ココナッツオイルはネイルオイルやハンドケアとしても使えることをご存知ですか?
ココナッツオイルといえば、美肌や美ボディを作ってくれるとして、スーパーモデルや美のカリスマ達がこぞって愛用していたことから大ブームとなったスーパーオイルですよね!
皆さんの中にもブームに乗って、ココナッツオイルを購入したことのある人は多いと思います。
実はこのココナッツオイル、体内に取り入れるだけではなく、直接肌に使用することで様々なスキンケア効果も期待できるのです。
今回は、オイルのスキンケア効果を活かした「ココナッツオイルを使ったネイルケアやハンドクリームの作り方」をご紹介します。
ココナッツオイルはスキンケアに最適
ココナッツオイルが人気の秘密は、植物系でありながら、その90%が飽和脂肪酸という珍しいオイルだからです。
飽和脂肪酸は、さらに「短鎖」「中鎖」「長鎖」に分かれ、ココナッツオイルはそのうちの「中鎖脂肪酸」に属します。
中鎖脂肪酸は分子が小さく、長鎖脂肪酸と比べると
・吸収・分解が4倍速い
・エネルギー代謝が10倍速い
このため、摂取すると中性脂肪になる間もなくすぐエネルギーとして消費されるので、オイルなのに脂肪が体に付きにくく、また腸を活性化し代謝を上げる効果が期待できるとして人気です。
ココナッツオイルがキンケアに最適な理由
1.ココナッツオイルには美容成分がいっぱい!
ココナッツオイルには、ラウリン酸やビタミンE、ミネラルなど美肌を作る成分がいっぱい含まれています。
・ラウリン酸の効果
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、その44.6%がラウリン酸です。ラウリン酸は優れた抗菌、抗炎症作用で、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを防ぎます。
・ビタミンEの効果
ビタミンEは、優れた抗酸化作用、血行促進作用で、シミやシワ、たるみのない肌を作ります。
2.紫外線に強い
ココナッツオイルには、SPF4ほどのUVカット効果があるそうです。
実際に、原産地の熱帯地方の女性は古くからココナッツオイルを塗って、強い紫外線から肌を守っていました。
酸化にも強いので日中の肌にも安心ですし、優れた浸透性や保湿効果であらゆるスキンケアに使えます。
3.クレンジング剤としても優秀
合成界面活性剤不要の、100%天然の優秀なクレンジングオイルになります。
ほかにも以下のような使い方がおすすめです。
・美容液
・パック
・ボディクリーム
・ヘアオイル
・入浴剤
ココナッツオイルは最高のネイルオイル!
このようにスキンケアとしても様々な使い方ができる万能なココナッツオイルですが、特にオススメなのがネイルオイルとして使うことです。
上記にあるように、ココナッツオイルには優れた抗菌、抗炎症作用があります。常に物に触れる指先は菌が入りやすく、ささくれなどの小さな傷からでも、炎症を起こしやすいです。
ココナッツオイルをネイルオイルとして使うことで、オイルの持つ抗菌作用が、指先の乾燥と炎症を押さえてくれます。また、サラッとした使用感が特徴なので、指先に塗っても全くベタベタしないのもオススメな理由の一つです。
さらに、ビタミンEが豊富で肌への吸収が早いので、爪に自然な油膜を張り保護すると共に、角質化しやすい爪周りの皮膚に栄養を与え、柔らかく保つ効果もあります。
ネイルオイルとして、より効果的なココナッツオイルの使用法は以下になります。
- 爪と指の間にもしっかりとオイルを入れ込む
- 甘皮周りにも塗り込む
- 爪の表面や裏側など、指先全体にオイルが浸透するまでマッサージしていく
爪の乾燥や二枚爪、指の角質化などで悩んでいる人は、一度ココナッツオイルを直接塗ってみて下さい。
ココナッツオイルでハンドクリームを作ろう
ココナッツオイルは爪先だけでなく手に使うのも効果的です。
しかし、あまりにもサラサラとした使用感のため、手全体に塗ると乾燥したように感じ物足りない人もいます。
そこでオススメなのが、ココナッツオイルの効果をそのまま活かした「ハンドクリーム」です。
●材料
- ココナッツオイル15g
- ミツロウ2g
- 香りを付けたい場合は、お好きな精油 数滴
●作り方
- 耐熱容器にココナッツオイルとミツロウを入れ、湯煎にかけて溶かしていく。
- 完全に溶けたら、湯煎から出して粗熱をとり、保存容器に移したら冷蔵庫で5分ほど冷やして固める。
- 冷蔵庫から出し、少し柔らかくなったら、楊枝やスパチュラなどでよく混ぜる。
- クリーム状になるまで混ぜたら完成
ココナッツオイルはすぐに液状化しますが、ミツロウは60度で溶け始めるのでしばらく待ちましょう。
香りを付けたい場合は、粗熱が取れ白っぽく固まりはじめたら、精油を2~3滴垂らして混ぜましょう。
自然の恵みだけを使った、シンプルで安心安全なネイルオイルやハンドクリームとして、ぜひココナッツオイルを試してみて下さい♪