プレ花嫁の皆さんは「前撮りやフォトウエディングはドレス?和装?」と衣装に迷いませんか?
前撮りやフォトウエディングでは「せっかくの機会だから和装で撮りたい!」と考える人も多いです。
しかし、ドレスならともかく和装でのネイルや手元はどうするべきか判断が難しいですよね。
世の中にはブライダルネイルがたくさんありますが、和装でもネイルをするべきでしょうか?
今回は、前撮りやフォトウエディングで和装を着る際のネイル事情について解説します。
前撮りやフォトウエディングが人気
最近は結婚式をあげる前に、「前撮り」を行うカップルや、フォトウエディングだけで式を挙げないカップルが増えています。
前撮りやフォトウエディングは「様々な衣装を着られる」「ロケーションや雰囲気にこだわれる」「写真を撮ることがメインなので時間がかけられる」など、様々なメリットやニーズがあることから人気が高いようです。
和装を選ぶ花嫁多し!
花嫁が着る和装には、「白無垢」「色打掛」「引き振袖」といった種類があります。
中でも色打掛は、華やかながらも厳かな雰囲気で、普段着れないものだからこそ、記念として写真に残したいという方が多いようです。
また、和装はドレスなどの洋装に比べて着るための時間がたっぷり必要です。
何枚もの着物を重ねて着るので、時間の都合で挙式や披露宴ではドレスを選ぶ花嫁がほとんど。
和装は挙式や披露宴では着ることがなく、前撮りやフォトウエディングといった写真用にしっかり時間を確保しているからこそ選びたくなるのかもしれませんね。
和装ではネイルをしない?
前述の通り、撮影で和装を選ぶプレ花嫁は多いのですが、気になるのはネイル事情ではないでしょうか。
ネイルサロンではブライダルネイルメニューを取り扱っているお店がたくさんあります。
内容は結婚式の衣装に合わせたデザインのジェルネイル付けるだけでなく、ネイルケアやハンドエステまで含んでいたり、サロンによって異なります。
しかし、衣装がドレスならそれに合わせたネイル付けやすいですが、和装だとどうでしょうか。
白無垢や色打掛を着る時に、結婚指輪以外のアクセサリーを付けることはあまりないですよね。
また「着物なのにネイルをするのってどうなの?」と、和装とネイルという組み合わせに違和感を覚える人も少なからずいます。
では、和装ならネイルは一切しないほうがいいのでしょうか?
結論から言うと「ジェルネイルやマニキュアは無理にしなくてもいいけど、ネイルサロンでネイルケアをしておくのがおすすめ!」です!
前撮りやフォトウエディングは手元が写ることも多め
前撮りやフォトウエディングでは、非常に多く枚数を撮ることになります。
撮影場所やプランにもよりますが、150カットから200カット以上が平均と言われています。
そしてカット数が多いほど、様々な構図や画角で撮っていきます。
中には手を繋いでいる手元のアップや、寿の焼印入りの枡を持ったり、ブーケを持ったりする手元など、手にフォーカスを合わせる写真も撮ることが多いのです。
引きでのツーショット撮影なら、手元はそこまで写りません。
しかし手元にフォーカスを合わせた写真で爪や手の乾燥が激しく、傷んでいる爪が写ってしまったら・・・
出来上がった写真を見てなんだか残念な気持ちになるかもしれません。
これは結婚式でカメラマンに写真をお願いしている場合でも、手元にフォーカスを合わせた写真は意外と撮られることが多めなので注意が必要です。
確かに指輪交換の手元や、手を繋いでいる写真はドラマチックに写りますし、あえて顔を映さず手元だけを写す写真は雰囲気も出ますよね。
しかし、手元が写るからといってジェルネイルやマニキュア・ネイルチップを付けなくてはならない、というわけではありません。
ネイルが好きな人や、せっかくの機会だから付けておきたいという人なら、前撮りやフォトウエディングもブライダルネイルをしておくことをおすすめします。
ですが「ネイルに興味がない」「和装だからネイルを付けるのはやめておきたい」という方なら、無理にネイルをする必要はないのです。
特に和装は着物ならではの美しい色柄が目立つので、ネイルにデザインやカラーを付けるとかえってごちゃごちゃしてテイストがまとまらない可能性もあります。
花嫁姿にネイルは必須というわけではないので、自分の好みやライフスタイルに合わせてネイルの有無を選びましょう!
ネイルケアだけでもしておくと安心◎
ブライダルネイルは必須ではありませんが「爪や手の乾燥が気になる」「ネイルはしないけど写真映りはキレイにしておきたい」という方は、ネイルサロンでネイルケアを予約しましょう!
実は、ジェルネイルやマニキュアをしなくても、ネイルケアをするだけで手元の印象はガラッと変わります。
それはネイルサロンのネイルケアが、爪や手元本来の美しさを取り戻し、キープすることを目的としているからです。
ネイルケアの基本的な内容は、
・爪の形や長さを爪やすりやニッパーで整える
・甘皮を押し上げて甘皮周りの角質を除去する
・爪表面をツヤツヤに磨く
・ネイルオイルやハンドクリームでしっかり保湿
上記の4つです。
さらにシートパックやパラフィンパックで潤いをチャージしたり、指先や手の甲の角質を除去したり、ハンドスパでキメを整えたりと、プラスでケアを付けられるサロンもあります。
仕事や家事で酷使している爪や手元も、プロの施術を受けることでしっとりとキレイな手元になれますよ♪
ネイルケアをすれば自爪のままでもキレイな手元になれるので、和装派やナチュラル派のプレ花嫁にもぴったりです。
ちなみに、爪やすりや爪磨きはセルフでも比較的取り入れやすいですが、甘皮ケアやハンドエステ、ハンドスパといった本格的なケアはセルフでは難しいです。
大切な日の撮影には、事前にネイルサロンでケアしてもらうのがおすすめです。
ネイルケアは3日前~前日に行くのがおすすめ
前撮りやフォトウエディング、結婚式のためにネイルケアをするタイミングは、3日前~前日がおすすめです。
1週間以上前など、ネイルケアから写真撮影まで期間が空いてしまうのはあまりおすすめできません。
実は爪は1日あたり0.1ミリほど伸び、1週間経つと甘皮周りの角質であるルースキューティクルも少しずつ溜まってきます。
何より、爪磨きでツヤツヤになった表面は、普通に生活していても時間経過と共に少しずつ曇ってしまうのです。
手や爪を酷使している人なら、ネイルケアをした4~5日目から爪のツヤがなくなり始めます。
それを考えると、撮影や式の2~3日前や前日にネイルサロンへ行くのが、タイミングとしてもちょうどよいのではないでしょうか?
ネイルケアだけなら、お仕事の都合でネイルが出来ない方でも、安心してネイルサロンに行けますよね。
また、ケアのみメニューであればスピーディーな施術だと30分ほど、たっぷり時間を使っても1時間くらいで完了するはずです。
長時間ネイルサロンに居るのは大変だったり、忙しくて時間がないという方にも、撮影前にネイルサロンでネイルケアを受けるのがおすすめです!
ちなみに「ブライダルネイルケア」「スペシャルネイルケア」「ウォーターケア」など、ネイルサロンによってメニューの内容や金額が異なります。
お得なサロンでは3,000円くらいから、高級サロンなら8,000円以上するところもあるので、気になる方は予約前にSNSやWEBサイトをチェックしましょう。
そしてわからないことは事前に問い合わせておくのがおすすめです!
和装のネイルはジェルネイル?マニキュア?ネイルチップ?
和装だからといって、ネイルをするのが全面的にNGというわけではありません。
むしろネイルをすることで華やかな手元になり、気分もぐっと上がるはずです♪
ネイルをするなら「ジェルネイル」「マニキュア」「ネイルチップ」など様々な方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分にあったものを選びましょう!
ジェルネイルのメリット
- 3週間くらい付けられて長持ちする
- 丈夫でツヤ感たっぷりな仕上がり
- 細かいアートや3Dパーツを付けられる
- 長さだし(スカルプ)もできる
ジェルネイルのデメリット
- セルフジェルネイルは知識や慣れが必要
- セルフでオフするのは難しい
- ブライダルネイルメニューだと高価なサロンもある
マニキュアのメリット
- つけ心地が軽く自然
- セルフでも塗りやすい
- セルフでオフできる
- ネイルサロンでも料金は安め
マニキュアのデメリット
- 剥がれやすく持ちは悪い
- 乾くまで時間がかかる
- 細かいアートや3Dパーツは基本付けられない
- マニキュアメニューを取り扱っていないサロンもある
ネイルチップのメリット
- 完成品は付けるだけでOK
- オーダーチップで好みのネイルにできる
- キレイに取り外せばネイルチップを再利用したり、記念に残すことができる
- 傷んでいる爪でも付けられる
ネイルチップのデメリット
- オーダーチップは制作期間が最低でも1週間は必要
- 両面テープや粘着グミはチップが取れやすい
- ネイルグルーで付けるとチップをキレイに残すことができない
- 既製品は自爪の大きさに合わせて調整が必要
和装でおすすめなネイルデザイン・カラー
和装でネイルをするなら、「シンプルネイル」や「ヌーディーネイル」がおすすめ!
色打掛や引き振袖の色柄に合わせて、しっかりとアートを施すのも素敵ですが、着物に合わせて爪も派手だと、少々にぎやかすぎる印象に。
派手好きの方ならおすすめですが、統一感や落ち着いた雰囲気を求めているならシンプルネイルにしてみましょう!
例えば白のワンカラーやグラデーション、フレンチなどのベーシックなデザインはまさにブライダルネイルにぴったり。
ネイルカラーは白だけでなく、色打掛や引き振袖の色に合わせてワンカラーにするのもおすすめです。
そして、最もシーンを選ばないのがベージュやピンクなどの「ヌーディーカラー」です。
地爪のようなカラーを使うことで、手元がキレイに見えますし、和装の邪魔をしません。
また、撮影や結婚式が終わっても、普段着に合わせやすく、日常使いしやすいのも嬉しいポイントです。
まとめ
前撮りやフォトウエディングでは、ネイルをどうするか悩んでしまいますよね。
ドレスであれば王道のホワイトを使ったネイルが一番人気ですが、和装であればネイルケアのみや、シンプルなワンカラーもおすすめです!
また、前撮りやフォトウエディングに限らず、挙式や披露宴でも手元は写真に残りがち。
普段ネイルをしない方でも、爪の形や表面はキレイに整えておくのがおすすめです。
ネイルサロンはネイルケアメニューも豊富に取り扱っているので、まずはサロンを予約してみてはいかがでしょうか?