ジェルネイルは、通常3~4週間の周期でオフまたは付け替えをするものですが、突発的な出来事などですぐにオフをしなければいけない場合もありますよね。
特に「日頃ネイルNGだが、結婚式の1日のためだけにネイルをしたい」、「ネイルをした翌日にオフをしなければいけなくなった」など様々な理由で付けたばかりのジェルネイルを1日でオフしなければいけない時は、どうしたらいいのでしょうか。
今回は、ジェルネイルを1日でオフする場合の爪への負担を減らす方法をお伝えします。
ジェルネイルは付けてから1日でオフしてもいいの?
冒頭でも触れましたが、そもそもジェルネイルは、1日でオフしてもいいのでしょうか。
答えから申し上げると、1日でオフしてもOK!です。
ジェルネイルの理想的な付け替え周期は、3~4週間です。これは、爪の伸びるスピードや生え変わりの周期を基にしています。そのため、一度つけたジェルネイルは、3~4週間後にオフするか、付け替えるというのが理想です。
しかし、日頃職業柄などでネイルができない方が、結婚式のために付けた場合や、ジェルネイルをつけた翌日に急な不幸ごとが起きた場合など、どうしても1日でジェルネイルをオフしなければいけない時は、オフしてOKです。
ただし、この時注意したい点があります!
短期間でジェルネイルをオフ・付け替えは要注意!
やむを得ない理由があり1日でジェルネイルをオフしなければならない場合は、オフしてもOKです。
しかし、爪が伸びるサイクルを基にした、ジェルネイルの理想的な付け替え周期(3~4週間)よりも短期間での頻繁なジェルネイルの付け替えは、自爪に負担を与えることになるため、おすすめしません。
やむを得ずつけたばかりのジェルネイルを1日でオフし、すぐにまたジェルネイルを付けるのはOKですが、その後の付け替えサイクルは、きちんと3~4週間を守るようにしましょう。
ジェルネイルを1日でオフしたい!2種類の方法
付けたばかりのジェルネイルを1日でオフしたいとき、オフは、どのようにしたらいいのでしょうか。
方法は、下記2種類です。
ネイルサロンでオフをする
やはり一番安心なのは、「ネイルサロンでオフのみをする」です。
正直、付けたばかりのジェルネイルは、ネイリストであってもオフに時間を要するものです。
そのため、より丁寧にしっかりとオフをしなければ、自爪に負担がかかってしまうため、ネイルサロンでオフのみをお願いするのが最適です。
予め1日でオフしなければいけないことが決まっている場合は、ジェルネイルの予約と同時にオフのみの予約も抑えておくことが望ましいです。また、オフのみの場合は、しっかりとその分の料金がかかりますよ。
セルフでジェルネイルオフをする
予め決まっていたネイルオフではなく、突発的な出来事のためのネイルオフの場合、ネイルサロンの予約が取れないこともありますよね。
その際は、正しい手順で「セルフでジェルネイルオフをする」という方法もあります。
ただし、上記でもお伝えした通り、付けたばかりのジェルネイルは、ネイリストであってもオフに時間がかかります。
それをセルフで行うとなると通常のオフよりも、時間を要することを覚悟し、焦らず丁寧にオフすることが大切です。
焦って乱暴にオフをしてしまうと自爪がボロボロになってしまうため、要注意です。
セルフで爪を傷めずにジェルネイルをオフするやり方
急遽、セルフでジェルネイルをオフする必要がある場合、自爪を傷めないように以下のやり方でオフをしましょう。
用意するものは以下の5点です。
- アセトンまたはジェルネイルリムーバー
- コットン(爪の大きさくらいに切る)
- アルミホイル(指先が包める大きさに切る)
- メタルプッシャー
- ネイルファイル
事前に準備してから取り掛かりましょう。
1.ジェルネイルをファイルで削る
まずは、ジェルネイルの表面をネイルファイルで削りましょう。
削ることで表面からアセトンが浸透しやすくなります。
ファイルで削る際は、強く削り過ぎると摩擦で爪が熱く感じるため、均等な力で一箇所だけでなく、爪表面全体を万遍なく削るのがおすすめ◎
2.アセトンを含ませたコットンを置く
続いて、アセトンを含ませたコットンをジェル表面を削った爪の上に置きましょう。
この時使用するコットンは、メイクやスキンケア用のつるんとしたタイプではなく、脱脂綿などの毛羽立っているものがおすすめです。
3.アルミホイルで指先を巻く
コットンを置いたら、指先をアルミホイルで巻いていきます。
アセトンは、揮発性が高く、すぐに乾いてしまうため、必ずアルミホイルで巻いて、しっかりとジェルネイルに浸透させましょう。
4.時間を10~15分くらい置く
上記のアルミホイルを巻いた状態で、10~15分程時間を置いて、しっかりとアセトンを浸透させていきます。
5.溶けたジェルをこそぎ落とす
時間を置いたあと、アルミホイルを外し、溶けた部分のジェルをメタルプッシャーなどを使ってポロポロとこそぎ落としていきます。
この時、軽くこすって剥がれない部分を無理に剥がすのはNG!
こすって剥がれた部分のみを落とし、一度でオフしきれない場合は、これまでの工程を数回繰り返しましょう。
6.ネイルオイルで保湿する
表面のジェルがオフできたら、ネイルオイルで爪の表面と爪周りの皮膚を保湿して完了です。
ジェルオフに使用するアセトンは、揮発性が高く、脱脂作用があるため、爪も皮膚も乾燥させてしまいます。
これらの乾燥は、二枚爪やささくれの原因になるため、しっかりと保湿をしてあげましょう。
1日だけネイルをしたい時におすすめな方法
予め1日でジェルネイルをオフすることが分かっている場合、通常のジェルネイルではなく、違う方法でネイルをしてみませんか?
以下の4つは、1日だけネイルをしたい時におすすめな方法です。
どれもオフのやり方が簡単で、爪も傷みにくいので、短期間だけネイルをしたい時にぴったりですよ♪
ピールオフジェルを使う
ピールオフジェルとは、通常のジェルとは違い、アセトンなどのリムーバーなしでペロっと剥がせるタイプのジェルです。
ピールオフジェルを使用した場合、
- 表面を削る
- コットンを使ってアセトンを浸透させる
- ふやけた部分からこそぎ落としていく
という通常のジェルオフの工程が不要で、爪のサイドのジェルと自爪の隙間にウッドスティックを差し込むことで簡単にオフすることができます。
その分、密着力は長くは持ちませんが、予め短期間でオフすることが分かっている場合は、ピールオフジェルのオフの方が自爪の負担を軽減できておすすめです。
ネイルチップを付ける
1日限定ネイルなら、ジェルネイルではなく、ネイルチップを付けることもおすすめです!
ネイルチップであれば、両面テープで気軽に装着することができ、ぬるま湯があれば簡単にオフが可能です。
結婚式の1日のため、など目的と期間が決まっている場合には、ネイルチップという選択肢もアリ◎
ただし、ネイルチップは、ピールオフジェルよりもネイル持ちは良くなく、基本的には短時間~1日でオフするためにできています。
ネイルチップであれば、思い出として形にも残せるというメリットもありますよ♪
マニキュアを塗る
ネイルを数日だけしたい場合は、ジェルネイルよりも手軽なマニキュアを塗るのもおすすめです。
マニキュアの場合は、除光液で拭き取るだけで簡単にオフをすることができるので、その日だけでなく、2日でオフ、4日でオフなど短期間のネイルにはピッタリです。
ネイルシールを貼る
短期間のネイルを楽しむには、マニキュア以外にもネイルシールを貼るのもおすすめです♪
ネイルシールは、100円ショップでも購入することができますし、最近では、貼ってライトで固めるタイプのネイルシールもあります。
1日だけ、数時間だけであれば、安いネイルシールでも手軽にネイルを楽しむことができます。
また、ライトで固めるネイルシールは、1週間~2週間は浮くことなく持つと言われています。
貼るのも1時間かからず完了するので、手軽さは抜群です♪
まとめ
今回は、付けたばかりのジェルネイルを1日でオフしなければいけない場合、自爪の負担を軽減する方法などについてお伝えいたしました。
上記でもお伝えしましたが、付けたばかりのジェルネイルを1日でオフすることはOK!
ですが、ジェルネイルは、3~4週間でオフか付け替えをするのが理想的。そのため、頻繁に短期間の付け替えやオフを繰り返すことは、おすすめできません。
予めオフしなければいけないことが決まっている場合は、ジェルネイルの予約と同時にオフのみの予約もサロンに入れておくことも大切です。
お伝えしましたが、付けたばかりのジェルネイルは、ネイリストでもオフするのが大変です。
それをセルフでしようとなると、慣れていなければ自爪にかなり負担がかかってしまい、ボロボロになってしまうこともあります。
万が一、サロン予約が取れず、セルフオフを試みる際は、いつもより丁寧に時間をかけてオフをすることを心掛けて下さいね♪
予め短期間でのオフが分かっているときは、文中でお伝えした「ピールオフジェル」を使用したセルフネイルや、ネイルチップもおすすめですよ。