小爪を引っこ抜くと腫れるのはどうして?痛くない対処法は? | ネイル女子

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爪の横にささくれのようにちょこんと飛び出る小爪は、出来てしまうとなんだか気になりますよね。
引っ張って取ろうとしたら、痛みとともに腫れてしまった…なんてこともあるはず。

厄介事への引き金となる小爪ですが、そもそも小爪とはどんなもので、どうしてできるのでしょうか?

この記事では、小爪を抜くと腫れてしまう理由や、出来てしまった時の痛くならない処理の仕方も解説します。

小爪って何??

薬指に小爪が出来てしまった手元のアップ

写真の赤丸で囲んだ部分のように、爪のサイドからちょこんとはみ出ているのが小爪です。
爪ささくれとも言います。

小爪は老若男女出来ることがあり、一度出来てしまうとなんだか気になりますよね。
ついついいじったり、引っ張って抜こうとする方もいるのではないでしょうか?

小爪ってなんでできるの?

小爪は乾燥や衝撃が原因で、爪の端が裂けるとできてしまいます。

手元は日常的に酷使しているパーツなので乾燥しやすいですよね。
中でも爪は乾燥すると柔軟性を失い、割れやすい状態になります。

割れやすい状態になっている爪をうっかりぶつけたり、負荷をかけたりすると、端から少しずつ裂けていき小爪ができるのです。

以下では、小爪が出来やすい原因を具体的にご紹介します。

爪が乾燥する主な原因

手を洗う女の子

・手肌を濡らした後のケア不足

手洗いやお風呂だけでなく、水仕事などをしていると、元々手肌に備わっていた油分が水やお湯によって流れ落ちてしまいます。
水やお湯を使ったあとに保湿をしないままでいると、爪や手の水分が蒸発してしまい、カサカサに乾燥してしまうのです。

・ネイルの付け替えやオフ

ジェルネイルやマニキュアで使うアセトンや除光液、消毒用エタノールは、爪や手の水分・油分を溶かしてしまいます。
水やお湯よりも脱脂力が強いので、頻繁に使っていると乾燥しやすくなるのです。

・水分や栄養不足

乾燥しやすい原因には、栄養不足や水分補給が足りていないことも考えられます。

爪は主にケラチンというタンパク質で出来ており、タンパク質が不足すると、乾燥しやすい不健康な爪になってしまいます。
また、水分補給が足りていないと、爪だけでなく身体の潤い成分が正常に保たれません。

爪に負荷がかかる主な原因

缶のプルタブを倒して開ける

・爪先を物にぶつける
・爪切りで勢いよく爪を切る
・キーボードを強く打つ
・引き出しや引き戸を爪先で掴む
・缶のプルタブを開ける

このように、日常生活の何気ない行動の中に小爪ができる原因が潜んでいます。







小爪を引っこ抜くと腫れて痛みが・・・

指に絆創膏を巻く

小爪が気になるからと、手で引っこ抜いてしまうのはNGです!

そもそも小爪の根元は、指の皮膚と繋がっています。
引っ張って抜くと、小爪は取れても皮膚が傷つき、そこからばい菌が入って腫れる可能性があるのです。

さらに傷が酷くなると、小爪の周りだけでなく、指全体が大きく腫れて、痛みとともに傷口が膿んでしまうことも…。
こうなってしまうと病院に行き専門的な治療が必要となります。

指先は汚れや細菌が溜まりやすいので、もし腫れてしまったら、放置せず早めに皮膚科に行きましょう。

小爪処理に必要な道具

出来てしまった小爪は、適切な道具を使って取り除けば腫れも防げます。
ここでは小爪処理に必要な道具を紹介するので、是非参考にしてください!

キューティクルニッパー

甘皮ケアに使うキューティクルニッパーは、小爪処理にもおすすめな道具です!

本来キューティクルニッパーは、伸びてしまった甘皮や、ルースキューティクル、指の固い角質などを取るために使います。

ですが、刃先が非常に小さく、細かい箇所もキレイにカットできるので、小爪を根元からカットしやすくなっているのです!

小爪処理に使うだけなら、1,000~3,000円くらいのキューティクルニッパーがおすすめ。
極端に安価な商品でなければ、小爪をしっかりカットできますよ。

ピンセット型ニッパー

持ち手がコンパクトで、気軽に使えるのがピンセット型のニッパーです。

こちらの道具も甘皮ケアやささくれを取り除くために使うのがメインですが、小爪もしっかりカット出来ます。

ポーチなどに入れても邪魔にならない大きさなので、小型であることを重視したい方や、持ち運びたい方にもおすすめ!

ハサミ型ニッパーや眉毛ハサミ

日本で甘皮ケアに使うニッパーといえばグリップが棒状で細長いタイプがベーシックですが、海外ではハサミ型を使っているところもあるようです。

ハサミ型は、小爪をカットするのにももちろん使えます!

薄くて持ちやすい商品が多いので、手が小さい方や、扱いやすさ重視の方にもおすすめです!

ちなみに、ハサミ型ニッパーを用意しなくても、刃先の細い眉毛ハサミでも代用ができます。
眉毛ハサミは、切れ味が悪いと小爪がカットしにくくなるので、刃こぼれしていないものを使いましょう。

小爪処理のやり方

小爪は引っ張って抜いたり、放置すると、赤く腫れて傷が膿んでしまうかもしれません。
ここでは小爪処理の正しいやり方を解説するので、見つけたら早めに処理してしまいましょう!

1.ぬるま湯で爪や指先をふやかす

指先をぬるま湯に浸してハンドケアの準備

小爪は水分を多く含んで、ふやかした状態にするとカットしやすくなります。

そのため、小爪をカットするタイミングはお風呂上がりがおすすめ!
もしくは、ぬるま湯に指先を5分程度浸してふやかした状態で行うようにしましょう。

2.ニッパーなどを使って根元からカット

キューティクルニッパーで小爪をカット

タオルなどで水気を拭き取ったら、ニッパーなどを使って小爪をカットしましょう!

ニッパーは刃の方向と爪のサイドの縦線が沿うように位置を合わせたあと、小爪を根元から優しくカットします。
根元の皮膚や爪まで傷つけないように注意してくださいね。

ちなみに、小爪の根元が深いと1度でカットできないこともあります。
小爪の根元が見えない状態で無理にカットすると、皮膚や爪を傷つけてしまうので、2回に分けて切るか、「スキンダウン」するのがおすすめです!

スキンダウンとは、爪のサイドを見えやすくするために、他の指で爪のキワの皮膚を下げることを指します。
スキンダウンをすると、爪のキワの皮膚に隠れていた小爪やささくれも見えやすく、カットも楽になりますよ。

3.ネイルオイルやハンドクリームでしっかり保湿

ネイルオイルを爪に塗る

小爪を根元からカットしたら、爪と手元をしっかり保湿しましょう。

小爪は、爪や指が乾燥していると出来やすくなります。
せっかくカットしても、乾燥状態が続くとまた小爪が増えてしまうかも・・・。

しっかりと潤いを与えてキープするには、ネイルオイルとハンドクリームの併用がおすすめです!
ネイルオイルを甘皮や指先に塗って、指の腹でなじませ、その後にハンドクリームを指先から手首まで擦り込みましょう!

ネイルオイルとハンドクリームは、小爪処理をした後だけでなく、毎日使うことをおすすめします!
保湿を続けて、小爪ができにくい手元を目指しましょう!

小爪の予防方法は?

ポイントを指す女性

ここまで、小爪の対処法を紹介してきました。
でも、できないように予防もしたいですよね!
ここからは小爪ができないようにするための予防方法を紹介します。

保湿ケアをしっかり行う

まず大切なのは保湿ケアです!

ネイルオイルを爪の生え際と、爪先の爪と皮膚の間(ハイポニキウム)に塗ってよく馴染ませることでしっかりと保湿できます。
ネイルオイルの後にハンドクリームも塗ることでより保湿力が高まりますよ!

保湿ケアをすることは、二枚爪になりにくくなったり、ささくれの治し方にもつながったりするのでぜひやってみてくださいね。

バランスの良い食事をする

次にバランスの良い食事をすることも大切です!
バランスの良い食事をすることは爪だけでなく、お肌や髪の毛にとっても良いことなのでぜひ日々の食事にも気をつけてみてくださいね。

保湿ケアや食事の摂り方に気をつけることで、小爪のない指先にしていきましょう!

他にもささくれ予防について知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

ささくれの原因とは|対処法や予防も紹介
https://www.nailjoshi.com/100061/







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