足の臭いが取れない時の対処法!フットケアとフットネイルケアでしっかり消臭 | ネイル女子

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暑くなって汗をかくことが多くなったり、冬場の寒い時期に靴下やタイツを履き込んだりすると気になるのは足の臭いです。臭いもいろいろありますが、靴を脱いだ途端一瞬にして「百年の恋も冷める」のが足の臭いではないでしょうか。働く女性の72.3%が、足の臭いに悩んでいるという調査結果もあります。また足の臭いの失敗談として、「よその家に上がった途端、玄関の空気清浄機が作動した」「異臭騒ぎの原因が、実は自分の足の臭いだった」という、笑うに笑えない話もあります。身だしなみとして励みたいのは主に美白やダイエットですが躊躇なく靴を脱げる足作りもしておきたいですよね。そこで今回の記事では、正しい「足の臭い対策」を中心に、足の臭いの原因やケア方法をご紹介して参ります。ネイルサロンやセルフでフットケアや臭い対策を取り入れてみましょう。

足が臭う理由

足は臭いを発生する次の条件が揃っています。

1.足は汗をたくさんかく
2.足の裏は角質が厚い
3.靴やストッキングで密閉状態

体の中でも足は、汗腺が最も集中している部分です。密閉された靴の中では汗が蒸発できず、雑菌が大好きな高温多湿の環境が出来上がります。また汗で蒸されて柔らかくなった厚い角質は、雑菌の最高のご馳走。雑菌はこの角質と、足が分泌する皮脂をエサとし、その時に「イソ吉草酸(きっそうさん)」という臭い物質を作ります。通気が悪くて高温多湿、さらにたっぷりの美味しいエサ・・・雑菌にはこれ以上ないパラダイスなので増殖し、足はどんどん臭くなっていくわけです。一般に男性は皮脂分泌が多く、角質も厚いので、どうしても女性より足が臭いやすくなるといわれています。しかし、ご存知でしょうか。実は足の臭いでは、女性も男性に負けていないかもしれません。

女性の足の臭い事情

1.冬の足の臭い

デオドラント商品で有名なシービックの調査によると、冬のブーツ女性の足の雑菌繁殖率は、男性の5倍だったそうです。女性の気密性ばっちりのブーツの中の蒸れ具合は、男性の靴の比ではなく、雑菌の格好の繁殖の場になってしまうようです。

2.夏の足の臭い

夏は素足にサンダル、これなら足の臭いなど心配なし、という人はいいですが、仕事柄、ストッキングにパンプスという女性は多いはず。実は夏になると足が臭くなるという人は多いのです。それは、暑さで足の汗も倍増するからです。そして気密性の高いストッキングとパンプスという組み合わせは足の臭いがより強くなってしまうかもしれません。

3.精神性発汗

「精神性発汗」とは、不安や緊張などのストレスで、特に手のひらや足の裏に多量の汗をかくものです。仕事や学校、人間関係などでストレスが溜まりやすい人は、足の臭いが強くなりやすいのです。







洗ってもなかなか取れない足の臭い

足の臭いが厄介なのは、洗ってもなかなか落ちないこと。毎日殺菌ソープできちんと洗い、消臭スプレーを使っているのに、臭いが残る…、一体何が原因なのでしょうか。

・悪臭の元「イソ吉草酸」
足の臭いの元になるイソ吉草酸は、悪臭防止法で「特定悪臭物質」に指定されるほど強烈な臭い物質です。特定悪臭物質とは、「不快な臭いの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質」のこと。イソ吉草酸は、同じ特定悪臭物質のアンモニアの2万分の1の濃度で臭いが分かるそうです。つまり足の臭いはそれほど強烈なので、なかなか取れないのですね。

・爪の間に溜まった垢
爪の垢は奥深くに入り込んでいるので、普通に洗っただけではなかなか落ちず、これが臭いの原因になっていることがあります。使い古した柔らかい歯ブラシで丁寧にブラッシングするか、爪垢専用の爪ブラシを使うといいでしょう。

足の臭い対策、3つの鉄則

1. 殺菌ソープで洗う
足の臭い対策の基本と言えます。足だけでも殺菌ソープで洗うようにしましょう。ピーリング作用がプラスされたものは、角質も取れてより効果的です。爪の間や汗の溜まりやすい指と指の間は、特に丁寧に洗いましょう。

2. 角質を溜めない
入浴時に軽石や角質スムーザーを使って、足の角質を削っていきましょう。厚くなりすぎた場合は、時にはピーリング作用のローションで除去することも必要です。

3. 何足かの靴を交替で履く
毎日同じ靴を履いていると、沁み込んだ汗が乾く間がなく、雑菌の温床になります。お仕事や学校へ履いていく靴は何足か用意して、ローテーションで履くようにしましょう。そして履かない靴は消臭スプレーを吹きかけて湿気取りのパッドを入れて休ませ、時々日光消毒するのがおすすめです。

さらに効果的にするには、下記の対策がおすすめです。

・消臭スプレーをこまめに使う
・インソールを敷いて抗菌・消臭・吸汗
・重曹で足浴

特に重曹で足浴は効果が高いと言われています。やり方はお湯1リットルに重曹大さじ3杯を入れ、15分ほど足を浸します。弱アルカリ性の重曹が弱酸性のイソ吉草酸を中和し、臭いを消してくれるのです。

ネイルサロンでフットケア・角質ケアができる

足裏に溜まる角質は悪臭の元です。こまめにセルフで角質ケアができるといいのですが、面倒になり放置しているという人も多いのではないでしょうか。しかし角質は溜まりすぎるとセルフケアでは取り切れず、また加減がわからないと皮膚を傷めてしまう可能性もあります。そこでおすすめしたいのがネイルサロンでの角質ケアです。実はネイルサロンではジェルネイルメニューだけでなく、角質ケアや足をつるつるにして保湿する、フットケアメニューを取り扱っているのです。ちなみに一部のジェルネイル専門店を除き、角質ケアメニューを取り扱っているサロンは意外にも多いです。サロンによって内容は異なりますが、フットバス(足浴)、軽石でヤスリがけ、スクラブ、保湿マッサージなどを主に行い、終わったあとは足がつるつるでふんわりとした仕上がりになります。足の角質に困ったら、ネイルサロンで角質ケアのメニューをお願いしてみましょう!以下では、詳しくフットケアや角質ケアについてご紹介していきます。

フットケアの内容は?

ここではフットケアをコースで行う場合の流れを紹介します。フットケアメニューの内容はサロンによって違いますが、まずはフットバスで足の汚れを落として角質や甘皮を柔らかくします。角質ケア付きの場合、角質を柔らかくする溶剤をつけることもあります。しばらく足をお湯につけた後、角質ケアを行います。フットファイルと呼ばれる角質取り用のヤスリを使ってかかとやつま先の角質を削って落としていきます。角質の量が多い場合、1度では角質を落としきれないこともあるので、その場合は定期的に通うのがおすすめです。両足の角質取りが終わると、ネイルケアに移ります。ネイルケアでは足の爪の長さと形を整えます。長さや爪先端の形にこだわりがある場合は早めの段階でネイリストに伝えるようにしてくださいね。爪の長さ、形を整えた後に爪周りの甘皮、角質を落としていきます。オールハンドのサロンとマシンケアを行うサロンがあります。マシンケアのほうがよりすっきりと甘皮や角質を除去することができますが、人によっては痛みを感じることもあります。そんなときはすぐにネイリストに伝えてくださいね。

頻度は?

月に1回程度通うと分厚くなった角質も落としていくことができ、さらに新たな角質も溜まりにくくなります。あまり行き過ぎても柔らかい皮膚を傷めてしまうことがあるので注意しましょう。

費用は?

フットケアメニューは内容によってかなり料金に幅があります。角質ケア保湿ケアのみの場合は3000円程度、ネイルケアも含まれると5000円程度になります。マニキュアのカラーリング付きにすると6000円程度です。しかし、フットケアや角質ケアはジュニアネイリストが入るメニューとしてお得な料金に設定されやすかったり、閑散期のキャンペーンメニューにされたりすることが多いのでもっと安く施術を受けることができることもあります。試しに施術を受けてみたいという方はこのようなキャンペーン価格などの時に行くのがおすすめです。

セルフでフットケアをする方法

セルフでフットケアとする時にあると便利なものを紹介します。

角質ケアをするならフットファイルを使うのがおすすめです。握りやすい持ち手、当てやすい形状で使いやすさにこだわっています。120Gの目の粗い面と、220Gの細かい面があるので滑らかに整えることができます。

足の爪の長さを整えるときは普通の爪切りよりネイルニッパーのほうがおすすめです。爪のカーブに合わせながらパチンパチンという衝撃を抑えてカットすることができます。ちなみに巻き爪になりやすい場合、親指の爪は長めに、四角い形に整えると巻きにくくなります。

爪周りの甘皮ケアにはキューティクルニッパーを使いましょう。付属のメタルプッシャーで押し上げてからニッパーで取り除くだけでスッキリとした足元になりますよ。

まとめ

臭いを感じやすくなるのは「気温が高い時」と「湿気が多い時」です。気温が高いと臭い物質から臭い分子が空中に揮発しやすくなり、湿度が高いと空気中の多量の水蒸気に臭い分子が定着しやすくなります。その結果、足の臭い菌は爆発的に増殖してしまうのです。また普段は足の臭いが特にしないという方でも、ストレスを溜めていたら臭いが強くなってしまうかも。大事なのは、消臭スプレーでその場しのぎするのでなく、雑菌の繁殖を許さない環境作りです。3つの鉄則を実践して、いつでもどこでもすんなり靴を脱げる、本当の美足を目指しましょう。







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