ネイリストの仕事内容!1日の流れ・やりがいとは | ネイル女子

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ネイリストは、「手に職を持つ」という言葉の通り技術職として、今でも人気のある職業です。

最近では「ネイリスト養成科」などのコースを設けている学校も増えてきており、昔に比べ、高校生などの若い世代でも学びやすくなっている印象があります。

特に最近は、ネイルサロン勤務以外にも自宅ネイルサロンという選択肢も増え、「ネイリスト=ネイルの施術」以外にもネイリストの仕事は様々な内容があり、やりがいは人それぞれ。

今回は、実際にサロンワークと自宅サロンを経験した筆者が、ネイリストの具体的な仕事内容や1日の流れなどを解説いたします!

ネイリストを目指している方は、是非最後まで読んでくださいね♪

ネイリストの主な仕事内容は?

お客さんにカウンセリング中のネイリスト

冒頭で軽く触れましたが、「ネイリストの仕事=ネイルの施術」だけではありません。
具体的な仕事内容について解説していきます。

お客様へのネイル施術

ネイリストの仕事内容
1.お客様へのネイル施術

ネイリストの仕事といえばやはり、「お客様へのネイル施術」です。
お客様は皆様、ネイリストに施術して欲しくて来店しているため、お客様ひとりひとりのオーダーに添ったネイルの施術は必要不可欠です。

最近ではセルフネイラーも増えている中、敢えてネイルサロンに来て下さっているお客様に満足してもらえるよう、プロとしてのネイル技術が必要です。

サロンの清掃

ネイリストの仕事内容
2.サロンの清掃

ネイリストは、技術職であるのと同時に接客業とサービス業でもあります。
そのため、出勤時と退勤時には必ず「サロンの清掃」が必要です。

特にネイルサロンなどの美容サロンは、「サロンに来た」という特別感が、日常生活からのリフレッシュや息抜きに感じるお客様もいるため、サロン内の清潔感は必要不可欠です。

また、ネイルサロンは、オフする際のダストや短くするのにカットした爪、アルミホイルやコットンなど色々なゴミが出ます。

こういったゴミやネイル時についてしまった汚れ等は、退勤時だけではなく、一人のお客様の施術が終わり次第、都度都度綺麗にして次のお客様を迎える必要があります。

備品の補充や発注

ネイリストの仕事内容
3.備品の補充や発注

ネイルの施術には、ジェルやエメリーボード、コットン、アルミホイルなど様々な備品が必要になります。

これらは全て消耗品であるため、施術時に使う施術テーブルやワゴン周りへの「補充」と在庫が少なくなってきたら「発注」が必要です。

そのため、定期的に在庫の確認をして、在庫不足にならないようにすることが大切です。

メニューのサンプル作り

ネイリストの仕事内容
4.メニューのサンプル作り

ネイルサロンに来るお客様が、どんなネイルデザインにするかを決めるための「サンプル作り」もネイリストの大切な仕事のひとつです。

最近では、ネットのネイル画像を持ち込む方も多いですが、年配の方や忙しい方などはまだまだネイルサロンにあるサンプルから選ぶことが多いです。

メニューごとのサンプルを作っておくことで、

・ネイルに詳しくないお客様でも分かりやすい
・好みのデザインがあれば単価アップを狙える、リピートに繋がる

などのメリットがあります。

実際に予約が空いている時間帯の多くをサンプル作りに充てるネイリストが多いです。

ブログやSNSの更新

ネイリストの仕事内容
5.ブログやSNSの更新

ネイルサロンの多くはホットペッパーやHP、Instagramなどのサロン公式ページを設けており、ほとんどのお客様がそのどれかを閲覧し、予約に至ります。
そのため、サロンのブログやInstagramなどのSNSの更新は、今や大切な仕事内容のひとつです。

実際にInstagramなどに載せたネイル写真を見て、次はこのデザインにしたい!という方も一定数いるため、自分とお店のファンを増やすためにも「ブログやSNSの更新」は大切です。

ネイル施術の内容

ジェルネイル施術中のネイリストの手元

ネイリストの業務内容について解説しましたが、ネイルの施術内容についてもお伝えします!

現在の主流!ジェルネイル(ハンド・フット)

ネイル施術内容
1.ジェルネイル

ここ数年の主流は、「ジェルネイル」です。
マニキュアとは異なり、強度とツヤがあり、ネイルの持ちも3~4週間(フットネイルの場合、1か月~2ヶ月)と長いため、最近ではネイル=ジェルネイルのイメージが浸透しています。

多くのネイルサロンがジェルネイルのメニューをメインに打ち出しており、ジェルネイル以外のメニュー(マニキュアやスカルプチュア)は設けていないといったところも増えています。

根強く人気があるマニキュア(ハンド・フット)

ネイル施術内容
2.マニキュア

自分で簡単にオフができないジェルネイルと比べ、オフしやすく気軽にできる「マニキュア」も根強い人気があります。

上記で触れたように最近は、ジェルネイル以外のメニューを設けていないネイルサロンも多くありますが、職業柄ジェルネイルができない、ジェルネイルが苦手な方には求められているメニューのひとつです。

ネイルができないお客様へネイルケア

ネイル施術内容
3.ネイルケア

職業柄等でジェルネイルやマニキュアはできないが、爪周りは綺麗にしたいという方には「ネイルケア」のメニューも人気です。

ネイルケアは、

  • 爪の形と長さを整える
  • 甘皮ケア
  • 表面磨き(サロンによる)

です。

ジェルネイルやマニキュアができない方でも、指先に自信を持つことができるように施術することもネイリストの大切な役目です。

ネイルサロンによっては長さ出しやリペア

ネイル施術内容
4.長さ出しやリペア

お客様によっては、爪の長さを出したい方や亀裂が入った爪を修復してほしいという方もいらっしゃいます。

ネイルサロンによっては、そのようなオーダーに応えて「長さ出しやリペア」のメニューを提供する場合があります。

お客様の爪の状態を確認して、日常生活に支障がでない状態に施術を施すこともネイルの施術内容のひとつです。







ネイリストの1日の流れ

カルテを記入するネイリスト

ネイリストの業務内容や施術内容を解説しました。
では、実際にネイリストが出勤から退勤するまでの1日の流れについてお話ししていきます!

オープン準備(清掃・席の用意)

ネイリストの1日の流れ
1.オープン準備

出勤したらまず、サロン全体の清掃、席の用意などの「オープン準備」をします。

筆者がこれまで勤めてきたネイルサロンでは、

  1. 床の掃除機がけ
  2. トイレ掃除
  3. ペーパー類やアルミなど備品の補充
  4. レジ開け
  5. 予約状況の確認

などをしていました。

清掃以外では、5.予約状況の確認は、とても大切です。

「今日どのお客様が、どのメニューで来店されるか」を確認し、リピーターであれば前回来店時のカルテに目を通してから接客に入るのが望ましいです。

お客様へのネイル施術・接客

ネイリストの1日の流れ
2.お客様への施術と接客

実際にお客様が来店されたら、「施術と接客」をします。

具体的に説明すると、

  1. 来店されたお客様へのお声かけ
  2. お席への案内
  3. 挨拶
  4. 予約内容の確認
  5. 施術内容の確認
  6. 施術しながらの会話
  7. 仕上がりの確認

などです。

空き時間にSNSやブログの更新

ネイリストの1日の流れ
3.空き時間にSNSやブログ更新

前述した通り、予約がない時間帯は、「SNSやブログの更新」をして新規客の獲得やファンを広げる作業をします。

見ている方は定期的にサイトを確認しているため、こちらも間隔をあけずに定期的に更新することが大切です。

また、大きく予約があいている時は、ブログやInstagramのストーリーや投稿に「本日〇時枠空いています!ご案内可能です!」と呼びかけることで、問い合わせや来店に繋がることも。

空き時間にサンプルチップの制作

ネイリストの1日の流れ
4.空き時間にサンプルチップの制作

こちらも前述通り、空き時間には「サンプルチップの制作」をします。

サンプルは多ければ多いほど、お客様にとっては選べるデザインが広がり、お客様に「ここのネイルサロンは沢山サンプルがある」と思っていただくことで飽きがこず、ネイルサロンにとってもメリットがあります。

また、ネイルデザインのトレンドには流行があるため、最新デザインの練習も兼ねて、サンプルチップを作るのも効率的でおすすめです。

クローズ作業(席の片付け・レジ締め)

ネイリストの1日の流れ
5.クローズ作業

全てのお客様が終わり、閉店時間が近づくと「クローズ作業」に入ります。

主なクローズ作業は、

  1. 作業台周りの片付け
  2. サロン内の清掃<
  3. レジ締め(売上管理)

です。

クローズ作業で大切なのは、レジ締めです。1日の売上とレジ金に相違がないかをきちんと確認することが大切です。

ネイリストの仕事のやりがいは何?

サンプルを選ぶお客さんと接客するネイリスト

ネイリストの仕事のやりがいは、どんなことがあるでしょうか。

現役ネイリストとしてまず第一に挙げられるのが、「ネイルの施術=達成感」です。

多くのネイリストは、ネイルをすることが好き!というのが大前提にありますが、ネイル施術以外で筆者が感じてきた「ネイリストのやりがい」をいくつか紹介させていただきます。

お客様の笑顔や喜び

ネイリストの仕事のやりがい
1.お客様の笑顔や喜び

長くネイリストをしてきた筆者ですが、未だにお客様が毎月ネイル後の仕上がりを見て、笑顔で喜んでくださっている姿を見るたびに「ネイリストになってよかったー!」と感じます。

これには、

・自分の施術に満足して下さった喜び
・お客様が喜んで下さっていることへの喜び

があります。

たかがネイルですが、手は自分の身体の中で一番目に入る箇所であり、指先が綺麗になることで仕事など日常生活へのモチベーションアップに繋がります。

お客様が、日常の楽しみや気分転換にネイルを楽しんで下さっていることが、ネイリストとして「誰かの役に立っている」証拠であり、ネイリストとしてのやりがいです!

自分の努力次第でスキルアップできる

ネイリストの仕事のやりがい
2.自分の努力次第でスキルアップできる

ネイリストは、技術職です。技術があって初めて土俵に立てる仕事です。

現段階でネイリストは国家資格ではありませんが、同等のネイル検定等が存在します。

また、ネイルデザインのトレンドはどんどん変わっていくため、ネイリストとして時代とともにアップデートしていくことが求められます。

自分の努力次第でどこまででもスキルアップすることができる点も、ネイリストのやりがいのひとつと言えます。

自分のアイディアは反映されやすい

ネイリストの仕事のやりがい
3.自分のアイディアは反映されやすい

多くの一般企業において一社員のアイディアを反映させることはハードルが高いです。

ネイルサロンは接客業であるため、基本的に少人数で店舗を回すことが多いのが特徴。
お客様のためにより良いサロンを目指すためのアイディアであれば反映されやすい傾向にあります。

例えば、予約管理の仕方や店内の配置等。
また、自分が制作したネイルのサンプルチップからオーダーが入った場合もこれに該当します。

自分が考えたものや生み出したものを誰かに選んでもらうことは、ネイリストとして嬉しい場面のひとつですよ♪

ネイリストに求められるスキルとは

ネイルケア中のネイリストの手元

ネイリストのやりがいをお話してきましたが、最後にネイリストに求められるスキルについてお伝えしておきます。

人と会話するコミュニケーション能力がある

ネイリストに必要なスキル
1.コミュニケーション能力

前述してきた通り、ネイリストは技術職であり、接客業でもあるため、お客様と会話するコミュニケーション能力も必要不可欠です。

ひとえにお客様といっても、お話が好きな方もいれば、静かに過ごしたい方も。

最低限の挨拶や確認以外を除き、緊張している方や話したくない方もいらっしゃるため、お客様の雰囲気からその方が居心地のいい時間を提供できるような接客力が必要です。

特にネイルサロンは、お客様とネイリストが近い距離で長時間過ごすため、一定の技術があれば、ネイルの仕上がりよりもネイリストとの相性やサロン全体の雰囲気で決める方が多く、接客力も大切なスキルです。

細かい作業を続ける体力や集中力がある

ネイリストに必要なスキル
2.体力と集中力

ネイルの施術やサンプルチップの作成、備品の補充(アルミホイルのカット、ワイプのカット)などに挙げられるように、ネイリストの仕事は細かい作業ばかりです。
また、それを数時間続けて行う必要があるため、その分体力と集中力が求められます。

1人目のお客様では集中できていたが、5人目になると疲労もあり集中できず満足な仕上がりにならない・・では済まないため、常に万全な仕上がりにできるよう、体力と集中力はとても大切です。

トレンドに気づき取り入れる向上心がある

ネイリストに必要なスキル
3.向上心

ネイルデザインのトレンドは、時代とともに移り変わります。
特にここ数年、ミラーネイルやマグネットネイルの普及など、新しい技術が増えており、流行りのデザインも日々変化し続けています。

ネイルは、季節に応じても流行りが変わるため、常にトレンドに気付き、それを取り入れる(練習する)向上心が必要です。

いつまでも一昔前のネイルデザインばかりを陳列しているネイルサロンでは、特にトレンドの敏感な若い世代からの支持を得ることができないため、常に自分自身のアップデートとスキルアップが大切です。

まとめ

カルテを持ち接客するネイリスト

今回は、ネイリストの仕事内容ややりがいについて細かく解説いたしました!

簡単にまとめます。

1.ネイリストの仕事

  • お客様への施術(ジェルネイル、マニキュア、ネイルケア等)
  • SNSやブログの更新
  • サンプルチップ作り

2.ネイルサロンの1日の流れ

  • オープン準備(清掃、予約状況の確認等)
  • お客様の施術と接客
  • 空き時間を利用したSNS更新やサンプルチップ作り
  • クローズ作業(片付け、レジ締め等)

3.ネイリストのやりがい

  • お客様が喜んでくだること
  • 自分の努力次第でスキルアップできる
  • 自分のアイディアが反映されやすい

4.ネイリストに必要なこと

  • コミュニケーション能力
  • 体力と集中力
  • 向上心

ネイリストには、施術の技術以外にも求められるスキルや仕事が様々あります。

全てに長けている必要はないですが、あくまでも対人である接客業であることを意識して、お客様に居心地よく過ごしていただける空間つくりと安心して通っていただく技術が求められます。

最後に長くネイリストをしている筆者は、「お客様の人生に関わらせて頂ける」という点も大きなやりがいのひとつだと感じています。

大げさな言い方かもしれませんが、長くお任せ頂くことで成人式や結婚式など人生の転機を迎えるお客様から、大切な記念日のネイルをお任せ頂くと、とても嬉しい気持ちになります。

ネイリストは、お客様へ技術を提供することがなによりの仕事ですが、接客や施術を通して学ぶ機会も多くあるとても魅力的な仕事です!

ネイリストの資格やネイルスクールが気になる方はこちらの記事をチェック!







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