100円ショップやバラエティショップでジェルネイルを手軽に買えるようになり、セルフジェルネイルをする人が増えています。始めた頃は数色だったカラーも増え、何を持っているか覚えきれなくなることもありますよね。そんな時におすすめなのがカラーチャート作りです。ネイルサロンには当たり前のように用意されているカラーチャート。セルフネイルでは、自分しか見ないのでカラーチャートは不要と思う方もいるかもをしれません。しかし、カラーチャートがあれば微妙な色味の違いやラメの大きさも見てわかるので非常に便利です。セルフネイル中に色の確認のために容器を開け閉めするのは意外と時間がかかりますし手間と感じることも……。カラーチャートを作成しておくことで、一目見てカラーがわかるので手持ちのカラージェルを管理しやすくなり、セルフネイルの時間も短縮できます。最近は100円ショップでカラーチャート用の商品が販売されているので今回はセリアの商品を使ったカラーチャートの作り方を2種類紹介します。手軽に始められるので、ぜひ参考にしてみてください。また、セルフネイルをしているとストーンなどのパーツやミラーパウダーも徐々に増えていくものです。これらも見本を作ると管理しやすいので合わせて触れていきますよ。作るのが手間と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とカラーチャート作りも楽しいので挑戦してみてくださいね。
カラーチャートがあるとカラーの管理がしやすい&時短
ネイルサロンでは、数十色~数百色のカラージェルを取り揃えているのでお客様がカラーを選びやすいようにカラーチャートを作成しています。カラーチャートがあれば言葉で説明しにくい微妙な色味の違いやラメの大きさもパッと見てわかるので非常に便利です。セルフネイルはマニキュアとジェルで分かれますが、100円ショップでジェルネイルが購入できるようになってジェルでセルフネイルをする人が増えています。マニキュアは透明のガラス瓶に入っていますが、ジェルは日光や照明で固まってしまうことを防ぐため、色付きの容器に入っています。ラベルにカラー名の記載があってもわかりにくく、容器を開けて中身を確認しないといけないこともしばしば……。セルフネイル中に容器を開け閉めするのは意外と時間がかかりますし手間ですよね。また、ピンク系のカラーは色味の微妙な違いで種類が多いので数が増えやすいです。
そんな時、カラーチャートを作成しておけば、パッと見てカラーがわかるので手持ちのカラージェルを管理しやすくなり、セルフネイルの時間も短縮できます。最近は100円ショップでカラーチャート用の商品が販売されているので手軽に作成を始められます。カラーチャートにはいくつか種類があり、自分に合うやり方で作っていただくのが1番です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
カラーチャートはどんな種類がある?
一言でカラーチャートと言っても色を塗る物や用途次第でいろいろなやり方があります。一例をご紹介します。
・ガラスカボション(ディスプレイビーズ)
出典:www.instagram.com(@angeclou)
見た目のおしゃれさと色のわかりやすさを兼ね備えたやり方です。フォトフレームに並べると宝石のようで可愛いですね!背景も白なので色味の違いもわかりやすいです。
ディスプレイビーズは100円ショップで販売されています。個数が少ないので、たくさんのディスプレイビーズが欲しい場合は下記のようにネットで購入するのがおすすめです。
・スティックタイプ
出典:www.instagram.com(@s.07.ka)
実際に指に近づけて肌に合うかを確認しやすいのがスティックタイプのカラーチャートです。カラー名も書かれているのでわかりやすいですね!
カラーが増えた時に追加しやすいのがこの方法です。また、指ごとにカラーを変えたい時やバイカラーに塗りたい時にも見やすいです。バラバラにしておくと紛失する可能性があるので上の写真のようにチェーンでまとめておくのがおすすめ。
・ネイルチップを使う
出典:www.instagram.com(@_noa_skr_)
ネイルチップにカラーを塗ってボードに並べたり、ジェルポットのフタに貼り付けたりするのも見やすく、チップを剥がして指に乗せやすいのでおすすめです!
チップを貼るボードに粘着力の強い両面テープを使用すれば、カラーが増えた時にチップを簡単に並べ替えることができ、カラーチャートをアップデートできます。ネイルサロンのカラーチャートはこの方法を用いているところが多いです。ネイルチップは100円ショップやドラッグストアのネイル用品コーナーで販売されています。同じサイズのチップが必要な場合はネットで購入しましょう。
・ブックタイプ
カラーチャート用のブックタイプもおすすめです。友人や親戚にジェルを塗ってあげることがあり、持ち運ぶ可能性がある場合に非常に便利なやり方です。
ディスプレイビーズを使うやり方
●用意するもの
・セリア ディスプレイビーズS <ラウンド> 110円
・チャートを作るカラージェル
・チップスタンド
・両面テープ
・SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ
●手順
①ディスプレイビーズの平らな面に色を塗ります。両面テープを付けたチップスタンドにビーズを付けます。一度にまとめてカラーチャートを作りたい場合は、下の写真のように捨ててしまっても構わない厚紙などに両面テープを貼って、ビーズを並べるのがおすすめです。下の写真で使用しているのは、ディスプレイビーズのパッケージです。
②今回はSHジェルネイル(ライト対応)レモンイエローとSHジェルネイル(ライト対応)シアーピンク(ラメ入り)のカラーチャートを作ります。ビーズの面からこぼれないように気をつけて1度塗りし、ライトで硬化します。
③2度塗りします。しっかり本来の色の濃さになるように塗りましょう。硬化後、レモンイエローには・SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプを塗ります。透け感のあるシアーピンクにはホワイトを重ねて塗り、色が見やすいようにします。ホワイトを硬化させてから、トップコートを塗って硬化します。
④ボトルキャップに両面テープを貼り、台紙を剥がしてビーズをくっつけて完成です。または、フォトフレームなどに並べて一覧にするのもおすすめです。
●あると便利なチップスタンド
自爪にセルフネイルする場合には不要ですが、ネイルチップを作る場合にはチップスタンドを使用します。100円ショップでは5個セットになったチップスタンドが販売されていることもあります。また、ネットショップで探すと凝ったデザインのチップスタンドも売られているので好みのものを購入しましょう。
チップスタンドを選ぶときのポイント
・ライトの中に入れられる高さであること
・チップを付けた状態できちんと自立する
・チップを付ける部分の幅がチップより細い
3つ目の「チップを付ける部分の幅がチップより細い」というのは、小指用のチップを付ける時に幅が広いとチップのサイドを塗りにくいためです。上記3つのポイントをクリアするチップスタンドであればストレスなくチップ作りができるので、購入する際に参考にしてみてください。
カラーチャートスティックを使うやり方
●用意するもの
・セリア ネイルカラーチャートスティック 10P 110円
・チャートを作るカラージェル
・SHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプ
●手順
①スティックの表面にダストが付いていないか確認し、できるだけ色ムラにならないようにカラージェルを1度塗りしてライトで硬化します。
②2度塗りめで、本来の色になるようにしっかりと色を塗ります。色ムラや筆跡があまりないように塗れると見栄えが良くなります。塗り残しがないことを確認して、ライトで硬化しましょう。
③最後にSHジェルネイル(ライト対応)トップコートノンワイプを塗って、ライトで硬化したら完成です。スティックの柄の部分にカラー名や番号をふっておくとわかりやすいです。スティックの本数が増えてきたらボールチェーンなどでまとめたりペン立てに入れたりしておくと持ち運びにも便利ですよ。
パーツやパウダーも見本を作っておくと便利
季節やトレンドに合わせてパーツやパウダー類を買い足していくと、どんどん増えていきますよね。どんなパーツを持っているのか把握しきれなくなったり、パウダーを使用したときに色味がわからなくなったりしていませんか?ネイルサロンでは、定額デザインのパーツ変更が可能なことが多いので、選びやすいようにパーツ見本を作っているところがほとんどです。セルフネイラーさんもパーツやパウダーの見本を作っておくと、塗るときも買い足すときにもわかりやすいので余力があればぜひチャレンジしてみてくださいね。
・パウダー見本の一例
・SHジェルネイル(ライト対応)ミルキーホワイトとSHジェルネイル(ライト対応)ブラックにミラーパウダーを付けたときで印象が異なるのが一目瞭然です。オーロラパウダーやミラーパウダーはパウダーの状態で見たときと実際に使用したときで見え方が違うことが多いです。「ゴールド」のミラーパウダーでもメーカーが違うと色味が変わるので数種類持っている方は、パウダーの色見本を作成しておくとアートする時に参考にしやすいです。
●ベースやトップはラベル貼付でわかりやすく!
ベースとトップはどちらも透明なことが多く、ディスプレイビーズなどをボトルやフタにつけてもわかりにくいですよね。手書きやテプラでラベルを作って貼るだけで取り間違えを予防できるのでおすすめですよ!
カラーチャートを作成してスムーズにセルフネイルを楽しもう
いかがでしたか?カラーチャートの種類や作り方についてご紹介しました。
●カラーチャートの種類
・見た目が可愛いカボション(ディスプレイビーズ)
・色の追加をしやすいスティックタイプ
・実際に塗ったときを想像しやすいネイルチップ
・持ち運びに便利なブックタイプ
カボションをボトルの上に付けておいたり、ネイルチップをフタに貼っておいたりするとひと目見てカラーがわかるので、中身を見て確認する時間を省けるため時短に繋がります。また、カラーチャートを作っておくと持っているカラーを把握しやすいので同じ色を購入してしまうことを防げます。ネイルをする工程がスムーズになるので、ぜひカラーチャートをつくってみてください!