持ちの良さが魅力のジェルネイルですが、付けっぱなしにしてしまうのは自爪の健康に良くありません。
ジェルネイルにはハンドとフットで適切な付け替え頻度があるので、ジェルネイルを続けるためには定期的な付け替えや、適切なタイミングでオフをすることが大切です。
本日は、ジェルネイルの付け替え頻度や、付けっぱなしにしたらどうなってしまうのかについて、お話していきます。
ジェルネイルの適切な付け替え頻度
ジェルネイルの付け替えの頻度はハンドとフットで異なります。
あまりに短期間で付け替えるのも自爪には負担になってしまうので注意が必要です。
ご自身の予定と照らし合わせながら、できるだけ適切なタイミングで定期的にネイルサロンに通ったり、セルフネイルで付け替えることを心がけてください。
ハンドの付け替え頻度
長持ちするジェルネイルでも、3~4週間で付け替えるようにしましょう。
手の爪は1ヶ月に3ミリ程伸びます。
ジェルを付けた状態で3ミリ伸びると、指先を使いにくく感じたり根元の隙間が気になったりする方が多いです。
また、自爪が柔らかい人や薄い場合は折れてしまうこともあるので、できるだけ一定の期間で付け替えるのがおすすめです。
そして、ジェルネイルは見た目はキレイに爪に付いていても、3~4週間ほど経つとジェルが浮いてくることが多いです。
ジェルが浮いて出来たスキマに髪の毛が引っかかってしまったり、スキマに湿気が溜まって緑膿菌が繁殖する「グリーンネイル」になってしまうかもしれません。
グリーンネイルになってしまうと、治るまでネイルが付けられません。
健康的な爪で長くネイルを楽しむためにも、付け替える頻度は守ってくださいね。
フットの付け替え頻度
足の爪は手の爪より伸びるのが遅いので5~6週間で付け替えるのが適切な頻度です。
フットネイルは長く付けていても、浮きにくいため持ちが良く感じるはずです。
しかし、あまりにも長く付けっぱなしにしていると、爪先が靴にあたって痛みが出るかもしれません。
また、万が一ジェルが浮いてしまったら、足は手よりも蒸れやすい環境にあるので、雑菌が増えやすく爪のトラブルを引き起こしやすいです。
長期間の付けっぱなしはやめて、適切な頻度で付け替えましょう。
さらに、夏と冬ではフットネイルの付け替える推奨の頻度が変わってくるので、その点も気をつけておきたいですね。
夏場…5~6週間
夏場は気温が高くなるので代謝がアップし、代謝が上がることで爪の伸びる速度も早くなります。
他の季節よりも付け替えの頻度は短くなるので、夏場のフットネイルは5~6週間ほどで付け替えるようにしましょう。
また、大量の汗をかく、シャワーの回数が増える、海やプールに行くなど、必要以上に水に触れる機会が増える季節ですよね。
ジェルは水や汗と相性が悪いので、ネイルと爪の間に目には見えない隙間ができていて、水分が溜まっている可能性があります。
それを暑い夏場にそのまま放置していると、ネイルの下で爪が常にふやけた状態になりボロボロの爪になってしまったり、グリーンネイルの原因になったりします。
足元が蒸れやすい夏は、爪のトラブルを防ぐためにも、付け替えの頻度は守りましょう。
冬場…6~7週間
冬は1年の中でも最も代謝が低下する季節です。
爪が伸びる速度も遅くなるので、6~7週間ほどで付け替えてもOKです。
ただし、ブーツや厚手の靴下を履いたりするので、足元は非常に蒸れやすい状態です。
ネイルサロンでオフのみ予約はできる?
ここまで、ネイルは付けっぱなしにせずにハンドなら3~4週間、フットは5~6週間で付け替えるのが良いというお話をしてきました。
ここからは、ジェルを新たに付けない場合、ネイルサロンでオフだけをすることはできるのかという疑問にお答えします。
ネイルサロンでジェルオフのみの予約は、できるサロンとできないサロンがあります。
ネット予約の場合は付け替えオフでなく、オフのみというメニューがあれば可能です。自店ジェルのオフは可能、他店ジェルのオフだけはできないということがあるので、しっかり確認して予約するようにしましょう。
オフのみメニューの金額
オフのみメニューの料金は自店ジェルなら2000円程度、他店ジェルだと2000円~3000円程かかります。
自他店で料金が同じサロンもありますが、ほとんどのサロンは他店ジェルのオフのみのほうが割高です。
オフのみメニューは、価格やサロンで内容がかなり異なります。
一般的なオフのみとは、付いているジェルを削ってアセトンを付けてオフし、長さと形を整えて終了というものです。
料金が安く、時間も30分程なので多忙な方や費用を抑えたい時に便利なメニューです。
オフのみ+ケアメニューがおすすめ
オフした後の自爪のことを考えるならば、オフのみにネイルケアがプラスされているメニューがおすすめです。
オフとネイルケアが含まれたメニューは、「ジェルお休みコース」といった名前で出されているサロンが多いようです。
内容は、オフをして爪の長さと形を整える以外に、ハンドなら甘皮除去や爪磨き、補強コート、パラフィンパック、マッサージなどがセットになっています。
フットでは、フットバスや角質ケア、スクラブなどが付いています。
ハンドだとジェルをしていない時に爪表面の傷が気になるという方は多く、爪磨きが付いていれば傷が目立たなくなります。
また、補強コートは自爪が薄い場合に亀裂の予防になったり、治りやすくなったりします。
他にも、ホームケア用で使えるネイルオイルがもらえるサロンもあります。
自爪でいる間も美しい指先で過ごせるように、オフするだけでなくケア付きのメニューを利用してみてください。
自宅で簡単フットケアがおすすめ
ハンドのネイルケアはセルフで出来ても、フットケアはセルフでしたことがないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、オフをして自爪に戻してから、綺麗な足元を維持するために自宅でできるおすすめのフットケアをご紹介します。
足は歩く時にずっと地面に着いているので、皮膚が固くなり角質になりやすいです。
固くなった皮膚は、乾燥しやすい冬になると足の裏がひび割れたりガサガサになったりします。
自宅でのフットケアには角質取りと保湿がおすすめです。
角質取りのやり過ぎは皮膚を傷つけてしまうので、1~2週間に1回くらいの頻度で行うのが良いでしょう。
また、固く分厚い角質は1度で取ろうとせず、回数を重ねて徐々に取り除いていくと痛みがなく、ツルツルになっていきます。
角質取りをした後は、保湿をしっかりすることで柔らかい状態を持続できます。
道具を揃えて、セルフのフットケアを始めてみましょう。
フットファイル
まずは目の粗い方で角質を擦って、その後に細かい面を使って整えます。
軽く持ちやすいので女性でも使いやすいです。
リーズナブルな価格なので1本あると重宝します。
ステンレス製で錆びにくく、足が濡れた状態でも乾いていても使用できます。
握りやすいグリップと形で、使いやすさが魅力です。
ピーリング
パックになっていて、足の皮膚に栄養を与えながら角質を取り除くことができます。
使用後、数日~1,2週間後にペリペリと古い角質が剥がれていきます。
試しやすいお手頃な価格で、角質ケアができるパックです。
1週間程度で角質が取れ始め、痛みもなく綺麗な足裏になります。
保湿成分も含まれているので、乾燥しやすい方にもおすすめ。
保湿クリーム
保湿成分がたっぷりなのにベタつきが少なく、就寝前だけでなくデイリーにも使いやすいクリーム。
かかとだけでなく、全身に使用できます。
尿素とコラーゲンが主成分で保湿力が高く、固くなった皮膚もだんだんと柔らかくなっていきます。
角質ケア後の乾燥した足裏によく浸透して保湿します。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、付け替えの頻度についてお話しました。
適切な付け替えの頻度はハンドとフットで異なります。
ハンドなら3~4週間、フットは5~6週間を目安に付け替えたりオフしたりしてください。
手足のジェルネイルをネイルサロンで付けている方は、手のネイルを付け替える2回に1回は、フットネイルも付け替えるのが丁度良い頻度なので、取り入れてみてくださいね。
また、サンダルを履く時期にフットネイルをする方は、翌年の夏にまた可愛いフットネイルを楽しめるように、きちんとオフして自爪や足のケアをするようにしてくださいね。
ネイルサロンでオフのみ予約をする時は内容をよく確認して、できればケア付きのメニューで予約するのがおすすめです。
ジェルは付けたまま放置せず、きちんとオフして健康な自爪を維持しましょう!