もネイルスクールに通っていた頃やサロンに就職してからは、度重なる練習で爪がひどく傷んでしまったことがありました。

その時に最も意識したのは、やはり保湿と定期的なネイルケアです。
その上で、できるだけ爪に負担がかからないように気をつけながら過ごし、健康な爪が育つのを待っていました。

結果的には綺麗な爪に生まれ変わったので、爪がボロボロで困っている方も、焦らずに健康な爪を育むための対処をしてみてくださいね。

ジェルネイルは適切な方法で施術やオフをすれば、継続して楽しむことができます。
爪の健康を労わりながら、今後もジェルでおしゃれなネイルを満喫していきましょう。

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