セルフでもネイルサロンでも楽しんでいる人が多いネイルですが、「ネイルは男ウケが悪い」という話を聞いたことはありませんか?
そこでこの記事では、
「ネイルは男ウケが悪いの?」
「男性ウケの良いネイルってどんなカラーやデザインなの?」
という疑問について、ネイリストが解説します!
- 男ウケが悪いネイルの特徴
- 爪が長いネイル
- 爪先が尖っているネイル
- 派手なデザインや色のネイル
- ジェルやマニキュアが剥がれていたり、伸びっぱなしが目立つネイル
- 男ウケが良いネイルデザインやネイルカラーを紹介
- 薄いピンクやベージュなど自爪に近いカラー
- ナチュラルで飾らない雰囲気のクリアネイル
- ボルドーなど大人女性にぴったりな赤
- 上品なフレンチネイル
- シンプルなワンカラーネイル
- 清潔感のあるグラデーションネイル
- デートや恋活で男ウケが良い爪の長さ・形とは?
- ショートネイルでナチュラルに
- 自然な形のラウンド
- 華奢な印象のショートオーバル
- ネイルケアも忘れずに行いましょう
- 甘皮ケアで余分な角質を除去
- ファイリングで爪の長さと形を整える
- 保湿ケアはネイルオイルとハンドクリームを塗る
- まとめ:男ウケ・モテを狙うにはナチュラルなネイルで!
男ウケが悪いネイルの特徴
いつの時代もネイルが好きな女性はたくさんいます!
ジェルネイルやマニキュアのセルフネイル人口も、ネイルサロンのお客様も圧倒的に女性が多いです。
一方で男性のネイル市場は、残念ながら一般的とまでは言えません。
メンズネイルやメンズネイルケアの人気は年々高まっていますが、ネイルをしている男性はまだまだ少ないのです。
そして男性の中には、「ネイルをしている女性が苦手」という人もいます。
ネイルの男ウケが悪いとなると、デートや恋活、婚活で印象が悪くならないか心配になる方もいるのでは?
まずは、男ウケが悪いネイルの特徴について解説していきます!
爪が長いネイル
男性ウケがかなり悪いのが「爪が長いネイル」です。
何ミリから爪が長いかは人によるところですが、フリーエッジ(爪先の白い部分)が5ミリ以上あると「爪が長い」という印象になりやすいです。
爪が長いネイルは、
- 「日常生活に支障をきたしそう」
- 「家事や料理をしていない感じがする」
- 「清潔感がない」
といった意見が男性から寄せられました。
ネイル好きならロングネイルとしてスカルプやネイルチップで楽しんでいる方も少なくありませんが、長い爪は男性にとってあまり印象がよくないようです。
また、男性の中には「ネイルをする女性は全員爪が長い」「ネイル=魔女のような長い爪」という考えを持っている人もいました。
もちろん爪が短くてもネイルはできますし、ショートネイルで楽しんでいる女性はたくさんいます。
ですがネイルの知識がなかったり、ネイルに興味がない男性からすると、爪が長くないとネイルが出来ないと思っているのかもしれませんね。
爪先が尖っているネイル
爪が長いネイルと同じくらい男性ウケが悪いのは「爪先が尖っている形のネイル」です。
「ポイント」や「アーモンド」といわれる爪先に向かって細くシェイプされていたり、爪先が尖ったネイルは、
- 「強そうな人に見えてちょっと怖い」
- 「一般的な美的センスではないと思ってしまう」
- 「性格がキツイ人のイメージ」
このように考える男性もいるようです。
爪の形で一般的なのは「ラウンド」というナチュラルな丸い型です。
先端が尖っているスタイルは、爪の長さがないと作れないこともあり、男性からすると不自然な感じがあるのかもしれません。
ちなみに、バレリーナやスクエアトゥといった「爪先は真っすぐでサイドは細長くシェイプされている形」も、爪が長くないと作れないので、男性ウケはあまりよくないようです。
派手なデザインや色のネイル
派手なネイルデザインや、目立つ色のネイルは男性ウケが悪い傾向にあります。
例えば、
- 大きなストーンや埋め尽くしのついたネイル
- リボンやフラワーなど大きなネイルパーツがついたネイル
- 赤や青などのビビッドカラー
- 黒やゴールド、シルバーなど強い印象のカラー
- ピンクやイエローなどの蛍光色
- ギラギラのラメネイル
上記のようなデザインや色は、男女問わず派手なネイルに見えますよね。
ネイルが派手でゴテゴテしたテイストだと、
- 「料理にネイルの一部が入りそう」
- 「普段から派手な生活をしていそう」
- 「家事をしようと思わない人なのかと思う」
上記のように考える男性もいるようです。
どこからが派手なネイルになるかは、残念ながら線引はありません。
ですが、ネイルに詳しくない人だとほんの少しアートが入っていたりするだけでも派手に見えるらしいので気をつけたいところです。
ジェルやマニキュアが剥がれていたり、伸びっぱなしが目立つネイル
マニキュアやジェルネイルが剥がれていたり、欠けている状態は、男性ウケが悪いだけでなく、女性からもウケが悪いです。
- 「ガサツな雰囲気がある」
- 「なんでもいい加減な人なのかと思ってしまう」
- 「中途半端な状態で放置はちょっと引く」
剥がれかけ、取れかけのネイルには上記のような意見が寄せられました。
さらに、ジェルネイルを付けて爪が伸びたまま放置している状態にも「手入れが出来てないイメージ」をもたれやすいようです。
剥がれかけや伸びっぱなしのネイルは、見た目がイマイチなだけでなく、グリーンネイルになりやすかったり、爪に亀裂が入りやすい傾向にあります。
ネイルをするなら適切なタイミングでオフや付け替えをするようにしましょう。
男ウケが良いネイルデザインやネイルカラーを紹介
男性ウケの良くないネイルは上記で解説してきましたが、「男性ウケが良いネイル」はあるのでしょうか?
以下では、男性から好印象をもたれやすいネイルのカラーやデザインを解説します。
薄いピンクやベージュなど自爪に近いカラー
薄いシアーなピンクや、ナチュラルなベージュなど、自爪に近いヌーディーカラーは手肌に馴染みやすいですよね。
派手な雰囲気にならないので、ネイルに詳しくない男性からも好印象なネイルになります。
- シアーピンク
- ベビーピンク
- ダスティピンク
- ピンクベージュ
- ミルキーベージュ
- エクリュベージュ
上記のような、万人受けするヌーディーカラーを取り入れてみましょう!
リアルショップでマニキュアを買うときはテスターやボトルの色を確認して手元に合わせると、浮かない色をチョイスできますよ。
ちなみに、同じピンクでもビビッドなショッキングピンクやフューシャピンクはNG!
また、ベージュは基本派手になりにくいですが、グレー寄りのベージュや、ブラウンに近い深みのあるベージュは男性ウケがあまりよくないようです。
ナチュラルで飾らない雰囲気のクリアネイル
クリアのジェルネイルやマニキュアで仕上げた「クリアネイル」は綺麗なツヤとナチュラルさから男性に人気のネイルです。
クリアでコーティングするだけというシンプルさですが、元から自爪が綺麗な手にも見えるので、仕事の都合上ネイルができない方にもおすすめ!
クリアネイルはネイルが好きな人からするとナチュラル過ぎる気もしますが、何もしていない自爪と比べると清潔感は桁違い!
クリアネイルのような飾らない雰囲気が好きという男性も多いみたいです!
ボルドーなど大人女性にぴったりな赤
赤はフェミニンな印象になるまさに女性らしい色ですが、ビビッドな赤を使ったネイルだと派手な女性に見えがち。
そこで、ボルドーや朱赤など、ダークトーン寄りの赤を選びましょう!
ボルドーや朱赤は、「可愛らしい雰囲気のネイルはちょっと・・」という大人女性にもぴったりで、落ち着いた女性らしい雰囲気に仕上がります。
さらに赤色はネイルに取り入れるとネイルと手肌の明暗がくっきりするので、手元の血色感もアップし、色白に見える効果も期待できます!
上品なフレンチネイル
爪先のくっきりとした曲線が特徴のフレンチネイルは、白いフレンチネイルだと上品さがアップ!
ベースカラーはクリアか、ピンクベージュなどを選択するのがナチュラルに仕上がるポイントです。
フレンチネイルは爪の形が綺麗に見えるので、シンプルですがおしゃれな手元が演出できます。
ポイントでラインストーンを付けるとより華やかになりますが、つけすぎは男性ウケネイルから遠ざかってしまうので片手につき1~2箇所くらいに抑えましょう。
大人にぴったりな上品さが出るので、30代以降の女性にもおすすめしたいデザインです。
シンプルなワンカラーネイル
シンプルなワンカラーネイルは、スタイリッシュに仕上がるのでどんなファッションにも合わせやすいです。
マニキュアでもジェルネイルでも簡単に楽しめるので、セルフネイル派の方にもぴったり!
ワンカラーの上にアートやネイルパーツを乗せるネイルもありますが、男性ウケを考えるなら何も乗せないほうがベター。
シンプルな美しさを追求するために、多色使いは避けましょう。
まとまり感があって、上品な手元になりますよ。
使う色も上記でご紹介してきたピンクやベージュ、ボルドー、ネイビーなどがおすすめです。
ピンクやベージュはシアーカラーで爪が少し透けるような色味を使い、トップはツヤがたっぷり出るものを塗れば、ちゅるんとしたうるツヤネイルが楽しめます!
清潔感のあるグラデーションネイル
グラデーションネイルは爪の根元が透明で、爪先に向かって濃くなるネイルデザインです。
根元はクリアなことから、爪が伸びてきても目立ちにくいという特徴があります。
グラデーションネイルは、ピンクやベージュなど肌なじみの良いカラーを使うとワンカラーよりもナチュラルな手元になります。
ワンポイントとして1本だけストーンをプラスしたり、先端に極細ラメラインを加えてもOK!
派手になりにくいので、オフィスネイルにもおすすめです。
デートや恋活で男ウケが良い爪の長さ・形とは?
男ウケが良いとされるネイルにするなら、カラーやデザインの他に「爪の長さ」や「爪の形」も重視しましょう!
以下ではモテネイルの男性ウケはもちろん、年配の方や女性にも支持される爪の長さや形を解説するので、ぜひ参考にしてください。
ショートネイルでナチュラルに
ショートネイルとは、その名の通り爪の長さが短いネイルのこと。
爪先の白い部分を「フリーエッジ」と言いますが、フリーエッジの長さが「手のひら側から見て1~2ミリくらい」だとショートネイルと言えるのではないでしょうか。
ショートネイルのジェルやマニキュアは、爪が短い分派手な印象になりにくく、男性ウケも良い傾向にあります!
ワンカラーネイルやクリアネイルとの相性は抜群なので、セルフネイル初心者にもおすすめです♪
ちなみに、フレンチネイルやグラデーションネイルをする時は、フレンチの幅やグラデーションの幅を細めにすることでバランスの取れた仕上がりになります。
自然な形のラウンド
爪の形で最も自然なのが「ラウンド」です。
ラウンド型は爪先全体に丸みがあり、爪の両サイドはストレートで、細くシェイプしない形を指します。
ラウンドは、例えるなら指先の丸みに近いスタイルになります。
ネイルを付けていても、自爪の状態でも、飾らない自然な雰囲気に。
「万人受けするネイルにしたい」「控えめだけど第一印象を良くしたい」という方にはラウンドがおすすめです!
ただし、ラウンドは爪切りだけでは作りにくいので、セルフネイル派はエメリーボード(爪やすり)を用意して削って作りましょう。
エメリーボードはバラエティショップやドラッグストア、100均でも販売されています。
華奢な印象のショートオーバル
ショートオーバルは「オーバル」を短い爪で作った形を指します。
フリーエッジの長さは基本的に「手のひら側から見て3~4ミリ程度」で、爪先はラウンドよりも少し尖った丸で、卵型に近い状態です。
爪の両サイドは爪先に向かって少しだけ細くなるようシェイプします。
ショートオーバルは、ほっそりとした華奢な指や手元に見える効果があります!
フレンチネイルやワンカラーネイルをショートオーバルで作ると、大人っぽい雰囲気に。
ただし、ショートオーバルはラウンドよりも爪先が尖っているので、爪が長いと気が強そうな印象になりやすいです。
ジェルネイルは基本3週間くらいつけっぱなしでその間も爪は伸びていきます。
男性ウケネイルをしたい方は、伸びたときのことを考慮してなるべく短めのショートオーバルを作成しましょう!
ネイルケアも忘れずに行いましょう
ネイル派の方も、自爪派の方も、「ネイルケア」は忘れずに行いましょう!
ジェルネイルやマニキュアは塗る前のネイルケア(プレパレーション)が必要です。
また、自爪派の方はネイルケアで水を使う「ウォーターケア」を行うことで、いらない甘皮を除去し綺麗な爪を保てます。
そして、ネイルオイルとハンドクリームを使う保湿ケアは、ネイル派も自爪派も毎日行うことをおすすめします!
二枚爪や亀裂が入りやすい爪も、保湿をすることで割れにくくなります!
また、ささくれや小爪もできにくくなるので、きちんとお手入れされた爪をキープできますよ!
ここでは、特に重視したい「甘皮ケア」「ファイリング」「保湿ケア」について解説します!
甘皮ケアで余分な角質を除去
ネイルケアでは甘皮ケアとファイリングが重要なポイントになります。
甘皮ケアとは、爪の根元に溜まった余分な角質(ルースキューティクル)を除去することを指します。
爪全体が綺麗に見えるだけでなく、爪の面積が広くなるので縦長効果もありますよ!
甘皮はセルフでもケアができますが、知識がない状態で行うと怪我につながりやすいです。
甘皮は爪に細菌が侵入しないように守っている部分でもあるので、基本はネイルサロンでプロの施術を受けるのがおすすめです!
ちなみに、セルフネイルをマスターしたい!ジェルネイルもマニキュアもセルフ派!という方は、手順を守って挑戦してみてくださいね。
ファイリングで爪の長さと形を整える
ファイリングとは爪やすり(エメリーボード)で爪の長さや形を整えることを指します。
難易度は甘皮ケアよりも低く、爪やすりがあればセルフでも挑戦しやすいのが嬉しいポイントです。
爪切りだけではラウンドやショートオーバルなど爪の形は作りにくいので、必ず爪やすりを用意しましょう。
爪やすりは軽くてやすりの目が細かい「エメリーボード」を使うのがおすすめです!
ちなみに、爪切りは爪に負荷がかかりやすいので、長い爪をかなり短くする時以外はおすすめできません。
勢いよく切ってしまうと二枚爪になる可能性が高まるので、爪切りを使うなら少しずつカットしましょう。
保湿ケアはネイルオイルとハンドクリームを塗る
爪の保湿ケアは、爪や指の乾燥を防ぎ、綺麗な手元を維持するためにも大切です!
ネイルオイルとハンドクリームを使って、毎日こまめに保湿しましょう!
ネイルオイルは爪に浸透しやすい保湿剤で、ドラッグストアやバラエティショップ、100均でも売られています。
プチプラアイテムでも保湿効果はバッチリなので、まずはネイルオイルを1本使い切るつもりでケアしていきましょう!
また、ハンドクリームはネイルオイルよりも身近なので、すでに使っている方も多いのでは?
実はネイルオイルとハンドクリームを併用することで、ネイルオイルの効果がよりアップして、しっとり手肌が叶います!
ネイルオイルとハンドクリームの保湿ケアは、とにかく毎日こまめに続けることが大切。
手を洗った後、お風呂上がり、寝る前など乾燥が気になる時に塗ってくださいね。
まとめ:男ウケ・モテを狙うにはナチュラルなネイルで!
男ウケするネイルには、色や爪の長さが関係します。
どんなにシンプルなデザインのネイルをしていても、色が派手だったり、爪が長いと男性ウケはイマイチに・・
男ウケネイルやモテネイルは、「ナチュラルを重視」ということは覚えておきましょう!
ちなみに、男ウケネイルについて調査していると、男性から意外な回答もありました。
それは「ネイルをしているか、していないかはどちらでもよい」という意見です。
確かに、女性はネイルや髪型、メイクの変化に気がつく人が多いですが、男性はほとんど気が付かない、興味がないという人も少なくありません。
それに、ネイル好きの方は「ネイルは自分の気分を上げるためにしている」という人がほとんどです。
大げさな言い方になってしまうかもしれませんが、綺麗なネイルや綺麗な自爪は、自分の心を豊にする要素の1つだと思います。
手や爪は、人の身体の中で高い頻度で視界に入るパーツです。
メイクをしても髪型を変えても、鏡を見ない限り自分でチェックすることはできませんが、手元や爪は常に視界に入りますよね。
だからこそ自分好みのネイルをしていたり、自爪を綺麗にケアしていると、気分が上がったり、嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。
もし好みのネイルデザインやカラーがあれば、自分のためにぜひ取り入れてみてほしいです!
派手に見えがちなラメやストーンも、ピンクベージュやシアーピンクなど、ヌーディーカラーに少しプラスするだけなら意外と目立ちにくいですよ。
「男ウケネイルをしておきたい!でも自分ウケも大切!」という方は、ぜひ工夫して自分好みの要素も取り入れてみてください!