フットネイルの爪がボコボコしちゃうのは何故?ほっておくと怖い「かくれ偏平足」が急増中! | ネイル女子

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暑くなってくると今年もフットネイルの出番がやってきますね。そこで皆さんを悩ませるのは、久しぶりに見た足の爪の「状態」ではないでしょうか。特に親指の爪は、ボコボコしていたり、横に筋が入っていたり、またよく見ると亀裂が入っていた、なんて人もいます。そんな状態の爪を見ると、フットネイルをする気も無くなってしまいますよね。足の爪は、何もしていないのにどうしてボコボコになってしまうのでしょうか。爪は一度表面が変形してしまうと、通常のツルッと滑らかな状態に戻るまでには時間がかかります。そのため、しばらくはボコボコした爪にネイルをしなくてはなりません。凹みのある爪にネイルをしても、余計に凹みが目立ち、カラーが波打ってしまいます。そこで、今回は足の爪に横筋やボコボコができてしまう原因と、ボコボコの爪にフットネイルをする時に、ネイルサロンでもやっているちょっとしたポイントがあるのでお伝えします。また、いつも脚が重だるい、長時間歩くとやたらと脚が疲れる・・・、近年若い人の間でも、こういった足の悩みをもつ人が増えています。そして、その原因として問題になっているのが「かくれ偏平足」です。扁平足は酷くなると、歩行障害や運動障害まで引き起こす原因になります。今回は普段運動不足の人や腰痛もちの人、また歩くと足裏が痛くなる人など、「かくれ偏平足」の可能性がある人を改善する簡単な筋トレを、一緒にご紹介します。

足の爪がボコボコになる原因

靴下やタイツで隠れていた時は気にならなかった足の爪も、夏が近づき素足が見える機会が多くなってくると気になりますよね。今や、素足にサンダルでフットネイルをしていない人は、少ないのではないでしょうか。そして、今年もいざフットネイルをしようと思うと、爪に横筋や溝のようなものができていることはありませんか?せっかくのフットネイルも土台となる爪が滑らかでないと、キレイに仕上げるのは難しいです。では、まずどうして爪に筋やボコボコができるのか、その原因をお伝えします。

爪に筋やボコボコができる原因

・靴による圧迫
爪が伸びていたり、爪先が当たる靴などを履いていると、爪先から爪の根本(爪母)までが靴に圧迫されたまま、新しい爪が生えることになります。生まれたての爪は水分を多く含み柔らかいので、圧がかかるだけで凹みやすく、ボコボコと波打ったような爪になってしまいます。

・乾燥
手の爪は意識してオイルやハンドクリームで保湿しますが、足の爪の保湿を頻繁にする人は少ないです。そのため乾燥により、爪に筋や割れ、亀裂などが入ってしまうことが多くなります。

このように、爪のためには常に適切な長さにカットし、圧迫のない靴を選ぶのが理想的です。しかし、わかっていてもデザイン重視のおしゃれな靴は、やっぱり履きたいですよね!それならば、できるだけ意識して普段から足の爪も保湿するようにすると、爪の傷みが緩和され効果的です。また、爪を圧迫するような靴を長時間履きっぱなしにするのを避けるため、トイレのタイミングなどを使って、適宜靴を脱ぎ、足の指を開放するようにしましょう。

ボコボコの爪でもフットネイルをキレイに塗りたい!

ボコボコの爪にネイルをする時に、ネイルサロンでもやっている爪の土台作りの方法をお伝えします。

爪の表面を削る

多少のボコボコであれば「バッファー」というスポンジタイプのファイルで、爪の表面を削って整えていきます。バッファーは、削ると言うよりは表面を均す役割を果たすので、爪を削りすぎてしまう心配はありません。バッファーを使うことで、足の爪表面にこびりついた角質や汚れも落とすことができます。


リッジフィラーをつかう

リッジフィラーとは、爪の表面のデコボコや筋を隠し、滑らかに整える効果のあるネイルの化粧下地のようなものです。爪を削る手間が省け、保護効果もあるので、爪を削りたくない人、また割れやすい、二枚爪になりやすいなど、爪の弱い人が日常使いするのにもオススメです。

ベースの重ね塗り

爪のボコボコがひどく、リッジフィラーやバッファーを使ってもあまり効果がない時は、ベースコートを繰り返し塗り、凹みを埋めていきます。

どんなにお気に入りの色でも、カラーを塗る前の爪の状態が悪ければ、せっかくのネイルもキレイ仕上げることはできません。多少面倒でも、爪の下処理、土台作りはしっかりと行っていきましょう。

かくれ偏平足とは

偏平足とは土踏まずがなく足裏がフラットになった足のことですが、一見土踏まずがあるのにその機能を果たしていないのが「かくれ偏平足」です。どういうことかというと、床に足をつけて重心をかけると、あったはずの土踏まずが下がって床にペタッとついてしまい、偏平足と同じ状態になってしまうのです。見た目ではなかなか自覚しにくいのですが、実はかくれ偏平足の人には特徴的な歩き方があります。それが「ペタペタ歩き」です。足が着地する時につま先の上がり方が少なく、かかとからすぐ土踏まずが地面にべったりとくっつき、ほぼ足の裏全体でペタペタ、ドタドタした歩き方になります。こんな歩き方に心当たりがあれば、かくれ偏平足の可能性があります。そして土踏まずは、現存する動物の中では二足歩行する人間にしかなく、次のような重要な役割をもっています







土踏まずの役割

・全身のバランスコントロール
足の裏には、親指からかかと、小指からかかと、親指から小指にかけてと、3本の土踏まずが走っています。これらの土踏まずが、前後、左右の体の揺れと、体のひねりといった動きをコントロールしてくれるので、私たちはバランスをとって立ったり歩いたりできるのです。

・衝撃吸収のクッション
歩いたり走ったりする時、土踏まずは地面からの衝撃を緩和し足の骨や靭帯、筋肉を守ります。

・歩く時のバネ
歩く時に爪先で地面を蹴って前に進めるのは、土踏まずがバネの働きをするからです。

このような働きのある土踏まずがなくなると、体のバランスを保つために脚に過大な負担がかかり、膝や太もも、ふくらはぎが疲労します。また衝撃がもろに足の骨や靭帯にかかるので、炎症が発生して痛みを引き起こす可能性もあります。

偏平足の原因は足の筋力低下

土踏まずはハイハイの赤ちゃんにはまだなく、歩き出す2歳頃から6歳頃にかけて徐々に足底筋という筋肉がついて形成されていきます。また土踏まずを吊り上げているのが、脚のすねから伸びる「後けい骨筋」という筋肉です。これらの筋肉は次のような原因で衰えていきます。

・加齢
・運動不足(歩くことが少ない)
・楽な靴

「楽な靴」で偏平足になるとは、ちょっと意外かもしれません。幅広の緩めの靴、緩く結んだ靴紐、サンダル、どれも締め付けがなくて足の健康にはよさそうですね。しかし緩い靴の中では足が固定せず、土踏まずをきちんと支えることはできません。そのため土踏まずのアーチが崩れてしまい、ゆくゆくは本格的な偏平足になってしまいます。もちろん、きつすぎる靴も足指の動きが制限されるので、これも筋肉の衰えに繋がります。

偏平足の予防と改善法

昔の日本人が健脚だったのは、舗装された道も交通機関もなく、わらじやぞうりでひたすら土を踏んで歩いて、みごとな土踏まずをもっていたからです。では扁平足予防のために足裏の筋力をつけるには、次の筋トレがオススメです。

座って筋トレ

①椅子に腰掛け足を組む
②上に組んだ脚の足首を目一杯上に曲げる
③元に戻す
これを左右20回ずつ、1日3セット行います。

立って筋トレ

①両足を肩幅に開いて立つ
②両足首を外側に曲げる
③元に戻す
20回ずつ、1日3セット行いましょう。

ほかにも、足指じゃんけんや鉛筆つかみで足指の筋肉を鍛えたり、家の中ではなるべく裸足で過ごすことも心掛けましょう。

まとめ

あの痛い外反母趾も、大きな要因に挙げられているのが実は偏平足の可能性があります。血液の折り返し地点である足が偏平足のせいできちんと機能しないと、足が痛いだけでなく、その弊害は全身に及んでしまうかもしれません。偏平足により起こる弊害は、膝関節症、腰痛、肥満、生活習慣病など様々です。「人は足から老いる」といいますが、それは「足から先に老化する」という意味のほかに、「足の老化が全身の老いを引き起こす」という意味もあります。近年急増しているという「かくれ偏平足」、私は土踏まずがあるから大丈夫、といってはいられません。日々の筋トレやよく歩くことを心がけ、しっかりとした土踏まずの形成を目指しましょう。







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