ジェルネイルをオフする時に適切なネイルファイルの粗さは? | ネイル女子

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マニキュアにはないツヤと輝き、強度が魅力であるジェルネイルですが、
「オフをするのが大変」
というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実際にジェルネイルのオフには、いくつかの工程と必要な道具があり、特にセルフでジェルオフをするのは、容易なものではありません。

しかし、使用する「ネイルファイル」の選び方によっては、今よりもオフがしやすくなるかも・・?!

今回は、ジェルネイルをオフする時に適切なネイルファイルの粗さやそれぞれの特徴などについて解説していきます!
あわせて現役ネイリストである筆者が、おすすめのネイルファイルもご紹介いたします♪

ネイルファイルには種類がある

筆立て入ったネイルの道具一式

一言にネイルファイルと言っても、様々な種類があります。
それぞれで適する用途が異なるため、ひとつずつ解説していきます。

ジェルネイルをする際の参考にしてくださいね♪

ウォッシャブルファイル(アクリルファイル)

ネイルファイルとネイルチップ

ウォッシャブルファイルとは、
別名アクリルファイルと言い、ジェルネイルやアクリルスカルプチュアなどの人工爪の長さや形等を整える際に用いられるネイルファイルです。

ウォッシャブルファイルは、やすりとやすりの間にプラスティックが挟んであるため
強度があり、名前の通り洗って繰り返し使用することが可能です。

エメリーボード

エメリーボードで爪を削る様子

エメリーボードは、
一般的な爪やすりと言われるもので自爪の長さや形を調整する際やサンディング時にも用いられるネイルファイルです

爪切りよりも爪に対する衝撃を抑えることができるため、二枚爪防止のためにも欠かせないアイテムであり、最近では、紙の素材だけではなく、ガラス製、ステンレス製など様々な素材のものがあります。

スポンジファイル

スポンジファイルで爪の表面を削る様子

スポンジファイルは、
別名バッファーとも呼ばれる、ジェルネイルの様々な場面で使用するネイルファイルです。

名前の通り、スポンジがついているため厚みがあり、ジェルネイルの時のバリ取りや自爪のサンディング、表面を滑らかにするために使用します。

シャイナー

シャイナーで爪を磨く様子

シャイナーは、
上記のネイルファイルとは異なり、表面がツルツルとしたネイルファイルです。

スポンジファイルなどで自爪の表面を整えた後にシャイナーを使用することで、トップコートをしたかのように爪表面をツヤツヤにすることができます。

現役ネイリストが使用しているネイルファイルをご紹介!

現役ネイリストの筆者が使用しているネイルファイルをいくつかご紹介するので参考にしてください♪

1.エメリーボード:BioSculpture

エメリーボード:BioSculpture


ネイルスクール時代から使用しています!グリット数も200/220Gで両面使用できて便利です。

2.ウォッシャブルファイル:EzFlow

ウォッシャブルファイル:EzFlow


イージーフロウのウォッシャブルファイルも使い勝手がよく、動物の絵柄ごとでグリット数が分かれているため、分かりやすく気に入っています。

3.スポンジファイル:Nail de Dance/ BioSculpture

スポンジファイル1:Nail de Dance

スポンジファイル2:BioSculpture

バリ取り用、サンディング用など形違いで2種類のスポンジファイルを使用しています。
こちらもそれぞれ両面でグリット数が異なるため、1本で使い分けできて便利です!

ジェルのオフに必要なネイルファイルの選び方

3種類のネイルファイル

様々な種類のネイルファイルとその用途について解説しましたが、
今回のメインである「ジェルネイルのオフ」に最も適するネイルファイルは、「ウォッシャブルファイル」です!

何故なら、前述した通り、ウォッシャブルファイルは人工爪用の強度があるネイルファイルであるため、ジェルの表面を削る必要があるジェルネイルのオフには、このウォッシャブルファイルが最適です。

しかし、ウォッシャブルファイルの中にも一般的に「グリット」と呼ばれる目の粗さがいくつか存在し、それにより適する工程が変わってきます。

「グリット」とは何か?

グリッド数の違う3種類のヤスリ

「グリット」とは、
ネイルファイルの目の粗さを示す数値のことを言います。

表記としては、「〇〇G」と示されており、多くのネイルファイルでは両面でそれぞれグリットが異なり、「80G/100G」などと記載されています。

グリット数の意味と使い方

グリット数は、ネイルファイルの目の粗さを示しており、
数字が大きくなるほど目の粗さが細かくなります。

そのため、沢山削りたい時は、グリット数が小さいものを、なめらかに削りたいときはグリット数が大きいものを選ぶようにしましょう。

各工程ごとに適するグリット数が異なるため、主なグリット数ごとの使い方を解説していきます!。

■80から150グリットのネイルファイル

前述通り、グリット数が小さいほど、目は粗くなります。

目の粗い方を>で示すなら、
例)80>100>150
となります。

上の表記の通り、80~150のグリット数は、目が粗いネイルファイルであるため、自爪への使用はあまりおすすめしません。
そのため、ジェルネイルのオフをする際の表面削りなどに最適です!

■180から240グリットのネイルファイル

180~240Gのネイルファイルは、比較的目が細かいため、自爪の形や長さの調整に使用できます。

とくに240Gのネイルファイルは、自爪表面のサンディングなどにもおすすめです。

■1000グリット以上のネイルファイル

1000G以上のネイルファイルも存在します。

これらのグリット数は、スポンジファイルに多く、自爪表面のサンディングや凹凸の調整などに向いています。

また、爪先端の長さや形を整えた後、爪の裏に残る「バリ」を取るのにも最適です。







セルフオフにおすすめ!ネイルファイルの粗さ

セルフネイルした手を見る女性

ネイリストが使用するネイルファイルや目の粗さは、ネイリストごとに異なります。

セルフオフの際に使うファイルを選ぶ時、「ネイリストが使用しているのと同じネイルファイルを使えば問題ない!」と思われがちですが、ネイルサロンでのジェルオフは、通常ネイルマシンを使用することが多いです。

ネイルファイルを使って全てを手削りで行うセルフオフには、それに適したネイルファイルの粗さが存在します。

ネイルオフの時間を短縮したいがゆえに、単に目の粗いグリット数のネイルファイルを選ぶと削り過ぎてしまったり、目の細かいものを使うと時間が大幅にかかってしまったりするので注意が必要です。

おすすめのグリット数

エメリーボード、ウォッシャブルファイル、スポンジファイルには、それぞれの役割とグリット数が存在します。

セルフでジェルオフをする際におすすめのグリット数を種類別にご紹介します!

1.エメリーボード(自爪の調整に最適)

おすすめグリット数:200G以上

エメリーボードは自爪に使用することが多いため、グリット数が粗すぎると自爪に負担がかかりすぎてしまいます。

ネイルサロンでは、180Gから200Gのものを使用しますが、自爪が薄い、柔らかい方には、220Gがおすすめです。

2.ウォッシャブルファイル(人工爪の使用に最適)

おすすめグリット数:150G~240G

セルフネイルの際のジェルオフは、ネイルマシンではなく手削りになるため、ウォッシャブルファイルは「目の粗い150G」がおすすめです!

一度ジェルリムーバーを浸した後に残ったジェルや修正等に使用する際は、180Gが最適。
また、自爪のサンディングなど自爪に使用する際は、240Gのものを選ぶといいでしょう♪

3.スポンジファイル(自爪のサンディングや調整に最適)

おすすめグリット数:180G~280G

スポンジファイルも自爪のサンディングから人工爪の調整等に使用できるため、しっかりと傷を入れたいサンディングの時は180Gを、細かい凹凸やガサガサしたところを整えたいときは220Gがおすすめです。

それぞれおすすめのグリット数をご紹介しましたが、自爪が薄い、柔らかい方は、いきなり粗いグリット数のものを選ぶのは避けるのがポイントです。

また、自爪に使用することが少ないウォッシャブルファイルも80Gなど目の粗いものを強い力で使うことで摩擦熱が生じる可能性があるため、注意が必要です。

新品のネイルファイルを使う前は「面取り」必須!

ひらめいたポイントを伝える女性

実は、新品のネイルファイルはすぐに使用することができないことをご存知でしょうか。

意外と知られていない、ネイルファイル使用前に必要な「面取り」について説明いたします。

面取りとは?

「面取り」とは・・
新品のネイルファイルは、角の部分にあたると皮膚が傷ついてしまう危険性があるため、古いネイルファイルとこすり合わせて角を取る作業のことを言います。

この面取りを行うことで角が滑らかになり、安全に使用することができます。

面取りのやり方

面取りのやり方をお伝えいたします!

  1. 使い古したファイルと新品のファイルを用意
  2. 古いファイルで新品ファイルの角を削る

1.使い古したファイルと新品のファイルを用意

用意する道具は2つ
・新品のネイルファイル
・使い古したネイルファイル

を用意しましょう。

2.古いファイルで新品ファイルの角を削る

・削り方
古いネイルファイルで新品のネイルファイルの角を擦るように削ります。
忘れずに左右、上下そして両面を削りましょう。
角を触ってみて皮膚を傷つけない程度の滑らかさになればOKです。

 

ネイルファイルは、使用すればする程滑らかになっていくため、「あまり削れなくなってきたな」と感じてもこのように面取りで使用することができるため、捨てずに取っておくと便利です!

全てのネイル道具を買ったばかりで新品しかない方は、新品同士の角を擦り合わせて面取りすることもOKです。

ちなみに使い古したネイルファイルは、このように目の粗さが跡形もなく、無くなります!

使い古したネイルファイル

使い込んだあとは、面取りに使用できるのは勿論のこと、ほんの少しのガタつきの調整などに意外と使えます!

ジェルをオフする時の正しいファイルの使い方

ネイルサロンでファイリングをする様子

なかなか難しいセルフでのジェルオフ。
正しいネイルファイルの使い方をすれば、ある程度スムーズにオフをすることが可能です。

一般的なジェルオフの工程は、

  1. 150~180Gのウォッシャブルファイルでジェル表面を削る
  2. ジェルリムーバーに浸したコットンを爪の上に置く
  3. 揮発を防ぐためにアルミホイルを巻いて、浸透させる
  4. アルミホイルを外して、ふやけた部分のジェルをこそぎ落としていく
  5. ふやきれないジェルがあれば①~④を繰り返す
  6. 240Gのウォッシャブルファイルやスポンジファイルで自爪の表面を整える

です。

ジェルはどこまで削ればいいか?

セルフジェルオフの際の注意点として、工程1の部分の「ジェル表面」とは、どこまで削るべきなのでしょうか。

理想的なのは、「カラージェルまで削る」ことです!

最初の削りが浅いとジェルリムーバーの浸透が遅いまたは少なく、オフをするのにかなりの時間を要します。

また、時間を短縮したいがために一気にベースジェルまで削ってしまうと自爪まで削ってしまう危険性があります。

そのため、比較的目の粗いネイルファイルでカラージェルまで削ることが理想的です。

ただし、手削りで綺麗にカラージェル全てを削り取るのは難しいため、カラージェルにところどころ穴を開けるように削ることを目安にするのがおすすめです♪

まとめ

タオルに乗った様々なネイルファイル

今回は、主にジェルオフの時に使用するネイルファイルの種類とグリット数の選び方などを解説いたしました。

  • ネイルファイルは、4種類ある
  • エメリーボード:おすすめ200G以上(自爪が薄い方は、220Gがおすすめ)
  • ウォッシャブルファイル:おすすめ150~180G(サンディングには、240Gがおすすめ)
  • スポンジファイル:おすすめ180~280G
  • ネイルファイルを新しく使い始める前には、必ず面取りが必要
  • 自分の爪に合ったネイルファイルと正しい使い方でジェルオフをすることが大切

色々なネイルメーカーから販売されているネイルファイルですが、最近では、100円ショップなどでも簡単に入手できますので今回解説したグリット数を意識して、選んでみてくださいね♪

ネイルファイルの使い方や爪の整え方など、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にして下さい♪

初心者でも安心!ネイルファイルの種類・使い方ガイドト
https://www.nailjoshi.com/66009/







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