ネイリストとして働いている方の中には、転職を考えている人もいるのではないでしょうか。ネイリストという職業はネイルや美容、おしゃれが好きな人に人気な職業です。しかし残念なことですが離職率が高い職業でもあります。そこで今回の記事では、ネイリストから転職を考えている人はどのような職業に就くのか、未経験でも異業種に就けるのかなど、ネイリストの転職についてご紹介します。ちなみにネイル女子ではネイルの記事を書く、ネイリスト・元ネイリストのライターを募集しています。気になる方はぜひ募集要項のページをご覧ください♪ →https://www.nailjoshi.com/writer/
元ネイリストは転職で需要がある?
「ネイリストとしてしか働いたことがけど、元ネイリストは他の業種や職種で需要はあるのかな?」と気になる方もいるのではないでしょうか。専門的な知識を持つ元ネイリストは特に以下のような職種で活躍していますよ!
●事務職
書類やデータ作成、電話対応などを行う事務職では多くの元ネイリストが活躍しています。ネイルサロンではパソコンを使って予約管理などの業務を行っていた人も多いのではないでしょうか。パソコン操作に抵抗がなければ、ネイリストから一般事務や営業事務といった事務職に転職する人が多いようです。事務職は未経験でも採用している企業が多いので、門戸が広い職種と言えます。
●アパレル販売職
ネイリストはおしゃれ好きの人や、ファッショントレンドを追いかけている人が多いので、アパレル系に転職する方も多いです。また、アパレルからネイリストを目指す人もいます。ネイルデザインはシーズンの服のカラーや素材に合わせたものが人気になるので、そういったトレンドに気がつける方や、常に気にかけている方はアパレルも向いているといえます。ネイリストから転職したいけれどネイルはしたいという場合もアパレルはネイルOKのところもあり、希望に合う求人が見つけやすい可能性があります。
●化粧品販売職
ネイルも化粧品なので知識が役立つこともあるため、化粧品の販売に転職して活躍する方もいます。アパレルにもいえますが、ネイリストはコミュニケーション力が高い人も多く、施術しながらお客様にサロンで販売している商品を紹介することも。このようなトークは化粧品の販売で生かされることがあるようです。接客スキルに関しては化粧品関係だけでなく、エステサロンといったネイルサロン以外の美容職全てに役立ちます。
●飲食のホール職
接客スキルという部分をフルに活かせる飲食店のホール職も転職先に選ぶ方が多いです。地域によっては求人数も多いので就職が決まりやすい場合もあります。また、働く時間帯によっては、ネイルサロンよりも時給換算にした時の賃金が高くなることも。特に朝や夜は手当が付くことが多いので、転職で給与アップをしたい人は選択肢として良いかもしれません。また、女性だけの職場が合わなかったという方は、飲食店は男女問わず世代もさまざまなことが多いので働きやすい場合があります。
●ライター職
ネイルの専門知識を活かして、ネイルに関する記事を書くライター職も元ネイリストが活躍しています。ライターは主にフリーランスと企業の専属ライターと2つに分かれ、基本的に個人ブロガーやインフルエンサーのように自由な文章・内容で書くことはありません。企業の依頼に沿った内容になるよう自分で調査し、文章をまとめます。ネイルに関するWEB記事は、ネイルサロンに行く人やセルフネイルが好きな人、ネイルに少しでも興味があるという人が見ており、ファッションやヘアスタイルなどと並ぶ人気のカテゴリーです。ネイリストはプロとしてネイルに携わってきたからこその目線と知識、経験があります。それらを活かして文章にし、WEBサイトで公開するライターとして活躍できます。ちなみにネイリストがライターになることのメリットは別記事で紹介しているのでぜひ御覧ください
→「ネイリストのライターってどんなことするの?こんなメリットがあります!」
事務職やライター職などのオフィスワークであれば、土日祝日はお休みの企業が多いです。休憩時間がしっかり取れたり残業も少なかったりと、ライフワークバランスを考えて仕事がしやすくなります。またオフィスワークの場合、お給料もネイリストのときよりアップすることが多いので、金銭面においても安定が期待できます。
仕事内容が変わってもネイルに携わるライター職はおすすめ
ネイリストから転職したいけど、ネイルには携わりたいという人にライター職はおすすめです!仕事としてネイルに関するトレンドも追いながら、専門的な内容も記事に書くので、ネイルに関する知識が常にアップデートできます。またライティングという業務に携わることで文章力もアップします。なにより自分が書いた記事がたくさんの人に見てもらえるというのはやりがいがあります!
ネイリストで転職を考える理由
ネイリストは主に以下のような点で転職を考えるようです。
・お給料が低めなところが多い
・定休日のないネイルサロンは不定休になる
・連休が取りにくいことが多い
・予約がいっぱいだと休憩が取れないことがある
・前かがみで施術して腰や足を痛めたり、ダストや薬品でアレルギーになることもある
・練習や時間外業務が多く、お給料に含まれない
・人間関係がドロドロしてしまうこともある
ネイリストの転職理由で最も多いのは、お給料やお休みが少ないという待遇面です。ネイリストのお給料は月収12~15万円ほどが平均で、他の職業と比べると少し低めのお仕事です。たくさん稼ぎたいという人は指名料や店長などの役職でお給料アップを狙うこともできますが、ほとんど増えないというサロンもあるようです。またネイリストの場合、休日は月8日程度が平均です。日本の企業の休日は平均月10~12日と言われており、他の職業と比べるとネイリストの休日は少ないことがわかります。さらに、シフト制で「3日勤務して休日」というサイクルのこともあり、連休が取りにくいサロンもあります。友人やパートナーとの休みを合わせにくいことが続くと転職を考えるきっかけになる人もいるようです。ネイリストから転職したいという人は、そういった待遇面の悪さが原因となっている人が多いようです。
また人間関係が原因で転職を考えるという人も多いようです。そもそも人間関係の悪化が原因で転職するという人は、ネイリストに限らずどんな業種でも多いです。ですがネイリストの場合、小規模の職場で働いている人がほとんどです。例えば1人の従業員との関係が悪化してしまうと、他の従業員とも気まずくなってしまったり、自分は仲良くやっていてもドロドロとした人間関係の問題に巻き込まれたりしてしまうこともあり得ます。自分が原因でなくても、従業員同士の関係が悪いと、職場全体の雰囲気を悪化させてしまうので、仕事には満足していても人間関係が原因で辞めてしまうネイリストも少なくありません。
ネイリストが他業種に転職するには?
ネイリストがいざ転職しようとしても、専門学校を卒業して資格を取り、ネイルサロンで働くネイリストになった場合、他業種、多職種の経験もない人が多数を占めます。ネイリストとしての経験だけでも、他業種や他職種に転職できるのかな、と不安になってしまいますよね。ですが近年は様々な企業が未経験者を採用していますし、ネイリストとして働いた経験を活かせる仕事もあります!また、ハローワークを利用しているなら、職業訓練で新たに医療事務やパソコンスキルなどの資格を取得するというのも手です。求職活動をしながら資格勉強やスキルを獲得できるので気になった方は「ハローワーク 職業訓練」で検索してみましょう。
ネイリストの経験は活かせる!
ネイリストは専門的な知識を要する技術職なので、未経験で他業種への転職は難しいと考えている人が多いようですが、特に以下のような点は強みとして活かせます!
●接客の経験を活かす
ネイルをしているときは同じお客さんと平均で1時間ほど、もしくはそれ以上顔を合わせることになります。施術中はお客さんがリラックスできるようにおしゃべりするのもネイリストの仕事です。接客が得意だったという人は、コミュニケーションスキルや人当たりの良さ、初対面の人でもしっかり話せるという点は強みです。接客業だけでなく、様々な職種、業種で活かすことができます。
●カラーやデザインのセンスを活かす
ネイリストはセンスも重要です。お客さんの要望や流行のデザイン、カラーなど用いてネイルを施術するセンスは、アパレル業界や他の美容業界はもちろん、文書やデータを作成する事務など、様々な職種で役に立ちます。
その他にも、ネイルサロンでの予約管理や備品の補充や管理、店長業務や新人指導などのマネジメント業務も、他業種、他職種に転職した時に活かせます!
経験を活かして転職しよう
ネイリストとしての経験は他業種、他職種に転職しても活かせます。特に元ネイリストは事務職やライター職で活躍している人が多いようです。ネイルに携わりながらオフィスワークがしたいという人は、ネイルに関する記事を書くライター職がおすすめです!「業種、職種未経験でも転職ができるか不安・・・」と考えてしまうかもしれませんが、元ネイリストを歓迎している企業はあるので、勇気を出して転職活動をしてみてはいかがでしょうか。自分が納得できる転職ができるように頑張ってください!
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