自宅ネイルサロンの開業に必要なものリスト | ネイル女子

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今や美容師と同じくらいの職業認知度を獲得しつつある「ネイリスト」。若い世代でもネイリストを目指すために美容専門学校やネイルスクールに通う人が増えています。

そんな憧れの職業ネイリストの働き方ですが、最近は、ネイルサロン勤務だけではなく、「自宅ネイルサロン」を選択する人も多い傾向にあります。筆者である私もまた、自宅ネイルサロンを経営しているひとりです。

そこで今回は、自宅ネイルサロンを開業するにあたって必要なものを細かく解説していきます!

自宅ネイルサロンの開業に必要なもの・ことリスト

ネイルサロンでカウンセリングをする様子

ネイリストになったら、主に

  1. ネイルサロンで勤務する(雇用される)
  2. 自分でネイルサロンを開く(個人事業主になる)

方法があります。

一昔前は、まずネイルサロン経験を経て独立し、店舗などのテナントを借りてネイルサロンをオープンするという形が一般的でしたが、最近では、初期投資の少なさやランニングコストに対するリスクの低さから、「自宅の一部をネイルサロンとして使用する、自宅ネイルサロン」が人気です。

では、実際に自宅ネイルサロンを開業する場合、必要なものや準備しておくべきことを解説していきます。

開業届の提出

自宅ネイルサロンといえども、「集客をして、施術し金銭を頂く」という行為は立派な営業行為にあたります。
しかし、自宅ネイルサロンの場合、誰にも雇用をされていないため、あなたは「個人事業主」ということになります。

個人で事業を開始する際には、必ず「開業届」の提出が必要であるため、最寄りの税務署に行き、開業届を提出しましょう。
開業届の提出は、開業日から1か月以内と定められているので忘れないようにしましょう!(※開業届は、税務署窓口やホームページから入手可能です。)

青色申告承認申請書の提出

個人事業主になった際、税の申告方法は、

  • 白色申告
  • 青色申告

の2パターンあります。

白色、青色の申告をどのように決めるかは事業規模によるのですが、一般的にネイルサロンとして生計を立てていこうと思っている方は、控除額の大きい「青色申告」をおすすめします。
そして、開業届の提出と合わせて「青色申告承認申請書」というものを税務署に提出しましょう。

ネイル施術で使用する必要な道具

自宅ネイルサロンをしようと決めたら必ず「ネイル道具」が必要です。

大まかに説明すると

  • ネイルマシーン
  • ジェル類
  • 筆やファイル類
  • ネイル用硬化ライト
  • アームレスト

などです。

これらは、あなたのネイルサロンの顏になり、なによりの商売道具になります。
設定する料金形態等やコンセプトから、使用するメーカーなどを決めていくといいでしょう。

テーブルやチェアなどの家具

ネイルサロンをするにあたり、ネイル道具と合わせて必要なものが、

  • ネイルテーブル
  • ネイルチェア
  • フット席
  • デスクライト

などの家具です。

これらのネイル家具もコンセプトや予算に合わせて選ぶといいでしょう。

技術の証明になる必要な資格

美容師とは異なりネイリストは、国家資格ではないため、「資格」というものは存在しませんが、資格と同等に扱われる「検定」の級を保持しておくことが望ましいです。

ネイリストの検定関係は、

  • JNECネイリスト技能検定
  • JNAジェルネイル技能検定
  • JNAネイルサロン衛生管理士

の3点です。

ネイリストの多くは、ネイリスト技能検定2級、ジェルネイル技能検定中級以上を保持しています。それぞれ1級、上級は難易度も高く合格率が低い分、もっていると自分の格をあげる証明にもなります。

それぞれの級に合格すると「ディプロマ」という合格証書が発行されるため、これらをお客様の目のつくところに飾ったり、HP等に記載することで安心と信頼のひとつの指標になります。

名刺・チラシ・看板

オープンまでの期間、近隣住民の方にご挨拶も兼ねて「チラシや名刺」をお配りすることでサロンの認知度や信用度UPに繋がります。また、実際に来店された方が迷わないように(自宅ネイルサロンは、マンションの一室や一軒家でするため、多くの方が本当にこの家で合っているか不安になりやすいため)「看板」の設置をしておくのもおすすめです!

来店されたお客様に対して、名刺をお渡しすると信用度も増しますし、チラシを置いておくと気に入ったお客様がお友達などに配布して下さったりと口コミの大切なツールにもなりますよ♪

サイト・SNSアカウント・HPBのページ

ネイルサロンに訪れるお客様の多くは、「インターネット検索」からです。
特に美容系サロンは、ホットペッパービューティーが一強といっても過言ではないほどの集客率を集めています。

ただし、ホットペッパービューティーの契約には、そこそこの初期投資が必要であるため、開業前に話を聞いておくことをおすすめします。
ホットペッパー以外にも無料で使える「エキテン」や比較的掲載料金の低い「ネイルブック」などの広告媒体もありますので検討するといいでしょう。

また、最近ではInstagramなどのSNSアカウントからのご予約も増えています。実際にお店の施術写真などを多く見ることができ、加えて無料で利用できるため、これらSNSアカウントは絶対に利用したいツールです!

そして、最近は需要が少なくなりつつある「ホームページ」ですが、私の意見としてはホームページの作成もおすすめです。
今でも一定数Instagramなどを利用しない方もいて、またホームページがあることでサロンの顏になり、信用度が上がります。

あるとより良いもの

ネイルチップの並んでいる写真

実際に私が自宅ネイルサロンを経営するにあたり、上記で説明してきたものとは別に「あったらいいかも!」と追加で用意したものをお伝えしますね♪

あるとよりお客様が快適に過ごせたり施術が楽になったりするものを紹介してください。各200~300字程度でお願い致します。

ブランケットや荷物入れ

室温の体感は、人によってそれぞれなため、「ブランケット」は追加で用意しました。
特に一軒家などは寒いため、足元をあたためるヒーターやブランケットなどを用意して、施術中も快適に過ごして頂けるように心がけましょう。

また、お客様が荷物を入れることができる「荷物入れ」もあると喜ばれます。
そのほかにも、上着を掛けるハンガーなどもおすすめです。
お客様が快適に過ごすことのできる空間、時間作りを目指しましょう。

ネイル道具の収納

自宅ネイルサロンは公私の切り替えが難しくもあります。
しかし、ネイルサロンとして使用するスペースは大切な仕事部屋になるため、少しでも自分が作業がしやすいように収納も大切です。
収納があることでお客様からみても「清潔感がある」と思われるため、収納を駆使しましょう。

ネイルマシンを使うなら集塵機

ネイルマシンを利用する人は、絶対この「集塵機」の購入をおすすめします!

集塵機は、当初私も用意していなかったのですが、追加で購入しました。
特に最近では、ベースを一層残して施術するフィルインが人気でネイルマシンでの削りの作業も多いです。

ネイルマシンで削ると沢山のダスト(粉)が空気中にもお客様やネイリストの手にもたまりやすいため、集塵機で吸い取るのは必須です!

衛生面や健康面でも、ダストはあまり良くないため、ネイルマシンを使用する方は合わせて集塵機の購入も検討してくださいね♪







まとめ

ネイルサロンで使う道具

今回は、今人気の自宅ネイルサロンの開業時について解説いたしました。

簡単にまとめます。
開業時にすること

  • 開業届の提出
  • 青色申告承認申請書の提出(白色申告の場合も同様)
  • 各種検定を受けること
  • ネイル道具や家具などの準備
  • 名刺、チラシ、看板の準備
  • HPやSNSアカウントの作成

個人事業主になるということで開業届や申告書の提出、毎年の確定申告などの手間はありますが、自宅ネイルサロンにはメリットも沢山あります。
例えば、

  • テナント料などのランニングコストが抑えられる
  • 通勤時間がない分、その間に他の作業ができる
  • 近隣のお客様が多い分、一度リピーターになると離れにくい
  • 近所の方から近所の方へ口コミで広がりやすい

などです。

これから独立をしようと考えている方は、是非自宅ネイルサロンも選択肢に入れてみてくださいね♪

他にも自宅ネイルサロンの開業について知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪

ネイルサロンの開業資金はどれくらい?目安や内訳について解説!
https://www.nailjoshi.com/99785/
自宅でネイルサロンを始めるためのHowto|無資格でもOK?
https://www.nailjoshi.com/94941/







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