ネイルサロンに行ったことがない方は、ネイルサロンの予約サイトを見ていても内容がピンと来ないということがありますよね。「選んだメニューが間違っていたら……」と心配になって予約をとるのをやめてしまうということもあるかもしれません。今回の記事では、ネイルサロンのメニュー内容を詳しく解説していきます。特にネイルのケアカラーとは、ジェルネイルなのかマニキュアなのかと悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。他にも定額メニューのシステムや、意外と知られていないメニューについてもご紹介していきます。ネイルサロンに行ったことない方や、気になっているメニューがある方のお役に立つことができれば幸いです。
ネイルサロンのケアカラーとは
ネイルサロンのメニューでケアカラーというメニューを見たことがある方が多いのではないでしょうか。「ケアとカラーリングをしてくれそう」と予測できるメニュー名ですが、どんなケアと何のカラーリングなのかがわかりにくいですよね。ネイルのケアカラーとは、ネイルケアとマニキュアのカラーリングのことを指します。ネイルケアはドライケアの場合とウォーターケアの場合があります。ドライケアはその名の通り乾いた状態で爪周りの甘皮ケアをすることです。ウォーターケアとは、お湯に指先を浸けてから甘皮のケアをすることでドライケアよりもしっかりと甘皮のケアをできます。もしネイルケアだけをして欲しい場合はケアカラーではなく、ネイルケアのみのメニューがあるはずなのでそちらを選びましょう。
●ケアカラーの流れ
①エメリーボードで爪の長さと形を整える
②ドライケアまたはウォーターケアで甘皮ケア
③お会計
④マニキュアカラーリング
⑤退店
ケアカラーメニューは甘皮ケアまで行った後に先にお会計を行います。これはマニキュアが乾ききらない状態でお財布などを触るとマニキュアが寄れたりどこかに付いたりしてしまうことを防ぐためです。マニキュアを塗る前にお会計と言われても心配しないでくださいね!
●ジェルオフがある場合は別途ジェルオフを選ぶ
多くのケアカラーメニューは施術時間が40分~60分くらいのメニューです。そのためジェルオフがある場合、別途ジェルオフのメニューを選択しないと時間が足りなくなってしまいます。ジェルがついている状態でケアカラーメニューを予約する時はジェルオフのメニューを一緒に選択してください。
ネイルサロンのメニューを解説します
ネイルサロンに行ってみたいけれど、メニューの名前を読んでも施術内容がわからなくて困ってしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。もしかしたら今まさにネイルサロンのメニューがわからなくてこの記事に行き着いているかもしれませんね……。ここからはネイルサロンのメニューを詳しく解説していきます。その前にネイルサロンの大まかな種類を紹介します。
●ネイルサロンの種類
・チェーン店のネイルサロン
・プライベートネイルサロン
・その他美容サロンが併設のネイルサロン
大きく分けてこの3種類に分けることができます。チェーン店のネイルサロンは比較的価格が安く抑えられていて定額メニューが豊富に揃っています。ショッピングモール内にあるサロンが多いです。プライベートネイルサロンはアートや店舗の雰囲気にネイリストの趣味・個性が出ているところが多く、価格は地域によって様々です。痛ネイルや絵画ネイルといった高い技術をウリにしているサロンは予約がなかなか取れないこともあります。最後に、その他の美容サロン(美容室やアイラッシュサロンなど)に併設のネイルサロンです。このサロンでは同時施術ができることもあります。例えば、ヘアカラーとネイルメニューの同時施術が可能だったり、アイラッシュとハンド・フットの同時施術ができたりといった感じです。大幅に時短できるので多忙な方や、1度に様々な美容メニューを済ませたい方におすすめのタイプです。
ジェルネイルのメニューはどんなものがある?
まずはジェルネイルのメニューについてお話をしてきます。
●定額メニュー
定額メニューとは、定額サンプルからアートを選んでやってもらうというものです。配置やカラーは変更できることが多いです。例えば、5000円の定額メニューのサンプルからデザインを選んだらそれ以外に追加のアートをしなければお会計は5000円となります。定額メニューはネイルサロンの看板メニューでもあるので季節ごとや月毎にサンプルを変更していることが多く、最旬のデザインや季節感のあるアートを定額で楽しめるのが魅力です。また、オフィスネイル定額やニュアンスネイル定額などアートの雰囲気で定額メニューを作っているサロンもあります。定額メニューはネイルサロン初心者の方におすすめのメニューです。
非常にわかりやすいシステムですが、注意しなければならないのは「付け替えオフ代」含まれているか別途かかるかです。ジェルネイルは付け替える場合、30分程度ジェルオフに時間がかかります。この時間と技術に別途料金が発生する場合は定額メニュー代+付け替えオフ代になるので気をつけてくださいね。ちなみに初回は付け替えオフ代無料というネイルサロンが多いです。
●つけ放題メニュー
つけ放題メニューはアートが時間内やり放題(キャラクターアートは除くことはほとんど)、パーツつけ放題というメニューです。時間は120分か180分のどちらかが多いです。このメニューの良さは持ち込みデザインがOKという点で、インスタグラムなどで見つけたお気に入りのデザインを再現してもらえます。アートにこだわりたい方におすすめのメニューです。
●フットメニューもある
もちろんフットのジェルネイルメニューもあります。定額メニュー、つけ放題メニューどちらもありますが、フットはワンカラーメニューも人気です。特に春から夏にかけては後述する角質ケアとワンカラーのセットメニューをキャンペーン価格で出すネイルサロンは多くあります。
ネイルケアのメニューはどんなものがある?
次にネイルケアのメニューについてご紹介します。
●ネイルケア
ネイルケアメニューはドライケアとウォーターケアがあります。ネイルケアのみのメニューだとウォーターケアでしっかりと甘皮のケアをすることが多いです。ネイルサロンのネイルケアメニューの内容は爪の長さと形を整えて、甘皮のケアをすることまでを指していることがほとんどです。表面の磨きや補強コートをして欲しい場合は別途追加することになります。ネイルケアコースというメニューだと、表面磨きもしくは補強コートまではメニューに入っています。
・フットケアメニュー
フットケアメニューはハンドのネイルケアメニュー以外に角質ケアメニューがあります。自分で角質ケアをされている方も多いかとは思いますが、サロンでやると硬い角質が付いた足の裏も、すべすべになるので気になる方はやってみてくださいね!
●マニキュアカラーリング
ハンドもフットもメニューがあります。ネイルケアとマニキュアカラーリングのメニューは最初にお話した通り「ケアカラー」というメニューです。ジェルネイルメニューが基本オフ込みで1時間半程度かかるのと比べるとケアカラーは40分~60分程度で施術が終わるのでサッと塗ってもらいたいという方におすすめのメニューです。また、オフが簡単に自分でできるのでお盆休みや年末年始の長期休みだけネイルをしたいという方にも人気です。
●シェラック
薄付きで自爪を削らないで付けられるジェルとマニキュアの間のような商品です。取扱店はまだ少ないですが、自爪を傷めずにネイルを楽しめるのでじわじわと人気が高まっています。
その他のメニュー
ジェルネイルとネイルケアのメニュー以外にも様々なものがあります。例えばスカルプ(長さだし)、リペア(亀裂補修)、オーダーネイルチップなどです。詳しく解説していきます。
●スカルプチュア
スカルプチュアは人工爪による長さ出しのメニューのことで、ジェルスカルプチュア、アクリルスカルプチュア、チップオーバーレイの3種類があります。1本だけ長さ出しをして長さを揃える場合はリペアに含まれることもあります。スカルプチュアは略してスカルプ、スカと呼ばれることもあり、メニューでは「スカルプ3時間つけ放題」などとなっていることも。つけ放題という場合は自由な長さの長さ出しと、アートが制限時間内でやり放題ということを指します。ロングネイルにしてアートをたくさんしたい人に向いているメニューです。
●リペア
リペアメニューは主に亀裂補修と長さ出しの2種類に分けられます。亀裂補修は亀裂の程度によってグルー、シルクラップ、アクリルのいずれかをネイリストが選んで行います。長さ出しはジェルスカルプチュアかアクリルスカルプチュアのどちらかのことが多いです。1本に付き500円~1000円程度でリペア可能です。
●オーダーネイルチップ
ブライダルや成人式、推し活などで使えるネイルチップをオーダーメイド注文することができます。価格はアート内容によって様々です。カウンセリングの日を予約して、しっかりあなたの爪に合うサイズで作ってくれますよ!
●物販
ネイルサロンではネイルケア商品などの物販も行っています。よく販売されているのは以下のような商品です。
・ネイルオイル(キューティクルオイル)
・ハンドクリーム
・ハンドパック
・ジェルオフセット
ネイルオイルやハンドクリームはネイルサロン専売品も多く取り扱われています。サロンでテスターが置いてあることも多いので気になるものがあったらネイリストに言って、香りやテクスチャーを試してみてください。自分用だけでなく、プレゼント用に購入される方も多いです。
ネイルサロンに行ってみませんか?
いかがでしたか?本日の記事では、ネイルサロンのメニューについてお話してきました。ネイルのケアカラーとは、ネイルケア+マニキュアカラーリングを省略したものです。ジェルネイルをして欲しいときはジェルネイルのワンカラーなどのメニューを選びましょう。また、最近はジェルネイルが主流ですが、他にもたくさんのネイルメニューが取り扱われています。自分に合ったメニューを見つけたり、選んだりする時の参考になれば幸いです。