ネイルサロンでの臭いの対策!&口臭が予防できる食べ物って知ってる? | ネイル女子

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現代は、臭いに敏感な時代です。体臭や汗臭、口臭、さらにはタバコの臭いや布団、衣類の臭い、部屋の臭いまで、臭いのエチケットはあらゆる範囲に及びます。中でも、他人に与える不快さの点で最悪なのが「口臭」ですが、冬は特に口臭がきつくなる季節と言われています。外気の乾燥に加え、暖房のせいで室内も乾き、口の中はカラカラになりやすいのが冬です。乾燥はカサカサ肌やインフルエンザ蔓延の重大要因ですが、実は、口臭の大きな原因でもあるのです。そんな冬の真っ只中、今回のテーマは、人に言えない悩みの種、という人も多い「口臭」についてです。あらためて口臭の原因と、乾燥との関係について深く掘り下げ、正しい口臭の予防・改善方法を詳しくご紹介します。またネイルサロンでの臭い対策方法についても合わせてご紹介しています。ネイルサロンの空間やリネン、ネイリスト自身の臭いなど気にしたほうが良いことは多岐に渡ります。ネイル中の臭いが気になるという方はぜひ参考にしてくださいね。

ネイル中の臭い対策してますか?

ジェルネイルやマニキュアを落とすためのアセトンや、アクリルスカルプチュアなどを行なうときのアクリルリキッドなどは強い臭いがあります。そのため多くのネイルサロンでは臭い対策がなされています。ネイルサロンの作りにもよりますが、換気扇が多く設置されていたり、空気清浄機が置いてあったりするのです。そしてネイルサロンだけでなく、セルフネイルを楽しんでいる人も換気は重要なのはご存知ですか?特にジェルオフをするためにリムーバー、またはアセトンを使うときには必ず換気をしましょう。アセトンの臭いが部屋にこもると気分が悪くなってしまうこともあります。またアセトンは決して体にいい成分ではないので、換気をしつつネイル中にマスクをするのがおすすめです。お友達にジェルネイルをつけてあげる場合は、自分も相手もマスクをしてもらうようにしましょう。臭いだけでなく爪やジェルをやすりがけしているときの粉塵(ダストともいいます)対策にもなります。

使ったコットンの処理

除光液やジェルリムーバーが染み込んだコットンをゴミ箱にそのまま捨てていませんか?意外と使用済みのコットンから薬品の臭いはするので注意が必要です。施術中やセルフネイル中は小さなゴミ袋にまとめて入れておき、終わったら袋の口を縛って蓋付きのゴミ箱に入れると臭い対策できます。

芳香剤や柔軟剤の使い方にも注意!

ネイルサロンでは塗れた手足の拭き取りにタオルを使ったり、冷え対策のためにブランケットを貸し出したりしていますよね。これらのリネンは清潔にしておくことは当然ですが、柔軟剤の臭いにも注意してください。自分は普段から使っているため気にならなくてもお客様によっては苦手な香りということもあります。特に芳香剤の香りと柔軟剤の香りがミスマッチしていると、薬品の臭いも相まって気分を悪くしてしまう可能性もあります。口には出さなくてもそのような体験をされたお客様は自然と離れていってしまいます。
芳香剤と柔軟剤の香りは同じ系統にしたり、香りの強すぎないものにしたりするなどの配慮をするようにしましょう。また、気をつけたいのが洗濯物の生乾き臭です。特に部屋干ししているサロンは気をつけてくださいね。

施術後にオイルやクリームをサービスしている場合

ネイルサロンの多くは施術後にネイルオイルを塗ったりハンドクリームを貸し出したりしています。オイルやクリームは香り付きのものが多いですが、こちらも香りによっては苦手な方がいるので注意しましょう。バニラ系や香りが強いローズ系は好みが分かれるのでお客様に一言お伺いするのがベストです。あるいはフローラル系、シトラス系、無香料と3種類ほど用意しておき、お客様に選んでもらっても良いでしょう。

休憩中の食事

ネイルサロンの中にはしっかり分けられた休憩室がなく、カーテンなどで仕切っただけという場合も多くあります。このようなサロンでは、休憩中に食べる食事は臭いの少ないものにしましょう。お客様が入っている時間はもちろんですが、予約の時間まで少し間が空いている時も控えたほうが安心です。にんにくの入ったパスタや揚げ物類の臭いは思っているよりも長く空間に残ります。臭いが充満してしまったらしっかり窓を開けて換気したり、消臭スプレーを使ったりすると臭いを抑えられます。

芳香剤やアロマをサロン内で使っている場合、消臭スプレーは無香料にしておきましょう。逆にサロン内で空気清浄機と消臭剤を使っている場合は香り付きの消臭スプレーを使うとほのかに香るのでバランスが良いですよ!







ネイリスト自身の臭いにも気をつけよう

ここまでネイルサロンの空間の臭い対策についてお話してきました。サロン内の臭い対策はできていても、ネイリスト自身の臭い対策ができていないと、施術中は距離が近いので不快な思いをさせてしまうかもしれません。体臭、香水、タバコの3点には十分注意してください。

・体臭
夏場の汗や、年齢による加齢臭には誰でも注意が必要です。これらは自分では気が付きにくいのでわからなくても夏は一応制汗剤や汗拭きシートを使ったり、臭い対策できるシャンプーを使用したりするのが大切です。施術中に付けるエプロンも定期的に洗うようにして清潔にしましょう。

・香水
香水を付けることは全く悪いことではありませんが、香りの種類や付け方には気を配りましょう。香水の香りの中でもエキゾチックなオリエンタル系や甘い香りのフローラル系は好みが分かれます。付ける場合は足首などにつける、朝だけにするなど工夫しましょう。また、軽い香水でも付けすぎたり手首につけていたりすると強く香ってしまいます。香水の香りは、自分自身の好きな香りなので本人は気にならないことが多いです。他のネイリストや家族に強すぎないか時々聞くことでつけ過ぎかどうかのチェックをすると良いでしょう。

・タバコ
喫煙者のネイリストはタバコの臭いにも気を配りましょう。自分自身は気が付かなくてもタバコを吸っていない人は敏感にタバコ臭を感じ取ってしまいます。予約の直前に吸っていなくても髪の毛やエプロン、制服に臭いがついていることもあるので注意してください。衣類用の消臭スプレーやマウスウォッシュなどを常備しておくと安心です。

口臭はなぜ生まれるのか

とある調査によると、自分の口臭が気になるという人は女性の場合8割以上にも及ぶそうです。しかし気にはしても、口臭の原因というと、本当に正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。実効性のある予防や治療をするには、原因を正しく知ることが先決です。では、口臭とは一体何が原因で、どのようにして生まれるのでしょうか。

口臭の原因

口臭の原因としてよく知られるのが、歯に関する問題です。口内がこういった状態になると、次のようにして臭いが発生するようになります。

・食べかすの腐敗臭
歯がしっかり磨けていないと食べかすなどが歯に残り、それが発酵して臭いを発します。口の中は温度も高く湿っているので、細菌にとっては絶好の環境です。そこに食べかすが溜まると、たちまち雑菌が繁殖し出すのです。またひどい虫歯が原因で、腐敗臭がすることもあります。このようにして生まれるのが、揮発性硫黄化合物(VSC)というもので、これが口臭の臭いの正体です。ちなみに食べかすや虫歯だけでなく、歯周病など歯茎の炎症が原因で口臭が強くなることもあります。

臭い菌は乾燥によって増える

口臭の原因になるものの多くは、唾液によって洗い流されたり、唾液の抗菌効果によって抑えられるので、通常は気になるほどの臭いを発することはありません。ところが、唾液の分泌量が少なくなって口内が乾燥するようになると、臭い成分をたくさん作り出すようになります。高齢になると口臭が出てくるのは、歳と共に唾液の分泌量が減ることも深く関係しているのです。特に歯磨きもしっかりやっているのに口臭があるという場合は、口内乾燥による唾液の減少を疑ってみましょう。

口が乾く原因としては、
・ストレス、緊張(交感神経による唾液分泌の抑制作用)
・口呼吸
・飲酒(アルコールの脱水作用)
・薬の副作用
・加齢

などがあり、現代生活の中では、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。また胃炎など病気が原因で口臭が強くなることもあるようです。

口臭を改善するには

口臭が気になって歯科医院に行く人もいますが、ほとんどは自分の口臭に過敏になっている人だそうです。神経質になるあまり、他人には分からない程度の臭いでも、相手が鼻に手をやっただけで自分の口臭のせいだと思い込んでしまう・・・。自分の口臭に無神経なのもいけませんが、気にし過ぎて、人との会話やコミュニケーションに支障が起こるのも問題です。実際に口臭があったとしても、原因に合ったケアをきちんと行うことで、口臭の大半は改善できます。一人で悩まず、どうしても気になってしょうがないというときは歯科医院で診てもらうのも良いかもしれません。

自分でできる口臭の予防・改善法

自分でできる効果的な口臭対策としては、歯磨き以外にも次の方法があります。

1. 唾液を増やす
唾液を増やす最も簡単な方法は、「よく噛む」こと。食事は、1口30回噛むことを習慣にしましょう。唾液にはパロチンという成長ホルモンが含まれており、よく噛むことは口臭予防だけでなく若返りにも繋がります。よく噛むためには、「食材」も大切です。現代は柔らかい食べ物が好まれる風潮がありますが、噛みごたえのある根菜や豆、きのこ、海藻などを積極的に取り入れるようにしましょう。

さらに唾液を増やしたい人におすすめしたいのが、次の「舌回し」エクササイズです。

①歯と唇の間に舌を入れて、歯茎をなぞるようにゆっくり1回転させる
②舌の動きに目も連動させ、右に3回、左に3回行う

上記を定期的に繰り返しましょう。舌の根を動かすことで口腔内の唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。目も動かすのは、目と口元の筋肉は繋がっており、同時に動かすことで効果が高まるからです。

2. 舌苔を取る
意外にきつい臭いを発生するのが舌苔(ぜったい)です。舌をべーっと出した時に舌表面が白くなっていませんか?それが舌苔です。ある実験では、歯のケアをしてもなくならなかった口臭が、舌苔クリーニングをしたところ半減したという結果が出ています。しつこい口臭の発生源が実は舌苔だったということは、案外多いのです。舌苔のクリーニングは、歯ブラシか専用の舌ブラシを使って行いますが、やり過ぎると舌を傷つけることがあります。優しく丁寧に行うことが大切です。


3. 飴で口臭予防・対策
外出先で口臭に気がつき、何とかしたいという時におすすめなのが「飴をなめる」ことです。飴の糖分には、口臭を即効で消してしまう働きがあるのです。口臭の原因となる雑菌は、食べかすのたんぱく質を食べて臭いを出しますが、口の中にいる臭いを出さない菌は、糖を食べて酸を作り出します。この酸によって酸性に弱い雑菌が抑制されるというわけです。ただし、糖分を取りすぎるのは体によくないので注意しましょう。

まとめ

口臭は、自分では気づきにくかったり、他人も指摘しにくいといったことから、何となく気にはなりながら放置しがちな傾向があります。また対策をしても、原因に合った正しい方法でないため、効果が得られないまま、ずるずる長引いてしまうこともあります。この記事を参考に、口臭の原因を特定して正しいケアを行いましょう。そしてネイル中の臭いケアも大切です。換気扇をつけたり、窓を開けたりして空気を循環させましょう。空気清浄機を置くのもおすすめです。さらにネイル中はマスクをつけるなどしてしっかりと対策してくださいね。







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