【セルフで簡単】ポリジェルの長さ出しのやり方を解説! | ネイル女子

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ポリジェルって知っていますか?
比較的新しいスカルプチュアの方法の1つで、セルフで短い爪からロングネイルにしたい時におすすめです。

人工爪を作る時の土台のことをフォームといいますが、ポリジェルを使ったスカルプチュアはネイルチップフォームというチップ型のフォームを使って行います。

このおかげで左右どちらも綺麗な形を簡単に作りやすいというメリットがあり、初心者の方でもやりやすいのが特徴です。

ジェルの一種なのでいつものオフに使っているジェルリムーバーでオフが可能で、手軽にロングネイルにしたい時や深爪の方、爪が折れてしまって長さを揃えたい時などにおすすめのジェルネイルです。

今回の記事では、ポリジェルで長さ出しのやり方を解説します。

また、カラーの選び方のポイントや多い失敗なども合わせてご紹介するので、ポリジェルを使ってみたいと思っている方は参考にしてみてくださいね。

ポリジェルとは

まずはポリジェルがどんなジェルなのかを詳しく解説します。

ポリジェルの特徴

ポリジェルは一般的なジェルよりも非常に固いテクスチャーで、ライトで硬化することができ、ジェルリムーバーでオフすることができる長さ出し用のジェルです。

チップフォームと呼ばれる型に好きな長さになるようにポリジェルを入れて自爪に装着し、ライトで硬化するとチップフォームで作った長さがそのまま人工爪になります。

カラーの選び方

ジェルネイルのカラーサンプル

普通のカラージェルよりもカラーバリエーションは少なく、大体10色程度のカラー展開です。

そのままで楽しむならピンク系やラメ入り

ポリジェルとトップジェルだけで仕上げたい場合、おすすめはピンク系カラーやラメが入ったカラーです。

ポリジェルはピンク系のカラーが多くベビーピンクやピーチ、くすみピンクなど種類が豊富です。
肌に合いそうな色を選んでみてくださいね。

また、ラメ入りはピンク系にラメが入っているものが多いようです。

自爪風にしたいならベージュ系

ポリジェルはヌーディーカラーが多いので、ベージュ系もおすすめです。

シアーなベージュやピンクベージュなどがあります。
使いやすく肌なじみがいいカラーが多い印象です。

アートを施すならクリア

アートやデザインを描きたい時は、クリアがおすすめです。

重ねるカラーの邪魔をせず、ロングネイルのデザインを楽しめます。

スターターキットのほとんどにクリアは同梱されているのですが、量は少なめなので、毎回クリアを使う場合は大容量のものを買ったほうがいいかもしれません。

他にはどんな長さ出しの方法があるの?

アクリルスカルプチュア

アクリルスカルプチュアの施術

スカルプといえばこの方法がメインです。

アクリルパウダーとリキッドという液体を混ぜ合わせて、ネイルフォームと呼ばれる台紙の上に人工爪を作ります。

ジェルの長さ出しよりも強度が高く、1.5センチ以上のロングネイルにしたい方向きのやり方です。

オフはジェルのように削ってからリムーバーを使って溶かしますが、ジェルよりも手強いためセルフネイルでの長さ出しとしては難しいのがデメリットです。

ジェルネイル

ライトでジェルネイルを硬化

ジェルネイルでもやり方はアクリルと同じでネイルフォームを使います。

ジェルは柔らかいため爪にフィットするのが特徴ですが、その分強度が弱いためアクリルでできるようなロングは難しいという点もあります。

一部の爪が折れてしまって長さを揃えたい時や、オフを楽にしたかったりする場合におすすめのやり方です。

ネイルチップ

ハーフチップで長さだしをしたスカルプネイル

チップオーバーレイという技法で、ハーフチップというものを爪先にグルーで付けてロングネイルにします。
アクリルほど長くはできません。

スピーディーな施術が可能で、時短がウリのネイルサロンでの長さ出しに使われていることが多いです。

ジェルチップ

クリアのジェルチップ

ポリジェルと同じく比較的新しい技法です。

ジェルでできたネイルチップを爪に乗せて硬化し、長さを足していきます。

簡単なやり方で美しい形のロングネイルができる上、オフも一般的なジェルと同じようにできますが、購入できる場所が限られており、手に入りにくいことがあります。

↓長さ出しについてはこちらの記事でも紹介しています↓

ネイルの長さ出しは深爪でもできる?スカルプチュアってどんな種類があるの?
https://www.nailjoshi.com/2387/

↓ネイルサロンでの長さ出しについてはこちらで紹介しています↓

スカルプネイルの値段の平均ってどのくらい?&スカルプのおすすめデザインや日常生活での手の使い方を紹介
https://www.nailjoshi.com/34480/

ポリジェルの長さ出しに必要なもの

長さだしをした手元

ポリジェルの長さ出しに必要なものは以下の9点です。

  • ポリジェル
  • チップフォーム
  • ポリジェル用の筆
  • ベースジェル
  • トップジェル
  • 硬化用ライト
  • ネイルファイル
  • スポンジバッファー
  • 伸ばし液

ポリジェル

ポリジェルのカラーをそのまま活かしたい場合はカラーがついたポリジェルを、長さ出しをした上でデザインやアートをしたい時はクリアのポリジェルを使いましょう。

チップフォーム

チップフォームは専用のチップでも普通のネイルチップでも可能です。
普通のネイルチップの場合、できる先端の形はチップの形に縛られるので注意しましょう。

ポリジェル用の筆

ポリジェルを伸ばすために筆を1本用意しましょう。
毛先は平筆がおすすめです。

ベースジェルとトップジェル

ベース、トップはセットに付属しているものでも普段から使っているものでも問題ありません。
セリアのSHジェルネイル(ライト対応)ベース&トップコートでも使用しましたが問題なくつきました。

硬化用ライト

ライトはポリジェルが基本的にUVとLEDに対応しているので、どんなものでも問題ありません。
ただしポリジェルの硬化時間はLEDで60秒のものが多く、60秒タイマーがあるライトだと便利です。

ネイルファイルとスポンジバッファー

ネイルファイルとスポンジバッファーは根元の段差や先端の形を整える時に使います。
ファイルの目の粗さは180G、スポンジバッファーは100~180G程度がおすすめです。

伸ばし液

伸ばし液はチップフォームに出したポリジェルを筆で伸ばす時に、筆に液を付けて伸ばしやすくします。
絵の具を使う時は水で溶かして伸びを良くしますが、ポリジェルにとっての水が伸ばし液です。

伸ばし液はキットを買えば付いてきますが、ポリジェルのみ購入する場合は消毒用エタノールで代用ができます。
容量50mlくらいの小さな入れ物に、消毒用エタノールをいれて筆を付けながら伸ばしましょう。

スターターキットを購入するのもおすすめ

今回、使い方の説明で使用しているのはこちらのセットです。
009のカラーを使用しました。
ライト以外の必要なものはすべて揃っているのですぐに始めることができます。

リーズナブルな価格のキット。
クリアとヌーディーカラーの長さ出しかしない場合はこのようにカラーが2色ほどで量の多いものを選ぶのがおすすめです。

セルフネイラーさんで利用している人も多い「イロジェル」からもポリジェルが出ています。
こちらはポリジェルのみなので伸ばし液やチップは自分で用意しましょう。







ポリジェルの長さ出しのやり方

ではポリジェルでの長さ出しのやり方を紹介していきます。

今回は「TOMICCA ポリジェル セット」を使用しました。

1.ネイルケア(プレパレーション)とサンディングをする

プレパレーション後の爪

まずはしっかりケアとサンディングを行います。
甘皮が根元に残っているとチップを付けにくいのでしっかり取り除きましょう。
今回は薬指につけていきます。

2.ベースジェルを塗って硬化

ベースを塗ります。
根元までしっかり塗りましょう。

硬化時間はUV120秒、LED60秒です。
今回はUVとLED併用のライトを使っているので60秒当てます。

3.チップフォームを準備

チップフォームにダストがついているとそのまま表面に出てしまうので消毒用エタノールで拭いておきます。

チップはストレスポイント(爪先の爪と皮膚の堺)を覆うことができるサイズを選びます。

根元のカーブはそのままでは合わないこともあるので事前に削っておくとスムーズです。

4.チップフォームにポリジェルを出す

チップフォームにポリジェルを出します。
量は人それぞれ爪の大きさが違うので自分にあった量を何度か練習して見つけてください。

5.ポリジェルを伸ばす

伸ばし液でチップの先端側にポリジェルを伸ばします。チップをこのように持つと伸ばしやすいです。

6.長さと厚みを調整する

伸ばし液を付けた筆でポリジェルを長さ出ししたい分だけ伸ばします。

ここで作った厚みがそのまま爪にのるので、できるだけ厚みが均等になるように伸ばしましょう。

7.チップフォームを爪に付ける

チップを爪に装着します。
空気が入らないように注意してそっと乗せましょう。

爪にチップを付けた時にポリジェルがはみ出してしまった場合、少量であればウッドスティックなどで取れば問題ありません。

曲がっていないかなどを確認してチップが動かないようにライトに当てます。
硬化時間はUV120秒、LED60秒なので、今回は60秒当てます。

8.チップフォームを外す

硬化してチップフォームを外していない状態です。
7の写真と変わりませんが、爪先の部分のジェルがしっかり硬化していました。

全体がしっかり硬化出来ていることを確認したら、チップフォームを外します。
ウッドスティックをチップフォームをと爪の隙間に入れるとパカッと外れます。

9.ネイルファイルとスポンジバッファーで形を整える

チップフォームを外した状態です。

しっかりロングネイルになっています。

長さ出しをした先端やサイド、根元の段差をネイルファイルで削って形を整えましょう。

10.トップジェルを塗って完成!

形を整えて、トップを塗って硬化した状態です
しっかり長さがあって、ツヤもあります!

他の指にもつけるとこのようになります。

カラージェルは塗っていないのでポリジェルそのままのカラーとトップのツヤです。
簡単なやり方でロングネイルにすることができました。

ポリジェルで多い失敗とその対策

ポリジェルを使っている時に起こしやすい失敗について対策法とともにご紹介します。

強度がなく、すぐに折れてしまう

チップフォームのサイズが合っておらず、ストレスポイントが覆えていないかもしれません。

チップフォームにポリジェルを伸ばして、爪に被せる時、爪のサイドにあるストレスポイントがしっかり覆えているか確認しましょう。

ポリジェルをチップに伸ばせない

筆に付けた伸ばし液の量が足りないかもしれません。

試しに伸ばし液なしで伸ばそうとしましたが、筆にベタベタとくっついてしまって全然思うようにポリジェルを動かせませんでした。
ポリジェル用の筆に伸ばし液をたっぷり含ませて伸ばしてくださいね。

チップを爪に乗せた時に根元からあふれてしまう

チップに出したポリジェルの量が多いか、根元だけ量が多いかもしれません。

ポリジェルのちょうどよい量は人によって異なります。
何度か試して、爪からはみ出さない程度の量はどのくらいなのか確認しましょう。

付けた後に爪とポリジェルの間に隙間ができる

チップフォームのカーブと爪のカーブが合っていないかもしれません。

自爪のカーブに合うネイルチップを探すか、ポリジェルを厚めに伸ばしてカーブと合うようにしましょう。

ポリジェルを厚めにした場合、装着した時に押し付けるとあふれてしまうので、チップを軽く押さえた状態でライトに当てるようにしてください。

ポリジェルで気軽にロングネイルを楽しもう

いかがでしたか?本日はポリジェルでロングネイルにするやり方についてお話してきました。

ポリジェルはアクリルやジェルのフォームを使うやり方よりも綺麗な形を作りやすいです。
また、利き手ではない手でも作業しやすいのでセルフネイル向きのやり方と言えます。

ポリジェルのポイントは以下のとおりです。

  • 自爪の大きさに合うチップフォームを選ぶ
  • ポリジェルの量に注意
  • 伸ばし液を使ってチップフォームに伸ばす
  • 硬化時間をきちんと守る

ポリジェルの適切な量は爪の大きさによって異なるので、最初から完璧な量を出すのは難しいです。

何度か練習して、それぞれの爪にちょうどよい量を把握しましょう。

簡単に出来るロングネイルでいつもと違う手の雰囲気を楽しんだり、アートを施したりしてみてくださいね!







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