近年は自宅でセルフジェルネイルを楽しむ方が増えてきました。
自分で思い思いにネイルを楽しめるのは嬉しいけれど、施術する上での疑問点なども多いのではないでしょうか。
せっかくジェルネイルをするのなら、付けた後もできる限りは長く綺麗な状態を保ちたいですよね。
そこで今回は、セルフジェルネイルの注意点や、ジェルネイルを付けた後のアフターケアなどを解説していきます。
- 押さえておきたいセルフジェルネイルの注意点を解説!
- 1.ジェルネイルを塗る前にネイルケア(プレパレーション)をする
- 2.セルフジェルネイル前にネイルオイルやハンドクリームを使わない
- 3.ベースジェルを必ず塗る
- 4.ジェルネイルは正しい方法でオフをする
- 5.爪や皮膚に異常がある時はネイルをしない
- ジェルネイルを付けた後のアフターケア・注意点を解説!
- 1.ネイルオイルやハンドクリームでこまめに保湿する
- 2.水仕事や掃除はゴム手袋をする
- 3.プール・サウナ・長風呂はジェルネイルが取れやすくなるので注意
- 4.爪先や指先に負担をかけないようにする
- 5.適切な期間でオフor付け替えをする
- まとめ:綺麗な爪とジェルネイルを守るために
押さえておきたいセルフジェルネイルの注意点を解説!
まずは、セルフジェルネイルをする時の注意点から解説していきましょう。
ジェルネイルを美しく仕上げるためには、工程を守って正しく施術を行うことが大切です。
これからセルフネイルを始める方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.ジェルネイルを塗る前にネイルケア(プレパレーション)をする
ジェルネイルを綺麗に仕上げたり、長持ちさせたりするためには、塗布前に行うネイルケア(プレパレーション)がとても重要です。
この工程を省いて、いきなりジェルを塗布しても、爪の表面にしっかりと密着させることができません。
まずは必ず、エメリーボードで自爪の形を整えて、甘皮の処理を行うようにしましょう。
また、使用するジェルの種類によっては、爪表面のサンディングを行う必要があります。
ジェルを塗布する前の詳しいネイルケア(プレパレーション)については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
2.セルフジェルネイル前にネイルオイルやハンドクリームを使わない
ジェルネイルの施術を行う前は、ネイルオイルやハンドクリームを使わないようにしましょう。
手指や爪に水分・油分が残っていると、ジェルを塗布した時に弾いてしまい、持ちも悪くなるので注意が必要です。
事前準備の段階で油分除去を行ったとしても、直前に塗ったネイルオイルやハンドクリームの油分がたっぷり肌に残っていると、完全に除去するのが難しくなります。
ジェルネイルの施術を行う前は、うっかりネイルオイルやハンドクリームを使用してしまわないように気をつけましょう。
3.ベースジェルを必ず塗る
ネイルケア(プレパレーション)が済んだら、次に必ず土台となるベースジェルを塗布していきましょう。
ジェルネイルは、ベースジェル→カラージェルorラメ→トップジェルの順番で塗布するのが基本です。
その中でもベースジェルは、ネイルの持ちを左右する大切な工程なので必ず行うようにしましょう。
いきなりカラージェルやラメを塗布しても、ジェルネイルを長持ちさせることができないので注意してくださいね。
4.ジェルネイルは正しい方法でオフをする
ジェルネイルをオフする際は、必ず正しい方法で行うことが大切です。
ジェルオフは爪に負担がかかりやすい行為なので、できる限りダメージを抑えてあげましょう。
特に気をつけたいポイントは、ジェルネイルの表面をファイルで削る時、自爪にダメージを与えないようにすることです。
ジェルネイルを削りすぎると、自爪まで一緒に削ってしまう可能性があるので注意しましょう。
慣れないうちは、ジェル表面のツヤが消える程度に削るだけでもOKです。
正しいジェルオフの仕方は、以下の記事でチェックしてみてくださいね。
5.爪や皮膚に異常がある時はネイルをしない
グリーンネイルや爪甲剥離症といった爪の病気や、皮膚にアレルギー症状などが出ている時は、ジェルネイルをお休みすることをおすすめします。
爪や皮膚に何らかの異常がある状態でジェルネイルを施すと、悪化したり治るのが遅くなったりすることがあるので注意が必要です。
なお、爪や皮膚に異常がある時は、ジェルネイルだけではなく、マニキュアやスカルプなどを含む全てのネイルをお休みしましょう。
症状を悪化させないためにも、早めに皮膚科へ行くことをおすすめします。
ジェルネイルを付けた後のアフターケア・注意点を解説!
ここからは、セルフやネイルサロンで付けたジェルネイルの注意点や、アフターケアについて解説していきます。
ジェルネイルを付けた後のアフターケアを行うことで、ジェルの持ちや爪・皮膚の状態が良くなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.ネイルオイルやハンドクリームでこまめに保湿する
ジェルネイルを施術した後の爪や甘皮などが乾燥していると、ジェルネイルの持ちが悪くなる可能性があるので、こまめに保湿する習慣を身につけましょう。
施術前とは異なり、施術後はしっかりと爪や皮膚を保湿して、うるおいを与えてあげることが大切です。
ハンドクリームはもちろんのこと、ネイルオイルもドラッグストアやネットショッピングなどで購入することができます。
2.水仕事や掃除はゴム手袋をする
ジェルネイルを長持ちさせるためにも、水仕事や掃除をする時にはゴム手袋をする習慣を身につけましょう。
ジェルネイルは水や湿気に弱い性質であることから、長く水に浸った状態が続くと剥がれる原因になります。
また、素手で掃除や食器用の洗剤などに触れることで指先がひどく乾燥し、ジェルネイルの浮きに繋がる可能性もあるので注意が必要です。
ゴム手袋を使用するだけでもジェルネイルの持ちが良くなることがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
3.プール・サウナ・長風呂はジェルネイルが取れやすくなるので注意
プールやサウナ、長風呂もジェルネイルが剥がれたり浮いたりする原因になるので注意が必要です。
前項と重なる点もありますが、ジェルネイルは水や湿気に弱いという性質があります。
そのため、プールや長風呂で長時間指先が水に触れている状態はあまり好ましくありません。
また、サウナは指先が水に触れることはないものの、高温の場所がジェルネイルにとって良い環境ではないため、持ちを重視する場合は避けたほうが無難です。
4.爪先や指先に負担をかけないようにする
ジェルネイルを綺麗に保つためには、爪先や指先に負担をかけないように気を付けることも大切なポイントです。
爪先でシール剥がしのような作業をしたり、指先を酷使したりすると、先端からジェルネイルが剥がれてしまう可能性があります。
また、爪先や指先を酷使することによって、亀裂や黒ずみに繋がるケースもあるので注意が必要です。
5.適切な期間でオフor付け替えをする
ジェルネイルの適切な付け替え周期は、約3〜4週間に1回です。
どんなに綺麗にジェルが付いている場合でも、長期間そのままにしておくことはおすすめできません。
根元が伸びた状態で放置すると、爪の亀裂に繋がる可能性があります。
また、徐々にジェルが浮きはじめて、そこから雑菌が侵入する恐れもあるので注意しましょう。
爪の衛生面を考えた場合、ジェルネイルは長くとも約1ヶ月以内に付け替えorオフすることをおすすめします。
まとめ:綺麗な爪とジェルネイルを守るために
ジェルネイルは正しい施術やアフターケアを行うことで、より美しくキープできる可能性が高くなります。
また、正しいオフや保湿ケアを徹底すれば、自爪のダメージを最小限に抑えながらネイルを楽しむことも可能です。
水仕事の際にゴム手袋を使ったり、こまめに保湿ケアを行ったりすることは、はじめのうちは面倒だと感じることがあるかもしれません。
しかし、これらが習慣化してくると、無理なく続けることができるようになりますよ。
私も約15年以上、ゴム手袋の使用や保湿ケアを徹底していますが、その甲斐もあって手指や爪の健康はキープできているという実感があります。
皆様も綺麗な爪とジェルネイルを守るために、注意点やアフターケアの徹底をしてみてくださいね!