初心者必見!ジェルネイルの種類完全ガイド | ネイル女子

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セルフでジェルネイルを始めるとき、ジェルの種類が多くてどれを買えばいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
ジェルの特徴やメーカーはもちろん、容器の形状や価格も多種多様なので、自分にはどのジェルがいいのか迷いますよね。

今回の記事では、セルフでジェルネイルを始める時に覚えておきたいジェルの種類をご紹介します。

種類ごとの特徴を知ることで自分に合ったジェルがわかるようになりますよ。
セルフジェルネイル初心者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ジェルの種類は基本の4種類に分けられる

POINTと書かれた画像

ジェルの種類は

  • ソフトジェル
  • ハードジェル
  • セミハードジェル
  • ピールオフジェル

上記のように4種類に分かれるのが基本です。
それぞれメリット・デメリットが異なるので、購入前にしっかり確認しましょう。

そして基本の4種類でも更に使い方や特徴が異なるので、このあとの章でしっかり解説していきますね♪

1.ソフトジェルとは?

ソフトジェルは「ソークオフジェル」とも言います。セルフでもサロンでも基本的に使われているシェア率の高いジェルです。
ソフトジェルの最大の特徴はオフがしやすさで、アセトンという溶剤でジェルを柔らかくし落とすことができます。

また、ソフトジェルはその名の通り、ソフトなつけ心地と柔軟性も兼ね備えています。
爪に沿ってしなるので、爪につけても違和感が少なく、自爪のように扱うことができます。

しかし、その柔らかさから傷がつきやすく、耐久性は少々低めなのでジェルでの長さ出しも向いていません。

2.ハードジェルとは?

ハードジェルはその名の通り硬さが特徴的なジェルです。

実はソフトジェルよりも前に誕生しており、ジェルネイルの元祖と言えます。
最近はセルフやサロンでは使われることが少なめになっています。

ハードジェルは硬化するとしっかりとした硬さが出て、爪に対してのコーティング力が高いので、持ちが良い傾向にあります。
ガラスのような透明感とツヤがあり、強度の高さからジェルの長さ出しも可能です。

しかし、アセトンやジェルリムーバーで溶かしてオフすることができません。
オフをするにはネイルファイルやネイルマシンで全て削り落とさなくてはならないのがデメリットといえます。

ハードジェルは爪が薄くて持ちが悪いという方や、長さ出しをしたい方にはおすすめです。
ですが、すべて削り落とすオフは大変ですし、初心者はどこまでがジェルで、どこまでが爪かわかりにくいため、慣れていない方にはおすすめできません。

ネイルファイルやネイルマシンでジェルを削ることに慣れてきたら、ハードジェルに挑戦するのがおすすめです。

3.セミハードジェルとは?

セミハードジェルは、ソフトジェルとハードジェルの中間に位置するジェルで、主にトップジェルとして使われます。

ソフトジェルのような柔軟性とある程度の強度も兼ね備えており、使い勝手が良く、ネイルサロンでも多く使用されています。

ドジェルと違いアセトンなどのオフ剤にも反応しますが、薬剤浸透に時間がかかるため、削ってオフするのが一般的です。
様々な爪に対応できる万能タイプなので、何を買えばいいか迷った時は、トップジェルはセミハードタイプを選んでおくと間違いないでしょう。

4.ピールオフジェルとは?

ピールオフジェルはオフをする際にリムーバーが不要で、シールのように剥がせるのが特徴のジェルネイルです。
セルフネイルをしている方でジェルのオフが大変と感じている方には特におすすめのジェルで、いつも使っているベースジェルの代わりに塗るだけで剥がせるジェルにすることができます。

ジェルの違い1:サンディングが必要orサンディング不要

テラコッタブラウンのネイルをした手元の写真

最初に塗るジェルである「ベースジェル」はサンディングが必要なものか、不要なものかで分かれます。
サンディングとはファイル類で表面をやすることを指します。
どちらのほうが自分の爪に合っているか、ここで違いを確認して選びましょう!

サンディングが必要なジェルとは?

多くのジェルがサンディングが必要なジェルです。
「自爪を削る」という文だけ見ると自爪が薄くなってしまうのでは……と心配になるかもしれませんが、正しいサンディングをしていれば、自爪が極端に薄くなってしまうことはありません。
サンディングする時は、180G程度のスポンジバッファーで、自爪表面を軽くこする程度でOKです。

サンディングが不要なジェル(ノンサンディングジェル)とは?

下準備で自爪を削らないジェルがノンサンディングジェルです。
ノンサンディングジェルは削ってしまう方がむしろ取れやすくなる場合もあるのでオフの時に自爪を削らないように注意してオフしましょう。

ネイルサロンで使われている有名なジェルの中だとパラジェルが代表的です。
ノンサンディングジェルの良いところは自爪を削らなくて済むので自爪が傷みにくいという点にあります。

ジェルの違い2:トップジェルの拭き取りが必要or拭き取り不要

春カラーのネイルチップの写真

最後に爪全体をコーティングする時に塗るのがトップジェルですが、このトップジェルの未硬化ジェルが出るか出ないかでもジェルの種類を分けることができます。

拭き取りが必要(未硬化ジェルが残る)トップジェルとは?

ネイルサロンで使用されているトップジェルの多くは未硬化ジェルの出るトップジェルです。種類が豊富で透明度が高いもの、粘度が高くハードジェル寄りのものなどがあります。
セルフネイル向けのものだとベースジェルと併用できるタイプのトップジェルはこのタイプが多いです。

拭き取り不要(ノンワイプ)のトップジェルとは?

未硬化ジェルが出ない、塗って硬化したら完成になるのがノンワイプトップジェルです。

拭き取り残しで表面がくもることがなく、確実にきれいに仕上がるのでセルフネイルではノンワイプトップジェルを使用するのが良いでしょう。

ジェルの違い3:一般的なジェルとワンステップジェル

セルフジェルネイルで使用するアイテムの写真

ジェルネイルは1本で完成できるワンステップジェルと、そうでない一般的なジェルで分かれます。
アートをするなら一般的なジェルが向いていますが、ワンカラーを楽しみたいならよりスピーディーに仕上げる事ができるワンステップジェルを使ってみても良いかもしれません。

一般的なジェルとは?

最初にベースジェルを塗って硬化し、カラージェルを塗布して硬化、最後にトップジェルで全体をコーティングして硬化して完成になるジェルです。
プロ用のジェルを始め、100均のジェルやセルフネイラー向けのメーカーのジェルも主流はこのタイプです。

ワンステップジェルとは?

カラージェルを塗るという1つの工程だけで完成するジェルネイルのことです。
もしワンステップジェルを使うなら、サンディング不要、ベースジェル不要、トップジェル不要、拭き取り不要のワンステップジェル「HOMEI」というものがおすすめです。
カラージェルだけでベースジェルとトップジェルの役割をしてくれて、サンディングも不要なので非常に手軽にジェルを楽しめますよ。

また、1度塗りで綺麗な発色が魅力です。しかもピールオフタイプなのでジェルリムーバーを使う必要もありません。サラッとしたテクスチャーで色ムラになりにくく、初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。
時短にもつながるので気になる方はぜひ取り入れてみてくださいね。

ジェルの違い4:容器の形

コンテナタイプのジェルの写真

ジェルが入っている容器の違いでジェルを分けることもできます。
手軽に塗るならボトルタイプやペンタイプ、アートをしたいならコンテナタイプが便利です。

コンテナタイプ(ジャータイプ)とは?

コンテナタイプはアートをしたい時にそのままの容器でできるというメリットがありますが、ワンカラーを塗る際にも筆を用意しなければならないというのはデメリットとも言えます。

ボトルタイプとは?

ボトルタイプはマニキュアのボトル容器タイプで、筆を用意する必要がなかったり、手軽にサッと塗れたりすることがメリットと言えます。しかし、アートをする場合には必ずパレットに出さなければならなかったり、テクスチャーが緩かったりすることがあります。

ペンタイプとは?

最近セルフネイラーさん向けのジェルでよく見る形状がペンタイプです。
プチプライスがウリのショップ「スリーコインズ」が販売しているジェルネイルが、ワンステップジェルでしかもこのペンタイプになっています。
出てくる液量の調節が少し難しいのがデメリットです。

ネイルサロンでの人気ソフトジェルメーカーを解説

ネイルサロンのブースの様子

下記のジェルメーカーは、使いやすく自爪に優しい商品ばかりですが、セルフで初めてジェルを買う場合は導入費用が高くなってしまいます。

ネイルサロンでの人気のソフトジェルメーカーなので、サロンでネイルをする時の参考にしてみてくださいね。

パラジェルとは

ネイルサロンで使用率が急激に高まっているのがパラジェルです。
パラジェルは「サンディング」というジェルを塗る前に自爪を削る下処理が不要で、自爪を傷つけにくいのが特徴です。

オフも簡単なので、サロンワークだけでなくセルフネイルにもおすすめです。
ただし、通常購入では販売価格が他のメーカーよりも高く、他のジェルと使い方が異なる点は注意しましょう。

カルジェルとは

パラジェルのようにサンディングが必要ないジェルとして有名なのがカルジェルです。
カルジェルの歴史は古く、日本で初めて導入されたのは2002年頃です。それまでハードジェルが中心だった日本のジェルネイル界において、ソフトジェルの元祖とも言える商品なのです。

独自の技術である「ガス・パーマブルシステム」によって、グリーンネイルなども発生しにくくなっています。

バイオジェルとは

カルジェルと同じく歴史のあるジェルがバイオジェルです。
バイオジェルは日本だけでなく、世界的にもソフトジェルの元祖と言えます。

とあるエステティシャンが、ハードジェルのように爪に負担がかからないようにジェルを着けたいという思いから開発されました。多くのサロンで愛されているジェルで、サンディングが少なめでも定着しやすいのが特徴です。

ジェルネイルのおすすめの選び方

セルフネイルをする女性の写真

ジェルを購入する時のポイントを紹介します。

化粧品のジェルかどうか

化粧品のジェルとは化粧品登録がされているジェルのことです。化粧品登録されているジェルは、全成分表示がされていたり、使用の認可された材料のみでできていたりします。

雑貨品のジェルは、どのようなものが使われているのかわからない部分があるのです。
ネット通販のセルフネイラー向けのカラージェルの多くは雑貨品です。
雑貨品のジェルは自爪に直接塗布しないようにしてください。

ジェルネイルに関して、厚生労働省が示しているガイドラインでは、少なくとも身体に触れるベースジェルは化粧品であるようにという見解を示しています。
そのため、ベースジェルは必ず化粧品登録のされているものを選びましょう。

また、その上に塗っていくカラージェルはベースジェルによる人工爪の上に塗るという解釈なので雑貨品でも問題ないだろうという考え方です。

しかし、よく探せばカラージェルも化粧品登録されたものが販売されているので、気になる方はカラージェルも化粧品登録されたものを選んだほうがいいでしょう。

製造・販売元は国内のネイル用品メーカーか

国内メーカーが製造と販売をしているかも、選ぶときの重要な判断材料です。
外国産のものが一概に悪いわけではありませんが、やはり国産と聞くと安心度が違いますよね。

国産のメーカーは、日本の法律を遵守した原材料で製造されていているため、安全度が高いメリットがあります。

一方、外国産は日本人にとって刺激が強い場合もあるため、肌が敏感な方やアレルギー体質な方は特に気を付けた方が良いかもしれません。

セルフで簡単!ジェルネイルのデザインを解説

セルフネイルでも簡単にできる、基本のジェルネイルデザインのやり方を詳しく解説していきます。
きれいに仕上げるポイントも含め、是非参考にしてくださいね。

ワンカラーネイル

ワンカラーネイルは、爪全体を一つのカラーで塗ったデザイン。
一見簡単そうですが、ジェルネイルの場合「色ムラ」「ラインがガタガタ」「厚塗り」など、仕上がりがイマイチになってしまうこともあります。

きれいに仕上げるコツは、「ジェルの量」「ブラシのハケ圧」を意識して施術をしましょう。
塗布量が多すぎるとボテッとした重い仕上がりになりますし、ハケ圧が強いとカラージェルがかすれてしまい、色ムラが目立ってしまいます。
力を入れすぎず、やさしくブラシを動かすとカラーがなめらかに伸びていきます。

また、濃いカラーの場合はサイドと根元のラインがガタついていないことが美しい仕上がりの条件!
サイドとキューティクルラインは揃えるようにしてください。

意識してもきれいに塗れない場合は、ケア不足の可能性があるため、甘皮処理をしっかり行うのも大切です。

グラデーションネイル

グラデーションネイルは、カラーが先端に向かって徐々に濃くなっていくデザインです。
根元がクリアなため伸びても気になりづらく、肌なじみカラーを使えばナチュラルな仕上がりで自然に指がきれいに見えます。

グラデーションのやり方はネイリストによって違いますが、カラーを2〜3回に分けて作っていくことが多いです。

爪を横に三等分するイメージで、カラーを

  1. 薄くキューティクル付近まで塗布し、境目をぼかす
  2. 一層目より多いジェル量を中央部分まで塗布し、境目をぼかす
  3. 二層目と同じくらいの量を先端部分に塗布し、境目をぼかす

のように、少しずつジェルを濃くしながら乗せていくのが基本のやり方になります。

難しい方は、カラーをクリアジェルと混ぜると自然にぼやけてくれるので、カラージェルを薄めながらやっていくのもおすすめです。

また、最近ではスポンジでぼかしたり、カラーパウダーを使ってグラデーションを作るお手軽な方法もあるので、自分に合ったやり方を見つけてくださいね。

フレンチネイル

フレンチネイルは、先端部分になだらかなカーブをつけてカラーを乗せたデザインです。

白で行うのが王道ですが、最近では様々なカラーやミラーネイルでも楽しまれています。
一般的に斜めにカットされたブラシでフレンチの形を作っていくのですが、ネイリストでも難しいデザインのため、セルフネイルでの難易度は最も高くなります。

特に、左右対称にカーブのラインを揃えることが難しいので、初心者さんは「フレンチ専用シール」を使うのがおすすめ。

  1. フレンチをする前にノンワイプトップを塗り硬化
  2. 理想のフレンチの幅を決め、フレンチシールを爪に貼る
  3. シールがない部分にカラーを塗布し、シールを剥がして硬化

これで簡単に左右対称のフレンチラインが完成します。
フレンチシールはマスキングテープでも代用できるので、そういったものを使いながら上手にデザインを作りましょう。

マーブルネイル

マーブルネイルは、複数のカラーを混ぜたデザインで、ニュアンスネイルと呼ばれることもあります。
カラーの組み合わせや混ぜ方で複雑な模様ができるので、ネイルサロンでも大人気です。

好きな色をランダムに爪の上に置き、そのままブラシで混ぜ合わせていくと模様になっていきます。
ベースジェルのあとそのままマーブルを作ったり、ワンカラーでベースカラーを整えてからマーブルにする方法など、やり方は様々です。

ポイントとしては、使う色は3色以内にすること!
色の種類が多いと派手な印象になったり、混ざった色が濁って汚く見えたりと、イマイチな仕上がりになってしまうこともあります。

また、濃い色は少なめにするとバランスよくまとまるので、色の量にも気を付けながらデザインを作ってくださいね。

まとめ

ジェルネイルをした指先のアップ写真

ジェルネイルは様々な種類があるため、各タイプの用途や特徴を知り、自分に合っているものを選ぶのがセルフネイルを楽しむコツです。

基本のアートさえ身につければ、あとは組み合わせ次第でデザインのバリエーションは無限大!
セルフネイルでもネイルサロン顔負けのデザインができるようになるので、まずは基本をマスターしてネイルの技術を磨いてくださいね。

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