セルフジェルネイルで気泡が入るのはなぜ?直し方やできる理由を紹介 | ネイル女子

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セルフネイルを楽しんでいたら、表面に気泡ができている・・・なんてびっくりすることはありませんか?

マニキュアでもジェルネイルでも、空気の粒が入ってしまうと、表面がでこぼこになったり、プツプツとした部分が気になったり、一見しただけでも仕上がりがイマイチに見えてしまいます。

さらに、一度キレイに完成したと思ったネイルも、時間が経つと気でこぼこやプツプツができてしまうケースがあります。

いくら凹凸があるとはいえ、立体感が人気のぷっくりネイルやうねうねネイルのように、かわいい見た目とは程遠いので、ごまかしようもないのが残念なところです。

では、セルフネイルで気泡が後から気になる時は、どのような対処法があるのでしょうか?

この記事で、ジェルネイルの対処方法と、マニキュアでの対処方法をご紹介します。

気泡が後からできる原因

マニキュアやジェルネイルを塗って、キレイに仕上げたはずが後から気泡ができている・・・なんてことはありませんか?

完成直後はつるんとしたキレイな表面なのに、少し時間が経ってからでこぼこができるなんてかなりショックですよね。

筆者も問題なく仕上げたつもりのセルフネイルが、数十分後にでこぼことしてしまい、直すのも億劫になってしまったことがあります。

もし、塗っている時に気泡があることに気が付いたら、改めて塗り直したり、爪楊枝や先の細いウッドスティックで潰してしまえばOKです。

しかし、完成後のセルフネイルでは、上記では直せないことがあります。では、なぜ後からできてしまうのでしょうか。

ジェルネイルの場合

ジェルネイルを使っている場合、気泡が後からできるのは以下のような原因が考えられます。

  • 撹拌不足
  • 硬化不良
  • 品質が悪い
  • ジェルとライトの相性が悪い

ジェルネイルは、マニキュアと異なり自然乾燥では固まりません。ジェルが固まる波長を出す、LEDライトやUVライトに当てることで、カチカチに固まるのです。

クリアジェルならスムーズに固まりますが、カラージェルのような顔料とクリアジェルが混ざっているものは、顔料が邪魔をしてライトの波長がジェルネイルの内部まで届かないことがあります。

すると、ジェルの表面は固まっているのに、中は固まりきらず生焼けのような状態になるのです。これを硬化不良と言います。
硬化不良が起こると、プツプツの気泡となって表面に現れます。

特に顔料がたくさん含まれているのは、透け感のない濃い色のカラージェルです。

顔料はクリアジェルよりも重いので、蓋を開けるとコンテナの底に顔料が溜まっているかもしれません。

まずは塗り始める前に、ジェルネイル用のマドラーを使ってカラージェルを撹拌しましょう。
クリアジェルと顔料を均一にするために撹拌しないと、硬化不良だけでなく色ムラの原因にもなります。

そして、気泡が後からできる原因として意外にも多いのが、ライトとジェルの相性が悪かったり、ライトのランプが劣化していたりするケースです。

近年販売されているベーシックなジェルは、LEDライトでもUVライトでも固まるように作られています。

しかしメーカーや種類によっては、LEDライトのみで固まる、UVライトのみで固まるなど、固まる波長の範囲が狭い商品もあるのです。

ライトとジェルの相性が合わないと、ある程度までは固まるものの、完全には固まりきらず、気泡ができやすくなるのです。

その他にも、UVライトはランプ切れを起こしていたり、LEDライトは劣化によってライトがつかなくなると、ジェル液がしっかり固まらなくなります。

ちなみに、ジェルネイルの液もマニキュアと同じように品質の劣化は起こります。

マニキュアとは異なり空気が入っても自然に固まったりすることはありませんが、製造から2~3年で品質が落ちるようです。

古いジェルネイル液を使うことで硬化不良に繋がる可能性も否めないので、使う前に劣化でジェルが変色していないかなど、しっかりチェックしておきましょう。

マニキュアの場合

マニキュアを使っている人は、以下のような点が原因で後から気泡ができるのかもしれません。

  • 爪表面とマニキュア液の温度差
  • マニキュア液が多すぎる
  • マニキュアの劣化

マニキュアは自然乾燥で固まる液体ですが、粘度が高いのでハケでボトルを混ぜる時や、ハケを使って爪表面を塗る時に、多少の空気が入り込むときがあります。このとき、空気が入らないようにハケをボトルのフチでしごいで、爪表面で何回も動かさないように塗ればOKです。

しかし、マニキュア液と爪表面の温度に差があると、塗り終えた後に気泡が出てくることがあります。

これはマニキュアの液の中に溶けていた空気が、温度の変化によって表面に出てこようとするからです。

また、マニキュア液の塗布量が多いことも、気泡が後からできる原因になりやすいです。

ハケにたっぷりとマニキュアの液を含ませると、通常の量よりも空気を含みやすくなります。

そしてハケや指で、大なり小なり圧をかけながら爪に塗っているので、内部で小さな空気の塊がプツプツとできます。

最終的にマニキュアが自然乾燥によってゆっくり固まろうとするときに、空気の粒が出てくるケースもあるのです。

上記の他にも、古いマニキュアを使うと気泡が後から出てくるケースがあります。

マニキュアは一度開封すると空気が入るので、蓋を締めていてもゆっくりと劣化し続けます。

早いものは1~2年くらいで変色や固まりやすいなどの劣化が起こるので、あまりにも昔に開封したマニキュアは使わないほうが良いでしょう。

セルフネイルでジェルネイルを使ったときの直し方

ジェルネイルを塗ってライトで硬化し、完成した後から気泡を発見した場合は、表面をサンディングしてトップジェルを塗ることにより、つるつるの表面に直せます。以下では直す手順を、写真とともにご紹介します。

必要なもの

  • バッファー(今回は180Gを使用)
  • ダストブラシ
  • 消毒用エタノール
  • ワイプ
  • トップジェル(今回はボトル型のノンワイプを使用)
  • ジェルネイル用ライト

やり方

※手に油分が残っているとジェルが剥がれやすくなります。ハンドクリームやネイルオイルは塗らずに、手を洗って乾燥させておきましょう。

写真だと少しわかりにくいのですが、爪表面の中央にプツプツと小さな気泡ができていますよね。今回はこちらをつるんとしたキレイな表面に直していきます。

①バッファーでプツプツがなくなるように軽くやすっていきます。その後、爪全体と爪先も曇る程度にやすりがけしましょう。

②やすりがけしたあとの表面はこんな感じです。この時点で爪がでこぼこになっていないか、カラージェルが削れていないか、しっかり確認します。

③ダストブラシで削りカスを払います。表面だけでなく爪先、爪裏もしっかり払ってくださいね。

④消毒用エタノールをワイプに含ませて、表面、爪先、爪裏を拭き取ります。

⑤トップジェルを爪全体、爪先に塗ります。今回は未硬化ジェル拭き取りの手間を省くために、ノンワイプトップジェルを使用しています。ノンワイプジェルは粘度が低くサラッとしているので、爪のサイドにはみ出しやすいです。ハケにはたっぷりと取らないようにしましょう。

⑥トップジェルを塗り、ライトに入れる前の状態がこちらです。表面がでこぼこと波打っていないか、爪のサイドや爪裏にはみ出していないかを、色んな角度から見て確認しましょう。

⑦指をネイル用ライトに当てて、ジェルの規定時間通り硬化します。ノンワイプジェルはライトで固めるときに出る硬化熱が出やすいです。指先が熱く感じたら、無理せずライトから指を離し、熱さが引いてきたらもう一度ライトに当てましょう。

⑧完成後の写真がこちらです。凹凸がなくなり、爪表面がつるんとしています。

カラージェルに気泡がある場合は、トップジェルのサンディングだけでは直せないかもしれません。バッファーではなく150Gくらいのファイルを使って、しっかりと削り落としましょう。その後はダストを払い、消毒用エタノールを含ませたワイプで拭き取り、カラージェルとトップジェル塗り直します。

ジェルを塗り直すときに注意したいポイントが、「爪の根元から先端まで、均一な厚みになっているか」です。部分的にサンディングすると、一部はへこんでいるのに、別の部分は出っ張っているといった状態になりやすいです。その状態でジェルを全体的に塗っても、でこぼこは解消されません。凹凸が気になるときは、全体的に均一な厚みになるようサンディングするか、ビルダージェルなど硬めのクリアジェルを使い、へこんでいる部分を埋めてからトップジェルを塗って完成させましょう。







セルフネイルでマニキュアを使ったときの直し方

マニキュアを塗ってネイルを完成させたのに、後からプツプツと気になる気泡ができてしまったときは、やすりやリムーバーでなくしてから塗り直しましょう。以下では、最初から塗り直さなくてもキレイに直す方法をご紹介します。

必要なもの

・リムーバー
・綿棒
または
・バッファー(スポンジファイル)
・ダストブラシ
・消毒用エタノール
・ワイプまたはコットン

・トップコート
・カラーポリッシュ

リムーバーで直す方法

  1. リムーバーを綿棒に含ませます。少量ではなく、綿棒の球体部分がしっかりと湿るくらい含ませましょう。
  2. 気になる部分を、軽い力でポンポンと触り、気泡だけをオフします。周りのカラーやトップを拭わないように、綿棒の小さな面で当てるようにしてくださいね。
  3. 消えたのを確認し、色が少し落ちていたらカラーポリッシュを塗り直します。一部だけ塗り直すとデコボコした表面になりやすいので、爪全体を塗り直したほうが良いかもしれません。
  4. 色が落ちていなかったり、表面が馴染んである程度均一になっていたら、カラーポリッシュを塗らなくてもOKです。トップコートを全体に塗って乾かしたら完成です。トップコートは表面のデコボコもある程度カバーするので、最初から塗り直したかのような仕上がりになりますよ。

綿棒は繊維が飛び出てふわふわしているものを使うと、爪表面を触った時に綿棒の跡がついてしまったり、繊維が入り込んでしまうかもしれません。そんなときは指先で綿棒を潰して、ギュッと固めてから使いましょう。

バッファーで直す場合

セルフでネイルケアやジェルネイルをしている人は、バッファーというスポンジ製の爪やすりを持っている人もいます。バッファーは爪表面のでこぼこを整えたり、爪先端のバリをとったりするために使いますが、気になる箇所をやすってキレイに塗り直すためにも使えるのです。全体的に気泡のプツプツが出来てしまったときや、マニキュアが完全に乾いている時は、リムーバーを使うよりもこの直し方がおすすめですよ。

  1. バッファーで気になる部分をやすっていきます。気泡がなくなったのを確認したら、今度は爪全体を軽くやすりましょう。強い力でやすると、マニキュアが剥がれてしまうので気をつけてくださいね。
  2. ダストブラシで削りカスを払い、ワイプかコットンに消毒用エタノールを含ませて、表面を軽く拭います。
  3. カラーが削れてしまったり、薄くなってしまったらカラーポリッシュから、色味に特に問題がなければトップコートを塗って、しっかり乾かせば完成です。

やすりの目の粗さはG(グリッド)という単位で表され、数字が小さいほど粗く、大きいほど目が細かくなります。今回は気泡をなくすだけなので、目の粗いバッファーは必要ありません。150~180Gの物を使いましょう。

まとめ

マニキュアもジェルネイルも、液体と爪の温度差や、液の劣化によって後から気泡ができやすくなります。セルフネイル用の道具は、高温多湿や直射日光を避けた場所に保管して、古くなった物は使わないようにしましょう。ジェルネイルの場合は、ライトがランプ切れを起こしていないかも確認してくださいね。そして、後から気がついても、全てオフして塗り直す必要はありません。リムーバーやバッファーを使い、プツプツの部分をなくしてからトップを塗り直しましょう。

他にもセルフジェルネイルについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

【初心者向け】セルフジェルネイルに必要な道具やおすすめキットを紹介
https://www.nailjoshi.com/91291/







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