足の裏の固い部分の直し方|原因やケア方法を解説 | ネイル女子

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「足の裏にだんだん固い角質が溜まって気になる」
「昔に比べて足の裏が固くなっている」

男女問わずこんな方は多いようです。

足裏に溜まった角質はケアをしないと、タコや魚の目になったり、嫌なニオイの原因や、痛いひび割れになる可能性も・・

この記事では、足の裏の固い部分を直す方法や、足裏が固くなる原因を解説します!
しっかり角質除去して綺麗な足をキープしましょう!

足の裏が固くなる原因

足の裏をマッサージする女性

足の裏が固くなる原因には、以下のようなものが考えられます。

ソールの固い靴や足より大きな靴を履いている

靴のインソールやアウトソールが固く、クッション性が低いと、立っている時や歩いているときに足裏に強い刺激を与えます。
皮膚は刺激を受けると、角質を厚くして皮膚を守ろうとします。
その結果分厚い角質が溜まって足裏が固くなるのです。

女性の場合はピンヒールなどヒールの高い靴はもちろん、ぺたんこなパンプスも足に直接刺激を受けるので足裏が固くなりやすいです。
男性はビジネス用の革靴やカジュアル靴もインソールやアウトソールが固く、足裏に悪影響を及ぼします。

そして、男女問わずサンダルを履いている時も同じことが言えます。
ソールの衝撃が素足に直接響くので、サンダルを履く機会が多いと、足裏が固くなりやすいです。

また、自分の足より大きな靴を履いている方も要注意!
歩いているときに足が靴の中で動いてしまうと、足裏がこすれて角質が溜まりやすくなります。

歩き方の癖・過度な運動

歩き方の癖から、かかとや足指の付け根など一部分に強く負荷がかかっていると、その部分だけ足裏が固くなってしまいます。

大股で歩いている人や、内股、ガニ股で歩いている方は、足の一部分だけ角質が溜まりやすく、タコや魚の目ができる原因にもなります。

また、ランニングなど過度に足に負担をかける運動も足の裏が固くなる原因です。
必要以上の負担がかかると、足を守ろうとして角質が分厚くなるのです。

水虫

水虫というとかゆみや水ぶくれができるといった症状をイメージする人が多いです。
しかし、実際にはかゆみや目立った症状が出ない水虫もあるので注意が必要です。

特にかかとにできる水虫は白く乾燥してカサカサになるといった症状が主です。

かかとの水虫は気が付かず放置してしまう方も多いようなので、かかとのカサつきが治らず気になるという方は皮膚科を受診しましょう。

加齢

足には汗腺がたくさんありますが、加齢によって汗腺は少なくなっていくため、潤いが減ってしまいます。
その結果、足の脂肪自体が固くなって、足の裏が固いと気がつくこともあるようです。

また、加齢によるターンオーバーの遅れが出てくると、角質が溜まって固くなる原因にもなります。
ふわふわの足裏は、脂肪やターンオーバーの働きが正常だからこそキープできると言えます。

その他にも、足の筋肉が減少して足裏が固くなっているということも考えられます。
これには足の筋肉が使われていない他にも、血流の悪化によって筋肉が固くなることもあるようです。

足裏の固い角質の直し方

はじめに、足裏は角質の蓄積だけでなく、タコや魚の目、イボ、水虫などの病気によって固くなることがあります。

これらのケースはセルフで完全に直すのは大変難しいです。
まずは皮膚科を受診し、適切な処置を受けましょう!

そして、溜まった角質によって足裏が固くなったのが確実な場合は、セルフで安全に行える角質ケアをするのがおすすめです!
主なやり方を2つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

足の角質やすりで削る

かかとを角質やすりで削る様子

足の角質ケアといえば、やすりを使って削る方法が思い浮かぶのではないでしょうか?
角質やすりでのケアは最もベーシックな方法ですし、削り落とすので効果もすぐに実感できるのが特徴です。

角質やすりはドラッグストアやネットショップでも気軽に手に入ります。
角質やすりの代わりに軽石を使って削る方法もありますね。

角質やすりや軽石は目が粗いほうがたくさん削れますが、削ったあとがザラザラになったり、削りすぎることもあるので注意が必要です。
はじめて角質やすりを使う方は、削りすぎを防ぐためになるべく目が細かいものを使いましょう。

角質やすりの使い方

角質やすりや軽石は手軽に手に入りますが、使い方を間違えると足を傷つけたり、角質が更に固くなる原因にもなります。
正しいやり方をここで覚えましょう!

  1. お風呂上がりなど皮膚が多少柔らかくなっている状態で行いましょう。
    乾燥している状態や、入浴中は角質やすりを使わないでください。
  2. 固くなっている部分に角質やすりを当てて、軽い力で一定方向に削ります。
    削る方向がバラバラだと、削りムラができやすく、ザラッとした仕上がりになってしまいます。
  3. 固い部分が少し残っているくらいで削るのをストップしましょう。
    削りすぎると皮膚が薄くなって怪我や炎症が起こったり、皮膚を守ろうとしてさらに角質が分厚くなります。
  4. 少し固い部分が残る程度にやすりで削り終わったら、削りカスをはらいます。
    削ったカスが多い時はシャワーで洗い流すのがおすすめ。
  5. 角質やすりを使ったあとは必ず保湿しましょう。
    ボディクリームやボディローションを足元全体に塗って保湿すれば完成です!

スクラブで除去する

カラフルなボディスクラブの容器

ボディスクラブを使って足の角質を少しずつ除去をするのもおすすめな方法です!

ボディスクラブは一般的に「ソルトスクラブ」「シュガースクラブ」などがあり、その他の植物性原材料を使ったジェルスクラブも人気を集めています。
コスメショップでも人気を博しているので、自分で買ったりプレゼントでもらったことがある方も多いのでは?

足の固い角質に使うなら、スクラブの粒がしっかりしている「ソルトスクラブ」がおすすめです!

その名の通り塩の粒が入っており、多少の硬さがあるので角質を少しずつ削り落とすことができます。
使っているとザラザラとした質感が楽しく、足裏をスクラブでこすりながらマッサージすると血流促進にも繋がります。

しかし、ソルトスクラブは塩の粒が刺激になりやすく、肌が弱い方や乾燥肌には向いていません。
お肌が弱い方は「シュガースクラブ」を使ってみましょう!

シュガースクラブはその名の通り砂糖の粒が入っています。
体温で溶けやすく、粒自体の大きさがソルトスクラブよりも小さいので、刺激が少ないのが特徴です。
保湿効果が高いので、敏感肌の方や乾燥肌の方でも使いやすいですよ。

スクラブで角質ケアのやり方

足裏の角質をスクラブでケアするなら、「ボディスクラブ」として売られているものを使いましょう。
フェイススクラブは皮膚が薄い顔用に作られているので、皮膚が厚い足裏には少々物足りない使い心地になりそうです。

  1. ボディスクラブはお風呂に入って体を洗ったあとの濡れた肌に使います。
    肌が乾いた状態ではスクラブが塗りにくいだけでなく、滑りづらくなって肌を傷つける可能性があるので注意しましょう。
  2. ボディスクラブを手に取り、足裏全体に塗り拡げながらマッサージしていきます。
    使用量はパッケージや説明書に書いていることが多いです。
    書いていない場合は、片足につき小さじ1杯くらいがおすすめです
  3. スクラブで肌をゴシゴシとこすらないように、あくまでも優しい力でマッサージするようにこすりましょう。
    かかとや足指の付け根など角質が溜まりやすい部分はもちろん、土踏まずや足の指の間、足の甲の部分まで揉むように塗ってみてください。
    マッサージ効果も相まってむくみが取れやすくなり、血流促進にもなります!
  4. 終わったら、シャワーで優しく洗い流します。
    シャワーの水温は36~38度くらいがおすすめです。
    熱いお湯は肌の皮脂を溶かして洗い流してしまい、乾燥に繋がります。
  5. 終わったら、シャワーで優しく洗い流します。
    シャワーの水温は36~38度くらいがおすすめです。
    熱いお湯は肌の皮脂を溶かして洗い流してしまい、乾燥に繋がります。

スクラブを洗い流したら、タオルで水気をしっかり拭き取りましょう。
その後、ボディクリームなどで足全体を保湿をすれば完了です!

角質ケアのやり方はこちらの記事でも詳しく解説しています♪







足の角質ケアの注意点

注意マークのイメージ

足の角質を除去すると、固い部分がなくなってスッキリしますよね!
しかし、角質除去のやりすぎはNGです。
その他の注意点もいくつかあるので、一つずつチェックしていきましょう!

角質ケアは毎日行わない

角質やすりや、スクラブによる角質ケアは毎日行わないようにしましょう!
どちらも期間を空けて使用する方が効果的ですし、毎日は削り過ぎによる悪影響を及ぼします。

基本的な頻度としては、足裏の状態を加味して以下を参考にしてください。

【角質がガチガチでケアをしてこなかった足裏】
週に1回使用からスタートし、足裏が柔らかくなってきたら2~3週間に1回程度にする。

【角質が少し気になる程度の足裏】
2週間に1回使用からスタートし、足裏が柔らかくなってきたら3~4週間に1回程度にする。

角質やすりやスクラブは商品パッケージに使う頻度が書かれていることもあります。
特に記載が無い場合は、上記を目安にしてみてくださいね。

角質は削りすぎない

角質を一気になくそうとたくさん削るのはNGです!
角質を削りすぎてしまうと、皮膚が薄くなった部分を守ろうとして余計に角質を厚く作ってしまいます。

特に角質やすりは1度に削れる量が多いので、やりすぎてしまわないよう注意しましょう。
角質やすりもスクラブも、使う時は「少し固い部分が残っているかな?」くらいでストップしてください。

ちなみに、ネイルサロンでも足の角質ケアメニューを取り扱っているお店が多いです。
ネイリストももちろん足の角質は1回の施術で削りすぎないようにしています。
これを守ることで、結果的に足の角質が余計に増えるのを防いでいるのです。

角質の特に固い部分は気になってついつい深追いしてしまいがちですが、そこはぐっと我慢して、毎回削りすぎないように気をつけましょう。

角質ケア後は必ず保湿をする

角質ケアをしたあとの足の皮膚は、通常よりも乾燥しやすくなります。
角質ケアをしたら必ずボディクリームやボディローションで保湿しましょう。

そして、角質除去後にかかわらず、保湿ケアは基本的に毎日行ったほうがよいでしょう。
足裏が固くなるのを予防できます。

ボディクリームやボディローションの選び方は、お肌の性質もあるので一概には言えませんが、筆者としては「セラミド」という成分が入っているものがおすすめです。
肌に潤いを与えるだけでなく、バリア機能を整える効果も期待できるので、乾燥しにくいお肌に整えることができます。

角質ができやすい、足裏が固くなりやすいという方は、保湿によってお肌を柔らかくすることも意識しましょう。
肌質はすぐに改善できるものではありませんが、保湿をこまめに続けていくことできっと効果が実感できますよ。

まとめ

プールに入る足元

足の裏が固くなる原因は乾燥だけではありません。

  • 足に合わないサイズの靴を履いている
  • サンダルなどクッション性の低い靴を履いている
  • 歩き方の癖
  • 過度な運動
  • 水虫
  • 加齢

上記のような要素が原因で足裏が固くなってしまうことがあります。

タコや魚の目、悪化した水虫などは、セルフで治すのは大変難しいです。
これらの症状や、「どれに当てはまるのかわからない」という時は皮膚科で医師に相談しましょう。

そして角質が溜まっている場合は、角質やすりやボディスクラブでセルフケアをすることが可能です。
角質ケアの頻度は1週間に1回程度にし、やりすぎないように気をつけましょう。
角質ケア後は保湿をするのも忘れずに!







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