ジェルネイルのリペアとは?サロンのやり方から爪を健康に保つ方法 | ネイル女子

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セルフネイルやネイルサロンでジェルネイルを楽しむ方が多い近頃。

ジェルネイルの付け替え時期より前に「爪に亀裂が入ってしまった!」「ジェルネイルが少し浮いてきてしまった!」などのトラブルに悩まされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

付け替え時期前にネイルトラブルがあった場合、実は付け替えを早める前に「ネイルリペア」という方法もあるのはご存知ですか?

今回は、ジェルネイルのリペアについて、ネイルサロンでのやり方から自爪を健康に保つ方法まで解説いたします!

ネイルリペアの基礎知識

中指の爪が欠けた手

まず始めに冒頭で軽く触れた、ネイルリペアとは・・
ジェルネイルに亀裂が入ったり、ジェルネイルが浮いてしまったなどのネイルトラブルの際に、ネイルオフをするのではなく、その箇所のみを修復や補強をするネイル技術のことを指します。

多くのネイルサロンには、ジェルネイルのお直しルール(無償お直し期間など)が設けられており、保証期間を過ぎた場合でもリペアのみで施術を受けることが可能です。

そのため、付け替え時期よりも早くジェルネイルに不具合が起きた場合でも、焦って付け替えを早めず、ネイルリペアが可能か問い合わせるのもアリですよ◎

自爪のリペアとは?

上記で説明したジェルネイルのリペアとは別に、自爪のリペアというものも存在します。

自爪のリペアとは・・
自爪に亀裂が入って折れたり、縦に割れたりしている場合に修復や補強をするネイル技術です。

自爪に亀裂などが入っている場合、そのままの状態でいると生活に支障が出たり、またはそのままジェルネイルを施すとトラブル箇所から浮いたり折れたりする可能性があるため、まずは自爪のリペアが必要となります。

▪️自爪リペアの相場

ネイルサロンで自爪リペアをしてもらう場合、リペアの方法や料金はネイルサロンによって異なります。

どの程度のリペアが必要か、自爪の状態により前後はしますが、平均的な相場では、1本当たり500円~1000円であるネイルサロンが多いでしょう。

ジェルネイルのリペアとは?

前述の通り、ジェルネイルのリペアとは、不具合が起きているジェルネイルの箇所を修復・補強を施すことです。

長くネイリストを経験している筆者の見解では、オフをすることなく一部を削って修復することが可能な場合、一度オフをして付け直しが必要な場合(トラブルのある箇所のみ)など、状態によってリペアのやり方も異なります。

例えば、ジェルネイルが浮いている場合は、浮きが少しの範囲や根元のみであれば、その部分のみを削って上からジェルネイルを塗布で完了しますが、反対にジェルネイルの下の自爪に亀裂が入っている場合などは、一度オフをして自爪のリペア+ジェルネイルのやり直しといった工程が必要になります。

▪️ジェルネイルリペアの相場

前述したようにジェルネイルのリペアは、リペアを要するネイルの状態によってやり方が異なります。

ネイルサロンによって変動はありますが、平均的な相場は、1本あたり500円~1500円程だと言われています。

筆者のネイルサロンのように「お直し(リペア)は、前回の金額の1本分の料金」と定めているところもあれば、「リペア=一律500円~1000円」などと定めているところも。

また、ジェルネイルのリペア+自爪のリペアが必要な場合は、両方の施術代金が発生する場合もあるため、要確認です。

(例)自爪のリペア500円+ジェルネイルのリペア500円、など。

リペアに必要な道具

机にな並んだネイル道具
ネイルリペアに必要な道具は、

  • シルクラップ:自爪に亀裂などが入っている場合にその箇所を補強する役割
  • ネイルグルー:シルクラップや自爪の亀裂などを固める役割
  • レジン:シルクラップを固める役割
  • アクティベーター:レジンの乾きを速める役割

レジンは、ネイルグルーよりもシルクラップに浸透しやすいため、補強箇所が目立ちにくくなりますが、乾燥までに少し時間がかかるため、アクティベーターという液状のスプレーを吹きかけることで乾燥時間を短縮することが可能です◎

また亀裂とは異なり、もし自爪が折れて長さ出しが必要となった場合は、

  • ネイルフォーム
  • アクリルモノマー
  • アクリルポリマー
  • ジェルスカルプ

など、
長さ出しの材料が必要です。

この場合、長さ出し=スカルプチュア(人工爪)の技術が必要であり、リペア料金も異なってきます。

セルフでもリペアはできる?

ネイルサロンには行かず、セルフネイルでもネイルリペアはできるのでしょうか。

答えは、YESです!

上記のように必要な道具があれば、セルフでもネイルリペアは可能です◎

基本的にセルフネイルでのリペア方法もネイルサロンで行うリペアと変わらない工程が必要となりますが、少しの亀裂程度の場合、まずはネイルグルーを数回塗布するだけでも応急処置にはなりますよ♪

ネイルサロンで行うリペアの方法

ネイルサロンでネイルをする女性

前述してきましたが、リペアを要する箇所の状態やネイルサロンによって、ネイルリペアの方法は異なります。

一般的にネイルサロンでよく行われるリペア方法について、3つ解説いたします!

1.グルー、レジン+シルクラップを使ったリペア方法

自爪の亀裂などによく使われるのが、このネイルグルーもしくはレジン+シルクラップを使用するリペア方法です。

一般的なネイルリペア(自爪リペア)のやり方としては、

  1. 亀裂箇所などに合わせてシルクラップをカットする
  2. ネイルグルーもしくは、レジンを使用してシルクラップを自爪に貼りつける(はみ出し厳禁)
  3. 乾燥させる
  4. ②~③を数回繰り返す
  5. ファイリング(表面や長さ、形を整える)をする

になります。

2.ジェル+シルクラップを使ったリペア方法

上記のネイルグルーやレジンではなく、ジェルを使用し行うリペアの方法です。

工程としては、
ネイルグルーorレジンをジェルで代用し、ライトで硬化します。

ジェルの場合は、数回繰り返すと分厚くなってしまうため、基本的には1回で行い、ファイリング後に通常のジェルネイルの手順に入ります。

3.アクリルを使ったリペア方法

自爪の長さ出しに必要なアクリル(モノマー+ポリマー)がある場合、それらを用いて自爪の亀裂を補強することも可能です。

アクリル剤は、強度が期待できるため、実際に私も大きな亀裂などに対しては、アクリルを用いてのリペアをしています!

アクリルを使用する場合。

  1. 修正箇所の油分をしっかり除去する(プライマーの塗布がおすすめ)
  2. アクリルを適量筆に取り、修正箇所の上にかぶせて滑らかにする
  3. 表面をならし、ファイリングをする

また、上記で説明した通り、自爪の長さ出しが必要な場合には、アクリルもしくはジェルスカルプチュア、ネイルフォームなどの道具が必要となります。







ネイルサロンで行うリペアの方法

ネイルサロンで爪を削る手

さて、ネイルリペアのやり方や必要な道具について説明してきましたが、実際にネイルにトラブルが発生した場合、その状態によっては、急を要するときもあります。

割れや亀裂に気がついたらすぐにリペアする

ジェルネイルをしている自爪が割れたり、亀裂に気がついた場合は、すぐにリペアをしましょう!!

自爪の亀裂や割れは、日常生活で引っかかりの原因になったり、最悪の場合、その箇所から自爪が折れてしまう危険性があります。

長い爪の先端部分であれば折れても短く切ればいいのですが、爪の白い部分とピンクの部分のちょうど境目には、「ストレスポイント」という負荷がかかりやすく、亀裂が入りやすい箇所があります。

このストレスポイントに亀裂が入ると、折れてしまった時に深爪になり過ぎたり、肉の部分が露出する状態になったりと痛みを伴う場合があるため、要注意です。

こんな時の対処法は?

右手でOKをする女性

自爪の亀裂以外にもネイルのトラブルはありますよね。
実際に起きやすいトラブルの対処法を2つお伝えします!

ジェルネイルの浮きが気になる

ジェルネイルの浮きが気になる場合は、
ジェルネイルの浮きが広範囲でない場合は、オフせずに「ネイルリペア」で対処可能◎

浮いている箇所のみをネイルマシンやエメリーボードなどで削り取って、上から削った部分を修復するようにジェルネイルを塗布すれば完了です。

(ただし、セルフでネイルの浮きに対してリペアを行う場合は、浮いている箇所のみを削る技術が必要になるため、基本的には1本全てオフしてやり直すのが無難です。)

爪が伸びた場合

自爪が伸びた場合は、
毎回オフを手間や自爪への負担を考え、「フィルイン」で新しいデザインにすることも可能◎

フィルインとは、ベースジェル一層を残し、そこから上を削り、新しくデザインをやり直す技術です。

特にここ数年、ジェルネイルをオフする際に使用するアセトンなどのリムーバーの肌への負担軽減や、自爪の負担軽減を考え、フィルインで施術をするネイルサロンも増えています。

ただし、フィルインもベースジェル一層残しの削りの技術が必要で、更にネイルの浮きがないことが絶対条件となるため、セルフネイル時には少々難易度が高めです。

まとめ

ピンクのネイルをした手

今回は、ジェルネイルにありがちなトラブルの際のリペアについて、詳しく解説いたしました。

簡単にまとめます。
ジェルネイルや自爪に不具合が起きた場合
・オフだけでなく、リペアで修復や補強が可能
・亀裂や補強は危険性があるため、すぐにリペアが必要
・リペアは、必要な道具と技術があれば、セルフネイルでも可能

自爪の亀裂時などのリペアに必要な道具は
・シルクラップ
・ネイルグルーorレジン
・アクリル
・ジェル

となり、状態によって使い分けてOK

ジェルネイルを続けているとなんらかのトラブルが発生することがありますが、上でも説明した通り、ネイルサロンの多くは「お直しルール」を設けているため、焦らずネイルサロンに問い合わせましょう。

無料の保証期間がない場合でも、「リペア」のみでも施術を受けることはできるため、すぐに全てを付け替えなくてOKです!

ジェルネイルの理想の付け替え周期は、3~4週間です。

それよりも早い周期での付け替えは、自爪の負担が増すため、付け替え時期よりも早くにトラブルが発生した場合は、リペアをうまく活用し、自爪の健康を保ちながらジェルネイルを楽しんで下さいね♪

フットネイルのリペアについてはこちらの記事で解説してます!

フットネイルのリペア方法が知りたい!足の爪が割れた時もネイルしても大丈夫?
https://www.nailjoshi.com/33097/







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