ネイルでもう長らく人気のデザイン、ミラーネイルはセルフネイルでもやってみたいという方が多いのではないでしょうか。しかし、ミラーパウダーがつかないで良いところにもついてしまい上手くいかないことや、ザラザラしてしまって光沢が出ないということがあり、失敗しやすいアートでもあります。今回の記事では、ネイルのミラーパウダーをつかないようにする方法やうまくつけられないときの対処法についてお話していきます。また、最近ネイル商材で、アイシャドウのようなパレットタイプのものを目にすることはありませんか?一体どんなアートに使うのか気になりますよね。実はこれ、ミラーパウダーがプレスされたものです。今ミラーパウダーを使ったアートは様々にアレンジされ、SNSでも目にしない日はないほど、トレンドデザインとなっています!そして現在、ミラーパウダーのパレットがとても注目されています。すでにたくさんのミラーパウダーが販売されているにもかかわらず、新たにアイシャドウのようなパレットタイプのものが注目を浴びている理由についても合わせてご紹介します。さらに、顔の印象を簡単に変えることができるアイシャドウは、メイクをするときにかかせない重要なアイテムです。しかしアイシャドウの多くには、肌荒れを起こす原因となる刺激の強い成分が含まれています。肌の弱い人でも安心して使えるアイシャドウがあったら嬉しいですよね。今回は、カラーコスメによる肌荒れの症状や、アイシャドウの塗り方も一緒にご紹介します。
ネイルのミラーパウダーをつかないようにするには
セルフネイルでミラーパウダーを使ったことがある方や使ってみたい方は多いのではないでしょうか。インスタグラムでも使われていることが非常に多いアートなので見たことがある人も多いでしょう。まずはミラーパウダーの使い方をおさらいします。
●ミラーパウダーの使い方(全面)
- ノンワイプトップジェルを塗って硬化する。
- アイシャドウチップかメイク用スポンジにミラーパウダーを取り、擦って付ける。
- 余分なパウダーをブラシで払い落とす。
- トップジェルでコーティングしてライトで硬化して完成。
これが全面のミラーネイルのやり方です。しかし、上の写真のようにミラーパウダーをフレンチの部分にだけつけたいということもありますよね。その場合のやり方を次はご紹介します。
●ミラーパウダーの使い方(部分)
- カラージェルまで塗って硬化したらミラーパウダーをつけない部分(爪全体)にノンワイプマットトップジェルを塗ってライトで硬化します。
- ミラーパウダーをつけたい部分にアイシングジェル(未硬化ジェルが出ないもの)やノンワイプトップジェルを塗ります。ライトで硬化。
- ミラーパウダーをシリコンブラシやアイシャドウチップに取って、アイシングジェルやノンワイプトップジェルを塗った部分に擦って付けます。
- 余分なパウダーをブラシで払い落とします。
- 全体をノンワイプトップジェルでコーティングしてライトで硬化したら完成です。
●ミラーパウダーが上手くつかない場合
ミラーパウダーが上手くつかない(ざらざらした感じになって光沢が出ない)場合は、以下の原因が考えられます。
- ミラーパウダーの粒子が大きい
- ノンワイプトップジェルがしっかり硬化していない
ミラーパウダーの粒子が大きいと、光沢が出ずザラッとした質感になってしまいます。ネット通販で粒子を見ただけでは判断がつきにくいのでメーカーの試作品などの写真をよく見て購入するのがおすすめです。ノンワイプトップジェルが硬化不良を起こしているとベタつきが残ってしまっていることがあるので上手くつきません。また、未硬化ジェルのでるタイプのトップジェルでミラーパウダーをつけようとするのは失敗しやすいのでやめておきましょう。ノンワイプトップジェルは100円ショップのものでパウダーが付きますので持っていない場合は買ってみてはいかがでしょうか。
セルフでのミラーネイルは意外と大変?
近年のネイルのトレンドで外せないのはミラーネイルです。ただワンカラーで塗るだけのミラーネイルではなく、例えば、凹凸のあるデザインの立体的な部分だけや、うねうねとした粘土細工のような3Dアートのみをミラー加工にし、異素材感を楽しむようなニュアンスネイルが流行っています。現在は百円ショップでもミラーパウダーは手に入るので、セルフでも試したことのある人はいると思います。そこで困るのが、細か過ぎるパウダーの問題です。ほとんどのミラーパウダーは、コンテナタイプでフタを開けて使用します。かなり丁寧に扱わないと、開封した時にパウダーが飛び散り、細か過ぎて拭いても完璧に拭き取るのは難しくなります。また塗布量を間違え、ミラーパウダーをチップにつけ過ぎても、余分な粉が舞ってしまいます。ただ粉をネイルに塗りつけるだけのはずなのに、ミラーパウダーの扱いは意外と難しく、お部屋が大変なことになりかねません。そこで注目なのがパレットタイプにプレスされたミラーパウダーの存在です。
画期的!パレットタイプパウダーってどんなもの?
ミラーパレットの便利なところは、パウダーがプレスしてあるので粉飛びの心配がありません。さらにコンテナタイプでは、チップに粉が付き過ぎないように、恐る恐るパウダーをつけていたと思います。しかし、プレスされているパレットであれば、アイシャドウを取る感覚でサッと表面を撫でるだけで適量のパウダーをチップに取ることができます。このように、パウダーがパレットタイプになったことで、粉飛びの心配も、つけ過ぎの心配も解消されたというわけです。また多色パレットであれば、一つで色々なカラーのミラーネイルを楽しむことができます。今やミラーパウダーは、トレンドのアートには無くてはならない存在です。そのため、見た目もオシャレで、使いやすいミラーパレットが注目されているのです。
パレットは欲しいけど、コンテナタイプのミラーパウダーがまだまだたくさんある・・。そんな人にオススメなパウダーの使い方があります。ミラーパウダーを使う時は、フタ側に付いたパウダーを使うようにしましょう!ごく少量に見えるかもしれませんが、十分な量です。パレットと同じような感覚で粉をチップ付けることができるので、是非やってみて下さい。
アイシャドウによる肌荒れの症状と原因
●アイシャドウによる肌荒れの症状
アイシャドウを使用することで、以下のような症状を引き起こす可能性があります。
- ヒリつきを感じる
- 痒みがある
- 赤くなる
- ただれる
- 腫れる
など、どれもつらい症状ばかりです。なぜこのような症状が出てしまうのでしょうか。
●肌荒れの原因は?
カラーコスメが肌荒れを起こす大きな原因は「タール系色素」です。タール系色素は合成着色料の一種で、カラーバリエーションが豊富です。しかし敏感肌には強すぎる成分で、肌に刺激を与えます。他にも多くのカラーコスメには、「合成ポリマー」「パラベン」「合成界面活性剤」という成分も入っています。これらの化学成分が肌荒れを起こす場合もあります。また成分だけでなく、カラーコスメを塗る方法や道具にも注意しなくてはいけません。できるだけ肌が刺激を受けないよう、カラーコスメは優しく塗りましょう。
カラーコスメと道具について
カラーコスメを塗る際に使うのは、主に以下の3つです。
・チップ
アイシャドウを塗る際に使うチップは、細かい部分も簡単に塗ることができます。しかし、指やブラシと比べると硬い素材なので、皮膚が薄く弱いまぶたに細かいキズをつけてしまう可能性があります。
・ブラシ
多くのメイクアップアーティストが使っているブラシは、色のグラデーションをつけやすく、アイメイクがとてもキレイに仕上がります。柔らかいブラシであれば、肌にあまり刺激を与えず安全に使うことができます。
・指
指はアイシャドウやチークを広い範囲に塗る場合はとても便利で、お肌への刺激も少なめです。
肌の弱い人は、ブラシと指を使ってメイクするのがオススメです。
知ってトクする!メイクブラシの知識
メイクブラシに使われる毛は、大きく2種類に分けることができます。1つは獣毛で、もう1つは人工毛です。
・獣毛
山羊・リス・ポニー・イタチ・タヌキなどです。天然素材で肌触りも滑らかで、人工毛よりもメイクを繊細に美しく仕上げることができます。
・人工毛
人工毛は、高級ナイロン(タクロン)やPBT(ポリエステル系の樹脂)などでできています。獣毛よりもお手入れが簡単です。獣毛アレルギーの人は、人工毛のメイクブラシを使いましょう。
このように、さまざま毛質から作られるメイクブラシですが、中でもオススメなのは「リス毛」か「高級ナイロン毛(タクロン)」です。この2つは肌触りがとても柔らかで、肌への刺激も少ないです。
アイシャドウの種類と特徴
アイシャドウは、以下のような種類に分けられます。
●アイシャドウの種類と特徴
・パウダータイプ
もっとも一般的なアイシャドウです。グラデーションを作りやすく、誰でも簡単に扱えます。
・クリームタイプ
指のみで簡単に広げることができますが、他と比べ、時間が経つと崩れやすいのが欠点です。
・ジェルタイプ
クリームタイプと同様、指で広げます。しっとりと艶やかに仕上げることができます。
・ペンシルタイプ
ペンシル自体の色を、そのまましっかりと瞼にのせることができます。
肌の弱い人にオススメなのは「パウダータイプ」です。商品の数が他のタイプと比べて圧倒的に多く、やさしい成分のみで作られたパウダーアイシャドウも豊富に発売されています。
新しいカラーコスメを購入する度に、嬉しくてテンションが上がりますよね!カラーコスメはその人の持つ美しさの可能性を広げてくれます。お肌が弱くても、気をつけて使用すれば存分に楽しむことができるので、諦めず「なりたい自分」を目指していきましょう!