セルフネイルでぷっくりしない問題を解消!クリアジェルを使ってキレイなフォルムに | ネイル女子

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セルフネイルは続けていくと「ここをもう少しキレイにしたい」「このアートは練習したい」など、どんどん向上心が高くなるのではないでしょうか。一度トライしてみて「セルフネイルは向いてないかも」と思う方も少なくありません。ですが、「ネイルサロンじゃないとキレイにできないと思っていたジェルネイルが、セルフでも簡単にできるなんて!」と感動して、もっと上手くなりたいと続ける人も多いのです。特にセルフでジェルネイルを楽しんでいると、「フォルム」をキレイに作りたいと考え始めるのではないでしょうか。ジェルネイルは丈夫でカチカチに固まるので、マニキュアとは異なる独特な厚みが出ます。爪が元々デコボコしている人や、薄くて弱い爪が気になるという方でも、ぷっくりとしたフォルムに作ることもできます。しかし、セルフネイルを始めたてだと、ぷっくり作ろうとしたら分厚すぎてしまったり、反対に薄すぎてしまったりというケースで悩んでしまう方も多いようです。今回の記事では、セルフネイルでぷっくりしない時はどのようにすれば良いのか、ぷっくりさせるやり方や、適切な厚みについてご紹介します。

セルフネイルでぷっくりしないのは何故?

セルフネイルでジェルを塗っている方の中には、「ネイルサロンで施術を受けたかのような仕上がり」を目指している方も多いのではないでしょうか。ネイルサロンではジェルネイルだけでなく、マニキュアやアクリルも取り扱っていますが、近年は殆どのサロンがジェルをメインとしていますし、お客さんも基本的にジェルネイルの施術を受けに来ます。サロンでネイリストに塗ってもらうと、透明感やツヤがあり、適切な厚みと、デコボコのないつるんとした仕上がりが楽しめます。マットコーティングや立体的なパーツをつける時はそのようにはなりませんが、基本的にはピカピカに磨いたかのようなツヤや、地爪をジェルでしっかりコーティングし、折れにくくなる保護できるような厚みにもなるのです。

しかし、セルフネイルでジェルを塗っていると、ネイルサロンと同じような手順のはずなのに、薄付きで全体的にぷっくりしない、反対に分厚すぎて不格好な仕上がりになるケースもあります。セルフネイルでぷっくりしないのは、一体なにが原因なのでしょうか?

原因1:ジェルの塗布量が足りない

最も多い原因が「ジェルの量が足りない」です。ジェルネイルは水飴のような粘度の高い液体で、爪の大きさに合わせて筆に量を取り、塗っていきます。人によって爪の大きさは異なりますし、同じ人でも親指と小指は全く大きさが違うので、合わせて筆に取る量も調節しなくてはなりません。

さらに、ベースジェル、カラージェル、トップジェルによっても量を調節したり、ジェルの粘度によっても塗布量を考えなくてはなりません。トライしやすいジェルネイルですが、キレイに仕上げようとするなら、塗布量も考えたほうが良いのです。

セルフネイルでジェルを塗る時、筆にどのくらいの量をのせていますか?例として筆者が自分の爪を塗るときに使う量をご紹介します。
・ベースジェル
・カラージェル
→筆の片側に米粒くらい~米粒よりも少し大きいくらいをのせる

・トップジェル
→筆の片側に小さめのパール1粒くらい

これはあくまで筆者自身の爪に合わせており、使っているジェルの粘度も影響しています。また、ワンカラー想定の量なので、グラデーションネイルやフレンチネイルを作るときはもう少し少なくなるはずです。そして、どのようなケースでも、筆の両面にたっぷりジェルを取ることはありません。筆の両面にジェルをのせてしまうと、適切な量がわかりにくいですし、自分が想定しているよりも多い可能性があります。爪をしっかりコーティングできるように、筆先の片側だけにジェルをのせてから爪を塗りましょう。また、一度に取る量はどのくらいが適切なのか、自分の爪で試しながら塗っていくことが大切です。

原因2:粘度がサラサラのトップジェルを使っている

ジェルネイルは同じクリアジェルやカラージェルでも、メーカーやブランドによって粘度や操作性が異なります。特にトップジェルは、サラサラとしたもの、水飴のように硬いもの、硬化後の拭き取りがいらないもの、ベースにもトップにも使えるものなど、非常に様々な種類が売られているのです。近年は、硬化後の拭き取りをしなくても良い「ノンワイプトップジェル」が流行していますが、ノンワイプトップジェルは他のクリアジェルに比べてサラッとした使い心地の商品が多くなっています。たっぷりと筆に取って塗っても、すぐに爪全体に伸びて広がるので、ぷっくりとした厚みが出にくいのです。

だからといって、ノンワイプジェルを2度塗りするのもおすすめできません。ジェルネイルは、未硬化ジェルが残っていてベタベタした面があるからこそ、塗り重ねても定着します。未硬化ジェルが出ず、すでにつるんとした表面に仕上がっている上に、ジェルを塗り重ねても剥がれてしまう可能性が非常に高いのです。

ノンワイプジェルによるぷっくりしない問題を解決するには、「粘度の高いトップジェルを使う」もしくは「クリアジェルで厚みを出してから、最後にノンワイプトップジェルを使う」の、どちらかがおすすめです。同じトップジェルでも、長さだしができるような硬めのジェルなら、厚みを出しつつコーティングができます。また、ノンワイプではないクリアジェルを持っている方は、クリアジェルとノンワイプジェルのダブル使いがおすすめです。クリアジェルはカラージェルが塗り終わって、トップでコーティングする前に使いましょう。

ここで注意したいのが、ジェルの性質によって硬化不良が起こるかもしれないという点です。違うメーカー同士のジェルを使うと、規定時間通りライトに当てても完全に硬化しきれないことがあります。外から見れば普通に固まっていても、内部は液体のままで、生焼けのような状態になるかもしれません。クリアジェルとカラージェルは同じメーカーで統一することで、硬化不良を防げたり、ジェルの密着が良くなり、持ちも良くなりやすいです。

そして、トップジェルは、ノンワイプのクリアジェルと未硬化が出るクリアジェルを両方持っておくことおすすめします。セルフネイルのぷっくりしない問題も解決しやすいですし、ストーンやパーツをしっかり固定する時にも使えますよ。

上記の他にも、「筆圧が強すぎてジェルをえぐっている」も、厚みが出ない原因になります。ジェルネイルは、筆を軽い力で持ち、液体だけを動かすようにして塗っていきましょう。動かす方向は一定で、何度も表面を触らないようにするのも大切です。







セルフネイルで確実にジェルの厚みを出す方法

セルフネイルでは、「ジェルを筆に取る量がよくわからない」「たっぷり塗るようにしたら硬化不良や爪からのはみ出しが気になる」というお悩みも出てくるのではないでしょうか。そんなときは1工程ずつ塗って、ライトで固めるを繰り返す、「重ね塗り」をするのがおすすめです。ジェルをたっぷり筆に取って、爪を複数本塗ってしまう方が時短に繋がりますが、1本ずつ塗ってしっかり確認し固めていく方が、ぷっくりしない問題も解消しやすいです。以下では、重ね塗りをするときのポイントをご紹介します。

①ベースジェルを薄く2度塗りする
ベースジェルはその名の通り土台となり、上から重ねるジェルの定着をよくする役割があります。最近はノンサンディングジェルを使っている方も多く、塗りやすいサラサラのタイプもあります。地爪をしっかりコーティングして、ある程度厚みを出したいときは、ベースジェルを薄く2度塗りしてみてはいかがでしょうか。やり方は簡単で、ベースジェルの量が多すぎないように筆に取り、爪全体に塗ったら、ライトで硬化します。少なめとはいえ、筆先がパサパサで、爪全体を塗るのには量が足りないという状態は避けましょう。ベースジェルを塗ったのに、爪の根元が縮んでしまう場合は、1~2本塗ったら硬化するというサイクルにして、こまめに固めていきましょう。

すべての爪をベースジェルで1度塗りして固めたら、もう一度ベースジェルを薄く塗り重ねていきます。この時点で、クレジットカードなどの硬いカードよりも厚みが出てしまうのはNGです。ベースジェルが分厚すぎると、ジェルが全体的に爪から剥がれやすくなってしまいます。

さらに、ベースジェルの2度塗り目で、爪の表面にデコボコがないかしっかり確認しておくのも重要なポイントです。ジェルネイルの液は、爪全体に塗ったあと、少しずつ広がって平らになろうとする働きがあります。これは「セルフレベリング」といい、塗った直後は凸面があっても、時間が経てばなだらかな状態になっていくはずです。ベースジェルを塗ってからすぐにライトで固めるのではなく、少し時間をおいて、表面が平らになっているか確認してから固めましょう。平らになっているかわかりにくいという方は、お部屋の電気や手元のライトを爪表面に映してみてください。光源が歪まず、キレイに映っていれば、爪表面が波打っていない証拠です。

②カラージェルを塗り終えたら、厚みを出すためにクリアジェルを塗る
トップジェルは、最後に全体をコーティングするという役割があります。ですが、トレンドのノンワイプジェルをひと塗りで終えてしまうと、ぷっくりとした厚みが出ないことも多いです。だからといってノンワイプジェルの塗布量を増やすと、爪の根元やサイドに流れてしまうケースも。厚みを出すためには、クリアジェルを塗るという工程をプラスするのがおすすめです。

使うジェルは、「未硬化ジェルが出るクリアジェル」で、「粘度が高く、長さ出しやパーツの固定ができるもの」がおすすめです。もったりとした独特な操作性ですが、粘度が高い分立体的なフォルムも作りやすくなっていますし、二度塗りをせずともキレイに厚みを出すことができます。以下では、厚みを出すのにおすすめなクリアジェルをいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ネイリストのおすすめポイント:セルフネイラーに人気のメーカー「ネイルレシピ」では、厚みを出せる3inクリアジェルを販売しています。ベースやトップとしてだけでなく、短めの長さだしも可能な硬さが特徴です。

ネイリストのおすすめポイント:シャイニージェルは、通常のソフトジェルだけでなくセミハードジェルも販売しています。硬度の高いクリアジェルですが、アセトンで落とすことができるので、普段からソフトジェルを使っている人にもおすすめです。爪に優しい弱酸性の成分も嬉しいポイント。

ネイリストのおすすめポイント:ネイル検定でも使われているメルティジェルでは、粘度が高く、サイドや根元に流れにくい「ビルダー&トップジェル」がおすすめです。14gと容量が多く、1センチほどの長さだしもできる便利なアイテムです。購入しやすい価格で、セルフネイラーにもぴったり。

上記のような厚みを出しやすいクリアジェルを塗ったら、セルフレベリングを待ってからライトで硬化させます。硬化前に縮んでしまい覆えないケースもあるので、1~2本塗って、表面が平らになったことを確認してからライトに入れる、を繰り返すのがおすすめです。

デコボコのない、つるんとした表面になったら、ノンワイプトップジェルを薄めに塗って、ライトで固めれば完成です。拭き取り不要で、しっかりと厚みのあるジェルネイルが楽しめます。

まとめ

セルフネイルでぷっくりしない問題を解消するには、以下のポイントに気をつけましょう。

・ジェルを塗る量が少なすぎないか確認
・サラサラとした粘度の低いジェルは薄くなりやすい
・筆を爪に押し当てる時の圧が強すぎると、ジェルをえぐってしまうので注意
・爪にのせたジェルを何度も筆でペタペタしない
・ノンワイプジェルを塗る前に、粘土の高いクリアジェルを挟む

何度も繰り返すうちに、ぷっくりとしたキレイなフォルムのジェルネイルが作れるようになりますよ。フォルム形成の練習をしたいときは、ワンカラーネイルがおすすめです。

ジェルネイルは、マニキュアでは出せないようなぷっくりとした厚みと、ツヤツヤの表面が人気のポイントです。光が歪まずに、ぷるんと映るような美フォルムネイルを目指しましょう!







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