オンブレフレンチのやり方は?セルフでやる方法やフレンチネイルの種類を紹介 | ネイル女子

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オンブレフレンチって聞いたことはありますか?名前を聞いたことはなくても見たことはあるかもしれない、今人気のフレンチネイルです。縦グラデーションを用いて、色の濃淡によってフレンチラインを出すというアートで、立体的に見える不思議なデザインです。今回の記事では、オンブレフレンチについてとセルフネイルでのやり方をご紹介します。一難しそうに見えますが、縦グラデーションとアンギュラー筆が使いこなせれば綺麗にアートすることができますよ!
また、フレンチは指先や手が綺麗なシルエットに見ることから、ネイルデザインの中では歴史が長く、時代のトレンドに合わせて様々な進化を遂げてきました。ベーシックなフレンチやオンブレフレンチ以外にも可愛い、エレガントなフレンチがたくさんあるので、合わせてご紹介します。気になるものがあったらインスタで検索すると投稿でデザインを見ることができるので今後のネイルの参考にしてみてください。

オンブレフレンチって?

オンブレフレンチの「オンブレ」とは一体どういう意味なのでしょうか。オンブレは「ombre」と書き、フランス語で「陰影をつける」「濃淡」といった意味があります。絵画用語として陰影の付いた描き方をオンブレというようです。こういったことからわかるようにオンブレフレンチは陰影を利用してフレンチにするというデザインです。実際のオンブレフレンチをまずは見てみましょう。

もともとは海外でマグネットジェルを使ったり、ホワイトとカラージェルの配色でグラデーションしたりしたオンブレフレンチが流行っており、日本でも取り入れられて人気が出てきました。難しそうですが、やり方がわかって縦グラデーションすることに慣れれば、意外とやりやすいデザインですよ。カラーは先端のフレンチで下の色が透けないようにマットな色を選びましょう。

セルフネイルでオンブレフレンチをする方法

フレンチネイルはラインを引くのが難しいので避けている方もいるかもしれません。しかし、フレンチデザインは様々なトレンドで使われていることも多いですし、今回のオンブレフレンチもラインのくっきり感がポイントになります。
オンブレフレンチは、100円ショップの丸いタイプのマスキングシールできれいなラインを取りやすく、少しの修正で済ませることができます。今回はマスキングシールを使ったやり方と、ベーシックなアンギュラー筆(フレンチ筆)でのやり方の2つを紹介するのでやりやすい方で綺麗なラインを取れるようにしましょう!グラデーションする前に硬化しないように硬化のタイミングには十分注意して進めてください。
やり方の部分でケアとサンディングの説明を省いています。ジェルが取れやすい時はケアとサンディングがしっかりできていない可能性があります。サンディングについてはこちらの記事でやり方を解説しています。
⇒セルフのジェルネイルの持ちはどのくらい?&髪の根元をリタッチするおすすめの頻度

マスキングシール

・用意するもの
SHジェルネイル(ライト対応)ベースコート(セリア)
SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ(セリア)
SHジェルネイル(ライト対応)シナモンベージュ(セリア)
BRGジェルネイル13 アイボリー(ダイソー)
硬化用のライト
平筆
マスキングダイカットシール

消毒用エタノール
キッチンペーパー(小さめにカットしたもの)

・やり方

①ベースコートを塗り、ライトで硬化します。

②アイボリーを左から真ん中よりも少し多いくらいまで塗ります。まだ硬化しません。

③シナモンベージュを片方から塗って、アイボリーとの境まで塗ります。ここでもまだ硬化しません。

④色がついていない平筆に持ち替え、爪の根元からつま先まで小刻みに横に動かして色をにじませます。

⑤ペーパーで筆についた色を軽く拭いてから、④でにじませた部分を馴染ませます。グラデーションになったら、ここでしっかりライトで硬化します。

⑥②〜⑤を繰り返して2度塗りします。2回目はアイボリーとシナモンベージュの境を真ん中にして馴染ませると綺麗なグラデーションになりやすいです。

⑦消毒用エタノールで表面に残っている未硬化ジェルを拭き取ります。拭き取りすることでマスキングシールがしっかり貼り付けられます。

⑧ラインを取りたい位置にマスキングシールを貼ります。隙間ができないようにピタッと貼ってください。

⑨ベースと配置が逆になるように②~⑤の要領で先端に色を塗ります。写真は2回繰り返した状態です。

⑩シールを剥がします。少し滲んでいるのでコンシーラーをするような感じでカラーを塗って馴染ませます。

⑪トップコートノンワイプを塗ってライトで硬化したら完成です。

アンギュラー筆(フレンチ筆)

・用意するもの
SHジェルネイル(ライト対応)ベースコート(セリア)
SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ(セリア)
SHジェルネイル(ライト対応)シナモンベージュ(セリア)
BRGジェルネイル13 アイボリー(ダイソー)
硬化用のライト
平筆
アンギュラー筆

キッチンペーパー
パレット

・準備

フレンチ用に2色を少量ずつパレットに出しておきます。
アンギュラー筆は色が毛先に馴染むようにクリアジェルで毛先を柔らかくしておきましょう。

・やり方

①ベースコートを塗り、ライトで硬化します。
②アイボリーを左から真ん中よりも少し多いくらいまで塗ります。まだ硬化しません。
③シナモンベージュを片方から塗って、アイボリーとの境まで塗ります。ここでもまだ硬化しません。
④色がついていない平筆に持ち替え、爪の根元からつま先まで小刻みに横に動かして色をにじませます。

⑤ペーパーで筆についた色を軽く拭いてから、④でにじませた部分を馴染ませます。グラデーションになったら、ここでしっかりライトで硬化します。
⑥②〜⑤を繰り返して2度塗りします。2回目はアイボリーとシナモンベージュの境を真ん中にします。

⑦アンギュラー筆でフレンチラインを描いていきます。アンギュラー筆の当て方はこの向きです。
⑧1度目はこれくらいの薄付きです。
⑨左右の配置を逆にして両側から塗ります。
⑩④の要領で2色をにじませます。

⑪⑤のようにぼかして、ライトで硬化します。

⑫⑦~⑪を繰り返し、最後にトップコートノンワイプを塗ってライトで硬化したら完成です。

アンギュラー筆でのやり方を解説しました。フレンチのやり方は人それぞれ違っており、平筆を使う人もいれば、ネイリストの中には細筆でライン取りを行う人もいます。自分のやりやすい方法を見つけてフレンチネイルを楽しみましょう!

ボトルキャップのブラシでも可能

写真はボトルキャップに付属しているブラシとぼかし用の平筆でオンブレフレンチしたものです。ネイルチップだったのでしっかりラインを端まで取ることができましたが、自爪でやる場合は筆を使ったほうが綺麗なラインが取れそうです。くっきりとしたラインにはなりにくいのですが、ふわっとした雰囲気が好きな方はむしろこちらのほうが好みという場合もあるかもしれません。ボトルキャップと平筆でまずはやってみて、難しければアンギュラー筆を購入してみてください。







どんなフレンチがあるの?

フレンチネイルはネイルデザインの中ではかなり前からあり、その時のトレンドに合わせたデザインが登場しています。このような理由でフレンチは非常に種類が多いのですが、今回はベーシックなものから最近のトレンドまで様々なフレンチデザインを紹介します。

フレンチネイルの種類

フレンチネイルの中でも1番ベーシックなものがこのデザインです。指も爪もきれいにスラッと見えるのが特徴です。ネイリストの技術力も試されるデザインなので検定試験の項目にフレンチは取り入れられています。

・逆フレンチ

逆フレンチは最近だと見たことがないという人もいるかもしれませんが、ワンカラーよりも爪の伸びがわかりにくいので根強い人気があります。

・変形フレンチ

モードなデザインやユメカワ系のネイルによく取り入れられています。フレンチのラインが5本の指でつながっているようにしたり、模様のようになっていたりスタイリッシュな仕上がりにしやすいです。

・細フレンチ(スキニーフレンチ)

今年の春から夏にやっている人が多かったデザインです。ワンカラーでは取り入れにくい蛍光カラーやビビットカラーもスキニーフレンチなら派手になりすぎません。また、細いラインのラメフレンチならエレガントでフェミニンな印象になり、オフィスネイルにもおすすめです。

・カラーフレンチ

フレンチネイルをホワイト以外のカラフルな色で行うデザインです。パステルカラーならガーリーな印象に、原色の鮮やかな色ならポップな雰囲気になります。カーキなどの暗めのアースカラーを使うと冬にもぴったりでスタイリッシュになります。左右で色を変えるアシンメトリーネイルでも人気のデザインです。

・ガラスフレンチ

ガラスフレンチは昨年の秋頃から今年の春頃に人気が高かったデザインです。シルバーのラメフレンチの上に、シルバーの乱切りホログラムを重ねることでガラスのようにきらめくフレンチになります。

続々と進化するフレンチネイルを楽しもう!

いかがでしたか?本日は今人気の「オンブレフレンチ」とはどんなデザインなのか解説しました。聞いたことはなくても見たことはあるという方も多かったのではないでしょうか。難しそうに見えますが、縦グラデーションをマスターすればセルフネイルでも取り入れることが可能です。色の組み合わせを変えたら様々なテイストに応用できそうです!オンブレフレンチをセルフでやる時のポイントは以下のとおりです。

・色はマットなものを選ぶ。
・真ん中あたりで色が切り替わる縦グラデーションにする。
・硬化のタイミングを間違えないようにする。

後半では、時代とともに種類を増やしながら進化してきたフレンチネイルの種類についてご紹介しました。気になるものがあった方はインスタなどで検索してデザインを探してみてくださいね!







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