ジェルネイルをしている爪が割れた時の応急処置と対処法 | ネイル女子

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ネイルサロンに行ったり、セルフネイルでジェルネイルを楽しんでいる人はとても多いです。
マニキュアよりも丈夫で、長持ちするのが嬉しいですよね!

しかし、ジェルネイルはそこまで頑丈ではありません。
付けていたら突然爪もジェルも割れてしまった!なんてことも起こりうるのです。

この記事では、ジェルネイルをしている爪が割れてしまったときの応急処置や、ジェルネイルや爪が割れてしまう原因について解説します!

ジェルネイルをした爪が割れたときの対処法は2つ!

手を手で支えている女性の写真

ジェルネイルをつけているときに爪が割れてしまったら、放置せずに早めに対処することが大切です。

ジェルや爪が割れてヒビが入ってしまうと、服やストッキングなどの布地に引っかかったり、皮膚を傷つけてしまったり、ヒビが大きくなって欠けてしまうこともあります。
「割れたかも?」と思ったら、早めに対処しておきましょう!

ジェルネイルをした爪が割れたときの対処法は主に2つ。
「自宅でできる応急処置法」と「ネイルサロンで行う本格的なリペア(修復)作業」です。

では、それぞれ詳しくみていきましょう!

1.自宅でできる応急処置をセルフで行う

前述しましたが、ジェルネイルをした爪が割れてしまった場合、そのまま次の付け替えまで放置するのはNGです。割れた爪を放置することで、より深く割れたり折れたりして出血のリスクなど、さらなる爪のトラブルの原因になります。

とはいえ、すぐにネイルサロンに行く時間がないときは、自宅で簡単にできる下記の方法を試してみましょう!

■割れた部分を爪やすりや爪切りでなくす

爪先の割れが白い部分(フリーエッジ)に収まっているなら、爪やすりや爪切りで短くして割れた部分を除去しましょう。

ジェルがついたままでも、爪やすりや爪切りは使えます。
少しずつ削ったり切ったりして、割れた部分をなくせばヒビが大きくなるのも防げます。

ただし、爪やすりや爪切りを使うと、ジェルと爪の密着性が低くなるので注意しましょう。

■絆創膏やテープを使ってカバーする

近いうちにネイルを付け替える予定なら、絆創膏や医療用テープを使って割れた部分をカバーしましょう。

この方法は、フリーエッジだけでなく爪のピンクの部分(ネイルベッド)が割れてしまった時にも有効です。

絆創膏ならガーゼを貼っている部分ではなく、粘着部分だけをハサミでカットして使います。
割れた箇所よりも少し大きめにカットして、覆うように貼り付けましょう。

水仕事をしたり、お風呂に入ると絆創膏やテープが剥がれやすくなりますが、勢いよく剥がすのはNGです。
爪が脆い状態だと、剥がすときに負荷がかかって割れが大きくなるかもしれません。

剥がれかけの絆創膏やテープは丁寧に剥がして、清潔な状態にしてから新しく貼り直してください。
また、外出先で爪が割れてしまった時の応急措置にもおすすめです。

■ベースコートを上から塗って保護する

長さを切りたくない場合などは、一時的にマニキュアのベースコートやトップコートを塗って爪を保護するのもおすすめです。
ベースコートを塗布することで爪の割れた部分を一時的にカバーすることができます。

しかし、マニキュアはジェルネイルとは異なり、厚みがなくその強度は劣るため、あくまでも一時的な応急処置として使用しましょう。補強用のぷっくりするタイプのものや、凹凸がある爪に使用するリッジフィラーなどを使用するのもアリです。

2.ネイルサロンに相談|割れた爪をリペア(補強)をしてもらう

ネイルサロンでジェルネイルの施術中

自宅でできる応急処置は、あくまで一時的なもの。
ジェルや爪が割れてしまったら、早めにネイルサロンに行って対処してもらうのがおすすめです。

ネイルサロンでは、爪が割れてしまった部分を「アクリル」や「シルク」を使って補強する亀裂補強メニューを取り扱っています。
ジェルよりも丈夫な素材を使って補強するので、ヒビが大きくならず、しっかりと補強することができ、また爪を伸ばすこともできますよ!

割れた爪をリペア(補強)をしてもらう際の「アクリルリペア」と「シルクリペア」について、それぞれの特徴をお伝えします。

■アクリルを使ってリペアする

自爪の長さ出し(アクリルスカルプチュア)で使うアクリルパウダーとリキッドで、割れた爪の補強をすることが可能です。
アクリルリペアは、仕上がりも自然で強度が強いため、筆者のネイルサロンでは、このアクリルを使ってのリペアを採用しています。

【アクリルリペアのやり方】

  1. リペアする箇所をスポンジバッファーなどで軽く削り、油分除去をする
  2. アクリルリキッドを含ませた筆でアクリルパウダーを適量とり、ミクスチャーを作る
  3. 筆の上でミクスチャーが滑らかになったらリペア箇所に乗せる
  4. ミクスチャーをポンポンと筆で叩くように馴染ませる
  5. 固まったらOK

アクリルを使用する際は、サンディングと油分除去を忘れずに!力強くサンディングすると割れている箇所がさらに割れてしまう危険性があるため、スポンジバッファーなどで軽く傷を入れるようにしましょう。
また、爪の片側サイドだけが割れている場合でも、両サイドを覆いかぶせるようにミクスチャーを乗せるのがおすすめです。

■シルクを使ってリペアする

割れた爪のリペア方法として王道なのは、やはりシルクリペアです。
シルクリペアとは、シルクラップという薄いフィルム状になったシルクをリペア箇所に合わせてカットし、ネイルグルー(ネイル用接着剤)爪に貼り付けるというリペア方法になります。

【シルクリペアのやり方】

  1. リペア箇所(割れている範囲)より少し大きめにシルクをカットする
  2. 油分除去をして、爪の割れている部分にネイルグルーを塗布する
  3. グルーが乾く前にカットしたシルクを貼り付ける
  4. 上からグルーを重ねる
  5. グルーが乾燥したら、上からいつもの手順でネイルOK

シルクリペアは、シルクとネイルグルーがあれば簡単にでき、その後上からネイルをすることも可能です。

爪が縦に割れると治すのは難しい

リペア方法をお伝えしましたが、全ての割れ爪をリペアできるとは限りません。
爪に対して横に入ってしまった亀裂は、上記の方法で比較的簡単にリペアが可能ですが、爪の縦の筋に合わせて割れてしまう縦割れに関しては、爪が伸びるとその分範囲が縦に広がっていくこともあり、リペアが難しくなってしまいます。

また、爪の縦割れには、
①エタノールや洗剤など外部刺激の乾燥によるもの
②体の内部の異常(鉄分不足や爪の根元に異常がある場合など)によるもの

があります。①の場合、日頃から手指の保湿を心掛けることで改善は認められますが、②が原因だった場合は、その原因を治療しなければ縦割れの改善は厳しくなります。
昔から「爪は健康のバロメーター」と呼ばれており、体の内部の異常を見つけるきっかけになる部位です。手指の保湿を心掛けているのに繰り返す爪の縦割れがある場合は、一度皮膚科など専門医にみてもらうのが無難です。

ジェルネイルをつけていても爪が割れるのは何故か?

ジェルネイルは合成樹脂という素材で出来ています。
爪に塗ってライトで固めると、カチカチで丈夫なように見えますが、実はそこまで丈夫ではありません。

適切な時期にオフが出来るように、そして爪にフィットするようにジェル自体に柔軟性があるのです。
そのため、残念ながらジェルは強い衝撃には耐えられません。
日常のふとした瞬間に強い衝撃がかかったり、負荷が蓄積すると、ジェルと爪が一緒に割れてしまうこともあるのです。

その他、ジェルネイルをつけていても爪が割れてしまう原因はいくつか考えられます。

自爪の伸ばしすぎ

爪が折れたり割れたりしてしまう原因で一番多いのが、「自爪の伸ばし過ぎ」です。
ジェルネイルをすることで自爪の補強になり、強度が強くなりますが、伸ばし過ぎは爪に負荷がかかってしまうためNG。

自爪のピンクの部分(皮膚とくっついている部分)と皮膚から離れている爪先の白い部分の境目に「ストレスポイント」といって、負荷のかかりやすい箇所があり、爪を長くすればするほど、このストレスポイントから折れてしまう危険性が増します。
ジェルネイルは3~4週間を目安に付け替えをして、長くなり過ぎないようにしましょう。

爪の形が細すぎる

爪先の形が細すぎるのも自爪が割れてしまう原因の一つです。
爪の形状は数種類ありますが、ポイントやバレリーナなどの爪のサイドを削り、先端にかけて細く整える形にすることで、日常生活でのちょっとした衝撃からも負荷がかかりやすく、爪が折れたり割れやすくなってしまいます。

自爪が薄く割れやすい方は、あまり先細りにしないスクエアオフやオーバル、ラウンドの形がおすすめです。

自爪に負担のかかる装飾品をつけている

ジェルネイルの醍醐味ともいえるラインストーンなどの装飾品ですが、あまりにも重さや大きさのあるネイルパーツには注意が必要です。
爪からはみ出るほどの大きいパーツは、日常生活でも引っかかりの原因になり、その衝撃で自爪に負担がかかり、パキっと折れたり割れてしまうことがあります。
日頃からあまり大きなパーツをつけない方など扱いに不慣れな方は、いきなり大きすぎる装飾品をつけるのは控えるのが無難です。

ジェルのコーティングがあまい

爪の長さや形、装飾品に注意をしていたのに爪が割れてしまうときは、ジェルのコーティングがあまい可能性もあります。
ジェルネイルは、マニキュアに比べると厚みがあり強度も高いですが、塗布する量が少なすぎると衝撃に弱くなり、爪が割れてしまう原因になります。

また、ジェルの塗布量が少ないだけでなく、ジェルを塗布する際にハイポイントが(ジェルが一番高く盛れている箇所)がどこにあるかも重要です。
爪先(エッジ)や爪の根元にハイポイントがある場合は、衝撃に弱く爪が割れてしまう原因になり、仕上がりの見た目も悪くなります。
ハイポイントを爪の中心にしてあげることで爪先をぶつけた時も衝撃を受けにくくなります。

ネイルの付け替え期間を守ってない

ジェルネイルの理想的な付け替え周期は、爪が3㎜程伸びるとされている3〜4週間です。長い期間付け替えをせずにジェルネイルを付けっぱなしにすることで爪が伸びすぎてしまい、結果的に自爪が割れてしまう・・なんてことも。
ジェルネイルを健康的に楽しむには、正しい付け替え周期を守ることが大切です。

爪が割れないようにするための対処法

自爪が割れてしまう原因や割れたときの対処法をお伝えしてきましたが、せっかくジェルネイルをして綺麗にした爪が割れないようにする対処法もいくつかお伝えします!

ネイルオイルで爪を保湿する

爪が割れる原因には、爪の乾燥も関係します。
爪や爪周りの皮膚が乾燥することでジェルネイルが剥がれやすくなったり、爪が二枚爪になりやすくなることから割れ爪の原因に。
そのため、日頃から爪や爪周辺の皮膚には、こまめにネイルオイルを塗布して、保湿する習慣をつけることが大切です。
ネイルオイルは、朝晩に加えて手を洗った後や水仕事をした後にも塗布すると効果的です。

爪を割れにくい形に整える

上でもお伝えしましたが、爪先を細くしすぎると爪のサイドがその分なくなるため、衝撃に弱くなり、爪が割れたり折れたりしやすくなってしまいます。
自爪が薄く曲がりやすい人は、スクエアオフやラウンドなどの、衝撃に強く自爪が割れにくい形に整えるのがおすすめです。

爪切りの使用は避ける

爪を切りたいときに爪切りを使用する人は多いですが、爪切りは、平らな刃で丸くカーブしている爪の断面を横に切断するため、その圧力から二枚爪になりやすく、結果的に割れ爪の原因に繋がります。

割れにくい爪にするためには、日頃からネイルニッパーを使用する、もしくはエメリーボードなどの爪やすりを使って爪を整えるのがおすすめです。

爪の亀裂をセルフでリペアするには?

気を付けていても、仕事や家事などすることが多い女性は、ふとした時に爪の亀裂に気付くこともありますよね。
しかし、そんなときでも、焦らずに下記の方法でセルフリペアをしましょう。

セルフリペアならシルクラップがおすすめ

爪の亀裂をセルフリペアするときは、上記でもお伝えしたシルクラップという方法がおすすめです。
シルクラップは比較的工程が簡単で、難しい技術も必要ないので、セルフネイルでもしやすいリペア方法になります。
シルクの使い方を知っておけば、いざという時安心なのでしっかり覚えましょう!

シルクリペアに必要なもの

  • シルクラップ
  • ネイルグルーもしくはレジン
  • はさみ

セルフリペアのやり方

セルフでのシルクリペアのやり方を詳しくお伝えします。

  1. シルクラップをカットする
    シルクラップを爪のリペアしたい箇所よりも少し大きめにカットしましょう。
  2. 爪の油分除去をしておく
    エタノールなどで爪全体の油分除去をしましょう。
  3. リペア箇所にシルクラップを貼り付ける
    リペアしたい箇所にネイルグルーまたはレジンを塗布し、乾く前に予めカットしたシルクラップを貼り付けましょう。裏側がシールタイプのシルクラップを使用する際は、ネイルグルーを塗布せずに貼り付けてもOK
  4. ネイルグルー(レジン)を重ねて塗布する
    シルクラップを貼り付けた上から、ネイルグルーまたはレジンを重ねて塗布し、乾かします。強度を出すためにグルーやレジンを重ねる場合は、ダマにならないように完全に乾いたのを確認してから塗布しましょう。早く乾かしたい場合は、アクティベーターというスプレーを吹きかける方法もあります。
  5. 爪の表面を整える
    シルクラップでリペアをした後の表面は、どうしても凹凸など段差が起こりやすく、そのままにすると引っかかりの原因に。そのため、爪の表面をスポンジファイルなどでも軽く削って、滑らかに整えましょう。
  6. 上からいつものネイルOK
    表面を整えたら、上からマニキュアやジェルネイルなどいつものネイルをしてもOK!

爪が割れやすいなら「ネイルチップ」がおすすめ!

ゴールドのラメグラデーションデザインのネイルチップ

爪が割れやすい方には、「爪が薄い」という共通点があることが多いです。
ジェルネイルやマニキュアは、爪を削ったり、アセトンや除光液などのリムーバーで爪表面を乾燥させてしまう工程が欠かせないため、今よりも爪に負担をかけずにネイルを楽しみたい場合は、思い切ってネイルチップをするのもおすすめです。

ネイルチップは、好きな時に好きなデザインをネイル用両面テープなどで簡単に装着することが可能。また、取り外しも簡単で、繰り返し使えるのも魅力的です。
最近では、100円ショップやドン・キホーテなどのバラエティショップでも多数取り扱いがあり、購入もしやすいですよ♪

爪が薄く弱っているときは、特にジェルネイルの持ちも悪くなってしまうため、しばらく爪を休めながらネイルを楽しみたいという人は、ネイルチップを試してみましょう。

よくある質問

ジェルネイルをしている爪が割れた時のよくある質問をご紹介します。

爪が割れたら伸びるまでにかかる時間はどのくらい?

爪のどの位置で割れたかによります。
一般的に爪は2週間で1.5㎜、4週間で3㎜~4㎜伸びるといわれています。そのため、爪の先端で割れたのであれば比較的最低でも1か月みていれば元の長さに伸びる可能性はありますが、根元に近ければ近いほど伸びるまでの時間は長くなり、爪が綺麗に生まれ変わるには約6か月はかかるとされています。

ネイルサロンでのリペアにかかる費用は?

ネイルサロンでのリペアの費用は、リペア方法にもよりますが、相場は1本あたり300円~1000円でしょう。

まとめ

今回は、ジェルネイルをしている爪が割れたときの応急処置とその対策について解説いたしました。

簡単にまとめます。

1.ジェルネイルをしている爪が割れたときの応急処置

  • 割れた箇所をカットする
  • 絆創膏などを巻いてカバーしておく
  • マニキュアのベースコートを塗布する
  • ネイルサロンに相談する

2.割れた爪のリペア方法

  • アクリルリペア
  • シルクリペア(セルフリペアではこちらがおすすめ)

があるが、爪が繰り返し縦に割れる場合は、リペアが難しく、外的要因より内的要因が考えられるため、皮膚科に相談するのがおすすめ

3.爪が割れる原因

  • 爪を伸ばし過ぎている
  • 爪の形が細すぎる
  • 爪に負担のかかる装飾品をつけている
  • ネイルの付け替え周期を守っていない
  • ジェルの塗布量や塗り方があまい

4.爪が割れないようにするには

  • 日頃からネイルオイルでの保湿を心掛ける
  • 爪切りを使わない
  • 爪先が細すぎる形は避ける

生活をしていると爪が割れてしまうことは、よくあります。特に水仕事や家事をする機会が多い女性は、爪を伸ばしているとちょっとした拍子に割れてしまいがち。
せっかく綺麗にしたくてジェルネイルをしているのに爪が割れたらショックですが、今回ご紹介したようにネイルサロンでリペアしてもらったり、セルフでもリペアすることも可能なため、慌てて短く切らずに一度割れた箇所をよく確認してみましょう。
特に割れた場所によっては、短く切ってしまうことで深爪になり痛い思いをすることも。シルクリペアは、自宅にシルクがなくてもティッシュペーパーで代用することも可能です!
やり方の詳細は、別の記事でご紹介していますのでそちらも参考にされてくださいね♪

なるべく爪が割れないように、日頃からできるケアや対策をとって、ジェルネイルを楽しんでいきましょう!

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