あなたの指は太めですか?細めですか?自分の指のサイズが気になるのは指輪を選ぶ時やネイルサロンに行った時ではないでしょうか。実は指の太さに悩んでいる女性は多いです。指の太さを気にしている人は、かわいい指輪を見つけて店員さんにサイズを出してもらう時、平均よりも大きなサイズを伝えるのは恥ずかしいものですよね。では、指の太さの平均とはどのくらいなのかご存知ですか?本当に自分の指が太いのか、実は気にするほど太くないのか、本当のところはわからないのではないでしょうか。そこで今回の記事では、まず指の太さの平均をご紹介します。そして最近では指輪もネットで購入する人が増えています。ただ、ネットショッピングで指輪を買う時の難点は「サイズ感」です。せっかく見つけた指輪も、自分の指のサイズがわからなければ買うことができません!そこで、自分で確認できる「指輪サイズの測り方」もお伝えします。また、ネイルサロンのお客様でいらっしゃるのが「指が太いからやっぱり細く見える違うデザインにした方が良いかな…」と途中で悩まれる方。ネイルを施術する際は、ネイリストも本人も当然指に注意が向きます。普段は意識していなくても改めて指だけに注目が集まると、自分の指の太さや形、指毛の存在などが急に気になり、何だか最初に選んだデザインが似合わない気がしてきてしまうのです。もちろん本当に気にし過ぎで似合わないことはありません。でもそんな時は、お客様に指をすっきりと細くするためのケア方法をお伝えしたり、指がすらっと見えるネイルの提案をしたりすることもあります。今回は、ネイリストおすすめの、指をすっきりさせる方法と指が細く見えるネイルも一緒にご紹介します。
指の太さの平均は?
自分の指は太いと思いますか?細いと思いますか?ではそれは一体何と比べて「太い・細い」を判断しているのでしょうか。ほとんどの人は「周りにいる友人と比べてどうなのか」で判断しているのではないでしょうか。自分で思っているほど、あなたの指は太くないかもしれませんよ!指の太さがわかりやすい指輪のサイズで見ていきましょう。
●日本人女性の指の太さの平均は?
日本人女性の指輪の平均サイズは8号~10号と言われています。そのため店頭にあるサンプルは平均の9号と少しゆとりのある11号を揃えていることが多いです。いかがですか?自分の指は思っていたより太くはなく、むしろ平均のサイズ内だったという方が多いのではないでしょうか?だた、誰が見ても明らかに指の細い人っていますよね。そんな方は指輪のサイズは5号や6号なんてことも。そんな友達が近くにいたら、たとえ指輪のサイズが7号や8号でも「自分の指は太くもないけど、細くはない!」となるのもわかります。しかし平均サイズ内の指は、他人から見れば全く太くありませんよ!
ちなみに、日本人男性の指輪の平均は13号~18号とされています。そのためもし自分の指のサイズが13号以上の場合、彼と同じ~それ以上になってしまう可能があります。ペアリングや結婚指輪を購入する時に彼と同じサイズになるのは仕方がないことですが…。とあるアンケートによると、男性の方はペアリングをしようと思える好意のある相手に対しては「指輪のサイズは全く気にしない」と回答しています。嬉しいですね!とはいえ、いくら彼らが気にしないと言っていても、女性としてはワンサイズでも小さくありたいものです。
確かに号数だけ見れば、彼と同じサイズで女性からするとショックかもしれません。でも彼らが指輪のサイズに興味がないのは好意だけではなく、他に気にならない理由があるのです。それは「見た目」。リングのサイズが同じでも、男性の手と女性の手は見た目が全く異なります。ゴツゴツとした男性の手とふっくらとした女性の手に、同じサイズの指輪がついていたとしても印象が全然違うのです。実はリングのサイズはあまり関係なく、気にする必要はありません。
●指輪のサイズ感
日本の指輪1号の周囲は40.8mmで、ワンサイズ上がるごとに1mmずつ大きくなっていきます。ただし、指輪は幅や厚み、デザインも様々です。そのため細い指輪は7号が入っても、幅の広い指輪は2サイズも上の9号しか入らなかったなんてことはよくあります。また幅のあるデザインは、指には入るけど圧迫感があったり、抜けなくなったりしてしまうこともしばしば。幅広タイプのリングを選ぶ時は、大きめサイズを選ぶようにしましょう。
そして指輪のサイズ感は、指のむくみも大きく関係します。実は気が付きにくいのですが、手の指は足と同じくらいむくみやすいのです。リングを選ぶ時は、指のむくみを取ってから選ぶようにしましょう!むくみの取り方は後ほどご紹介します。
指輪サイズの測り方
指輪を買う時に知っておくと便利な、指輪サイズの計り方をご紹介します。お店などでよく見かけるリングサイズ棒やリングゲージを使ってサイズを測るのが簡単ですが、自宅にリングサイズ棒などがある人の方が少ないと思います。
ここでは自宅にあるものを使って測るやり方をお伝えします。
●細く切った紙を使う
やり方は簡単です。ペンと細く切った紙、定規を準備します。指輪をしたい指の1番太い箇所に紙を巻き付け(ほとんどの人は指の第二関節が1番太いことが多い)、重なり合っているところに印をつけます。紙を広げて印から印までの長さを定規で測ります。あとは下のサイズに当てはめればOKです。
※サイズ【リングサイズ(号)→内周(mm)】
1号→40.8
2号→41.9
3号→42.9
4号→44.0
5号→45.0
6号→46.1
7号→47.1
8号→48.2
9号→49.2
10号→50.3
11号→51.3
12号→52.4
13号→53.4
14号→54.5
15号→55.5
当てはめる数値で号数を悩んだ場合は、大きいサイズを選ぶようにしましょう!
指の太さは変えられる!
自分は昔から指が太いからと諦めていませんか?確かに指の長さや形は骨格が関係してくるので変えることはできませんが、太さは変えられます!指輪のサイズは大きいのに、見た目はスラット細く美しい指に見える人がいます。それは指のむくみが関係しているかもしれません。指の太さは朝と夕方で自然に変わるのですが、その原因はむくみです。前日の飲み会で深夜まで塩分を摂ってしまい翌朝顔や足がパンパンに…、1度は経験があるのではないでしょうか。顔や足にばかり気を取られがちですが、実はこの時、手もパンパンになっていることがほとんどです。手は顔や足と同じくらいむくみやすく、そのため朝と夕方で太さが変化してしまうのです。夕方になると指輪がきつくなるのはそのためです。そして指のむくみを放置していると、指はそのままどんどん太くなっていきます。でも、むくみによって勝手に指の太さが変化するということは、細くなった状態を意識的にキープすれ良いとも言えます。指の太さで悩んでいる方は、ぜひともむくみを解消しましょう!それだけで見違えるほどすっきりとした指にすることができます。
指をすっきりさせるケア
どんなに指が太いと嘆いていても指の骨の太さには限界があります。太さの気になる主な原因は、指についた肉とむくみです。指をすっきりさせるためのケア方法をお伝えします。手は効果が出やすいので、ケアをはじめればすぐに指がすっきりしていくのを感じることができますよ!
●血行を良くする
洗面台や洗面器にお湯を張って手首まで浸し、手をじっくりと温める。手が指先までしっかりと温まったら、保湿オイルクリームを塗って、指1本1本を強めに握り、根本から指先までスライドさせながらマッサージしていく。指は血流が悪くなりやすい箇所です。温め&マッサージをすることで血行が良くなり、むくみにくくなります。
簡単なことですが、これを毎日、1週間程続けていくと指輪のサイズがワンサイズ下がる方もいるほど。指痩せ効果も期待できるので、ぜひ頑張って続けてみて下さい。
●ダイエットする
残念ながら、指も身体の一部なので身体が太れば指も太ります。もし「以前よりも指がムチムチで赤ちゃんの手みたいになってきた」そんな場合は、多少のダイエットも必要かもしれません。
ネイルで指をすっきり見せよう!
ネイルの効果で指をすらっと細く見せることができます!ここでは、指をすっきりと見せるためのおすすめポイントとネイルデザインをご紹介します。
●指をすっきりと見せるポイント
・爪の形はスクエアオフかオーバルがおすすめ
スクエアオフは爪の幅をそのままを活かし、先端をスクエアの角を取った形に整えたものです。指が延長したような仕上がりになるので、特に指が太く短めの人におすすめです。ただしスクエアオフにするにはある程度の爪の長さが必要です。
そしてもうひとつ、爪の長さを自然に際立たせるのが楕円形のオーバル型です。指のカーブより少し細めの先端で、スッと伸びた女性らしい印象になります。ロングネイルが苦手な方にもおすすめです。
●指がすっきり見えるネイルデザイン
・おすすめのカラー
ヌーディーカラー全般、ベージュ、シアーピンク、グレージュ、スモーキーカラーもおすすめ!肌馴染みの良い色は、指がそのまま伸びたような視覚的な効果が得られます。また、シアー感のあるカラーならつやと透明感が、そして、グレージュのようなすくみ系カラーは、上品な印象で指先を美しく見せてくれます。
・おすすめデザイン
指がすっきり見えるおすすめのデザインは何と言っても、グラデーションネイルです。グラデーションネイルは根本がクリアで爪先に向かって徐々に色が濃くなっていくのが特徴です。自然に色が入っていくので指を長く見せることができます。上記で紹介したような、ヌーディーカラーやスモーキーカラーでグラデーションをすることで、よりナチュラルで自然な雰囲気が楽しめます。次におすすめなのは、やはり同じカラーを使ったワンカラー。肌に近いカラーをシンプルに塗ることで、指そのもの長く見せることができます。
今ご紹介したようなカラーは、ムラになりにくくとても塗りやすい色です。セルフでもストレスなく取り入れることができるカラーなので、ぜひ使ってみて下さい♪
・ストライプで細見え!
写真のようなストライプのネイルデザインは、指を細く、かつ爪を縦長に見せることができます。ストライプは縦幅を強調できるデザインなので、爪の面積も縦に長く見えて、指先や手元全体の細見えが叶うのです。一方でボーダーはかわいらしい雰囲気になるデザインですが、横幅が強調されてしまい、爪が横に大きく見えやすいので、取り入れ方には注意しましょう。太いストライプはカジュアルな印象に、細いストライプは繊細で大人っぽい印象になるので、ぜひ活用してみてくださいね。
指が太いとネイルも似合わない?
指が太くて気になる、またはコンプレックスになっているという方は多いです。筆者は昔から指が太く、ネイルをするときや指輪をつけるときに「もう少しほっそりしていたらなあ・・・」とつい考えてしまいます。女性らしさのある指が細さや、ネイルが映える手元は憧れますよね。指が太いと感じると、せっかくつけたネイルやアクセサリーもあまりキレイに見えなくて落ち込んでしまいますよね。自分では指が太いと思っていても、自分以外の人からすればそんな事はない、むしろ細いと思われているなんてこともあるので、まずはそこまで気にせずに過ごして頂ければと思います。しかし、コンプレックスは解消できないと心にしこりが残って、ふとそのことを考え込んでしまうこともあるはずです。そこで手軽にほっそり指を演出してみてはいかがでしょうか。特におすすめしたいのが、「ネイルによる指の細見え」です。
●爪は少し長めをキープがおすすめ
自分の指が太く見えたり、指の長さが短く見えるのが気になる・・・という方は、爪先の白い部分=フリーエッジが少し長めになるよう整えてみましょう。指の長さは、指の付け根から爪の先までの長さを指すことが多いので、少しフリーエッジを伸ばすだけでもほっそりと長く、キレイな手元を演出できます。自爪の状態では爪が弱く、フリーエッジが長く伸ばせないという方は、ジェルネイルやマニキュアをつけておくのがおすすめです。特にジェルネイルは爪をしっかりコーティングしてくれるので、脆かった爪もしっかり伸ばせるようになります。
●濃いめのネイルカラーならほっそり見える!
ホワイトやパステルカラー、薄いベージュなど、白がメインの薄い色はいわゆる膨張色です。爪の縦幅だけでなく横幅も大きく見えてしまうので、指の細見えを狙っている方はネイルカラーに使わないようにしましょう。そして細見えしやすくおすすめのネイルカラーは、ブルーやグリーンなどの寒色系や、ブラックなどのダークトーンです。縦長で女性らしい、ほっそりとした爪に見えますよ。ベージュやピンクなど、ナチュラルなネイルカラーを使いたい方は少し暗めで、肌に合うものを塗りましょう。また、ポイントとして濃いめのカラーを数本組み合わせるのもおすすめです。濃い色と薄い色の組み合わせでメリハリがついて、指の太さをカモフラージュできちゃいます。
指が太いからネイルが楽しめないなんてことはありません。むしろ、ネイルカラーや爪の長さによっては、手元をほっそりとキレイに見せるプラス要素になるのです。ダイエットだけでなく目の錯覚も利用して、かわいいネイルを楽しみましょう。
むくみスッキリな指のストレッチ
ほっそりと長く美しい指は憧れますよね。細い指にネイルを組み合わせればよりフェミニンな雰囲気が演出できます。しかし指が太いのが気になるという人もいるのではないでしょうか。太い指が気になって、なんだかコンプレックス・・・という方へ、細見えを叶えるためのむくみのとり方をご紹介します!
●指のむくみを取って細見え!
血流が悪くなりやすい女性は、指や手、足など身体の末端がむくみやすいです。まずは指のストレッチでむくみをとりましょう。以下では簡単な方法をご紹介するので、ぜひ順番通り行ってみてください!
①片手の指1本を、反対の手の指全体を使ってグーの形になるように握る
②指の根元から力をかけすぎず引っ張る
③2回ほど引っ張ったら、他の指も同じように握って引っ張る
両手の指を引っ張ったら終了です。道具がいらず、どこでもできるのが嬉しいですよね。気がついたときにストレッチをする習慣をつければ、血流がよくなるかもしれません。ちなみに指を引っ張る時は、力を入れすぎると関節を痛めてしまうかもしれないので注意してください。またハンドクリームをつけてから引っ張るのもおすすめです。