【ジェルネイルの種類】特徴を知って自分に合うジェルを探そう! | ネイル女子

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セルフでジェルネイルを始めるとき、ジェルの種類が多くてどれを買えばいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
ジェルの特徴やメーカーはもちろん、容器の形状や価格も多種多様なので、自分にはどのジェルがいいのか迷いますよね。

今回の記事では、セルフでジェルネイルを始める時に覚えておきたいジェルの種類をご紹介します。
種類ごとの特徴を知ることで自分に合ったジェルがわかるようになりますよ。

セルフジェルネイル初心者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ジェルネイルの種類の分け方

POINTと書かれた画像

ジェルネイルは以下の5つの観点から種類を分けることができます。
ジェルの種類による特徴を知って、自分に合ったジェルネイルを見つけられるようにしましょう。

オフの仕方

ジェルをオフする方法によってジェルの種類を分けることができます。
具体的にはジェルリムーバーで落とせるのか否かです。また、ジェルリムーバーなしでオフができるジェルもあり、セルフネイラーさんに人気が出てきています。

サンディングの有無

サンディングとは、ジェルを塗る前の下準備において自爪を削る工程のことを指します。
このサンディングをするか否かでジェルの種類を分けることが可能です。
自爪を薄くしたくない、元々自爪が薄いという方に特におすすめのジェルです。

仕上げの拭き取りの有無

仕上げの際に未硬化ジェルの拭き取りが必要か不要かどうかで2種類に分けられます。

未硬化ジェルとは、化学反応が起きた時に硬化されずに表面に残ってしまうジェルのことで、マニキュアのように乾くことはなく、拭き取りをしないとずっと表面に残ってしまいます。

未硬化ジェルは消毒用エタノールを含ませたコットンで拭き取ることが大事ですが、拭き残しがあると身体のあちこちにジェルがついてしまい、かぶれたりジェルアレルギーになったりする原因になる可能性があります。

また、上手く拭き取れないとくもりの原因にもなるのできちんと拭き取ることが大切です。

塗る工程

塗る工程数で一般的なジェルとワンステップジェルに分けることができます。
一般的なジェルはベースジェル、カラージェル、トップジェルという工程を行って完成させますが、ワンステップジェルはカラーを塗って硬化させるだけで完成になります。

容器の形状

容器の形状によってジェルを3種類に分けることができます。
初心者向けのボトルタイプとペンタイプ、プロ向けのコンテナタイプの3種類です。
自分のやりたいネイルデザインで使い分けるのが良いでしょう。

オフの仕方で3種類のジェルがある

アルミホイルを指に巻いてオフをしている写真

ジェルリムーバーでオフができる・できないでジェルの種類を分けることができます。
セルフネイルで使用する場合はジェルリムーバーでオフができるもののほうがオフが簡単なのでおすすめです。

ソフトジェルの特徴

セルフでもサロンでも基本的に使われているのはソフトジェルで、オフがしやすくアセトンという溶剤で硬化したジェルを柔らかくし、取り除くことが可能です。
「ソークオフジェル」とも言います。

ソフトジェルはその名の通り、ソフトなつけ心地と柔軟性も兼ね備えているのが特徴です。爪に沿ってしなるので、自爪のように扱うことができます。

しかし柔軟性があるために、傷がつきやすく、ジェルでの長さ出しも向いていません。

ハードジェルの特徴

セルフやサロンでは使われることが少なくなりましたが、ハードジェルはその名の通り硬さが特徴的なジェルです。実はソフトジェルよりも前に誕生しており、ジェルネイルの元祖と言えます。

硬化するとしっかりとした硬さが出て、爪に対してのコーティング力が高いので、持ちが良い傾向にあります。

ガラスのような透明感とツヤがあり、長さ出しもできますが、溶剤でやわらかくしてオフするということができないので、全て削り落とさなくてはならないのがデメリットです。

ハードジェルは爪が薄くて持ちが悪いという方や、長さ出しをしたい方にはおすすめですが、オフがしづらいのでセルフネイル初心者にはおすすめできません。

ネイルファイル(ジェル用のやすり)を使ってジェルを削ることに慣れてきたら、ハードジェルに挑戦するのがおすすめです。

ピールオフジェルの特徴

ピールオフジェルはオフをする際にリムーバーが不要で、シールのように剥がせるのが特徴のジェルネイルです。

セルフネイルをしている方でジェルのオフが大変と感じている方には特におすすめのジェルで、いつも使っているベースジェルの代わりに塗るだけで剥がせるジェルにすることができます。







サンディングの有無で2種類のジェルがある

テラコッタブラウンのネイルをした手元の写真

ジェルを塗る前の下準備の工程で自爪を削るサンディングをするジェル、しなくて良いジェルで分けることができます。

サンディングが必要なジェル

多くのジェルがサンディングが必要なジェルです。
「自爪を削る」という文だけ見ると自爪が薄くなってしまうのでは……と心配になるかもしれませんが、正しいサンディングをしていれば、自爪が極端に薄くなってしまうことはありません。

サンディングする時は、180G程度のスポンジバッファーで、自爪表面を軽くこする程度でOKです。

ノンサンディングジェル

下準備で自爪を削らないジェルがノンサンディングジェルです。
ノンサンディングジェルは削ってしまう方がむしろ取れやすくなる場合もあるのでオフの時に自爪を削らないように注意してオフしましょう。

ネイルサロンで使われている有名なジェルの中だとパラジェルが代表的です。

ノンサンディングジェルの良いところは自爪を削らなくて済むので自爪が傷みにくいという点にあります。

仕上げの拭き取りの有無で2種類のジェルがある

春カラーのネイルチップの写真

最後に爪全体をコーティングする時に塗るのがトップジェルですが、このトップジェルの未硬化ジェルが出るか出ないかでもジェルの種類を分けることができます。
セルフネイルではノンワイプトップジェルがおすすめです。

未硬化ジェルが出るトップジェル

ネイルサロンで使用されているトップジェルの多くは未硬化ジェルの出るトップジェルです。種類が豊富で透明度が高いもの、粘度が高くハードジェル寄りのものなどがあります。

セルフネイル向けのものだとベースジェルと併用できるタイプのトップジェルはこのタイプが多いです。

ノンワイプトップジェル

未硬化ジェルが出ない、塗って硬化したら完成になるのがノンワイプトップジェルです。
拭き取り残しで表面がくもることがなく、確実にきれいに仕上がるのでセルフネイルではノンワイプトップジェルを使用するのが良いでしょう。

塗る工程の数で2種類のジェルがある

セルフジェルネイルで使用するアイテムの写真

ジェルは塗る工程数の違いで2種類に分けることができます。
アートをするなら一般的なジェルが向いていますが、ワンカラーを楽しみたいならよりスピーディーに仕上げる事ができるワンステップジェルを使ってみても良いかもしれません。

一般的なジェル

最初にベースジェルを塗って硬化し、カラージェルを塗布して硬化、最後にトップジェルで全体をコーティングして硬化して完成になるジェルです。

プロ用のジェルを始め、100均のジェルやセルフネイラー向けのメーカーのジェルも主流はこのタイプです。

ワンステップジェル

カラージェルを塗るという1つの工程だけで完成するジェルネイルのことです。

もしワンステップジェルを使うなら、サンディング不要、ベースジェル不要、トップジェル不要、拭き取り不要のワンステップジェル「HOMEI」というものがおすすめです。

カラージェルだけでベースジェルとトップジェルの役割をしてくれて、サンディングも不要なので非常に手軽にジェルを楽しめますよ。

また、1度塗りで綺麗な発色が魅力です。しかもピールオフタイプなのでジェルリムーバーを使う必要もありません。サラッとしたテクスチャーで色ムラになりにくく、初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。

時短にもつながるので気になる方はぜひ取り入れてみてくださいね。







容器の形状で3種類のジェルがある

コンテナタイプのジェルの写真

ジェルが入っている容器の違いでジェルを分けることもできます。
手軽に塗るならボトルタイプやペンタイプ、アートをしたいならコンテナタイプが便利です。

ボトルタイプ

ボトルタイプはマニキュアのボトル容器タイプで、筆を用意する必要がなかったり、手軽にサッと塗れたりすることがメリットと言えます。しかし、アートをする場合には必ずパレットに出さなければならなかったり、テクスチャーが緩かったりすることがあります。

コンテナタイプ

コンテナタイプはアートをしたい時にそのままの容器でできるというメリットがありますが、ワンカラーを塗る際にも筆を用意しなければならないというのはデメリットとも言えます。

ペンタイプ

最近セルフネイラーさん向けのジェルでよく見る形状がペンタイプです。
プチプライスがウリのショップ「スリーコインズ」が販売しているジェルネイルが、ワンステップジェルでしかもこのペンタイプになっています。
出てくる液量の調節が少し難しいのがデメリットです。

ネイルサロンでの人気ソフトジェルメーカー

ネイルサロンのブースの様子

下記のジェルメーカーは、使いやすく自爪に優しい商品ばかりですが、セルフで初めてジェルを買う場合は導入費用が高くなってしまいます。
ネイルサロンでの人気のソフトジェルメーカーなので、サロンでネイルをする時の参考にしてみてくださいね。

パラジェル

ネイルサロンで使用率が急激に高まっているのがパラジェルです。
パラジェルは「サンディング」というジェルを塗る前に自爪を削る下処理が不要で、自爪を傷つけにくいのが特徴です。

オフも簡単なので、サロンワークだけでなくセルフネイルにもおすすめです。
ただし、通常購入では販売価格が他のメーカーよりも高く、他のジェルと使い方が異なる点は注意しましょう。

カルジェル

パラジェルのようにサンディングが必要ないジェルとして有名なのがカルジェルです。

カルジェルの歴史は古く、日本で初めて導入されたのは2002年頃です。それまでハードジェルが中心だった日本のジェルネイル界において、ソフトジェルの元祖とも言える商品なのです。

独自の技術である「ガス・パーマブルシステム」によって、グリーンネイルなども発生しにくくなっています。

バイオジェル

カルジェルと同じく歴史のあるジェルがバイオジェルです。
バイオジェルは日本だけでなく、世界的にもソフトジェルの元祖と言えます。

とあるエステティシャンが、ハードジェルのように爪に負担がかからないようにジェルを着けたいという思いから開発されました。多くのサロンで愛されているジェルで、サンディングが少なめでも定着しやすいのが特徴です。

ジェルを購入する時のポイント

セルフネイルをする女性の写真

ジェルを購入する時のポイントを紹介します。

ジェルネイルに関して、厚生労働省が示しているガイドラインでは、少なくとも身体に触れるベースジェルは化粧品であるようにという見解を示しています。
そのため、ベースジェルは必ず化粧品登録のされているものを選びましょう。

また、その上に塗っていくカラージェルはベースジェルによる人工爪の上に塗るという解釈なので雑貨品でも問題ないだろうという考え方です。

しかし、よく探せばカラージェルも化粧品登録されたものが販売されているので、気になる方はカラージェルも化粧品登録されたものを選んだほうがいいでしょう。

化粧品のジェル

化粧品のジェルとは化粧品登録がされているジェルのことです。化粧品登録されているジェルは、全成分表示がされていたり、使用の認可された材料のみでできていたりします。

雑貨品のジェル

雑貨品のジェルは、どのようなものが使われているのかわからない部分があるのです。
ネット通販のセルフネイラー向けのカラージェルの多くは雑貨品です。
雑貨品のジェルは自爪に直接塗布しないようにしてください。

まとめ

ジェルネイルをした指先のアップ写真

今回の記事では、ジェルネイルの種類とそれぞれの特徴を解説してきました。自分に合っていると思ったジェルを見つけて、セルフジェルネイルやネイルサロンでのネイルを楽しんでくださいね。







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