最近話題のマグネットネイル。独特な光を放つあのアート、あれって一体どうなっているの?と思ったことありませんか?
角度によって光のラインが動いたり、ジュワ~とした質感の何とも言えないグラデーションが浮かび上がったりと、幻想的でとても綺麗ですよね。
磁石でアーティスティックな模様が簡単にできるので、セルフネイルにもぴったりです。
この記事では、マグネットネイルとはどんなものなのか、セルフでのやり方や、人気デザインをご紹介します!
マグネットネイルとは?
出典:www.instagram.com(@nagisa.tanaka)
マグネットネイルとは、どんなネイルのことなのかをまずはご紹介します。
奥行きのある輝きが特徴
マグネットネイルとは、「磁石」を使ってジェルに入っているラメを自在に動かし、模様を作っていくネイルアートを指します。
なぜ磁石で模様が出来るかと言うと、マグネットネイルの中に入っている細かいラメが鉄紛で出来ているため、磁石の磁力に反応するからです。
マグネットネイルの特徴はなんといっても奥行きのある繊細で幻想的な輝きです。
ギャラクシーネイルと呼ばれることもあり、模様の出し方によっては宇宙空間や天の川のような雰囲気を演出することができます。
普通のラメやミラーアート、オーロラアートとは全く違ったキラキラ感を楽しめますよ。
セルフジェルネイルで簡単マグネットネイルのやり方
マグネットネイルはコツを掴めばセルフでも簡単にできます!
ここでは、最近人気を集めているワンカラーマグネットネイルに挑戦しましょう!
用意するもの
- ベースジェル
- ノンワイプトップジェル
- マグネットジェル
- マグネットスティック
- 硬化用ライト
今回マグネットジェルはANNUUM(アニューム)のmilkyway&cat`s eye gelを用意しました!
カラーはG4とG3の2色を使います。
使っているマグネットスティックは廃盤になっていました。
同じ形の商品はこちらで、長方形のマグネットはベーシックな使い方が出来て便利ですよ♪
マグネットネイルのやり方
マグネットネイルのやり方を紹介します!
事前にジェルを塗る前のネイルケアと、ベースジェルを塗って硬化するまで済ませておきましょう!
1.マグネットジェルを爪全面に塗る
ANNUUM(アニューム)milkyway&cat`s eye gelのG3を親指と人差し指に塗ります。
爪全面にムラなく塗り、エッジ(爪先)にも塗り忘れないようにしましょう。
塗り終わったら、ライトで硬化せずに2の手順に移ります。
2.マグネットスティックを4方向から当てる
マグネットスティックを持ち、爪の上下左右からマグネットを当てます。
当てる方向に順番はありません。
マグネットを当てる時は、以下の2つに気をつけましょう!
・マグネットの面を垂直に当てるのではなく、マグネットのフチと爪が平行になるように当てる
・マグネットを当て、3秒くらい待ってから離す。
マグネットスティックをじっくり当てて、ラメが動いたのを確認してくださいね。
キラキラが爪の真ん中に集まったら、ライトで30秒硬化します。
3.2度塗りし、マグネットスティックを4方向から当てる
マグネットジェルは、奥行きを作るためにも2度塗りがおすすめです!
もう一度爪全面に塗って、マグネットスティックで上下左右からラメを動かしましょう。
ラメの動き方が気に入らないときは、ハケで全面をならして、マグネットスティックをもう一度当てれば大丈夫です!
好みのキラキラ感になったら、ライトで30秒硬化しましょう。
4.他の指も1~3の手順を繰り返す
今回は親指、人差し指にmilkyway&cat`s eye gelのG3、中指、薬指、小指にmilkyway&cat`s eye gelのG4を塗りました。
使うカラーは違っても、手順はこれまでと同じです。
1~3の手順を繰り返して、5本全ての爪に塗っていきましょう!
5.ノンワイプトップジェルを塗って完成
最後にノンワイプトップジェルを爪全面、エッジに塗ってライトで硬化すれば完成です!
動かすたびにキラキラがかわいい、ワンカラーマグネットネイルになりました!
おすすめマグネットジェル
様々なメーカーからマグネットジェルが出ているのでおすすめのマグネットジェルをご紹介します。
irogel(イロジェル) ネイルタウンジェル ギャラクシージェル
絶妙なニュアンスカラーや透明感のある上品カラーが豊富なイロジェルのマグネットジェル。
奥行きのある上品なデザインが叶えられます。
Modelones ジェルネイル マグネットジェル
マグネットジェル6色セット。発色が良く、ラメの輝きとツヤ感が長持ちします。
扱いやすい粘度で流れにくく、初心者の方にもおすすめです。
筆を用意しなくて済むポリッシュボトルタイプ。
BORN PRETTY マグネットジェル
使いやすいピンク系、オレンジ系の6色セット。
透明感のある淡いカラーで上品な仕上がりになります。
マグネット付きなのですぐに使用できるのも魅力です。
cat`s eye gel
この記事で使ったANNUUMは、マグネットジェルだけでも様々なシリーズを販売しています。
一番人気はこちらのcat`s eye gelシリーズで、発色がよく単品使いでも映える手元になりますよ♪
マグネットネイルは、使うジェル次第で様々なニュアンスが楽しめます!
ぜひセルフでも挑戦してみてくださいね♪
マグネットネイルの良いところ
マグネットネイルは、細かな鉄粉が含まれているジェルやマニキュアと、専用の磁石を使って模様を描くデザインのことをいいます。
磁石で鉄粉を動かしながら、様々な模様を作ることができるので、デザインの幅が広いことが特徴です。
また、マグネットネイル用のジェルやマニキュアに含まれている鉄粉は、一般的なラメでは出せない、繊細で独特な輝きを放ちます。
パッと目を惹くマグネットネイルは、今っぽくて洗練された印象の指先になりたい方に、おすすめのネイルデザインです。
マグネットネイルが人気の理由
マグネットネイルは、奥行きがあり幻想的な模様が、とてもファッショナブルで可愛いデザインです。
見る角度や光の加減によって、異なった見え方・輝き方をしてくれるので、飽きがこないことも人気の理由といえます。
様々な模様を作れるので、同じマグネットネイルでも、常に新鮮な気分でネイルを楽しめるのも良い点です。
なお、マグネットネイルは、季節を問わず1年を通して楽しむことができますよ。
マグネットネイルの難しいところ
マグネットネイルは、ラメが思うように動かなかったり、安定して同じ模様を作れなかったり、難しいところもあります。
そんな時は、うまくいかない原因を知ることが解決のポイントです。
ここでは、マグネットネイルがうまくいかない原因を解説します。
ラメがイメージ通りに動かない
ラメが思ったように動かない場合は、以下のような原因が考えられます。
- ジェルやマニキュアの塗布量が少ない
- 鉄粉がしっかり撹拌されていない
- 磁石が弱い
鉄粉をきちんと攪拌し、塗布量を増やすことで解決する可能性があります。
磁石の強さも、再度チェックしてみましょう。
安定して同じ模様が作れない
同じ模様が作れない場合は、以下のような原因が考えられます。
- 磁石の距離が近い、もしくは遠い
- 磁石の角度が安定していない
- 磁石と鉄粉の性質・扱いに慣れていない
磁石の距離や、角度を適切に保つことがポイント。
また、「磁石を近づける=鉄粉が逃げるといった、性質を理解することも大切です。
マグネットネイルの失敗しないポイント!
最後にマグネットネイルを失敗しないためのコツやポイントをご紹介します。
使う前によく撹拌する
一般的な磁石でも鉄粉を集めてデザインを作ることは可能ですが、マグネットジェル専用の磁石を使用した方が、形状や磁石の強さも工夫されているので、
よりスピーディーに綺麗なデザインを作ることが出来ます。
マグネットジェル専用の磁石を使う
一般的な磁石でも鉄粉を集めてデザインを作ることは可能ですが、マグネットジェル専用の磁石を使用した方が、形状や磁石の強さも工夫されているので、
よりスピーディーに綺麗なデザインを作ることが出来ます。
磁石を当てる時のコツ
磁石を当てる時のコツは、
磁石と爪の距離、そして磁石を動かす速度です。
距離は後ほど詳しく説明しますので、ここでは速度についてお伝えします。
磁石を動かす速度が早すぎると、鉄粉が目的の位置まで動ききらず思うようなデザインになりません。
ササッと素早く磁石を動かすのではなく、磁石で鉄粉をグーっと追いやるようなイメージでゆっくりと動かすことがポイントです。
こうすることで鉄粉がしっかりと動き、綺麗なデザインをつくることができます。
磁石は爪から1~2cm程度離して使う
磁石と爪の距離は1〜2cm程度が目安です。
近すぎると磁力で鉄粉が沈んでしまい、遠すぎても動きが鈍くなるため、
適度な距離を保ちながら動かすことで綺麗なデザインを作ることができます。
また、マグネットのデザインによっても爪と磁石の距離は多少変化し、
キャッツアイなどのしっかりと鉄粉を集めたデザインは爪とマグネットの距離をやや近めに、
ふんわりとした全体が輝くようなデザインの時には距離をやや遠めにすると良いでしょう。
磁石を当て過ぎて鉄粉が消えてしまった時
磁石を当てすぎて鉄粉が沈んでしまった時は、マグネットジェルに筆をさっと通すことで鉄粉が浮き上がってきます。
またデザインをやり直したい時にも、筆を通して鉄粉を散らばせることで何度でも修正することが可能です。
初心者向け!デザインのやり方とコツ
ここからは、マグネットネイルで人気のデザインのやり方やコツを解説します。
同じマグネットネイルでも、デザインが変われば全く違った印象になるので、よりネイルが楽しくなりますよ。
全体的にフワッと輝やかせたい
ふんわり全体的に輝かせたい場合は、丸い磁石を使います。
コツは、約2〜3cm離れたところから、磁石を短めに当てることです。
長めに当ててしまうと、ふんわり感がなくなってしまうので、気をつけてくださいね。
斜めラインのキャッツアイネイル
キャッツアイは斜めのラインを入れるデザインのことです。
ラインを入れたい場合は、長方形の磁石を使います。
斜めのラインは、爪の表面に対して上から、斜めに磁石を当てることがポイントです。
ラインをふんわりさせたい時は磁石を短めに、クッキリさせたい時は長めに当てましょう。
くるくる光るビー玉ネイル
人気のビー玉ネイルの場合は、丸い磁石を使います。
爪の表面から約1〜2cmくらいの距離で、爪の周りに磁石を当てて、ラメを逃がしましょう。
中央にラメを集めることを意識しながら磁石を当てると、キレイに仕上がります。
光のフレンチネイル
マグネットでフレンチをする場合は、丸と長方形の両方の磁石を使います。
まずは、長方形の磁石でラメを中央に集めましょう。
その後、丸い磁石で根元側から少しずつラメを動かします。
だいたいのフレンチラインができたら、状態に合わせて丸と長方形の磁石を使い、ラインの微調整をしましょう。
真似したい!マグネットネイルの人気デザイン
ここでは、マグネットネイルを取り入れた真似したくなる人気ネイルデザインをご紹介します!
おしゃれなアレンジを紹介するのでぜひ取り入れてみてくださいね。
ワンカラー×マグネットジェル
カラージェルのワンカラーにマグネットジェルを合わせるのは王道のデザインです。
ベースカラーはマグネットジェルのカラーと合わせるとまとまりが合って上品な仕上がりになります。
特にピンクベージュやホワイトはどんなマグネットジェルとも相性が良く、オフィスネイルにもぴったり。
ちょっと個性的な仕上がりにしたい時はブラックやグレージュをベースカラーにするとシックでスタイリッシュな仕上がりになります。
使うマグネットジェルはベースカラーと合わせたものを用意しても良いですし、シアーなホワイトやシルバーのマグネットジェルならどんなカラーとも合わせやすいです。
カラージェルやクリアジェルを複数持っているなら、マグネットパウダーを買って混ぜて使ってみてはいかがでしょうか?
マグネットパウダーは、持っているジェルに混ぜるだけでマグネットジェルにできます。
お気に入りのカラーと混ぜてアクセントにマグネットアートをしてもお洒落に仕上がりますよ。
フレンチ×マグネットジェル
フレンチネイルは上品なデザインなので、マグネットジェルの繊細な輝きとの相性が抜群です。
フレンチライン部分にマグネットジェルを使ったり、ベースカラーに使ったりするだけで華やかな仕上がりになります。
ミラーラインと合わせるとより一層エレガントな指先になるので周囲の視線を集めることができますよ!
出典:www.instagram.com(@aimi.tk_nail)
マグネットジェルのワンカラーに、ホワイトのスキニーフレンチデザインが大人可愛いデザイン!
爪先を人気のバレリーナスタイルにしているので、より華やかでスタイリッシュな雰囲気です。
出典:www.instagram.com(@msk__nail)
シルバーのマグネットジェルのフレンチに、繊細なミラーラインが上品なデザイン!
上品で綺麗めな仕上がりです。
薬指にブリオンが入っているのもアクセントになっています。
出典:www.instagram.com(@sunnybae_nails_mizuki)
大人気のオンブレフレンチデザイン!
ネックレストップにもマグネットジェルが使われていて宝石のようですね。
ブラックの囲みラインもモードな雰囲気でお洒落です。
チークネイル×マグネットジェル
ふわっと爪の中央に色を付けるチークネイルとマグネットジェルを合わせるデザインは、最近の注目トレンドで「純欲ネイル」と呼ばれることもあります。
ワンホンネイルの代表的なデザインでもあり、ネイルサロンでも人気のデザイン。
チークネイルをした後に、マグネットジェルを塗って粒子は爪先が光るように集めましょう。
さらにキラキラのストーンや大きめのパーツをのせれば華やかなネイルに仕上がります。
拭き取り不要のノンワイプトップジェルをつるんとなるように塗り、うるうるに仕上げるのがポイントです。
よくある質問
最後にマグネットネイルに関してよくある質問に回答していきます。
マグネットネイルの持ちはどれくらい?
マグネットネイルの持ちは一般的なジェルネイルと同じと考えてOK!
つまり、3週間~4週間ほど持ちます。
もし持ちが悪い場合は、以下の原因が考えられます。
- プレパレーションがしっかりできていない
- ジェルがエッジに塗れていない
プレパレーションとはジェルを塗る前の下準備のこと。ジェルを塗る前には甘皮処理、サンディング、油分除去の3つの工程をしっかりと行いましょう。
サンディング不要のベースジェルを使用している場合はしなくてOKなので注意してくださいね。
また、ジェルがエッジ(爪先の厚み分)に塗れていないと爪先からジェルが剥がれやすくなります。
ジェルブラシを爪先に引っ掛けるようにしてエッジにもジェルを丁寧に塗りましょう。
マグネットネイルのオフの方法は?
マグネットネイルはジェルの基本的なオフ方法で落とすことができます。
150G程度の目の粗さのネイルファイルで爪の中心、根元、爪先をまんべんなく削り、ジェルリムーバーを染み込ませたコットンを爪の上に置きます。カラージェルまで削るのがスピーディーにオフするポイントです。
アルミホイルで指を巻いて15分ほど時間を置いてから、アルミホイルを外してプッシャーかウッドスティックで落とせばOK。
付け替えない場合はネイルオイルで指先をよく保湿しましょう。
まとめ
難しいイメージがあるマグネットネイルですが、コツさえ掴んでしまえば、素敵に仕上げることが可能です。
塗り方自体は一般的なジェルネイルと変わりませんが、ポイントは磁石の動かし方です。
先端にラメを集めたり、全体を輝かせたりと様々な輝かせ方ができるのでいろいろと試してみてください。
そして、回数を重ねていくうちに、どんどん上達すると思いますよ。
これまでマグネットネイルに苦手意識があった方も、ぜひ積極的にトライしてみてくださいね。
その他、マグネットネイルについて知りたい方はこちら⇓をご覧下さい