ネイルサロンに行ったり、セルフネイルでジェルネイルを楽しんでいる人はとても多いです。
マニキュアよりも丈夫で、長持ちするのが嬉しいですよね!
しかし、ジェルネイルはそこまで頑丈ではありません。
付けていたら突然爪もジェルも割れてしまった!なんてことも起こりうるのです。
そこでこの記事では、ジェルネイルをしている爪が割れてしまったときの応急処置や、ジェルネイルや爪が割れてしまう原因について解説します!
ジェルネイルをつけていても爪割れが起こる!?
ジェルネイルは合成樹脂という素材で出来ています。
爪に塗ってライトで固めると、カチカチで丈夫なように見えますが、実はそこまで丈夫ではありません。
適切な時期にオフが出来るように、そして爪にフィットするようにジェル自体に柔軟性があるのです。
そのため、残念ながらジェルは強い衝撃には耐えられません。
日常のふとした瞬間に強い衝撃がかかったり、負荷が蓄積すると、ジェルと爪が一緒に割れてしまうこともあるのです。
割れてしまう原因
ジェルネイルを付けていても、以下のようなケースは爪もジェルも割れやすいので注意が必要です。
- 爪が薄く傷んでいる時
- 缶のプルタブを開ける時
- 重たい引き戸や引き出しを開ける時
- ふとした拍子に手を思い切りぶつけてしまった時
- アクセサリーの留め具を使っている時
- 爪先でシールを剥がそうとした時
- 車のドアを開ける時
元々自爪が薄かったり、傷んでいる状態でジェルを付けると、爪もネイルも割れやすくなります。
そして爪のコンディション以外にも、缶のプルタブや、アクセサリーの留め具などちょっとした動作で割れてしまうことも少ないのです。
ジェルネイルをつけている時に爪が割れたら?
ジェルネイルをつけているときに爪が割れてしまったら、放置せずに早めに対処することが大切です。
ジェルや爪が割れてヒビが入ってしまうと、服やストッキングなどの布地に引っかかったり、皮膚を傷つけてしまったり、ヒビが大きくなって欠けてしまうこともあります。
「割れたかも?」と思ったら、早めに対処しておきましょう!
1.爪先の割れは爪やすりや爪切りでなくす
爪先の割れが白い部分(フリーエッジ)に収まっているなら、爪やすりや爪切りで短くして割れた部分を除去しましょう。
ジェルがついたままでも、爪やすりや爪切りは使えます。
少しずつ削ったり切ったりして、割れた部分をなくせばヒビが大きくなるのも防げます。
ただし、爪やすりや爪切りを使うと、ジェルと爪の密着性が低くなるので注意しましょう。
2.絆創膏やテープを使ってカバーする
近いうちにネイルを付け替える予定なら、絆創膏や医療用テープを使って割れた部分をカバーしましょう。
この方法は、フリーエッジだけでなく爪のピンクの部分(ネイルベッド)が割れてしまった時にも有効です。
絆創膏ならガーゼを貼っている部分ではなく、粘着部分だけをハサミでカットして使います。
割れた箇所よりも少し大きめにカットして、覆うように貼り付けましょう。
水仕事をしたり、お風呂に入ると絆創膏やテープが剥がれやすくなりますが、勢いよく剥がすのはNGです。
爪が脆い状態だと、剥がすときに負荷がかかって割れが大きくなるかもしれません。
剥がれかけの絆創膏やテープは丁寧に剥がして、清潔な状態にしてから新しく貼り直してください。
割れた爪はネイルサロンに相談
上記でご紹介した応急処置は、あくまで一時的なものです。
ジェルや爪が割れてしまったら、早めにネイルサロンに行って対処してもらいましょう。
ネイルサロンでは、爪が割れてしまった部分を「シルク」や「アクリル」を使って補強する亀裂補強メニューを取り扱っています。
ジェルよりも丈夫な素材を使って補強するので、ヒビが大きくならず、しっかりと爪が伸ばせますよ。
そして、爪とジェルが割れないように、爪先や指の扱い方にも気をつけましょう。
爪先を使ってプルタブや留め具を開けないよう、指の腹を使うことを意識してくださいね。