スラリと長くて細い指に憧れている女性は多いですよね。
しかし、読者様の中には「指が短いのがコンプレックス」という方もいらっしゃると思います。
実はそんな時、ネイルで指を細く見せる方法があることをご存じでしょうか?
ネイルのデザインや形、色を変えるだけで、見違えるように指先をキレイに魅せることができるんです!
今回は指が細く長く見えるネイルデザインや形、色を解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
指が細く見えるネイルデザインは?
まずは、指が細く見えるネイルデザインからご紹介します。
各デザインの特徴、やり方なども解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
バーチャルフレンチ
バーチャルフレンチとは、ネイルベッドを長く見せるフレンチの技法です。
ネイルベッドとは爪のピンク色の部分のことで、その長さには大きな個人差があります。
そして、元々ネイルベッドが短い方の場合は、人工的にネイルベッドを長くした上で先端にフレンチを施せば、指を細く長く見せることが可能です。
バーチャルフレンチのやり方は、ジェルやポリッシュ、スカルプチュアといったネイル技術の種類によっても異なります。
ジェルやポリッシュでネイルベッドを作る場合は、事前にスカルプチュアで長さのある土台を作った後、全体にヌーディー系カラーを塗布します。
その後、バランスを見ながら先端にフレンチを描いて完成です。
一方、スカルプチュアのみでバーチャルフレンチにする場合は、バーチャル専用のパウダーを使用してネイルベッド部分を造形し、その後にホワイトやカラーパウダーでフレンチ部分を造形します。
極細フレンチ
極細フレンチはその名の通り、通常よりもかなり細い幅のフレンチのことを言います。
別名ではスキニーフレンチとも呼ばれており、スタイリッシュで洗練されたデザインが特徴です。
定番のホワイトやピンクなどのカラーで施すこともありますが、ラメやミラーパウダーを使用したスキニーフレンチもおしゃれで人気があります。
極細フレンチはかなり細い幅でフレンチを描きますが、それ以外は通常のフレンチのやり方と大きくは異なりません。
ただし、極細フレンチの場合は、フリーエッジ(爪先の白い部分)が見えないように、ベース全体にヌーディー系カラーを塗るのが基本です。
斜めフレンチ
斜めフレンチはその名の通り、フレンチラインを斜めに描いたデザインのことを言います。
通常のフレンチのように左右対称にする必要がないので、初心者の方でもトライしやすいことが魅力です。
なお、斜めフレンチの場合は、クリアベースでもカラーベースでも問題ありません。
根元が伸びてくるのが気になる方はクリアベース、ネイルベッドの血色が良くない場合はカラーベースがおすすめです。
フレンチ部分は、爪の右または左から先端に向かって斜めにラインを描いて作ります。
左右どちらを始点にするのかは特に決まりがないため、好みに合わせて施術しましょう。
また、斜めのラインも真っすぐなパターンと曲線を描くパターンがあるので、どちらを選んでもOKです。
ワンカラー
ワンカラーは、爪全体を1色で塗ったシンプルなデザインのことです。
万人に受ける定番デザインなので、オフィスネイルとしても人気があり、セルフでも簡単に施術できます。
ワンカラーのやり方はとても簡単で、根元から先端に向かって爪全体を塗りつぶすだけでOKです。
セルフネイルでも基本のデザインなので、ジェルネイルやマニキュアで挑戦してみてください♪
グラデーション
グラデーションは、爪の根元側から先端に向かって徐々に色味や濃さが変化していくデザインのことを言います。
クリアベースにすることで、根元が伸びてきても気にならないので、ネイルをキレイに保ちたい方にも人気があるデザインです。
なお、ベースはクリアでもカラーでもOKなので、目的や好みに合わせてセレクトしていただいて問題ありません。
グラデーションは、ベースのクリアまたはカラーを全体に塗布した後、爪の半分くらいの位置までカラーを塗布し、次は1/3くらいの位置からカラーを重ねるという手順で行います。
グラデーションのカラーを塗布する際は、境目をしっかりとぼかすことが重要なポイントです。
縦ストライプ
縦ストライプのデザインは、指の縦ラインを強調する効果が期待できます。
10本全ての指を縦ストライプ柄にすることもありますが、ワンカラーやフレンチ、グラデーションといった定番デザインのポイントとして、数本だけ取り入れるケースも多いです。
色味によって雰囲気が変わり、デザイン性も高いので、おしゃれを楽しみながら指先をほっそりと見せることができます。
縦ストライプのやり方にはいくつかの方法がありますが、ボーダー用の筆を使ったり、マスキングテープを使ったりすることが多いです。
指が細く見えるネイルの形は?
指を細く見せるためには、爪の形にこだわることも重要なポイントだと言えます。
爪の形にはいくつかの種類がありますが、特に指が長く見えるのは「オーバル」「ポイント」「バレリーナ」の3つです。
なお、これらの形はいずれも爪の長さがある程度必要なので、事前に伸ばしておきましょう。
それでは、ここからはそれぞれの爪の形の特徴を解説していきます。
オーバル
オーバルは、爪の先端や両サイドに丸みを帯びた卵のような形です。
指がスラリと細く長く見えることはもちろん、比較的生活がしやすいというメリットもあります。
なお、オーバルで指を細く見せるためには、5mm程度は爪を伸ばしておくのが理想だと言えるでしょう。
キレイな形を作るためのポイントは、先端に自然な丸みをもたせることを意識し、両サイドはあまり削り過ぎないように気を付けることです。
両サイドを削り過ぎてしまうと、オーバルとは言えない形になってしまう可能性があるので注意しましょう。
ポイント
ポイントは、前項で解説したオーバルの先端や両サイドがさらにシャープになった形のことを言います。
強度は弱めですが、オーバルよりも更に指を細く長く見せられるので、「とにかく指先を美しく見せたい!」という方に最適な形です。
ポイントはオーバルよりもシャープな形なので、先端や両サイドを削る時は、細長い形をイメージするとキレイに整えることができます。
ただし、あまりにも両サイドを削り過ぎてしまうと、不自然に尖った形になるので気をつけてくださいね。
バレリーナ
バレリーナは、スクエアが先細りになった台形のような形のことを言います。
トウシューズのような形をしていることから、バレリーナという名前で呼ばれるようになりました。
スクエア寄りの形ですが、先端がシャープなので指を細く長く見せることができます。
大人気のワンホンネイルや韓国風ネイルなどのデザインとも相性が良いので、トレンド感のあるアートを楽しみたい方にもおすすめ。
バレリーナは爪の先端をストレートに整えた後、両サイドを先細りの四角になるように意識して削ることがポイントです。
指が細く見えるネイルの色は?
指を細く長く見せるためには、どのような色を選ぶのかも重要なポイントです。
前項でも解説してきたように、デザインや爪の形に加えて、ネイルの色も意識して選んでみましょう。
ここからは、指が細く見えるネイルの色をご紹介します。
濃いめのカラー
濃いめの赤やピンクなどのカラーは、指先に視線を集めるため、縦に長く見せる効果が期待できます。
また、濃いめのカラーは指先を引き締めて見せることもできるので、シュッと細く見せることもできますよ。
ヌーディーカラー
肌なじみ抜群のヌーディーカラーには、指をほっそり長く見せる効果があると言われています。
定番のベージュやピンクベージュなら、オフィスでもプライベートでも活用できるのでおすすめです。
実際の自分の肌色よりも、やや濃いめのヌーディーカラーを選ぶことで、より指先をキレイに見せることができます。
スモーキーブルー
スモーキーブルーなどの寒色系カラーは、指が縦にキュッと引き締まって見える効果が期待できます。
「指を細く見せたいけれど、いつもの定番カラーに飽きてしまった」という方は、ぜひ寒色系カラーを選んでみましょう。
涼しげな色味を使いたくなる春夏シーズンにもおすすめですよ。
パールカラー
繊細な輝きを放つパールカラーは、その光が爪の縦ラインを強調してくれるので、指が細く長く見えます。
女性らしくて上品な印象なので、幅広い年齢層の方におすすめです。
まとめ
今回は指が細く見えるネイルのデザインや形、色について詳しくお話しました。
シュッと縦に細くて長い指先に憧れている方は、ネイルデザイン等で理想に近づけてみてはいかがでしょうか。
普段のネイルはもちろんのこと、ブライダルネイルやデート、イベントなど、指先をいつも以上にキレイに見せたい時にも、ぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。