ツヤツヤでかわいいジェルネイルは見ているだけでテンションが上がりますよね!
そんなネイルも時間がたつと爪が伸びてきて根元に隙間が…。
仕方のないことですがやはり気になりますよね。
そこでこの記事では、ジェルネイルの隙間が気になる時の対処方法について紹介します!
ジェルネイルの隙間ができる原因
ジェルネイルをしていると、どうしても気になるのは爪が伸びてきた時の隙間ではないでしょうか?
ネイルをしている限り隙間が出来るのは仕方ないことですが、まずは隙間が出来る原因を知っておきましょう。
ジェルネイルで爪の根元に隙間が出来る原因
- 爪は根元から伸びるから
- 適切な付け替え期間があるから
- ネイルを塗る前のプレパレーションが足りない
- ネイルを塗る技術が足りない
爪は根元から伸びる
爪は根元から爪先へ向かって、一日に約0.1mm伸びています。
つまり3週間で約2mmは伸びる計算です。
2mmと聞くとたいしたことないようですが、爪のように小さな箇所ではとても大きな数字となります。
隅々までジェルネイルが塗られていても日が経てば根元に新しい爪が出てくるので、隙間ができるのは仕方ないことなのです。
ちなみに爪は新陳代謝が活発なほど良く伸びるので、若い人の方が爪の伸びが早く、ネイルの隙間もできやすくなります。
適切な付け替え期間がある
「隙間ができる前にジェルネイルを付け替えればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、残念ながらそうはいきません。
なぜかと言うと、ジェルネイルの適切な付け替えタイミングは3〜4週間後だからです。
これは自爪の負担やジェルの耐久性が関係しています。
ジェルネイルはオフが最も負担がかかりやすい工程で、頻繁に付け替えると自爪が乾燥し、傷みやすくなります。
また、ジェルはマニキュアよりも長持ちしますが、爪に付けるものなので頑丈ではありません。
日常生活で少しずつ摩耗しますし、水分や衝撃によって浮きが出てくるのです。
ジェルが浮いてしまったら、自爪に負荷がかかって亀裂が入ったり、グリーンネイルになることも。
上記のような理由から、頻繁に付け替えるのはおすすめできないのです。
ネイルを塗る前のプレパレーションが足りない
ジェルネイルを塗布する前の下準備をプレパレーションといいます。
プレパレーションには爪の長さや形を整える、甘皮を押し上げる、水分や油分除去、必要があればサンディングといった工程が含まれます。
実は、プレパレーションはネイルをする上で最も大事な工程です。
プレパレーションが足りないとジェルが根元まで塗れず、最初から隙間が大きくなってしまうのです。
根元までネイルを塗布するには甘皮をしっかりと押し上げ、余分なルースキューティクルや油分、水分は確実に除去する必要があります。
このプレパレーションで、ネイルの仕上がりの8割は決まったと言っても良いほど。
誰が見ても仕上がりが美しい、隙間がほとんどないと感じるネイルは、プレパレーションが完璧に施されているのです。
ネイルを塗る技術が足りない
完成時のジェルネイルの隙間は、技術者のレベルで異なります。
ジェルネイルは甘皮のぎりぎりまで攻めて塗るのが理想ですよね。
しかし少しでも甘皮にジェルが付いてしまうと浮きやすくなったり、ジェルネイルアレルギーを引き起こす原因になりかねません。
プロのネイリストでも、甘皮から少しだけ隙間を空けて塗っているのはそのためです。
しかし、セルフネイルでもネイリストでも、技術が足りずギリギリまで塗れなければ、ネイルが仕上がった段階ですでに大きめの隙間ができてしまいます。
「ジェルネイル付けたてなのに隙間が大きい」と感じるのは、プレパレーションだけでなく塗りの技術も関係しているかもしれません。
隙間が気になる時の対処方法
ジェルネイルの隙間が気になってきたけど、付け替えるにはまだ早い…そんな時はどうしていますか?
ほとんどの人は、結局次の付け替えまでそのまま放置するのではないでしょうか?
しかし根元が伸びた状態のネイルは、仕方がないとはいえ決して美しいとは言えません。
ネイルのことをよく知らない人からすれば、「付けっぱなしで放置していてだらしない」と見えることもあるようです。
そこで、ジェルネイルの隙間が気になる時におすすめの対処方法があるのでご紹介します!
準備するもの
スポンジファイル
消毒用エタノール
ネイルワイプ
トップジェルまたはトップコート
※おすすめはノンワイプトップジェル。なければマニキュアのトップコートでもOKです。
やり方
- スポンジファイルを使ってジェルの表面のツヤが無くなる程度にサンディングし削っていく。
- 根元の伸びてきた自爪もジェルと馴染ますように軽くサンディングする。
- 消毒用エタノールを含ませたネイルワイプで油分や削りカスを拭き取る。
- トップジェルやトップコートを根元(自爪)から爪先まで塗る。
- ジェルの場合はライトで硬化し、マニキュアの場合は自然乾燥させる。
作業は以上です。簡単ですよね!
伸びてきた隙間から爪先までトップジェルを塗り直すことで、全体にツヤ感が出て自爪とネイルの堺が曖昧になるのです。
爪全体にトップを塗る理由
伸びてきた隙間だけでなく、爪全体にトップジェルを塗るのには2つ理由があります。
1つ目は、付けてから時間がたったジェルの傷や汚れを取り除いてコーティングし直すため。
2つ目は、全体のツヤ感を統一して根元の隙間を目立たなくさせるためです。
ジェルネイルは日常生活で細かい傷や汚れが付きやすく、時間経過とともにくすんでしまいます。
傷や汚れが残った状態でトップジェルを塗っても綺麗なツヤ感は出ません。
そのためスポンジファイルでジェルの表面を軽く削り、付いている汚れやキズをなくしてからコーティングし直す必要があるのです。
ちなみに根元の伸びてきた隙間もサンディングをするのは、トップジェルが剥がれないように定着させるためです。
サンディングとはいえ、スポンジファイルを爪の上で軽く滑らせる程度でOK!
ガシガシと削らないようにしましょう。
そして根元から爪先までトップジェルでコーティングすれば、まるでサロン帰りの時のような美しい状態に戻すことができます。
カラージェルは塗っていないので自爪の色が見えますが、トップジェルを塗り直しているのでくすみ感は無くなりますよね。
全体がツヤツヤになるので隙間が目立たなくなり、まとまって見えるのです。
根元が自爪丸出しの状態で何もしていないより、印象は格段と良くなります。
騙されたと思ってぜひ試してみてください!
まとめ
ジェルネイルはマニキュアに比べて持ちがよく、仕上がった時のぷっくりとしたツヤツヤ感は病みつきになりますよね。
そして最低でも3週間はつけっぱなしの状態が続きます。
これはジェルネイルの利点でもありますが、その3週間は自爪も一緒に伸びているので、隙間ができるのは仕方ないことです。
これは、ジェルネイルをしている人全てに共通して起きます。
ネイルが好きな人なら、隙間がある理由をわかっている方も多いので、わざわざ手を加えずとも、次のネイルの付け替えまでそのままでいても実際は問題ありません。
しかし根元に隙間があると、どうしても清潔感に欠けたり、だらしない印象になるのも事実です。
付け替えまで日にちがあるけど、デートや大切なイベントのために隙間をなんとかしておきたい・・・
そんな時は、上記でご紹介した対処方法をぜひ試してみてください!