クレイネイルのやり方は?&クレイセラピーで疲れたお肌を癒やしましょう | ネイル女子 - ネイリストがおすすめするネイルサロンも掲載中!

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クレイネイルという言葉を聞いたことはありませんか?クレイネイルとは、最近流行しているクレイジェルという粘土のようなジェルを使って作る、立体感のあるアートがついたネイルのことを指します。3Dの立体的なネイルは、これまでアクリルという技術を使っていることがほとんどでしたが、アクリルは使っていると独特なニオイがしますし、技術的にも上級者向けです。そんな3Dのネイルが手軽にジェルで作れるのは嬉しいですよね。今回の記事ではセルフでクレイネイルをするときのやり方をご紹介してまいります。そしてクレイセラピーは、クレイ(=泥)を使ってリラクゼーションやヒーリングを行う自然療法です。最近は、日本でもクレイセラピーの知名度が高くなってきていますね。専用サロンで施術を受けられるほか、クレイやキットも市販されていて、自宅で手軽に利用することもできます。今回の記事で、自然の力を最大限に利用したクレイセラピーを知り、敏感肌を優しくケアしてみませんか?

クレイネイルのやり方

クレイネイルとは別名粘土ジェル、グミジェルとも呼ばれている、ジェルネイル液の一種です。ジェルネイルのテクスチャーは、サラサラとしたものや、水飴のように少し重たいテクスチャーのものが一般的ですが、粘土ジェルはまさに粘土のように操作ができる、ぷにぷにとしたテクスチャーになっています。このジェルのすごいところは、道具や指で自由に立体感のあるパーツができて、他のジェルと同じようにライトで固めることができる点です。以前は、ネイルで3Dのハートやキャラクターなど、立体感のあるパーツを手作りするにはアクリルという、専用の液体と粉末、筆が必要なものを使っていました。アクリルは強度が高く、自然乾燥で固まるのですが、じっくり時間をかけて作れない点や、独特のニオイがして、扱いが難しいことから、セルフネイルにはあまり向いていないアイテムです。一方でクレイネイルは、ニオイは他のジェルのようにほとんどしませんし、ライトで固めるまで何度も作り直せます。特別な道具もほとんど必要ありません。セルフでも簡単に3Dネイルが楽しめるアイテムなのです。

クレイネイルのやり方はシンプル

クレイジェルはとても簡単に扱えるパーツ作成用のジェルです。まずは以下のものを用意しましょう。

  • クレイジェル
  • ジェル用マドラー
  • シリコンブラシ
  • ゴムやビニールの手袋
  • パレット、もしくはネイルチップ

ジェル用マドラーやシリコンブラシがない場合は、ウッドスティックや新品のジェル筆でもOKです。ただしウッドスティックや筆にクレイジェルがくっつく可能性もあるので注意しましょう。使い方はとても簡単で、マドラーでクレイネイルのジェルを適量取り出し、シリコンブラシや、手袋を着けた指で作りたい形にしていくだけです。ころころと転がすことで円形に、長く伸ばすとニット網目のような細いパーツも作れます。完成したらパレットやネイルチップに乗せて、ライトで規定時間硬化しましょう。ただしマットな白・黒のような固まりづらい色は、ライトに当てる時間を増やすのがおすすめです。パーツが硬化されたら、ビルダージェルのようなパーツ接着用のジェルで爪やチップにつけてくださいね。

クレイネイルはとても便利で、立体感のある他の人とはかぶらないデザインも楽しめます。使うときの注意は、「素手で触らないようにする」という点です。素手で硬化していないクレイネイルを触ってしまうと、ジェルネイルアレルギーを誘発する可能性があります。また分厚いものを作ってしまうと、しっかり固まらない可能性があります。厚みや形など、何回か練習して硬化させて、オリジナリティー溢れるクレイネイルを作ってくださいね。

クレイネイルで簡単リングネイルにチャレンジ

上の写真のような、指輪を模した「リングネイル」も、クレイジェルを使えば簡単に作れます。大人可愛いアートなので、幅広い年代から人気を集めています。セルフでも作りやすいので、ぜひ挑戦してみてください。

用意するもの

  • クレイジェル(透明)
  • ジェル用マドラー
  • ゴムやビニールの手袋
  • Vカットストーン
  • ミラーパウダー
  • ノンワイプトップジェル

クレイネイルでリングの作り方

  1. ジェルネイルを塗るプレパレーションを済ませて、ベースジェルと必要であればベースカラーやベースデザインを塗って、硬化させた状態で始めます。
  2. まずはリングの輪の部分を作ります。ゴム手袋やビニール手袋をつけて、ジェル用マドラーから直径2~3ミリほどのクレイジェルを取り出し、指の腹に乗せます。
  3. 指の腹でコロコロとクレイジェルを棒状に伸ばします。ネイルパレットの上や、キッチンペーパーの上でコロコロと転がしてもOKです。
  4. 伸ばしたクレイジェルを2つにわけて、爪の上にのせます。ストーンを置くところは避けるように爪にのせて、爪のサイドからはみ出ていないことを確認しましょう。爪からはみ出てしまったり、ストーンを置く幅が足りなかったら、マドラーなどで切って取り除きます。
  5. 輪の位置が決まったら、ライトで規定時間通り硬化させます。
  6. ライトでしっかり固めた後は、ミラーパウダーを輪の部分につけます。余分なパウダーをダストブラシではらって、輪の部分は完成です。
  7. Vカットストーンを輪の中央に固定させるために、クレイジェルを使います。マドラーで米粒大を取って、輪の中央にのせましょう。
  8. 先程のせたクレイジェルの上にVカットストーンを載せます。Vカットストーンは下部が円錐状になっているので、爪の上でぐらつかないように下部をしっかり埋めましょう。はみ出てしまうと見た目が悪くなるので、あくまで斜めになっている箇所を埋めるようにクレイジェルを盛るのがおすすめです。
  9. クレイジェルでVカットストーンが固定できたら、ライトで規定時間通り硬化します。Vカット下のクレイジェルを固めますが、ライトの電球の位置によっては光が上手く当たらないことがあります。ライトが当たっていないときは、指を動かしたり、ハンディライトを使ってしっかり当てましょう。
  10. 最後にノンワイプトップジェルで、Vカットの表面以外をコーティングします。Vカットの表面をコーティングする方が取れにくくなりますが、ストーンの輝きが減ってしまうので注意しましょう。Vカットの円錐形の部分がクレイジェルとノンワイプジェルで埋まるように塗ると、より密着します。
  11. 最後にノンワイプジェルの規定時間通りにライトで固めたら完成です。

クレイジェルとミラーパウダー、Vカットストーンさえあれば、手軽に大人かわいいリングネイルができちゃいます。クレイジェルは未硬化ジェルが出ない商品ばかりなので、ミラーパウダーとも相性が良いのも嬉しいですね。クレイジェルをのばしてうねうねとした曲線を作って、ミラーパウダーをのせるだけでもおしゃれなニュアンスネイルが楽しめます。

クレイネイルは、アイデア次第で様々なアートが楽しめます。シンプル系や大人かわいい系はもちろん、キャラクターやロゴなどの痛ネイル、ぷっくりネイルなども自由自在です。ぜひリングネイルも挑戦してみてください。







クレイとは?

エステや美容パックに使われるクレイは、地中から採取した粘土質をパウダー状にしたもので、フェイスケアやボディケアに用いるとデトックス、抗炎症、鎮痛、美容といった効果が期待できます。クレイを使った療法は、実は太古から行われているほど人類にはなじみ深く、安全性も高いので、敏感肌でも安心して受けることができます。

クレイの種類

クレイには、カルシウム・カリウム・鉄・マグネシウム・亜鉛などの豊富なミネラルが含まれていて、採掘される場所によってその特性も異なっています。

■カオリン
油分や水分を吸収する作用がある。ホワイト、ピンク、レッドがある。

■イライト
クレイの中で多くを占める。デトックス作用が高い。

■モンモリロナイト
汚れや毒素を吸着する作用がある。

■ベントナイト
汚れを吸着する作用がある。ホワイト、グリーンがある。

クレイの色と効能

含まれるミネラルのバランスによって、カラーやセラピーの効能が異なります。

ホワイト系…効果が最もマイルド。
ピンク系…効果がマイルド。
イエロー・ローズ系…保湿・美白効果がある。
レッド・グリーン系…効果が強め。美白・殺菌作用がある。
ブルー系…最も効果が強い。デトックス効果が高い。

肌質や目的に合わせてクレイを選ぶようにしましょう。

クレイセラピーの種類

クレイは、水やオイルと混ぜ合わせることで、さまざまな用途に使うことができます。

■パウダー
そのままボディケアに。止血やデオドラントに。

■クレイウォーター
化粧水として。効果がマイルド。

■クレイペースト
クレイ湿布・パック・歯磨きなどに。背中のパックはヒーリング効果が高い。

■クレイジェル
ジェル状で爽やかな使用感。パックやボディケアに適している。

■クレイオイル
クリーム状でハンドケアなどに使われる。

敏感肌におすすめのクレイセラピー

敏感肌におすすめのクレイは、カオリンホワイト、カオリンピンク、フレンチクレイホワイトです。ほかのクレイに比べて、ミネラル含有量が少なく、デトックス効果もマイルドなので安心して使えます。敏感肌さんがクレイセラピーを始めるなら、まずはクレイウォーターとしての使用がオススメ!精製水にクレイを溶かしたもので、肌につけた時の反応が小さいため、ダメージ肌のスキンケアにも適しています。

クレイセラピーの注意点

クレイは、天然成分で安全性の高いものですが、敏感肌の方が使う時は必ずパッチテストを行ってください。クレイの中には、刺激性が高く、敏感肌には適していないものもあるので、専門家のアドバイスに従ってクレイの種類を選ぶようにしましょう。また、クレイパックとしての使用は、敏感肌の方には刺激を強く感じる場合があります。少しでも肌に異変を感じた場合は、使用を中止して、水できれいに洗い流しましょう!

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