皆さんは人のどんなところに目が行きますか?「手の綺麗な人が好き!」そんな人もいるのではないでしょうか?実際、手フェチの人はとても多く、手が綺麗な人は好印象で男女問わずモテることがよくあります。では、綺麗な手とはどういう手のことをいうのでしょう。一般的には、スラッと伸びた長い指に、シミやシワのない肌、そして爪の手入れが行き届いているような手を、人は綺麗な手と感じます。美肌のためのケアや爪の手入れは努力でどうにかなりますが、問題は「スラッと伸びた長い指」です。指の長さや爪の形は、持って生まれた遺伝として諦めるしかないのでしょうか。そこで今回は、手の綺麗さは遺伝で決まってしまうのか、そして、好印象で綺麗な手になるための方法についてご紹介します。かっさを使うことですべすべ手肌になれるかもしれません。また、顔などの外見が親から子へ遺伝するように、体質も遺伝します。では、肌はどうでしょうか?実は肌質や肌の弱さなども、同じように遺伝するといわれています。ただし肌質というのは、スキンケアや生活習慣の影響で変化しやすいものなので、どちらかというと、遺伝というよりは後天的に作られることの方が多いようです。長く敏感肌に悩む方の中には、「私は生まれつき敏感肌だわ」と思うこともあるかもしれません。しかしよく思い起こしてみると、敏感肌の原因に何か心当たりがあるものです。今回はデリケートなお肌の遺伝子性についても一緒にご紹介します。
手が綺麗な人は遺伝のおかげ?
手が綺麗な人は清潔感があり、他人にきちんとした印象を与えるなど、プラスの要素が多いです。特に細く長い指は、女性であればより女性らしくエレガントに見え、男性なら大きな手と長い指は、男性らしさと色気を感じモテ要素となります。しかし皆がスラッとした長い指や、大きな手を持っているわけではありません。短く太い指や、手が小さい人など様々で、このような手の人が細く長い指になるのは、残念ながら難しいです。身長と同じで、指の長さや形も骨格で決まってしまうので、短いものを自然に長くすることはできません。そのため、元々指の長い女性や、手の大きな男性はとてもラッキーといえます。ご両親に感謝しましょう!
綺麗な手になる方法
元々指が長くないからといって諦める必要はありません。生まれつき手が綺麗な人は少なく、むしろ稀です。でも手が綺麗だと感じる人は多いですよね。実は基本的な骨格は変えられなくても、手は綺麗に見せることができるのです。以下で、綺麗な手になる方法をお伝えします。
・指が短い場合
爪は深爪にせず長めに残して、肌の色に近いカラーでネイルをしましょう。爪先まで指が延長したように見えるため、指が長く見えます。
・指が太い
爪の形をスクエアや丸型にはせず、先端の尖った「ポイント型」にしましょう。先を尖らせることで、スリム見え効果が得られます。
・何をするにも指は揃える
物を持つ時や何かを指差すとき、またスマホの操作の際など、何をする時でも指と指の間は、できるだけ揃えるようにしましょう。指先が揃っていると、エレガントで女性らしい印象に見えます。
・とにかく保湿
指先までしっとりと潤った肌は美しく透明感があり、清潔感があります。
ちょっとした意識で、手の見え方は大きく変わってきます。手にコンプレックスがある人は、ぜひ試してみてください。
手軽なかっさでハンドケア
かっさというのは、「滞った血液の流れを良くする」といった意味をあらわす言葉です。かっさマッサージの一番の特徴は、「かっさプレート」と呼ばれる専用の板を使うことで、顔や身体をかっさプレートで擦ることで、マッサージ効果を得ることができます。
かっさですべすべ手肌に
かっさは、専用のプレートを用意すればいつでも気軽にマッサージすることができます。この硬いプレートを使うことにより、手で直接マッサージするよりも軽い力で十分な圧がかけられます。そのため、腕が疲れたりすることなく、セルフマッサージすることができます。以下でかっさを使ったハンドマッサージにおすすめの、「擦る順番」をご紹介します。
●かっさプレートで擦る順番
- 手にハンドクリームを馴染ませ、プレートの滑りを良くする
- 手首の内側を擦る
- 手の外側から手の平の中心に向かって、プレートをスライドさせる
- 親指の根元全体(ぷっくりしたところ)をグリグリとほぐす
- 小指の根元全体(ふっくらしているところ)をグリグリとほぐす
- 手のひら側の、それぞれの指の第3関節と第2関節の間(ふっくらしているところ)を1本ずつ擦る
- 手の甲に見える筋と筋の間をスライドさせる
- 指の間のくぼみに圧をかける
- 最後に、プレートの「面」を使って、手首~手の平~指先までを一気にサッサッと撫でるように滑らせ、手を返し、手の甲側も同じようにサッサッと滑らせたら終了。
デスクワークや力仕事など、手はあらゆる場面で常に働き続け疲れています。即効性のあるかっさを取り入れ、滞っていた血の巡りを良くし、むくみ知らずでツヤのある美しい手肌を維持していきましょう!
敏感肌でもマッサージできる?
かっさマッサージは、敏感肌でも行うことができます。かっさプレートは硬い板ですが、肌あたりが滑らかなので、敏感肌でも気持ち良くマッサージすることができます。ただし皮膚を擦り過ぎて傷めないよう、十分に気をつけて行う必要があります。
敏感肌にはどんなメリットがある?
かっさマッサージは、血行を促進させたり、リンパの詰まりを流して老廃物を排出させる効果があります。一般的には小顔効果があるとして人気の高いかっさマッサージですが、肌の新陳代謝を促進させて、ターンオーバー不良の改善にも効果的です。肌のターンオーバーの乱れを改善することで角質層内の水分保持力が強化され、敏感肌のバリア機能が高まります。
敏感肌におすすめの素材
かっさプレートは、天然石や水牛の角などの様々な素材の製品が市販されています。それらの中から、肌に触れても刺激を与えない素材を選ぶようにしましょう。敏感肌さんが使うなら、なめらかな肌触りの水牛の角でできたプレートがオススメです!また、突起やつなぎ目がなく割れる心配のない、樹脂製のかっさプレートも安心して使えます。かっさプレートには色々な形があり、厚さやカーブのラインなどの特徴が異なるため、持ちやすく、自分の肌になじみやすいものを選びましょう。
かっさマッサージの方法
かっさマッサージをする際は、必ずオイルかクリームをつけて、すべりを良くしてから行いましょう。おでこを下から髪の生え際に向かって上に、眉毛の上、目の下、頬、あごを顔の内側から外側に向かって、かっさで螺旋を描かくようにマッサージします。最後に首を上から下にマッサージしましょう。これをそれぞれ1~2回行います。決して強い力で押しつけず、軽くプレートを滑らすように行ってください。また、かっさプレートに少しでも傷や破損があると、皮膚にひっかかって肌を傷めてしまう可能性があります。使う前には、必ずかっさプレートをチェックするクセをつけましょう!長時間のマッサージや頻繁に繰り返し行うのは、肌に大きな負担をかけます。肌の弱い方は、自分で肌の様子を見ながら、週に1~2回くらいから少しずつ試してみて下さい。
遺伝するトラブル肌とは?
敏感肌と同じように、刺激によって肌に炎症を起こしてしまうのが、アレルギー肌やアトピー性皮膚炎です。これは、アレルギー体質の遺伝が原因になって起こります。アレルギー体質というのは、特定の物質に対して過剰に反応してしまう体質のことです。アレルギー源となる物質が体の中に入ると、免疫が過剰反応して自分の体を攻撃してしまうのがアレルギー反応です。アレルギー体質は比較的高い確率で遺伝するといわれ、ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などの症状が起こりやすくなります。また、原因となる物質が肌に付着したり体内に入ったりすると、アレルギー反応のひとつとして、敏感肌の症状と似た様な、肌の赤み・かゆみ・湿疹などが出る場合もあります。アレルギー体質は完全に治すことはできませんが、アレルギー反応を起こさないようにきちんと治療を受けると、小康状態を保つことができます。
アレルギー体質と敏感肌は違う!
敏感肌の多くは、肌の乾燥、間違ったスキンケア、ストレスなどが原因です。自分でスキンケアや生活習慣の見直しなど、原因に沿ったケアを心がければ、比較的容易に改善が期待できます。しかし、アレルギー体質の場合は専門家の治療が必要で、完治も難しいようです。単なる敏感肌とアレルギー体質というのは、起こる症状は似ていても全く別のものです。ただし、アレルギー体質の人が敏感肌になると肌のバリア機能が低下しているため、炎症が強く出やすくなります。
生まれつきの体質とどう付き合うか
遺伝によってアトピーやアレルギーがある敏感肌さんの場合は、アレルギー反応を起こさないように気をつける必要があります。まずは当然ながら、アレルギーの原因物質を避けることが第一です。肌にアレルギー反応が起こってしまうと、炎症や掻きむしりにより肌のバリア機能がさらに低下してしまい、さらに症状が酷くなるという悪循環に繋がります。症状の改善には治療が必要になるので、できるだけ早めに医療機関を受診して、専門医の適切な治療を受けるようにしましょう。また敏感肌を改善することも必要なので、セラミドが配合された敏感肌用の基礎化粧品で、肌のバリア機能を高めていく事も大切です。