ネイリストは手荒の対策が得意!なかなか治らない辛い手荒れの対策法を教えます♪ | ネイル女子

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季節の変わり目は肌が敏感になり、手が荒れやすくなる人が多いのではないでしょうか。特にネイリストは、毎日肌の油分を奪うアセトンや消毒液を触っているので、指先は常に乾燥し、一年中手荒れに悩んでいる人が少なくありません。ところが、実際に手が荒れてガサガサになっているネイリストは少ないと思いませんか?それは手を美しくするプロとして、荒れた手のままでお客様に施術をすれば、説得力がなくなるため、ネイリストは手のケアを欠かしません。そして、毎日洗剤を使い水仕事をしている主婦もまた、職業上手荒れしやすいネイリストと同様、一年中手荒れに悩んでいる人が多いです。単なる手荒れだからとそのまま放置していると、なかなか治らないひどい手荒れになってしまいます。今回は、手荒れがひどくなってしまう原因と、プロとしてネイリストが意識してやっている手荒れケアの対策方法をご紹介します。

手荒れの段階

手荒れは、水仕事などで手肌の脂質が減少してバリア機能が低下し、そこにさまざまな刺激が加わって炎症が起きることを指します。早めにケアしないと、症状はどんどん進んでいくので注意が必要です。症状としては、

・軽度
カサつき、軽いひび

・中度
乾燥、ひび、かゆみ

・重度
ひび割れ、鱗屑(皮膚がはがれ落ちる)、出血、腫れ、赤み、水疱、じゅくじゅくする

重度まで進むと手を動かしただけで激痛が起こるなど、辛い思いをする人も出てきます。

手荒れがひどくなる原因

手荒れの原因は、「肌のバリア機能が低下しやすい」+「刺激を受けやすい」という2つの条件がそろってしまうことから起こります。

肌のバリア機能が低下しやすい理由

・もともと手肌には皮脂の分泌が少ない
・一日に何度も手を洗うので皮脂が洗い流されやすい
・石けんや洗剤を使うことで皮脂が奪われやすい
・加齢や気温による肌の新陳代謝の低下

刺激を受けやすい理由

・物理的な刺激を頻繁に受ける(物を持つ、触れるなど)
・化学的な刺激(洗剤、薬剤など)

私達の手は1日中休むことなくこれらの原因に接していなければならないため、荒れやすくなるのです。

敏感肌と手荒れ

特に敏感肌の方は、もともと手肌のバリア機能が低下しがちなため、通常の人よりも手が荒れやすい傾向があります。手は特に冬に荒れやすく、冬以外はなんともないという方も多いのですが、肌のバリア機能が低下している敏感肌の場合は、季節に関係なく肌が荒れてしまうことがあります。







手荒れを防ぐために接触を避けたい物

手荒れの原因となる刺激物は、以下のようにたくさんあります。

手荒れの原因となる刺激物

・石けん
・界面活性剤を含むもの(食器用所や掃除用など各種洗剤、シャンプー、コンディショナー、・ボディソープなど)
・紙、インク(書類やお札)
・衣類
・セロハンテープ
・ゴム製品

敏感肌の方は、極力これらの刺激物が直に手に触れないようにすることをオススメしますが、生活上使用を控えることが難しい物ばかりです。手袋(ゴム手袋、使い捨てポリエチレン手袋、軍手など)を使って扱うようにしましょう。どうしても手袋の使用が難しい場合は、手肌に白色ワセリンを薄く伸ばしてすり込み、皮膚に膜を作ってから作業するのも効果があります。

手が荒れてしまったら

常日頃から手肌の保湿を心がけ、肌のバリア機能の低下を防いでおくことが第一ですが、手が荒れてしまったら、肌の症状に合わせた対処が必要です。

カサついている状態

こまめに白色ワセリンかハンドクリームで保湿する。

かゆみや水疱がある

冷たいおしぼりなどで幹部を冷やしてから、ハンドクリームか皮膚用外用薬を塗る。

じゅくじゅくしている

水疱がつぶれてじゅくじゅくしてしまった場合は、皮膚科を受診してステロイド軟膏を処方してもらいましょう。

肌荒れがひどい時のハンドクリームは、合成界面活性剤や尿素が配合されていないものを選んでください。尿素系は刺激が強く、しみる場合があります。またひどくなった手荒れは、症状が一旦改善されても繰り返しやすいので、ケアは続けるようにしましょう!

ネイリストの手荒れケア対策法

ネイリストのように、1日に何度もアセトン(除光液)や消毒液に触れ、手を清潔に保つために何度も手を洗うような職業の場合、手が荒れてしまうのは仕方がありません。そのため、その後、どのようにケアをするかが、とても重要になってきます。以下で、プロのネイリストが日々行っている、手荒れを悪化させないためのケア方法をご紹介します。

肌荒れケア対策法

①手をぬるま湯に浸け、しっかりと温める。
②水気を軽く拭き、セラミドやヒアルロン酸入りの化粧水を手に馴染ませる。
③ネイルオイルを爪周り~爪裏までたっぷりと塗る。
④ハンドクリームを通常の倍量ほど出し、手にたっぷり塗る。
⑤手袋で保護して終了。

手袋は、通気性の良いコットンやシルクがおすすめです。また①~⑤のケアは、スペシャルケアというわけではありません。ポイントは、すき間時間を使っていつでも気軽にやることです。手が空いた時など、数分でも良いので日常的にどんどん取り入れていきましょう!

まとめ

手は身体の中で特に荒れやすい場所です。敏感肌の方ならなおさら手荒れは起こりやすく、症状もすぐにひどくなりがちです。ネイリストの仕事は、薬品に触れる機会が多く、手肌にとって、過酷な状態です。だからといって、そのままささくれやカサつきのある手では、お客様にがっかりされてしまいます。そう思われないために、ネイリストは適宜、荒れた手に適切なケアをしています。そんなプロのケア方法を普段の生活に取り入れ、肌荒れ知らずの手肌を目指しましょう。







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