爪が割れたらアロンアルファを使ってもいいの?爪割れ補修の代用品や応急処置のコツ | ネイル女子

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爪が割れた時、ヒビが入った時に応急処置として『アロンアルファ』を使おうと考えた経験、ありませんか?
アロンアルファは強力な接着力で一瞬でくっつき、取れにくいため自爪に使おうとする方が一定数います。

結論を言うと、アロンアルファの自爪への使用は、使えなくはないけれどおすすめしません。
爪の補修には専用のネイルグルーを使うほうが良いでしょう。

この記事では、アロンアルファではなく、ネイルグルーがおすすめな理由や、基本の補修の仕方、使用時の注意点を分かりやすく解説していきます。

爪割れの補修・補強にアロンアルファは使える?

爪の割れを気にする女性

瞬間接着剤のアロンアルファは、本当に一瞬で密着するので家に常備してある方も多いですよね。

爪が割れた時やヒビが入ってしまった時の応急処置としても使えるのではと思ってしまいますが、自爪への使用はあまりおすすめではありません。
その理由について解説していきます。

使用はOKでも注意が必要

割れた爪をくっつけるために、アロンアルファを使うことはOKです。
しかし、アロンアルファは基本的に人体に使うことを目的としていません。

爪は死んだ細胞なため、直接爪についても大きな影響はない可能性が高いですが、皮膚に付着した場合は速やかに洗い流すようメーカーも推奨しています。

アレルギーなどの皮膚トラブルを避けるためにも、なるべく使わないようにするのが良いでしょう。

割れた爪を治すならネイルグルーがおすすめ

爪が割れた時の応急処置としては、ネイルグルーの使用がおすすめです。

ネイルグルーとアロンアルファの主成分はシアノアクリレートで同じですが、ネイルグルーは爪や人体に使うことが前提としているのに対し、アロンアルファはプラスチックや金属へ使用するのが前提です。

人体に使えることを考えると、ネイルグルーの方が安全性は高いと言えます。
しかし、ネイルグルーも使う時は爪以外の皮膚にはつかないよう気をつけましょう。

爪が割れる・ヒビが入った時の対処方法

割れた爪に絆創膏を貼る指先

爪の扱いに気を付けていても、いつの間にか割れや亀裂が入っていること、ありますよね。
続いて、爪が割れたりひび割れが入った時の対処方法を紹介していきます。
手の爪だけでなく、足の爪も割れてしまった時に使える方法なので、覚えておくと安心です!

絆創膏などで保護する

応急処置として、絆創膏などのテープで保護する方法があります。
絆創膏ならほとんどの家庭に常備されていますよね。

テープで留めておくことで、亀裂がこれ以上大きくならないようにする効果が期待できます。
ただし、あくまで仮固定されている状態のため、一時的なしのぎでしかありません。
応急処置といった認識で、引っかかって生活に支障をきたす場合に活用するようにしましょう。

爪やすりやネイルグルーで補強・補修する

セルフでも、爪やすりとネイルグルーを使えば本格的な補修ができます。
亀裂をネイルグルーでくっつけ、やすりで整えると亀裂部分が埋まり、引っかかりを感じにくくなります。

また、補修後にベースコートやトップコートを塗ると厚みも出て補強になるので、亀裂を悪化させたくない場合は塗るようにしてください。
ネイルグルーの接着力は時間の経過と共に落ちていくため、「サロンに行くまでの間」「亀裂が伸びきるまでの間」など、つなぎとして利用するのがおすすめです。

ネイルサロンでリペアをオーダーする

ネイルサロンには、亀裂や割れを補修する「リペア」のメニューがあります。
亀裂が深い場合や、引っかかりで生活がしにくい場合は、プロに任せましょう。

やり方はサロンによって違いますが、アクリルやジェル、ラップ素材などで亀裂が気にならないようにしてくれます。

出血や怪我していたら病院へ

何かしら違和感を感じる場合はまずは皮膚科へ行き、適切な処置をしてもらってください。

出血や痛みがある場合は、ネイルサロンでの対処は難しいです。
ネイルサロンは「健康な爪」にのみ施術が可能と法律で定められており、傷口や炎症がある方への施術はできません。

セルフで爪割れを直すやり方

亀裂が入った親指の爪

続いてネイルグルーを使った爪割れの直し方を分かりやすく解説していきます。
亀裂の修正には様々なやり方がありますが、ここでは簡単にできる基本の方法を紹介しますね。

必要なもの

必要なものはこちら。

  • 爪切り
  • エメリーボードやスポンジファイルなどのやすり
  • ネイルグルー
  • ウッドスティック
  • ベースコート
  • 消毒用エタノール
  • キッチンペーパー

やすりは目の粗さの違うものを複数用意するのがおすすめ。
長い爪に亀裂が入った場合、補修しても亀裂がひどくなる可能性が高いため、爪切りで短めにカットしておきましょう。

やり方

まず、長い爪の場合は爪をカットし、エメリーボードで爪の断面を整えます。
その後消毒用エタノールを染み込ませたキッチンペーパーで爪表面を拭き取り、亀裂部分にネイルグルーを塗ります。

ネイルグルーが乾いたらもう一度同じ部分にネイルグルーを塗布します。
同じ工程を二度行うことで、厚みが出て強度が高まります。
はみ出した部分はウッドスティックで取り除きましょう。

グルーが完全に乾いたら、やすりを使って爪表面を滑らかに整えます。
目の粗いものから使い、最後は細かいスポンジファイルで仕上げてください。

ダストを払ったら終了ですが、さらに補強するためベースコートを塗っておくのがおすすめです。

ネイルグルーやアロンアルファの落とし方

ネイルファイルを使っている様子

ネイルグルーはのオフは、ジェルネイルをオフする際に使うアセトンや、ポリッシュを落とす除光液を使います。

まず、アセトンを染み込ませたコットンを爪の上に置き、しばらく放置します。
より落としやすくするなら、ジェルネイルオフ同様、アルミホイルで巻いて密閉すると良いでしょう。

ネイルグルーが柔らかくなってきたら、ウッドスティックで除去していきます。
最後に爪表面をやすりで整えて終了です。

アロンアルファやネイルグルーをティッシュで拭き取るのは絶対NG!

瞬間接着剤やネイルグルーに含まれる成分の一部は、衣服などの繊維に染み込むと化学反応が促進され、発熱する性質があります。

やけどの危険性もあるため、はみ出た瞬間接着剤やネイルグルーを拭き取る時に、ティッシュやタオルなどの繊維質のアイテムは使わないよう気をつけてください。

実際に何度も関連事故が起きており、最近では幼児がやけどする事故もありました。
手軽に使えるアイテムですが、扱いには注意しましょう。

まとめ

爪切りを使おうとしている手元

指先はよく使う部分なので、亀裂や割れ、欠けなど何かしらトラブルに悩まされますよね。
亀裂があると髪の毛が引っかかったり、タイツを引っかけたりと、何かしらストレスを感じてしまいます。

切れるならカットした方が安心ですが、切れない箇所の場合は、今回紹介した方法を使って応急処置を行いましょう。
そして、グルーを使う場合はアロンアルファではなくネイルグルーで補修を行い、皮膚に付かないよう注意して使ってくださいね。

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