セルフネイルでキレイにアートやデザインを楽しんでいる方を見ると「器用だなぁ」と思いますよね!
「不器用だからセルフネイルは失敗しそう…」と思う方向けに、この記事では超不器用でもセルフネイルを楽しめるデザインや、必要な道具を解説していきます!
どれもマニキュアで気軽にセルフネイルができるので、ぜひ参考にしてみてください!
- セルフネイルに必要な道具と選び方
- ・ウォーターケアで必要な道具
- ・マニキュアの塗布で必要な道具
- ・道具の選び方
- セルフネイル前のネイルケアのやり方
- 1.爪の長さを短くする
- 2.爪の形を整える
- 3.甘皮をふやかして押し上げる
- 4.ルースキューティクルを除去する
- セルフネイルの基本!ワンカラーの塗り方
- 1.ベースコートを塗って乾かす
- 2.カラーポリッシュを塗る
- 3.カラーポリッシュを二度塗りする
- 4.トップコートを塗って乾かす
- おしゃれで簡単!超不器用でもできるセルフネイルデザイン6選
- ワンカラーネイル
- ワンポイントストーンネイル
- ラメグラデーションネイル
- ニュアンスネイル
- フラワーネイル
- レオパードネイル
- セルフネイルを失敗しないためのヒント
- マニキュアがはみ出した時のコツ
- 乾かし方や仕上げの工夫
- まとめ:超不器用でもセルフネイルを楽しもう♪
セルフネイルに必要な道具と選び方
セルフネイル初心者の方は、道具をどのように選べば良いか分からず、迷ってしまうことがあるかもしれません。また、「そもそもセルフネイルには何が必要なの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
そこでまずは、セルフネイル(ウォーターケア+マニキュア)に必要な道具と選び方から解説します。
以下に、必要な道具と選び方をまとめているので、参考にしてくださいね。
※フットネイルでも同じ道具を使います!
ウォーターケアで必要な道具
- エメリーボード
- 爪切り(必要に応じて)
- フィンガーボウル
- メタルプッシャー
- ガーゼ
マニキュアの塗布で必要な道具
- プレプライマーor消毒用エタノール
- ベースコート
- カラーマニキュア
- トップコート
- ウッドスティック
道具の選び方
セルフネイル(ウォーターケア+マニキュア)で使用する道具には、上記のように数種類のアイテムがあります。基本的には自分が使いやすいものや、好みのカラー・デザインのものを選べばOKです。
ただし、初心者の方がエメリーボードを購入する時は、グリッド数が大きめのものを選ぶのがおすすめです。グリッド数とは、エメリーボードの目の粗さを表す数字のことで、数字が小さくなるほど目が粗くなり、大きくなるほど目が細かくなります。
初心者の方が粗い目のエメリーボードで自爪をファイリングすると、思ったよりも削り過ぎてしまうことがあるので、慣れないうちは180〜240Gのものを選びましょう。
また、ベース・カラー・トップは平筆のものが塗りやすいと言われていますが、丸筆を好む方もいるため、可能であれば両方試してみることをおすすめします。
セルフネイルの道具は、バラエティショップやドラッグストア、ネットショップなどで購入可能です。100均でも道具を一式揃えることができるので、コストを抑えたい方はチェックしてみてくださいね。
セルフネイル前のネイルケアのやり方
セルフネイルの道具が揃ったら、いよいよ実践していきましょう。
まずは、ネイルケア(ウォーターケア)のやり方から解説します。
1.爪の長さを短くする
爪が伸びていて短くしたい場合は、爪切りでカットして好みの長さにします。
そこまで長さがない方や、長いままキープしたい方はこの工程を省いてもOKです。
2.爪の形を整える
エメリーボードで爪の形を整えます。
この時は、必ず一定方向にエメリーボードを動かしてファイリングしましょう。
往復がけをすると爪に負担がかかり、二枚爪などの原因になるので気をつけてくださいね。
3.甘皮をふやかして押し上げる
お湯を注いだフィンガーボウルに指先を浸け、約5〜6分待ちます。
甘皮がふやけたら、メタルプッシャーでやさしく押し上げましょう。
フィンガーボウルがない場合は、お風呂上がりにネイルケアを行うことをおすすめします。
4.ルースキューティクルを除去する
甘皮を押し上げた後は、水で濡らしたガーゼを使用してルースキューティクルを除去します。
ガーゼを親指に巻きつけて、くるくると円を描くように甘皮周りをやさしく拭き取るようなイメージで行いましょう。
セルフネイルの基本!ワンカラーの塗り方
ネイルケアができたら、次はマニキュアのワンカラーに挑戦しましょう。
ワンカラーはネイルの定番デザインで、難しいテクニックも必要ありません。超不器用な方でも、コツさえ掴めば簡単に美しい仕上がりを目指すことができます。
ここから、ワンカラーの塗り方を詳しく解説していきましょう。
1.ベースコートを塗って乾かす
プレプライマーor消毒用エタノールで爪の油分除去をした後、ベースコートを塗布して乾かします。
ボトルネックでハケをしごいて片側にベースコートを集め、中央→両端→先端の順番で塗っていきましょう。
なお、マニキュアを綺麗に仕上げるコツは、力を抜いて素早く塗ることです。
力が入るとハケ跡がついてしまうことがあり、塗る速度が遅いとヨレたりムラになったりする可能性があるので気をつけてくださいね。
2.カラーポリッシュを塗る
ベースコートの表面が乾いたら、ハケに少量のカラーポリッシュを取り、先端部分から塗布していきます。
その後、適量のカラーポリッシュをハケの片側に集め、中央→両端の順番で塗布します。
1度塗り目のカラーポリッシュは、やや薄めに塗るのがコツです。ほんの少しのムラは、2度塗り目でカバーできるので問題ありません。
3.カラーポリッシュを二度塗りする
1度塗り目のカラーポリッシュの表面が乾いたら、2度塗りをしていきます。
2度塗りをする時は、1度塗り目よりもやや多めのカラーポリッシュをハケに取り、圧をかけずにふんわりと塗布しましょう。
4.トップコートを塗って乾かす
カラーポリッシュの表面が乾いたら、仕上げのトップコートを塗布していきます。
ベースコートやカラーポリッシュと同じようにハケの片側にトップコートを集め、中央→両端→先端の順番で圧をかけずに塗るのがコツです。
おしゃれで簡単!超不器用でもできるセルフネイルデザイン6選
ここからは超不器用な方でもできる、おしゃれなセルフネイルデザインを6種類ご紹介します。
各デザインのやり方も詳しく解説しているので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ワンカラーネイル
定番のワンカラーネイルは、どんなファッションにも合う万能デザイン。
指がスラっと長く見える効果もあるので、爪を伸ばせない方やショートネイル派の方にもおすすめです。
デザイン自体はシンプルですが、トレンドカラーを使用することで今っぽい雰囲気になります。
また、落ち着いたカラーを選べば、オフィスやデートなど、TPOを問わずに楽しめることも魅力です。
ワンカラーネイルのやり方は前項で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてくださいね。
ワンポイントストーンネイル
ワンポイントストーンネイルは、超不器用さんでも簡単にできるデザインです。
ベースとなるデザインは、ワンカラーやグラデーションがおすすめ。
ワンポイントストーンネイルは、その名の通りラインストーンを爪の先端や根元などにポイントで置くだけなので簡単です。
ラインストーンは、トップコートのハケやピンセットを使って付けましょう。
ストーンが取れないように、トップコートでしっかりとコーティングするのがコツです。
ラメグラデーションネイル
ラメグラデーションネイルはラメの煌めきが華やかで、おしゃれ感のあるデザインです。
クリアベースにすれば、根元が伸びても目立ちにくい点も魅力。
さらに施術方法が簡単で、爪に強度が出ることも嬉しいポイントです。
やり方は以下の通りです(ベースコートまでの工程は省略しています)。
■ラメグラデーションのやり方
- ベースとなるカラーポリッシュを塗布します(クリアベースにしたい場合は不要)。
- 爪の2/3くらいの幅にラメを薄く塗ります。
- ②よりも狭い幅で先端に向かってラメを重ねてグラデーションを作ります。
- 仕上げにトップコートを塗布して完成です。
ニュアンスネイル
ニュアンスネイルは、ランダムな色使いや曖昧なアートが特徴のデザイン。
特に定義がないため、自由で型にハマらないデザインを楽しめることが魅力です。
代表的なニュアンスネイルには、もやもやネイル・マーブル・タイダイ・うねうねアートなどがあります。今回は、超不器用な方でも失敗しにくい、もやもやネイルのやり方を解説しましょう。
■ニュアンスネイル(もやもやネイル)のやり方
- ベースとなるカラーポリッシュを全体に塗布します。色味は、肌なじみの良いピンクベージュやパールホワイトなどがおすすめです。
- ①の表面が乾いたら、2色のカラーポリッシュをドット状にランダムに置きます。この時に使用する2色のカラーは、好みのものを選んでOKです。
- トップコートを含ませたハケで、ドット状に置いた2色のカラーポリッシュの境目をぼかします。
- マニキュアの表面が乾いたら、全体にトップコートを塗って完成です。
フラワーネイル
フラワーネイルは、女性らしくてエレガントな雰囲気が素敵です。
フラワーアートの技法は何パターンもありますが、ここでは超不器用な方におすすめのホロフラワーと、爪楊枝を使ったフラワーアートのやり方をご紹介します。
■ホロフラワーのやり方
- 丸いホログラムを5枚花になるように置きます。
- お花の中心にラインストーンやブリオンを置きます。
- 仕上げにトップコートを塗って完成です。
■爪楊枝を使ったフラワーアートのやり方
- 爪楊枝の先端にマニキュアを付け、雫のような形になるように花びらを描きます。花びらの枚数は5枚が定番ですが、お好みでアレンジしてもOKです。
- お花の中心にラインストーンやブリオンを置きます。イエローのマニキュアでもOKです。
- 仕上げにトップコートを塗って完成です。
レオパードネイル
秋冬シーズンにぴったりのレオパードネイル。シンプルなファッションのポイントにもなる、おしゃれなデザインです。
一見すると難しそうに見えるレオパードネイルですが、実はとっても簡単に作れます。
以下のやり方を参考にして、ぜひトライしてみてくださいね。
■レオパードネイルのやり方
- ベースとなるカラーポリッシュを塗布します。色味はベージュや淡いピンク、オフホワイトなどがおすすめです。
- ベースのカラーよりも濃いブラウンやピンクなどを選び、いびつな円型になるように3〜4箇所にカラーポリッシュを置いていきます。
- ②の円型部分を、更に濃いブラウンやブラックのカラーポリッシュで囲むように線を描きます。きっちりとした線で全体を囲むのではなく、隙間を空けてラフな感じに囲むことがポイント。線はハケの角を使うと描きやすいです。
セルフネイルを失敗しないためのヒント
セルフネイルをしていると、仕上がりが思い通りにいかないこともあるのではないでしょうか。
せっかく時間を費やしてネイルをするのだから、できれば失敗は避けたいですよね。
そこで、ここではセルフネイルが失敗しないためのヒントを解説します。
マニキュアがはみ出した時のコツ
セルフネイルに慣れないうちは、マニキュアを皮膚にはみ出してしまう方が多いでしょう。
そんな時は、皮膚に付いたマニキュアを、ウッドスティックでやさしく取り除けばOKです。
マニキュアをはみ出してしまうと、ついつい焦ってしまいますが、素早く除去すれば問題ありません。
赤や黒などの濃いカラーの場合は綺麗に取り除けないこともありますが、コットンを巻きつけたウッドスティックに除光液を含ませて拭えば、簡単に落とせるので大丈夫です。
「毎回マニキュアをはみ出してしまう…」という方は、先にマスキングテープで皮膚を囲っておくという方法もあります。
はみ出し防止用のマスキングテープは、100均やネットショップで購入可能です。
乾かし方や仕上げの工夫
マニキュアが乾く前にぶつけたり何かに触れたりして、ヨレてしまったという経験がある方は多いのではないでしょうか。せっかく綺麗に塗れても、結果的にヨレてしまうと本当にショックですよね。
このような事態を避けるためにも、マニキュアを早く乾かすための工夫をしましょう。
マニキュアを早く乾かすには、以下のような方法があります。
- 薄塗りにする
- ネイルガード(保護クリップ)を使用する
- マニキュア専用の速乾スプレーを使用する
- マニキュア専用の乾燥機を使用する
- 速乾性の高いマニキュアを使用する
- ドライヤーの冷風を当てる
このように様々な方法があるので、気軽にできそうなことから試してみましょう。
ちなみに筆者のおすすめは、速乾性の高いマニキュアを使用することです。
最近のマニキュアは本当に進化していて、乾くのが早い商品がたくさん販売されています。
これから新しくマニキュアを購入する方は、ぜひ速乾性が高いものを選んでみてくださいね。
まとめ:超不器用でもセルフネイルを楽しもう♪
セルフネイルを始める時、「自分は超不器用だけど大丈夫かな?」と不安に思う方は多いと思います。
しかし、今回の記事でも解説した通り、超不器用な方でも簡単にできるネイルアートは意外と多いので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです!
そして、自分では超不器用だと思っていても、回数を重ねていくうちに上手になっていくので安心してくださいね。できるアートが増えてくると、セルフネイルがどんどん楽しくなっていきますよ。
ぜひ今回の記事を参考にして、セルフネイルにトライしてみてくださいね!