秋になると、少し落ち着いた色味のネイルが気になりますよね。中でもくすみ系のカラーは、大人の肌もきれいに見え、透明感のある仕上がりになります。また、色がくすむことで肌なじみが良く、垢抜けたお洒落な印象に仕上げることもできます。くすみ系カラーは、どんなファッションにも合わせやすく、幅広い年齢層におすすめのカラーです。しかし、やはりくすみカラーが似合わない(似合いにくい)場合もあります。今回の記事では、くすみカラーが似合わない人、似合う人についてご紹介します。
ところで、ほとんどの方が、お家に使ってないマニキュアが眠っているのではないでしょうか。そのマニキュアでくすみカラーを作ってみませんか?秋におすすめなくすみカラーと、マンネリしていた自分のマニキュアを、お洒落なくすみカラーにする方法をご紹介します。くすみカラーのネイルの作り方を知って、トレンド感のある指先に変身させましょう!また、お肌の「くすみ」というのは、肌に透明感が感じられず、色が全体的に淀んで見えるような状態のことを指します。敏感肌の方の中には、このくすみに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?肌がくすんでいると、なんとなく不健康そうに見えたり、老けて見えたりしやすく、憂鬱な気分になりますよね。今回は、くすみの原因と対策をきちんと知り、透明感のある健康肌が手に入る方法も一緒にご紹介します。
くすみカラーが似合わない人、似合う人
くすみカラーは誰でも大人っぽい雰囲気になる便利なカラーですが、「パーソナルカラー診断」による「イエローベース春(スプリング)」タイプと「ブルーベース冬(ウィンター)」タイプの方は似合いにくい場合があります。どう似合わないのかというと老け見えしてしまいやすいのです。「イエローベース春」の方は優しい色合いのパステルカラーが似合いやすく、「ブルーベース冬」の方はパキッとしたビビットカラーが似合いやすいです。このように似合う色を使うとよりその人の印象がよく見えるのですが、絶対に使えないのかというとそんなことはありません。顔の近くに持ってくると顔色が悪く見えかねないのですが、ネイルで似合うカラーをベースにしつつ、ポイント的な使用をすると秋らしい雰囲気を残しながら似合う仕上がりになりやすいです。
ちなみに、くすみカラーが似合うのは「イエローベース秋(オータム)」タイプと「ブルーベース夏(サマー)」タイプの2つです。この2タイプに分類される方はくすみカラーのワンカラーネイルが良く映えるので非常におすすめですよ!是非チャレンジしてみてくださいね!似合う、似合わないは大切でありますが、絶対に守らないといけないルールではありません。最終的には自分の好み、似合うと思う直感を大切にすることを忘れないでください!
余ったマニキュアでくすみカラーを作ろう!
家に眠っている、赤やベージュのマニキュアはありませんか?ついつい買っては余らせてしまいがちなマニキュアを、お洒落なくすみカラーに変身させて、再利用してみませんか?例えば同じ赤でも、くすみレッドカラーにすることでトーンが落ち着き、色が控えめになります。赤のようなビビットな色も悪目立ちしなくなり、垢抜けた印象になるのです。またオフィスネイルに人気のベージュ系は、当たり障りないカラーだからこそ人気なのですが、マンネリ感は否めませんよね。しかしベージュ系のカラーもくすませることで、とても垢抜け、アンニュイな雰囲気に変えることができます。このように、同じ色でも「くすみ」が入ることで、お洒落なイメージになるのがくすみカラーの特徴です。それでは次で、部屋の片隅で眠っているマンネリ気味のマニキュアを、お洒落なくすみカラーに変えていきましょう!
●用意するもの
- グレーのマニキュア(または、白と黒のマニキュアでグレーを作る)
- 好きなカラーマニキュア
- アルミ
- 爪楊枝
●作り方
くすみカラーを作るのはとても簡単です。お手持ちのマニキュアに、「グレーカラー」を混ぜる、これだけでOKです!まずアルミに、くすませたいお手持ちのマニキュアと、グレーカラーをとり、爪楊枝を使って2色をよく混ぜます。この時の色の配分は、お好みで大丈夫です。ただしマニキュアは乾きやすいので、作業は手早く行っていきましょう。
使っていなかったマニキュアが、グレーを混ぜるという一手間で、肌馴染み良く、洋服にも合わせやすいお洒落なカラーに大変身です!ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
くすみカラーにおすすめのネイルデザイン
ここではくすみカラーにおすすめのネイルデザインをご紹介します。くすみカラーが似合わない人でも取り入れ方によってはしっかりお洒落で垢抜けた雰囲気にできますよ。
●くすみカラーのネイルデザインへの取り入れ方
くすみカラーはワンカラーでも十分可愛いですが、アートでさり気なく取り入れるのもおすすめです。くすみカラーが似合わない人でも上手く取り入れられる方法をご紹介していきます。
・ワンカラー
イエローベース秋タイプやブルーベース夏タイプの方はぜひワンカラーでくすみカラーに挑戦してみてください!スタイリッシュな雰囲気になりますよ。人気のグレージュはイエローベースの方はベージュに近いグレージュ、ブルーベースの方はグレーに近いグレージュが良く似合いますよ。他にもグレイッシュボルドーは人気のカラーですが、少しクリアジェルを混ぜて透け感のある色味に調整するとちゅるんと感が出てトレンドな指先になります。
・フレンチ
肌なじみの良いベージュカラーにくすみカラーのフレンチを合わせるとどんな方でもスタイリッシュな雰囲気にきまります。カラーフレンチは人気のデザインですし、ラインを細く入れるスキニーフレンチなら、くすみカラーの面積が少なめになるのでイエローベース春やブルーベース冬の方もより似合いやすいです。
・チェック柄
チェック柄の1つのラインとしてグレージュやカーキ、くすみピンク、くすみイエローなどを取り入れるのもおすすめの方法です。秋らしい落ち着いた仕上がりになりますし、アクセントになるのでデザインが引き締まりますよ!また、ラインにミラーラインを使うミラーチェックが人気なのでくすみカラーのラインとミラーラインを上手く組み合わせてみてくださいね。
・タイダイ(ニュアンスネイル)
タイダイ柄でくすみカラーを使うとお洒落なニュアンスネイルにアレンジしやすいです。大理石ネイルなどの天然石ネイルに特に合わせやすいです。ピンクベージュにグレージュなどを合わせると、ホワイトを使うよりも落ち着いた雰囲気の大理石ネイルになります。ニュアンスネイルはホイルや箔を組み合わせると華やかになります。
・アニマル柄
レオパードやダルメシアン、カウ柄(牛柄)、パイソンなど、様々なアニマル柄が秋は人気です。デザインが似たりよったりになりやすいのでベースカラーやアニマル柄をくすみカラーにすると個性的な雰囲気にすることができますよ!ポイントでラメを少し乗せると上品な雰囲気に仕上がるのでおすすめです。
肌のくすみはなぜ起こるの?
健康な肌は、透明感があってイキイキして見えますが、肌の血色が悪くなったり、皮膚に色素が沈着したりすると、肌がくすんで見えます。肌のくすみの原因には、血行不良、乾燥、紫外線、加齢などといったさまざまなものがあります。歳を重ねるにつれて肌のターンオーバーが遅れるため、年齢と共に肌はくすみがちになります。しかし、生活習慣や間違ったスキンケア方法によっては、年齢に関係なく、くすんでしまうこともあります。
くすみの種類
くすみには主に次のような種類があります。
●血行不良によるくすみ
血液には、肌に酸素と栄養を行き渡らせて新陳代謝を活発にする役割があります。血行が悪くなると、肌のターンオーバーが遅れるようになり、古い角質が肌表面に溜まることで透明感がなくなってしまいます。また肌の血行が悪くなると、顔色が冴えなくなることも原因です。血液中の酸素が減って、赤い色素(赤血球のヘモグロビン)の色がドス黒くなるために顔色が悪くなります。
●乾燥によるくすみ
肌の水分と油分が不足すると角質層が乱れ、肌のキメが粗くなったり粉をふいたりするために、透明感のない肌に見えてしまいます。また、乾燥によって角質層のバリア機能が低下してしまうので、紫外線をブロックできなくなり、肌全体にメラニン色素が沈着しやすくなることもくすみの原因につながります。特に敏感肌の方は、元々肌のバリア機能が弱い為、乾燥や紫外線から肌を守ることができず、くすみができやすい肌状態であるといえます。その他にも、肌に汚れが残ることで起こる汚れくすみや、喫煙によるタバコくすみ等があります。
くすみの対処法
血行不良を改善するために、まずは身体をしっかり温めましょう。また、ストレスを感じると自律神経の作用で血行が悪くなるので、ストレスフリーの生活を心がけたいですね。新陳代謝を高めるためには十分な睡眠、適度な運動、栄養バランスのとれた食生活を意識することも大切です。そして乾燥によるくすみを防ぐには、十分に肌を保湿することが必要です。保湿力の高い化粧品を使ったり、部屋の湿度を高める対策を行いましょう。さらに紫外線でもくすみが起こりやすいので、紫外線対策も忘れないようにしてください。
まとめ
くすみを解消するということは、肌のターンオーバーやバリア機能を正常に導くことになるので、敏感肌の改善にもつながります。正しいスキンケアで、健康的でみずみずしき透明感のある素肌を目指しましょう!