近年流行のメイクは、作り込まず自然のままの自分を活かす、ナチュラルな仕上がりが人気です。またネイルも同じで、ネイルはするけどあえて凝ったアートはせず、まるで自爪そのものが美しいかのような、ナチュラルなネイルが注目されています。少し前までナチュラルネイルといえば、仕事上ネイルアートができない人などが、それでもネイルをやりたくてしているイメージでした。しかし今では、肌なじみがよく、自然に見えるカラーを好んで選んでいる人がとても多いです。そして、そんなナチュラルネイル派の人々の注目を浴びているのが「ネイルファンデーション」です。ネイルファンデーションとは、自爪をより美しく見せるためのアイテムです。今回は、最近話題のネイルファンデーションについてご紹介します。またファンデーションといえば、美肌作りには欠かせないコスメですよね!そのため、ヒリヒリと痛い炎症や赤いブツブツなど敏感肌の症状が出ている時こそ、外出の際にはファンデーションを使いたいですが、そんな時はなるべく肌に負担を与えないファンデーションを使用したいもの・・・。でも赤みやブツブツを隠すためには、カバー力のあるものを使いたいですよね。そんな敏感肌さんの願いを叶えてくれるファンデーションは一体どんなタイプでしょうか?今回は、敏感肌におすすめのファンデーションも一緒にご紹介します。
ネイルのファンデーションって何?
ネイルファンデーションとは、その名の通り爪のファンデーションのような役割を果たすものを指します。ファンデーションが肌をキレイに見せてくれるのと同じように、ネイルファンデーションも爪の凹凸を滑らかにし、血色が良く健康的なツヤのある爪に見せることができます。また、ベースコートとして、カラーを塗る前にネイルファンデーションを塗っておけば、カラーを塗りやすくすることもできます。さらに、ファンデーション効果で自爪の色が整うので、カラーが持つ本来の色を発色させることができます。このように、そのまま使ったり、ベースにできたりと、ネイルファンデーションは一本持っておくと、とても重宝します。また速乾性に優れたものが多く、ほとんどの商品が塗ってから平均5分程度で乾きます。
●ネイルファンデーションのメリット
・爪の表面を滑らかにする
・爪を補強する
・爪に色を補正して健康的に見せることができる
・ベースコートとして使える
・速乾性に優れている
●おすすめのネイルファンデーション
・パラドゥ Parado ネイルファンデーション マニキュア
パラドゥ Parado ネイルファンデーション マニキュアは、速乾性があり、肌に馴染む自然な発色で、爪の黄ばみや色ムラをカバーします。また、とろみのある液がジェルネイルに近いちゅるんとした仕上がりにし、爪の表面をつやっと滑らかにします。
・D-UP(ディーアップ) ファンデーション シアーラベンダー マニキュア
D-UP(ディーアップ) ファンデーション シアーラベンダー マニキュアは、爪の色をコントロールする効果に優れ、色ムラや爪表面の凹凸を補正。自然で美しいネイルへと導きます。光の効果を使ったダイヤモンドパウダー配合。シアータイプの絶妙カラーは、透明感のあるワントーン明るい爪にすることができます。
・デュカート グロッシーネイルカラー A 01 ミルキーピンク マニキュア
デュカート グロッシーネイルカラー A 01 ミルキーピンク マニキュアは、透明感のあるうるうるとした仕上がりと、速乾性の高さが人気。一度塗りならクリア、重ね塗りするごとに優しいピンク色も楽しむことでできます。
ネイルファンデーションの使い方
ネイルファンデーションの効果を、よりアップさせるための使い方をご紹介します。
●爪のケア後に塗る
爪の形を整え、爪の表面の汚れや凹凸をスポンジファイル(バッファー)で軽く削り整えたら、エタノールを含ませたキッチンペーパーで、爪の油分や削りカスをしっかりと拭き取ります。最後の仕上げとして、ネイルファンデーションを塗りましょう。爪の保護になり、持ちも良くなります。
●落とし方
ネイルファンデーションもマニキュア同様、リムーバー(除光液)で簡単に落とすことができます。しかし、塗り重ねていてネイルに厚みがあったりすると、落ちにくい場合があります。そんな時はリムーバーをたっぷりと含ませたコットンを、爪の上にしばらく乗せてネイルにリムーバーを馴染ませます。表面がしっかりと溶けてから拭っていけば、スルっとキレイに落とすことができます。
●塗り直す期間
ネイルファンデーションを頻繁に塗り直す必要はありません。爪を乾燥させる除光液の使用回数を極力減らすためにも、一度塗ったら1週間~10日程度はそのままでも問題ありません。ツヤがなくなってきたり表面がくすんだりした時は、エタノールを含ませせたコットンで表面をきれいに拭いた後、そのまま重ね塗りすればOKです。また、爪先が剥げたりした時も、全て落として塗り直す必要はありません。剥げた箇所にだけネイルファンデーションを塗り足せば、目立たなくなります。
爪のくすみや乾燥を放置することは、お肌をそのままにしているのと同等です。手元のメンテナンス不足は老け見えするポイントとなります。しかし家事や仕事に追われていると、ついつい爪先まで意識してメンテナンスする余裕を持てなくなります。そんな時も、ネイルファンデーションを塗っていれば荒れがちな指先も、血色が良くツヤのある美しい状態をキープすることができます。また爪の補強にもなるので、自爪で過ごすよりも爪を守ることができます。ネイルがNGのひとも、自然でナチュラルな仕上がりのネイルファンデーションなら取り入れやすいと思います。ぜひ試してみて下さい!
敏感肌にピッタリのパウダーファンデーション
たくさんあるファンデーションの種類の中で、敏感肌の方にピッタリなのは、パウダーファンデーションです。パウダーファンデーションは、つけ心地が軽く、肌への負担が少ない為、敏感肌や肌がデリケートな方にはおすすめです。薄付きなのでメイクを強調するようなしっかり感はありませんが、肌への優しさはピカイチです。また下地のあとに塗るだけのお手軽な点や、強いクレンジング剤を必要とせず石けんの2度洗いで十分落とせる点なども、敏感肌さんにとっては魅力的なポイントとなります。パウダーファンデーションは、カバー力がないといわれがちですが、最近のものはしっかりとカバー力が備わったものや、保湿力の高いものなど、機能的なものが数多く売られています。敏感肌の方の肌悩みである乾燥や肌の赤み・ブツブツに対応しつつ、自分の肌に合った、とっておきのファンデーションを是非探してみましょう!
リキッドファンデーションは負担度高め?
一方で、リキッドファンデーションやクリームファンデーションを使用している方は要注意です。伸びが良く、保湿力&カバー力も優れているリキッド&クリームファンデーションは、肌荒れを隠したい敏感肌の方にはピッタリに思えるかもしれません。しかし、密着性が高く肌への負担が大きい為、敏感肌の方の使用は控えた方が良いでしょう。油分が多いのでテカリやすく、毛穴詰まりやニキビなどの原因にもなるので注意が必要です。
見落としがち!パフやスポンジは清潔に
敏感肌の方だけでなく、健康肌の方にも気を付けてもらいたいのが、ファンデーションを塗るときに使用するパフやスポンジです。皆さんはどのくらいの頻度で洗っていますか?長い期間洗っていないパフやスポンジには雑菌やカビが大量に繁殖していて、敏感肌症状の悪化や肌荒れ・ニキビなどの原因となります。少なくとも1週間に1度は市販されている専用洗剤できれいに洗浄し、常に清潔な状態を保つようにしましょう。
ファンデーションの形状とそれぞれのメリット・デメリット!
●リキッドファンデーション
液状のファンデーションのことです。伸びが良く、カバー力に優れています。油分を多く含み、肌へ刺激を与えやすい為、敏感肌には不向きです。しかし、保湿成分が配合されているものが多く、乾燥から肌を守る役割があります。
●クリームファンデーション
リキッドよりもカバー力・保湿力共に優れた、クリーム状のファンデーションのことです。油分がかなり多いので、敏感肌には不向きです。
●練り状ファンデーション
コンパクトに入ったクリームタイプの固形ファンデーションのことです。カバー力があり、持ち運びやすいので、化粧直しが可能です。またコンシーラーとしても使用することができますが、油分が多く、敏感肌には負担が大きいです。
●パウダーファンデーション
粉末を固めた状態のファンデーションのことです。カバー力や化粧もちはあまり良くないですが、油分が少ないため肌への負担は少ないです。パウダーファンデーションは化粧直しが簡単にできるため、最も広く普及しているフェンデーションで、敏感肌にもおすすめのタイプです。
●フェイスパウダー(おしろい)
フェイスパウダーは、パウダーファンデーションと似ていますが、油分量が極めて少なく、リキッドファンやクリームファンデの仕上げに使われることが多いです。肌への負担は最も少ないため、敏感肌やアトピー肌の方にもおすすめです。
少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすい敏感肌の方には、肌への負担が一番少ないフェイスパウダーの使用をおすすめします。油分が少なく、軽いつけ心地なので、快適に一日を過ごせますよ!もし、もう少しカバー力が欲しいという方は、パウダーファンデーションもOKです。フェイスパウダーに比べると若干油分は多いですが、気になるシミやニキビ跡などを目立たなくすることができます。フェイスパウダーもパウダーファンデーションも強いクレンジング剤を必要とせず、石けんの二度洗いで十分落とせる点も、敏感肌には嬉しいポイントですね。
まとめ
キレイに仕上がるからと、自分のお肌に合っていないファンデーションを使うことで、肌トラブルを起こしてしまえば元も子もありません。ファンデーションは、自分の肌の状態を見極めながら選びましょう!